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1947/10/03 第1回国会 参議院 参議院会議録情報 第001回国会 図書館運営委員会 第4号
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1947/10/03 第1回国会 参議院

参議院会議録情報 第001回国会 図書館運営委員会 第4号

#1
第001回国会 図書館運営委員会 第4号
  付託事件
○國会図書館の構想並びに運営に関す
 る陳情(第七十九号)
○國会図書館設立促進に関する件
  ―――――――――――――
昭和二十二年十月三日(金曜日)
   午後一時五十五分開会
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○國会図書館設立促進に関する件
  ―――――――――――――
#2
○委員長(羽仁五郎君) それではこれから開会いたします。今日おはかりいたしたい問題は、第一に現在の図書館を夕方まで開いておくこと、それから第二に、これは新しい問題でありますけれども、重要法案などがだんだん出て參りますし、議員の調査活動を助けるために、この図書館運営委員会が政府の方面で相当の調査を纏めておられて、そういう資料があれば正式にこちらへ必ず貰つて、議員の参考に供するというようなことを考えて頂いた方がよくはないかと思うのでありましてそれについての問題、それから三番目に館長選任の問題についての中間報告、最後に將來の國会図書館の資料の一部として図書を購入する、その問題について。大体以上の四つでございますが尚その他に問題がございましたら………。第一の問題は、議員の便宜を図るために現在四時まで開かれております參議院の図書館の時間を延長するということにつきまして、この前大体御決定を見た訳ですが、それの技術的の問題その他についてどういうふうにできるか、調査課の方から報告を聞いていただきたいと思います。
#3
○参事(内田明君) 委員会の御希望によりまして、今月の一日から、從來四時までの時限を七時までに延長いたしまして、係が二人ずつそれまでは必ず付いておることになつております。しかしそれは議員の方と、專門調査員の方に限ります。
#4
○委員長(羽仁五郎君) これはまだ知らない方が沢山あろうかと思いますがどういう方法がよろしいですか。
#5
○金子洋文君 社会党では掲示されております。
#6
○堀眞琴君 各室に掲示したらよいと思います。
#7
○委員長(羽仁五郎君) 各派及び各控室に掲示する。ではそういう方法によつて皆さんにお知らせいたします。尚これは念のために申上げて置きますがこれは労働組合に利用されるといけないから、給與その他のこともよく考えていただいて……それではそういうふうにしていただきたいと思います。それからその次が第二の問題でありますが、重要法案が続々提出される。それについて法案の形を成すその一歩手前の資料などで、各官廳で一應形に纏められた資料などを議員の參考に……將來國会図書館ができますれば、そこでそういうものをこちらに備えられることになる訳でありますが、今それまでの間でも、それを一應両院の図書館に必ず配付を受ける。そうして議員の各位の研究の便宜を図るということが望ましいのではないかと考えられますが、皆樣のお考はいかがですか。
#8
○金子洋文君 結構だと思いますね。
#9
○堀眞琴君 是非そういうことをやつていただきたいと思いますね。例えば外務省あたりの調査課で調査しておるものとか、大藏省あたりで調査しておるものとか、相当我々參考になる資料が沢山あると思うのですが、まあ大藏省や外務省あたりに若干の関係のある人は、その方面でそういう資料を貰つて來ておる人もありますけれども、一般の議員は大体余り縁故がないですから、結局そんな立派な資料が手に入らんということになる。是非共そういうものを図書館に備えと、誰でも我々がそれを立法の参考にするということがよい。これは進んで図書館の方に配付を受けるように御盡力を願いたいと思います。
#10
○委員長(羽仁五郎君) 各委員会からもそういう交渉をしておられると思うのですが、必ずしも所属委員だけの研究で十分できない場合も随分いるのではないか。その他の所属委員会以外の問題についても、本会議においてやはり表決的責任上調査の必要を感じておられるのではないか、本格的に國会図書館ができれば、國会図書館の中で國会図書館自身が調査研究をやる訳ですが、現在のところでは調査研究の機関がこちらにないから、一應安本なり、物價廳なり、今の外務省、大藏省なりで調査しておるもので、多少纏つただけのものは、いずれもその方面で、二部或いは三部とか、或は五部とか、或は二十部とか、三十部とか、印刷をされるその際に二部余計印刷をされて、それを配付されたいというように希望してみたらよいと思います。
   〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
#11
○徳川宗敬君 大変結構なお考ですがそれは政府の方へ唯依頼して置いてもなかなか集まらないと思います。こちらから積極的に調査課の方が集められなければならない。それから各委員会ともどういう関係でこれを進めて参りますか、そんな点については御意見いかがですか。
#12
○堀眞琴君 各委員会と連絡を取ることも必要ですが、私は衆議院の図書館運営委員会の方と連絡を取られて、そうして官廳発行のそういう資料は大体漏れなく図書館の方に保存するという建前で積極的に要求されるのがよいのじやないかと思います。
#13
○委員長(羽仁五郎君) 從來はどの程度まで官廳のそういうものはこちらへ來ておりますが、事務局の方へ……。
#14
○説明員(鬼塚明治君) 國会法百五條によりまして、官廳の刊行物は少しでも早く納めて貰つた方がよいと思いまして、正式に各省に宛てて書類を出しまして、約三ケ月位前から各省からぼつぼつ刊行物が入つております既に先程お話になりましたように、こちらから積極的に働き掛けなければなかなか得られない状態だと思いまして、できるだけ積極的にやつておりますが、一應又ここでその点をはつきりしていただきますれば、尚我々としては仕合せだと思います。
#15
○金子洋文君 それでは附帶希望として申上げたいのですが、休会中は從來の慣習だと官報が議員に配付されておつたということを聞いておりますが、休会中官報は是非議員に配付して貰うよう図書館の委員の方に希望して貰いたいと、委員長の方に希望して貰いたいということを傳えられております。それはどうでしようか、やはり從來の休会中は官報は配られてなかつたのですか。
#16
○徳川宗敬君 從來は休会中は官報は配られていなかつたように記憶しております。最近のように、ずつと続いて、会期が延長に延長を重ねて來ることになると、殆ど全部手て入るようになりますけれども、休会の長い間は確か頂かなかつたように記憶しております。
#17
○委員長(羽仁五郎君) これは休会中といえども官報の必要があるわけですから、どういうわけでそういうことになつておつたのでしようか、大した技術上の困難もないように思われますし、どういうふうにこれを実現するようにいたしますか。
#18
○堀眞琴君 その問題は、両院議長から総理大臣なり或いは内閣宛てに、休会中というども議員に官報を一部づつそれぞれ配布すべしというような要求を出されるように、あなたから議長にお話になつた方がいいのじやないですか。官報を取れ扱うのはやはり図書館の、仕事の中に入るのですか、官報を配布するのは……。
#19
○委員長(羽仁五郎君) それはそうじやないけれども、図書に関係しておるから……。
#20
○徳川宗敬君 今のお話は大変御尤もと思いますけれども、図書館運営委員会で扱うべき問題じやないと思います。むしろ議院運営委員会、うちらの方で扱うべきことじやないかと思います。
#21
○堀眞琴君 私はそういう意味で、両院議長の方に委員長からことことをお話になつて、議長から政府の方に要求される、こういう具合にしたらいかがかと思います。
#22
○委員長(羽仁五郎君) それでも議院運営委員会の方に希望を傳えて、そうして議長の方からそういうことを実現して頂くようにいたします。
 それから第三の問題は、將來の國会図書館のための図書として、成るべく早くいろいろな資料、図書を購入して置いた方がよろしいわけですが、その方面の調査も調査課で進めておりますが、國会図書館に購入を希望せられておる向きもありますので、これらの図書について、これは國会図書館が購入することに適当な図書であるか、又その評價はどの程度であるかということについてお諮りをいたしたいと思います。ここに幾つか出ております図書目録及びその評價については、調査課で一應の調査をしておりますが、これについては後で打合せ会の所にでも御相談申上げることにいたします。
 それでは次の問題に移りまして、アメリカのコングレス・ライブラリーから、我々の図書館設立に対するアドヴアイサーが來られる。その時日を正確なところを知りたいと思つて、いろいろ努力いたしましたのですが、正確な時日がはつきりしないのですが、早ければ一二週間中に到着されるかも分りません。大体コングレス・ライブラリーの相当の責任を持つておられる方が一人と、それからあと二人、三人見えまして、滯在期間は約一ケ月の予定だというように承知しておりますから、その期間をできるだけ有効にしますために、そのアドヴアイサーの日本滯在中に、どういう日程を以てしたらよろしいか、この日程についてお考え願うことをこの前にお願いして置きましたが、大体まず第一に、國会図書館に関して、その機能、或いはその内容、次にその実際の活動の状況というようなものについて、直接それを運用しておられる方々からの可なり詳細な話を伺うというようなことは、当然しなければならんことであります。それから日本の現在の図書館事業の状態というものを視て頂くということも非常に必要であろうと考えられますので、そういう各方面の図書館の視察をして頂く。大体そんなようなことが考えられておりますが、尚この日程について御意見を伺ひたいと思います。
#23
○小林勝馬君 そのことは、先般委員長に御一任申上げたように思いますけれども、そうではなかつたのでございますか。先方の御樣子なりその他を勘案して頂いて、委員長において一つ然るべく日程を組んで頂くようにお願いしたように私記憶しておりますが。
#24
○委員長(羽仁五郎君) そうではなくて、前回には、皆さんにそのアジエンダーをお考え頂くということを決定されたように記憶しております。
#25
○金子洋文君 この前から懸案になつておりましたが、その來朝の方々に話を聞くことは当然でありますが、それをもつと具体的に理解を深めるために写眞があるということを聞いて、まだ一度も見る機会がないのですが、これを見て置くと、向うの話がもつと具体的に納得が行くのではないかと思います。
#26
○委員長(羽仁五郎君) それでは早速そのコングレス・ライブラリーり映画があるという話でしたから、來週にでも是非御覧を願うように取計らいたいと思ひます。
#27
○小林勝馬君 お願いたします。
#28
○金子洋文君 それから日程一月としまして、休養する日もあり、又向うの御希望のいろいろなこともあるのじやないかと思うのですが、大体のプランは一つ立てて置いて、向うの御希望によつてそれを変化して行く、こういうふうなやり方の方がいいのではないかと思います。これはどうでしようか。そういう今具体的なプランとして今二つ委員長から挙げられましたが、その外のことは打合会で懇談なさつては如何でしようか。
#29
○委員長(羽仁五郎君) ただ一つお諮りしたいことは、先程申上げました第一のアメリカのコングレス・ライブラリーについて、聽くような会を両院の図書館運営委員会だけで聽くようにいたしますか。それとももつと廣範な方方をもお招きして一緒に伺うということにいたしますか。
#30
○堀眞琴君 両院の図書館運営委員会だけでは、甚だ人数が少いように思いますから、できれば廣範囲にお願いしたいと思います。
   〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
#31
○委員長(羽仁五郎君) その話を聽く会を短時日にしましようか。或いは講習会のように可なり長く聽くようにしましようか。その辺のお考えはどうでしようか。
#32
○徳川宗敬君 一應、話を聞く時間の問題ですが、滯在される配間が約一ケ月という短時間でありますから、そう長く講習会的なお話を伺う暇がないのじやないですか。一應これは參議院だけでなくして両院の関係でありますから、やはり両院で概括的なお話を伺つて、そうして又必要があつたら関係のものだけ特にお話を伺うとか何とか、そういう方法をお取りになつてもよくはないかと思いますが、やはり向うのお考えがありますから、便宜そのときに衆議院及び参議院の両委員長で然るべくお取計らい願つたらいいのじやないかと思います。
#33
○委員長(羽仁五郎君) そうしますとこのアドヴアイサーが來られる前に、それを迎える準備会のようなものをやはり持つた方がいいかも分りませんですね。このアドヴアイサーが來られるそれをどういうふうに迎えるかということについて、この委員会と図書館関係の方と一遍懇談でもしたらどうでしようか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#34
○委員長(羽仁五郎君) それでは來週にでもそういうふうに取計らいたいと思います。
#35
○委員長(羽仁五郎君) それでは図書館関係の方々と、我々との懇談会を、どういうふうに持つかということは、來週の金曜日に、その方面の方々とお打合せをして、その後できるだけ早い機会に持つて頂きたい。尚折角遠路遥遥アメリカから來られるわけですから我々としてはかなり精確なアジエンダーを作るべき責任があるように考えますので、又この次の委員会の時まででも是非かなりその点についての細かいお考を伺いたい。大体三十日間としまして休養される時もまあ考え、且半ば休養されながら、地方の図書館をも見て頂くというような意味で、それから現在の交通事情なんぞもございますから、どの方面を見て頂くか、そんな点について、どうか次回の委員会までに尚お考えをお願いいたしたいと思います。そうすると、最後の問題は、國会図書館設立促進の方針と、それから館長選任の件についてでありますが、この委員会に対して各方面から懇切な意見書が到着しておりまして、その数が現在までに約二十通の意見書が到着しております。で、なかなか貴重な意見でありますので、各委員に御覧を願いますか、それともこの委員会でこの意見書を朗読しまして、それをお聞きになりながら、いろいろお考を願うというふうにいたしましようか、この意見書の取扱い方につきまして御意見を伺いたいと思います。
#36
○徳川宗敬君 如何でしよう。委員会が終つた後で懇談会形式で一つ御懇談願つたら……その方がよくはないかと思いますが、如何ですか。
#37
○金子洋文君 委員の方々が全部それを見る方が一番いいと思うのであります。それによつていろいろ意見を述べ合つたらどうでしよう。そうすると今徳川委員の仰しやつたようにやはり懇談会がよろしいのじやないですか。
#38
○委員長(羽仁五郎君) この意見書の取扱いに対しましては、二通りの考え方があるように思はれますが、一つは只今仰しやいましたような懇談会、今一つはそれぞれ意見を寄せられた方面としては、可なり一種の輿論の一部として、そういう意見を可なり公開的な態度で寄せられておると思いますので我々の委員会としてもこの國会図書館がどうあるべきかという問題、それから館長にはどういう方が適任であるかということを、公開的に取扱つて行く方が却つて公明正大ではないかという考え方も成り立ち得るのではないかと思うのであります。併しこの問題は前から、人事に関する問題でありますから、必ずしも公開的に扱うことができないのではないかというお考え方もございますが、私の個人の意見としてはこういう問題はできるだけ公開的に取扱うことが、民主的な方向に向うということにもなるのじやないかとも考えられますが、皆さんのお考えではいかがですか。
#39
○金子洋文君 館長の名前を挙げていない御意見ならば別ですが、こういう人間を推薦したい、その訳はこうだと名前を挙げないで公開するのはいいのですが、若し名前を挙げると弊害を起すんじやないかと思います。
#40
○堀眞琴君 中にはいろいろ貴重なる御意見があると思いますが、それを一一読むのは大変ですから、委員長がそれを読まれて、参考と思われるものについて、われわれが檢討する方法をとつたらいかがでしよう。
#41
○徳川宗敬君 只今の堀さんの御意見誠に結構であります。この各方面の御意見は参考として御聽取になつたのでありますから、一應委員長で御整理になつて、おまとめになつた結果を御報告になる順序のほうが、よくはないかと思います。今の御意見に賛成いたします。
#42
○小串清一君 こういうわけでこの人が最もいいというのが大部分のようで、今のお説のように、御整理になつて参考になるものを御報告願いたい。
#43
○委員長(羽仁五郎君) いろいろ方法も考えられますが、御参考までに、調査課あたりでこの意見書を全部ガリ版に刷りまして、参議院図書館運営委員の御一人々々々に差上げて御研究願うということにしていかがでしよう。
#44
○小串清一君 そうなると公開になる今おつしやつた程度でいいじやないでしようか。館長を選ぶということは、委員のそれぞれの責任において檢討せせれなければならないので、ほかから館長をどういう考えで選んだのかという場合には、それぞれの明確な答を持たなければならん。そこに例えば回答を求めた人々だけで十分かどうかも、又別箇の問題として研究しなければならない。又今後アメリカの人が來た場合、それ以外にほかの方法もあるじやないかという意見が、また出ないとも限らない、それは一應それとして、はつきり知つておく必要がある。どういう方がどういう意見を述べておるか、名前を指定して明らかにするのは困りますけれども、御意見だけならガリ版に刷つて何某氏を紹介する。その理由はこうであるというならば、その名前がはつきりしないでも、傷けることもないだろうし、いいではないかと思います。僕らは数多くても一應見たいと思います。
#45
○小串清一君 委員会としてお名前を聞いてもいいんですけれども、ガリ版で配るとどうなりますか、お名前は伺いたい。
#46
○委員長(羽仁五郎君) 実際として各方面から折角貴重なる意見を寄せられたことでありますから、その取扱いは只今徳川委員から御発言になりましたように、飽くまで我々の判断の参考でありますけれども、併しその取扱いはかなり丁重に取扱う必要がありますので、結論としてはどんなふうにいたしますか。
#47
○徳川宗敬君 この前も申上げたのでありますが、図書館に関することは衆議院と、我々のほうとよほ緊密に連絡をとりませんと、殊に館長の問題に関しては、十分な理解の上でやらないと工分が惡い問題と思いますから、参議院だけで濁断的にきめたような印象を與えることは、甚だよくないと思います。それを十分御注意願いまして、各方面から寄せられた御意見は勿論尊重いたしますけれども、衆議院には衆議院の御意見もあることでありますから、そのこともお含みの上で一つお取計らい願いたいと思います。
#48
○金子洋文君 この前の最終の両院の集まつた席上で、館長の問題が討議されましたが、その時各方面のいろいろな御意見を聞くということは、一致した意見のように思いましたがこの回答を求めた方々は、こちら濁自でやつたのでしたか。
#49
○委員長(羽仁五郎君) そうです。合同の打合会後に、こちらの委員会では各方面に意見を徴せられて、参考に供するというふうに決定されました。そのときにそれに附帶しまして、衆議院の委員会と協調して、そのことを行うと希望があつたのです。その後衆議院の委員会にそのことを申入れまして、衆議院は又別箇のお考えで進まれるということなので、それを前提として、参議院の委員会は、やはり各方面の意見を参考に聞いて見ようということに決定されて、その意見が到着しておるわけです。
 それでは大体只今の皆さんの御意見によりまして、各方面から寄せられておる意見を、委員各位にそれぞれ御覧を願うということにいたしますか。それとも私の手許で一應まとめて……。
#50
○金子洋文君 皆さんの御意見によると、まとめて御覧に入れると同時に、希望者は書面を御覧になつても差支ない、こういうふうにおきめになつてはいかがですか。
   〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
#51
○委員長(羽仁五郎君) それではそういうふうにいたします。なお國会図書館の設立をどういうふうにするか、館長選任をどういうふうに進めて行くかということについては、アメリカからコングレス・ライブラリーその他から到着されるアドヴァイサーの意見を聞くことも非常に重要と思いますので、この委員会及び衆議院の委員会で進めて行く速さと、アメリカからアドヴァイサーが到着されて、いろいろ意見を聞くその速さとができるだけ一致するように進めるように……。
#52
○金子洋文君 こちらは進めていつても差支ないと思いますが、両院協同の進め方は、どちらかというと、向うの方の意見を聞いてから、協同して進めたほうが、政治的にいいように思いますが、こちらも間違つた意見を出すかもしれないし、向うも間違つた意見を出すかもしれない。そのうまく行かないままで向うの人を迎えるということになると甚だまずいことになる。こつちはこつちの進め方をして置いて、一應向うの人の御意見を聞いて置いてから協同の協議を経て、同じ方向に進んで図書館をやるというふうに持つて行つた方がよいのじやないかと思います。
#53
○委員長(羽仁五郎君) その点につきまして、アドヴアイサーが來週或いは再來週に到着されるということになれば問題はないわけですが、アドヴアイサーの到着が可なり遅れました場合にはいかがいたしましようか。どの程度のスピードでそれが進むかというと、いろいろこれはやはり議員各位も調査の必要を痛感しておられるようで、それで議院運営委員会の中に國会調査機関拡充の小委員会をすでに持たれておりまして、この前のこの委員会の決定に從いまして、私はそれと連絡を取るようにしておりますのですが、調査機関を持たれたいという議員の熱望は日日に高まつておりますし……。
#54
○金子洋文君 それとも向うの方を迎えることに関して、それから今のを含めて、一度参衆両委員会を開いてはどうでしようか。
#55
○堀眞琴君 それがいいと思う。
#56
○委員長(羽仁五郎君) いかがでしようか。
#57
○徳川宗敬君 結構でございます。
#58
○委員長(羽仁五郎君) それでは來週の中頃にでも適当の日をお打合せしまして、両院の図書館運営委員会の合同委員会か或いは打合会をやつて行きたいと思います。
   〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
#59
○委員長(羽仁五郎君) 大体今日お話りいたしたいと思つたことは以上のような点であります。尚、外に御意見、問題がございましたらどうぞ……それでは本日はこれで委員会を散会いたします。
   午後二時四十三分散会
 出席者は左の通り。
   委員長     羽仁 五郎君
   理事
           徳川 宗敬君
   委員
           金子 洋文君
           堀  眞琴君
           小串 清一君
           小林 勝馬君
           松平 恒雄君
  事務局側
   参     事 内田  明君
   説  明  員
   (調査部嘱託) 岩井 大慧君
   説  明  員
   (副参事)   鬼塚 明治君
ソース: 国立国会図書館
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