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1949/04/04 第7回国会 参議院 参議院会議録情報 第007回国会 本会議 第38号
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1949/04/04 第7回国会 参議院

参議院会議録情報 第007回国会 本会議 第38号

#1
第007回国会 本会議 第38号
昭和二十五年四月四日(火曜日)
   午後一時二十八分開議
    ━━━━━━━━━━━━━
 議事日程 第三十六号
  昭和二十五年四月四日
   午前十時開議
 第一 中小企業の設備資金融資に関する陳情(委員長報告)
 第二 中小企業の金融難打開に関する陳情(委員長報告)
    ━━━━━━━━━━━━━
#2
○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
     ―――――・―――――
#3
○議長(佐藤尚武君) これより本日の会議を開きます。
 この際、宣告をいたすことがございます。議長は、小川友三君が昭和二十五年度一般会計予算外三件の審議に際し、会議の基本的原則を無視して、委員会における表決及び本会議における討論と相反する表決を本会議において行うと共に、この間極めてまじめさを欠く発言をなしたことは、議院の体面を汚した行動と認め、これを懲罰事犯として懲罰委員会に付託いたします。
     ―――――・―――――
#4
○議長(佐藤尚武君) この際、日程第一、中小企業の設備資金融資に関する陳情、及び日程第二、中小企業の金融難打開に関する陳情を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○議長(佐藤尚武君) 御異議ないと認めます。先ず委員長の報告を求めます。通商産業委員会理事玉置吉之丞君。
    ―――――――――――――
   〔玉置吉之丞君登壇、拍手〕
#6
○玉置吉之丞君 只今上程せられました陳情二件に関します通商産業委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。
 陳情文書表第七十九号の中小企業の設備資金融資に関する陳情、この陳情の趣旨は、昭和二十四年九月二十八日、日銀政策委員会の国債買入操作により主として地方銀行を通じて二十億円を中小企業設備資金として融資することに決定したとの通知に接して、群馬県当局は中小企業庁の指示により、企業合理化に要する設備資金を調査し、融資対策工場五十工場を選定し、金融機関に対してこれが推進方を要望したが、金融機関は官庁の選定には制約されることなく、自主的立場から融資対策を個別的に検討の上実施すべきであるとの見解を表明し、両者の間には相当見解に相違点があつて、中小企業設備資金の斡旋は実行不可能となり、中小企業行政に與える影響も大きいから、選定工場に融資せられるよう特別の処置をとられたいとの趣旨であります。本陳情に対しては政府より中小企業対策につき説明を聽取いたしました。委員会におきましては愼重審議の結果、願意の大体は妥当なるものと認めまして、議院の会議に付して内閣に送付すべきものと決定いたしました。
 次に陳情文書表第百二十一号、中小企業の金融難打開に関する陳情、本陳情は見返資金中より融資を増額し、融資に当つては貸付金額の相当部分を政府において損失補償すること、又商工組合中央金庫に対する政府出資の増額及び債券発行等の方法により資金を豊富にすることと共に、これを中小企業合理化のため長期貸付運用すること、及び中央金庫法を改正して個々の企業者に対しても直接融資できるようにすることなどの処置をとられたいとの趣旨でありまして、本陳情の趣旨は妥当なるものと認めまして、議院の会議に付して内閣に送付すべきものと決定いたした次第であります。
 以上御報告を終ります。(拍手)
#7
○議長(佐藤尚武君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。これらの陳情は委員長報告の通り採択し、内閣に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔総員起立〕
#8
○議長(佐藤尚武君) 総員起立と認めます。よつてこれらの陳情は全会一致を以て採択し、内閣に送付することに決定いたしました。
 本日の議事日程はこれにて終了いたしました。明日は午前十時より開会いたします。議事日程は決定次第公報を以て御通知いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後一時三十四分散会
     ―――――・―――――
○本日の会議に付した事件
 一、議員小川友三君を懲罰委員会に付託の件
 一、日程第一及び日程第二の陳情
ソース: 国立国会図書館
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