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1979/12/11 第90回国会 参議院 参議院会議録情報 第090回国会 地方行政委員会 第2号
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1979/12/11 第90回国会 参議院

参議院会議録情報 第090回国会 地方行政委員会 第2号

#1
第090回国会 地方行政委員会 第2号
昭和五十四年十二月十一日(火曜日)
   午前十一時四分開会
    ―――――――――――――
   委員の異動
 十二月七日
    辞任         補欠選任
     赤桐  操君     志苫  裕君
     丸谷 金保君     野口 忠夫君
    ―――――――――――――
  出席者は左のとおり。
    委員長         後藤 正夫君
    理 事
                衛藤征士郎君
                金丸 三郎君
                佐藤 三吾君
                神谷信之助君
    委 員
                加藤 武徳君
                金井 元彦君
                鈴木 正一君
                山内 一郎君
                小山 一平君
                志苫  裕君
                野口 忠夫君
                阿部 憲一君
                上林繁次郎君
   衆議院議員
       地方行政委員長
       代理       石川 要三君
   国務大臣
       自 治 大 臣  後藤田正晴君
   政府委員
       自治省行政局公
       務員部長     宮尾  盤君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        高池 忠和君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○昭和四十二年度以後における地方公務員等共済
 組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一
 部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送
 付)
○高校増設のため地方税財政制度改善に関する請
 願(第一四三号外六件)
○肢体障害者の駐車許可証に関する請願(第二五
 八号)
○継続審査要求に関する件
○継続調査要求に関する件
    ―――――――――――――
#2
○委員長(後藤正夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
 まず、委員の異動について御報告いたします。
 去る七日、赤桐操君及び丸谷金保君が委員を辞任され、その補欠として志苫裕君及び野口忠夫君が選任されました。
    ―――――――――――――
#3
○委員長(後藤正夫君) 次に、昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
 まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。後藤田自治大臣。
#4
○国務大臣(後藤田正晴君) ただいま議題となりました昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。
 この法律案は、地方公務員共済組合の退職年金等について、さきに、第八十八回国会で成立いたしました恩給法等の一部を改正する法律による改正内容に準じ、その額の引き上げ等の措置を講ずることとするほか、地方公務員共済組合の年金制度の現状に顧み、退職年金等の支給開始年齢の引き上げ、高額所得者に対する退職年金の支給制限、退職一時金制度の廃止等の措置を講じようとするものであります。また、地方議会議員の退職年金等についてもその額を改定するとともに、地方団体関係団体職員の年金制度について地方公務員共済組合制度の改正に準ずる所要の措置を講じようとするものでございます。
 次に、この法律案の概要について御説明申し上げます。
 第一は、地方公務員共済組合制度の改正に関する事項についてであります。
 まず、その一は、地方公務員共済組合が支給する退職年金等について、恩給の増額改定の措置に準じ、その額を引き上げることであります。すなわち、昭和五十三年三月三十一日以前に給付事由が生じた退職年金等について、本年四月分から平均約三・六%増額するとともに、昭和五十二年度の退職者のうち同年度中に改正が行われた給与条例等の給料に関する規定の適用を受けずに退職した者に係る年金額の改定について特例措置を講ずることとしております。
 その二は、恩給における最低保障額の引き上げ及び老齢加算の改善に伴い、退職年金等の最低保障級を引き上げるとともに年金条例職員期間等を有する八十歳以上の老齢者に係る退職年金等の算出率の特例について改善することとしております。
 その三は、遺族年金に係る寡婦加算の額を遺族の置かれている特別な事情にかんがみ、年額一万二千円引き上げることとしております。
 その四は、退職年金等の支給開始年齢について、年金受給者の高齢化等に対応して、地方公務員共済組合の将来にわたる年金財政の健全性の確保を図ること等の見地から、現行の五十五歳を六十歳に引き上げることとしております。
 なお、この支給開始年齢の引上げについては、組合員の老後の生活設計等も考慮し、段階的に引き上げていくという経過措置を講ずることとしております。
 その五は、高額所得を有する退職年金受給者について、年金の一部の支給を停止することとしております。
 その六は、減額退職年金の受給を選択できる場合を、原則として、五十五歳からに限定するとともに、減額率についても保険数理に適合するものに改めることとしております。
 なお、これらの改正についても、所要の経過措置を講ずることとしております。
 その七は、すでに通算年金制度が樹立されていることから、現行の退職一時金制度を廃止することとし、別途、厚生年金の脱退手当金と同様の制度を設けることとしております。
 その八は、公庫等に出向する職員について、現在の厚生年金と共済年金の二重加入の状態を解消するため、五年を限り、公庫等に出向している期間については共済組合の組合員とすることとしております。
 その九は、長期給付における公的負担について、当分の間の措置として、総財源の一%相当を特別に負担することとしております。
 その十は、職員に該当しない地方公務員で特定の事務に従事していたものから引き続いて同一の職務に従事する職員となった者について、時限的に、特例年金制度を創設することとしております。
 以上のほか、特別の事情により公務上死亡した者の遺族の範囲の緩和、警察職員に対する特例年金制度の廃止、掛金及び給付額の算定の基礎となる給料の最高限度額の引き上げ等所要の改正を行うこととしております。
 第二は、その他の年金制度等の改正に関する事項であります。
 すなわち、地方議会議員共済会が支給する退職年金等について、その額の増額改定を行うとともに、地方団体関係団体職員の年金制度について、地方公務員共済組合制度の改正措置に準じて所要の措置を講ずることとしております。
 以上が昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案の提案の理由及びその内容であります。
 何とぞ慎重御審議の上、速やかに御可決下さいますようお願い申し上げます。
#5
○委員長(後藤正夫君) 本案は、衆議院において修正議決されております。この際、衆議院における修正部分について、衆議院地方行政委員長代理理事石川要三君から説明を聴取いたします。石川要三君。
#6
○衆議院議員(石川要三君) ただいま議題となりました昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、衆議院における修正の趣旨及び内容を御説明申し上げます。
 まず、修正の趣旨につきまして申し上げますと、御承知のとおり、政府原案は、すでに第八十八回国会において成立いたしております恩給法等の改正内容に準じて年金額の引き上げを行うとともに、年金制度の改正として年金の支給開始年齢の引き上げ等を行うものであります。
 そのうち、支給開始年齢の引き上げにつきましては、高齢化社会の到来を迎え、また、年金財政の将来を展望いたしますと、制度改正もやむを得ないものと思われるのでありますが、諸般の情勢により法律の成立がおくれました関係から諸準備に要する時間的余裕を保ち、制度の急変を避けて共済組合制度の円滑な運営を図るため、その施行を若干おくらせる必要があると認め、修正を行うことといたしたものであります。
 次に、修正の内容を申し上げますと、政府原案においては退職年金等の支給開始年齢の引き上げ等の実施期日は、昭和五十五年一月一日と定められておりましたのを昭和五十五年七月一日に改めるとともに、これに伴いまして所要の規定の整理を行うこととしております。
 以上が修正の趣旨及び内容であります。
 何とぞ、皆様方の御賛同あらんことをお願い申し上げます。
#7
○委員長(後藤正夫君) 以上で説明の聴取は終わりました。
 ちょっと速記をとめてください。
  〔速記中止〕
#8
○委員長(後藤正夫君) 速記を起こしてください。
    ―――――――――――――
#9
○委員長(後藤正夫君) 次に、請願の審査を行います。
 第一四三号高校増設のため地方税財政制度改善に関する請願外七件を議題といたします。
 これらの請願につきましては、便宜理事会で協議いたしました結果、第一四三号高校増設のため地方税財政制度改善に関する請願外六件は議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものとし、第二五八号肢体障害者の駐車許可証に関する請願は保留とすることに意見が一致いたしました。
 つきましては、理事会の申し合わせどおり決定することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○委員長(後藤正夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○委員長(後藤正夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#12
○委員長(後藤正夫君) 次に、継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。
 昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案につきましては、閉会中もなお審査を継続することとし、本案の継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○委員長(後藤正夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○委員長(後藤正夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#15
○委員長(後藤正夫君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
 地方行政の改革に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#16
○委員長(後藤正夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#17
○委員長(後藤正夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
   午前十一時十六分散会
     ―――――・―――――
ソース: 国立国会図書館
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