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1979/12/21 第91回国会 参議院 参議院会議録情報 第091回国会 本会議 第1号
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1979/12/21 第91回国会 参議院

参議院会議録情報 第091回国会 本会議 第1号

#1
第091回国会 本会議 第1号
昭和五十四年十二月二十一日(金曜日)
   午前十時三分開議
    ━━━━━━━━━━━━━
#2
○議事日程 第一号
  昭和五十四年十二月二十一日
   午前十時開議
 第一 議席の指定
    ━━━━━━━━━━━━━
○本日の会議に付した案件
 一、日程第一
 一、常任委員長辞任の件
 一、常任委員長の選挙
 一、特別委員会設置の件
 一、裁判官訴追委員予備員辞任の件
 一、裁判官訴追委員予備員の選挙
 一、請暇の件
 一、財政再建に関する決議案(中山太郎君外七
  名発議)(委員会審査省略要求事件)
 一、昭和四十二年度以後における国家公務員共
  済組合等からの年金の額の改定に関する法律
  等の一部を改正する法律案(第九十回国会内
  閣提出衆議院送付)
 一、昭和四十二年度以後における公共企業体職
  員等共済組合法に規定する共済組合が支給す
  る年金の額の改定に関する法律及び公共企業
  体職員等共済組合法の一部を改正する法律案
  (第九十回国会内閣提出衆議院送付)
 一、昭和四十四年度以後における農林漁業団体
  職員共済組合からの年金の額の改定に関する
  法律等の一部を改正する法律案(第九十回国
  会内閣提出衆議院送付)
 一、昭和四十四年度以後における私立学校教職
  員共済組合からの年金の額の改定に関する法
  律等の一部を改正する法律案(第九十回国会
  内閣提出衆議院送付)
 一、昭和四十二年度以後における地方公務員等
  共済組合法の年金の額の改定等に関する法律
  等の一部を改正する法律案(第九十回国会内
  閣提出衆議院送付)
 一、北西太平洋のソヴィエト社会主義共和国連
  邦の地先沖合における千九百七十七年の漁業
  に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共
  和国連邦政府との間の協定の有効期間の延長
  に関する議定書の締結について承認を求める
  の件(衆議院送付)
 一、日本国の地先沖合における千九百七十七年
  の漁業に関する日本国政府とソヴィエト社会
  主義共和国連邦政府との間の協定の有効期間
  の延長に関する議定書の締結について承認を
  求めるの件(衆議院送付)
     ―――――・―――――
#3
○議長(安井謙君) これより会議を開きます。
 日程第一 議席の指定
 議長は、本院規則第十四条により、諸君の議席をただいまの仮議席のとおりに指定いたします。
     ―――――・―――――
#4
○議長(安井謙君) この際、お諮りいたします。
 運輸委員長三木忠雄君から、常任委員長を辞任いたしたいとの申し出がございました。
 これを許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○議長(安井謙君) 御異議ないと認めます。よって、許可することに決しました。
     ―――――・―――――
#6
○議長(安井謙君) つきましては、この際、欠員となりました運輸委員長の選挙を行います。
#7
○中野明君 運輸委員長の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
#8
○野呂田芳成君 私は、ただいまの中野君の動議に賛成いたします。
#9
○議長(安井謙君) 中野君の動議に御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○議長(安井謙君) 御異議ないと認めます。
 よって、議長は、運輸委員長に黒柳明君を指名いたします。
   〔拍手〕
     ―――――・―――――
#11
○議長(安井謙君) この際、特別委員会の設置についてお諮りいたします。
 沖繩及び北方問題に関する対策樹立に資するため、委員二十名から成る沖繩及び北方問題に関する特別委員会を、
 災害に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十名から成る災害対策特別委員会を、
 当面の物価等に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十名から成る物価等対策特別委員会を、
 公職選挙法改正に関する調査のため、委員二十名から成る公職選挙法改正に関する特別委員会を、
 科学技術振興に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十名から成る科学技術振興対策特別委員会を、
 航空機輸入に関し徹底的に調査し、その真相を解明するため、委員二十五名から成る航空機輸入に関する調査特別委員会を、
 公害及び環境保全並びに交通安全に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十五名から成る公害及び交通安全対策特別委員会を、
 また、エネルギーに関する諸問題を調査し、総合的かつ長期的な対策樹立に資するため、委員二十五名から成るエネルギー対策特別委員会を、それぞれ設置いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○議長(安井謙君) 御異議ないと認めます。よって、沖繩及び北方問題に関する特別委員会外七特別委員会を設置することに決しました。
 本院規則第三十条により、議長は、議席に配付いたしました氏名表のとおり特別委員を指名いたします。
    ―――――――――――――
   議席に配付し 氏名表は左のとおり
○沖繩及び北方問題に関する特別委員(二十名)
      稲嶺 一郎君    大鷹 淑子君
      岡田  広君    上條 勝久君
      北  修二君    志村 愛子君
      高橋 誉冨君    西村 尚治君
      堀江 正夫君    増岡 康治君
      粕谷 照美君    川村 清一君
      野田  哲君    山崎  昇君
      相沢 武彦君    二宮 文造君
      立木  洋君    渡辺  武君
      喜屋武眞榮君    柿沢 弘治君
○災害対策特別委員(二十名)
      上田  稔君    梶木 又三君
      金丸 三郎君    坂野 重信君
      坂元 親男君    鈴木 正一君
      田代由紀男君    田原 武雄君
      戸塚 進也君    前田 勲男君
      青木 薪次君    案納  勝君
      松本 英一君    村沢  牧君
      吉田忠三郎君    太田 淳夫君
      原田  立君    小巻 敏雄君
      柄谷 道一君    山田  勇君
○物価等対策特別委員(二十名)
      衛藤征士郎君    小林 国司君
      斎藤栄三郎君    山東 昭子君
      下条進一郎君    夏目 忠雄君
      藤井 裕久君    真鍋 賢二君
      増田  盛君    最上  進君
      大森  昭君    田中寿美子君
      高杉 廸忠君    広田 幸一君
     目黒今朝次郎君    桑名 義治君
      渡部 通子君    小笠原貞子君
      木島 則夫君    江田 五月君
○公職選挙法改正に関する特別委員(二十名)
      小澤 太郎君    金丸 三郎君
      小林 国司君    郡  祐一君
      鈴木 正一君    竹内  潔君
      中西 一郎君    中村 啓一君
      中村 禎二君    原 文兵衛君
      小野  明君    片山 甚市君
      宮之原貞光君    村田 秀三君
      多田 省吾君    三木 忠雄君
      内藤  功君    田渕 哲也君
      円山 雅也君    青島 幸男君
○科学技術振興対策特別委員(二十名)
      熊谷  弘君    源田  実君
      後藤 正夫君    下条進一郎君
      玉置 和郎君    中山 太郎君
      永野 嚴雄君    長谷川 信君
      望月 邦夫君    山崎 竜男君
      福間 知之君    松前 達郎君
      森下 昭司君    吉田 正雄君
      塩出 啓典君    渋谷 邦彦君
      藤原 房雄君    佐藤 昭夫君
      中村 利次君    柿沢 弘治君
○航空機輸入に関する調査特別委員(二十五名)
      浅野  拡君    岩崎 純三君
      遠藤 政夫君    長田 裕二君
      亀長 友義君    熊谷  弘君
      田原 武雄君    戸塚 進也君
      成相 善十君    二木 謙吾君
      降矢 敬義君    森下  泰君
      山本 富雄君    穐山  篤君
      久保  亘君    寺田 熊雄君
      野田  哲君    矢田部 理君
      黒柳  明君    中尾 辰義君
      矢原 秀男君    神谷信之助君
      橋本  敦君    三治 重信君
      市川 房枝君
○公害及び交通安全対策特別委員(二十五名)
     久次米健太郎君    佐々木 満君
      高平 公友君    中村 禎二君
      秦野  章君    原 文兵衛君
      平井 卓志君    福島 茂夫君
      藤井 丙午君    二木 謙吾君
      降矢 敬雄君    宮田  輝君
      山内 一郎君    赤桐  操君
      小山 一平君    坂倉 藤吾君
      瀬谷 英行君    戸叶  武君
      阿部 憲一君    上林繁次郎君
      小平 芳平君    沓脱タケ子君
      山中 郁子君    柳澤 錬造君
      前島英三郎君
○エネルギー対策特別委員(二十五名)
      岩動 道行君    河本嘉久蔵君
      熊谷太三郎君    古賀雷四郎君
      田代由紀男君    高橋 圭三君
      竹内  潔君    野呂田芳成君
      林  寛子君    福岡日出麿君
      真鍋 賢二君    三浦 八水君
      吉田  実君    阿具根 登君
      小柳  勇君    対馬 孝且君
      浜本 万三君    丸谷 金保君
      塩出 啓典君    中尾 辰義君
      馬場  富君    市川 正一君
      下田 京子君    向井 長年君
      秦   豊君
     ―――――・―――――
#13
○議長(安井謙君) この際、お諮りいたします。
 中尾辰義君から裁判官訴追委員予備員を辞任いたしたいとの申し出がございました。
 これを許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○議長(安井謙君) 御異議ないと認めます。よって、許可することに決しました。
     ―――――・―――――
#15
○議長(安井謙君) つきましては、この際、
 裁判官訴追委員予備員一名の選挙を行います。
#16
○片岡勝治君 裁判官訴追委員予備員の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
#17
○野呂田芳成君 私は、ただいまの片岡君の動議に賛成いたします。
#18
○議長(安井謙君) 片岡君の動議に御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#19
○議長(安井謙君) 御異議ないと認めます。
 よって、議長は、裁判官訴追委員予備員に広田幸一君を指名いたします。
     ―――――・―――――
#20
○議長(安井謙君) この際、お諮りいたします。
 加瀬完君から病気のため三十日間請暇の申し出がございました。
 これを許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#21
○議長(安井謙君) 御異議ないと認めます。よって、許可することに決しました。
 これにて休憩いたします。
   午前十時九分休憩
     ―――――・―――――
   午後二時七分開議
#22
○議長(安井謙君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、お諮りいたします。
 中山太郎君外七名発議に係る財政再建に関する決議案は、発議者要求のとおり委員会審査を省略し、日程に追加してこれを議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#23
○議長(安井謙君) 御異議ないと認めます。よって、本案を議題といたします。
 まず、発議者の趣旨説明を求めます。中山太郎君。
   〔中山太郎君登壇、拍手〕
#24
○中山太郎君 ただいま議題となりました財政再建に関する決議案につきまして、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党及び民社党を代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。
 案文を朗読いたします。
    財政再建に関する決議案
  国民福祉充実に必要な歳入の安定的確保を図るとともに、財政によるインフレを防止するためには、財政再建は、緊急の課題である。
  政府が閣議決定により昭和五十五年度に導入するための具体的方策として、これまで検討してきたいわゆる一般消費税(仮称)は、その仕組み、構造等につき十分国民の理解を得られなかつた。従つて財政再建は、一般消費税(仮称)によらず、まず行政改革による経費の節減、歳出の節減合理化、税負担公平の確保、既存税制の見直し等を抜本的に推進することにより財源の充実を図るべきであり、今後、景気の維持、雇用の確保に十分留意しつつ、歳出、歳入にわたり幅広い観点から財政再建策の検討を進めるべきである。
   右決議する。
 以上であります。
 提案の趣旨は案文の中に盛られているとおりでありますので御了承願います。
 何とぞ御賛同あらんことをお願い申し上げます。(拍手)
#25
○議長(安井謙君) これより採決をいたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#26
○議長(安井謙君) 総員起立と認めます。よって、本案は全会一致をもって可決されました。
 ただいまの決議に対し、大蔵大臣から発言を求められました。竹下大蔵大臣。
   〔国務大臣竹下登君登壇、拍手〕
#27
○国務大臣(竹下登君) ただいまの財政再建に関する決議に対しまして、政府の所信を申し述べます。
 政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨に十分配意して、歳出、歳入、両面にわたり幅広い観点から財政再建を進めてまいる所存であります。(拍手)
     ―――――・―――――
#28
○議長(安井謙君) この際、日程に追加して、
 昭和四十二年度以後における国家公務員共済組合等からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案
 昭和四十二年度以後における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合が支給する年金の額の改定に関する法律及び公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案
  (いずれも第九十回国会内閣提出衆議院送付)
 以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#29
○議長(安井謙君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。内閣委員長古賀雷四郎君。
   〔古賀雷四郎君登壇、拍手〕
#30
○古賀雷四郎君 ただいま議題となりました二法案につきまして、内閣委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 共済関係二法案は、国家公務員及び公共企業体の各共済組合から支給する既裁定の年金につきまして、恩給における措置にならい、本年四月分以降約三・六%増額するとともに、退職年金等の最低保障額及び寡婦加算の額の引き上げ等の措置を講ずるほか、国家公務員共済組合及び公共企業体の共済組合の年金制度の現状にかんがみ、退職年金等の支給開始年齢の引き上げ、減額退職年金制度の改正、高額所得者に対する退職年金の支給制限等の措置を講じようとするものであります。
 以上のほか、国家公務員共済関係法案におきましては、自衛官等に対する特例年金制度の廃止等の措置を講ずることといたしております。
 なお、二法案とも、衆議院において、退職年金等の支給開始年齢の引き上げ及び減額退職年金制度の改正措置の実施日を原案より六ヵ月繰り下げて「昭和五十五年七月一日」とする所要の修正が行われております。
 委員会におきましては、以上二法案を一括して審査し、退職年金等の支給開始年齢引き上げの理由、減額退職年金制度のあり方、長期給付費用の国庫負担等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲りたいと存じます。
 質疑を終わりましたところ、二法案に対して日本共産党を代表して山中委員より退職年金等の支給開始年齢の引き上げ及び減額退職年金制度の改正規定を削除する旨の修正案が提出されました。
 次いで討論に入りましたところ、日本共産党を代表して山中委員より、原案に反対、修正案に賛成する旨の発言があり、順次採決の結果、山中委員提出の修正案は否決、二法案は多数をもって衆議院送付案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、二法案に対し、林ゆう理事から、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、民社党、参議院クラブ、新自由クラブ共同提案に係る共済組合制度の充実を図るための附帯決議案が提出され、全会一致をもって当委員会の決議とすることに決定いたしました。
 以上御報告申し上げます。(拍手)
#31
○議長(安井謙君) これより両案を一括して採決いたします。
 両案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#32
○議長(安井謙君) 過半数と認めます。よって、両案は可決されました。
     ―――――・―――――
#33
○議長(安井謙君) この際、日程に追加して、
 昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案(第九十回国会内閣提出衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#34
○議長(安井謙君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。農林水産委員長青井政美君。
   〔青井政美君登壇、拍手〕
#35
○青井政美君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。
 本法律案は、国家公務員共済制度等に準じて、既裁定年金の額の引き上げ、最低保障額の引き上げ等により、給付水準の引き上げを行うとともに、退職年金等の支給開始年齢の引き上げ、高額所得者に対する退職年金等の支給制限、退職一時金制度の廃止等の措置を講じようとするものであります。
 委員会におきましては、定年延長と団体職員の待遇、労務管理、国庫補助と財政状況、退職年金等の支給開始年齢の引き上げ、年金の給付内容、最低保障額、遺族年金の給付の引き上げ等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知を願いたいと存じます。
 質疑を終わりましたところ、日本共産党河田委員から修正案が提案され、討論に入り、日本共産党下田委員から原案に反対の意見が述べられ、続いて採決の結果、河田委員提出の修正案は賛成少数をもって否決、本法律案は賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 また、本法律案に対し、全会一致をもって、給付に要する経費に対する国の補助率を引き上げること等八項目の附帯決議を行いました。
 以上でございます。(拍手)
#36
○議長(安井謙君) これより採決をいたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#37
○議長(安井謙君) 過半数と認めます。よって、本案は可決されました。…
#38
○議長(安井謙君) この際、日程に追加して、
 昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案(第九十回国会内閣提出衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#39
○議長(安井謙君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。文教委員長大島友治君。
   〔大島友治君登壇、拍手〕
#40
○大島友治君 ただいま議題となりました法律案につきまして、文教委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 本法律案は、国公立学校における教職員の年金の額の改定に準じて、私立学校教職員共済組合が支給する年金の額及び最低保障額の引き上げを図るとともに、退職年金等の支給開始年齢の引き上げ、減額退職年金制度の改正など、国家公務員共済組合の年金制度の改正に準じた措置を講じようとするものであります。
 なお、衆議院におきまして、退職年金等の支給開始年齢の引き上げ等の実施期日を原案より半年間おくらせ、昭和五十五年七月一日とする旨の修正が行われております。
 委員会におきましては、長期給付の掛金率の推移と今後の見通し、国庫補助率の引き上げ、日本私学振興財団及び都道府県の助成の拡充等に関する附帯決議の実施状況、年金支給開始年齢の引き上げ及び減額退職年金制度改正の影響と対策、短期給付の充実の必要性等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願いたいと存じます。
 質疑を終わり、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して小巻委員より原案に反対する旨の発言があり、退職年金の支給開始年齢等を現行どおりとする旨の修正案が提出されました。
 次いで採決の結果、小巻委員提出の修正案は否決、原案は賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。
 なお、本法律案に対し、高橋委員より、日本共産党を除く五派共同提案に係る私学共済組合の年金制度の充実を図るための附帯決議案が提出され、全会一致をもって委員会の決議とすることに決定いたしました。
 以上御報告申し上げます。(拍手)
#41
○議長(安井謙君) これより採決をいたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#42
○議長(安井謙君) 過半数と認めます。よって、本案は可決されました。
     ―――――・―――――
#43
○議長(安井謙君) この際、日程に追加して、
 昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案(第九十回国会内閣提出衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#44
○議長(安井謙君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。地方行政委員長後藤正夫君。
   〔後藤正夫君登壇、拍手〕
#45
○後藤正夫君 ただいま議題となりました法律案につきまして、地方行政委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。
 この法律案は、地方公務員共済組合の退職年金等について、恩給の改善措置に準じ、既裁定年金の額の引き上げ等の措置を講ずることとするほか、退職年金等の支給開始年齢の引き上げ、減額退職年金制度の改正、高額所得者に対する退職年金の支給制限、退職一時金制度の廃止、警察職員に対する特例年金制度の廃止等の措置を講ずるとともに、地方議会の議員及び地方団体関係団体職員の年金制度についても所要の改正を行おうとするものであります。
 なお、先国会衆議院において退職年金等の支給開始年齢の引き上げ及び減額退職年金制度の改正の実施期日について、政府原案におきましては「昭和五十五年一月一日」と定められておりましたのを「昭和五十五年七月一日」に改める等の修正が行われております。
 委員会におきましては、年金制度の改善措置等について熱心な質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知を願います。
 質疑を終わりましたところ、神谷委員より日本共産党を代表し、退職年金等の支給開始年齢の引き上げ等に関する改正部分を削除しようとする修正案が提出されました。
 討論に入りましたところ、日本共産党を代表して神谷委員より、修正案に賛成、原案に反対の意見が述べられました。
 討論を終わり、採決の結果、修正案は賛成少数をもって否決され、本案は賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、本案に対しては、支給開始年齢の引き上げに当たっては退職勧奨年齢等を段階的に引き上げるよう指導に努めること等十項目にわたる附帯決議を行っております。
 以上御報告いたします。(拍手)
#46
○議長(安井謙君) これより採決をいたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#47
○議長(安井謙君) 過半数と認めます。よって、本案は可決されました。
 これにて休憩いたします。
   午後二時二十七分休憩
     ―――――・―――――
   午後四時七分開議
#48
○議長(安井謙君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、日程に追加して、
 北西太平洋のソヴィエト社会主義共和国連邦の地先沖合における千九百七十七年の漁業に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定の有効期間の延長に関する議定書の締結について承認を求めるの件
 日本国の地先沖合における千九百七十七年の漁業に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定の有効期間の延長に関する議定書の締結について承認を求めるの件
  (いずれも衆議院送付)
 以上両件を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#49
○議長(安井謙君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。外務委員長石破二朗君。
   〔石破二朗君登壇、拍手〕
#50
○石破二朗君 ただいま議題となりました議定書二件につきまして、外務委員会における審議の給過と結果を御報告いたします。
 一昨年五月に署名されました北西太平洋のソ連の地先沖合いにおける一九七七年の漁業に関するソ連との協定及び一昨年八月に署名されました日本国の地先沖合いにおける一九七七年の漁業に関するソ連との協定の有効期間は、今日まで二度にわたって延長されましたが、その有効期間はいずれも本年末に満了することとなっております。今回の二つの議定書は、両協定の有効期間を明年末までさらに一年間延長するとともに、明後年以降の問題に関して明年十一月二十四日までに会合し協議することを定めたものであります。
 なお、明年のソ連の二百海里漁業水域におけるわが方の漁獲割り当て量とわが国の二百海里漁業水域におけるソ連の漁獲割り当て量は、それぞれ七十五万トン及び六十五万トンと定められております。
 委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知を願います。
 本日質疑を終え、別に討論もなく、採決の結果、両件はいずれも全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。
 以上御報告いたします。(拍手)
#51
○議長(安井謙君) これより両件を一括して採決いたします。
 両件を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#52
○議長(安井謙君) 総員起立と認めます。よって、両件は全会一致をもって承認することに決しました。
 本日は、これにて散会いたします。
   午後四時十二分散会
ソース: 国立国会図書館
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