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1978/02/01 第87回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第087回国会 地方行政委員会 第1号
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1978/02/01 第87回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第087回国会 地方行政委員会 第1号

#1
第087回国会 地方行政委員会 第1号
本国会召集日(昭和五十三年十二月二十二日)(
金曜日)(午前零時現在)における本委員は、次
のとおりである。
   委員長 木村武千代君
   理事 大西 正男君 理事 中村 弘海君
   理事 中山 利生君 理事 小川 省吾君
   理事 佐藤 敬治君 理事 小川新一郎君
   理事 山本悌二郎君
      相沢 英之君    石川 要三君
      染谷  誠君    谷  洋一君
      地崎宇三郎君    中村喜四郎君
      中村  直君    西田  司君
      宮澤 喜一君    山田 久就君
      与謝野 馨君    加藤 万吉君
      北山 愛郎君    新村 勝雄君
      細谷 治嘉君    水田  稔君
      権藤 恒夫君    斎藤  実君
      和田 一郎君    中井  洽君
      三谷 秀治君    川合  武君
    ―――――――――――――
昭和五十三年十二月二十二日
 木村武千代君委員長辞任につき、その補欠とし
 て松野幸泰君が議院において、委員長に選任さ
 れた。
―――――――――――――――――――――
昭和五十四年二月一日(木曜日)
    午後零時三十二分開議
 出席委員
   委員長 松野 幸泰君
   理事 大西 正男君 理事 染谷  誠君
   理事 中村 弘海君 理事 中山 利生君
   理事 小川 省吾君 理事 和田 一郎君
   理事 西村 章三君
      相沢 英之君    地崎宇三郎君
      藤井 勝志君    与謝野 馨君
      加藤 万吉君    新村 勝雄君
      細谷 治嘉君    小川新一郎君
      永末 英一君    三谷 秀治君
      加地  和君
 出席政府委員
        警察庁刑事局長 小林  朴君
        自治政務次官  大石 千八君
        自治大臣官房長 石見 隆三君
 委員外の出席者
        地方行政委員会
        調査室長    岡田 純夫君
    ―――――――――――――
委員の異動
昭和五十三年十二月二十二日
 辞任         補欠選任
  谷  洋一君     藤井 勝志君
  中村喜四郎君     小沢 辰男君
  山田 久就君     松野 幸泰君
  水田  稔君     古川 喜一君
  中井  洽君     永末 英一君
  山本悌二郎君     西村 章三君
昭和五十四年一月十二日
 辞任         補欠選任
  西田  司君     松野 頼三君
二月一日
 辞任         補欠選任
  川合  武君     加地  和君
同日
 理事高村坂彦君昭和五十三年十二月十二日委員
 辞任につき、その補欠として染谷誠君が理事に
 当選した。
同日
 理事山本悌二郎君昭和五十三年十二月二十二日
 委員辞任につき、その補欠として西村章三君が
 理事に当選した。
同日
 理事小川新一郎君同日理事辞任につき、その補
 欠として和田一郎君が理事に当選した。
    ―――――――――――――
昭和五十三年十二月二十二日
 人口急増地域対策等特別措置法案(小川新一郎
 君外一名提出、第八十回国会衆法第二二号)
 公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案(
 小川新一郎君外三名提出、第八十回国会衆法第
 三二号)
 国と地方公共団体との財政上の負担関係の健全
 化に関する法律案(小川新一郎君外三名提出、
 第八十回国会衆法第四四号)
 地方公共団体に対する臨時雇用創出交付金の交
 付に関する法律案(細谷治嘉君外六名提出、第
 八十四回国会衆法第四号)
 地方公営交通事業特別措置法案(細谷治嘉君外
 六名提出、第八十四回国会衆法第一六号)
昭和五十四年一月十九日
 市街化区域内農地に対する宅地並み課税撤廃等
 に関する請願(阿部昭吾君紹介)(第五号)
 同外一件(工藤晃君(共)紹介)(第六号)
 事業税に事業主報酬制度創設に関する請願(橋
 本登美三郎君紹介)(第七号)
 名古屋市営交通事業の経営危機打開等に関する
 請願外一件(安藤巖君紹介)(第二七三号)
 同(太田一夫君紹介)(第二七四号)
 同(田中美智子君紹介)(第二七五号)
同月二十六日
 名古屋市営交通事業の経営危機打開等に関する
 請願(斉藤正男君紹介)(第二九七号)
 同(田口一男君紹介)(第二九八号)
 同(横山利秋君紹介)(第三二五号)
 農地の宅地並み課税撤廃に関する請願(近江巳
 記夫君紹介)(第三二四号)
は本委員会に付託された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 理事の辞任及び補欠選任
 国政調査承認要求に関する件
 警察に関する件(猟銃発砲による銀行強盗殺人
 並びに人質たてこもり事件)
     ――――◇―――――
#2
○松野委員長 これより会議を開きます。
 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
 私、このたび地方行政委員長の重責を担うことになりました。当委員会の任務ますます重大なときに当たり、微力ではございますが、誠心誠意円滑な委員会運営を図り、委員長としての職責を果たしたいと存じます。何とぞ委員各位の格別の御支援、御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。(拍手)
     ――――◇―――――
#3
○松野委員長 まず、理事の辞任についてお諮りいたします。
 理事小川新一郎君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○松野委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
 ただいまの理事辞任に伴う欠員一名及び理事高村坂彦君及び理事山本悌二郎君の委員異動に伴い、理事が現在三名欠員になっておりますので、その補欠選任を行うのでありますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○松野委員長 御異議なしと認めます。
 それでは、委員長は
      染谷  誠君   和田 一郎君
      西村 章三君
を理事に指名いたします。
     ――――◇―――――
#6
○松野委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
 すなわち、本会期中、地方行政の実情を調査し、その健全なる発展に資するため、小委員会の設置、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、
 地方自治に関する事項
 地方財政に関する事項
 警察に関する事項
 消防に関する事項
以上の各事項について、国政に関する調査を行うため、衆議院規則第九十四条の規定により、議長に対して承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○松野委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
     ――――◇―――――
#8
○松野委員長 この際、大石自治政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。大石自治政務次官。
#9
○大石政府委員 このたび自治政務次官を拝命いたしました大石千八でございます。
 きわめて地方自治に対しまして造詣の深い、高い見識を持った諸先輩委員の皆さんのもとで、自治大臣を補佐して微力を尽くしてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
     ――――◇―――――
#10
○松野委員長 引き続き、警察に関する件について調査を進めます。
 大阪における猟銃発砲による銀行強盗殺人並びに人質立てこもり事件に対する警察措置について、警察庁当局より報告を求めます。小林刑事局長。
#11
○小林(朴)政府委員 猟銃の発砲によります銀行強盗事件の経過等につきまして御報告を申し上げたいと思います。
 事件が発生いたしましたのは昭和五十四年一月二十六日午後二時三十分ごろでございます。大阪市住吉区にある三菱銀行北畠支店に若い男が猟銃を発砲しながら押し入りまして、五千万円を出せということで銀行員を脅迫をいたし、これに抵抗いたしました支店長を含めました行員二名及び通報を受けて現場に急行いたしました警察官二名を射殺をいたしまして、さらに行員三名に重軽傷を負わせた上、行員、客ら四十九名を人質にいたしまして一階事務室に立てこもったのでございます。
 この事件を認知いたしました大阪府警察本部は、同銀行の三階事務室に吉田六郎本部長を長といたしまして特別捜査本部を設置をいたしまして、刑事、警備両部長以下六百四十四名、車両百十三台をもちまして現場を包囲をいたしまして、捜査に当たったわけでございます。
 その後、犯人はシャッターをおろさせまして、支店長席に位置をいたしまして、その前に人質を扇形にして人がきをつくらせて、常に銃口を人質に向けているため、警察は容易に突入できない状況でございました。そしてその後の捜査により、密室状態の事務室での犯行はきわめて残虐で、七名ぐらいが撃たれて倒れており、そのうちの四名はすでに死亡しているようだというような状況が判明したわけでございます。
 このような状況の中で警察は犯人に対する説得活動を繰り返し行いましたが、犯人は、警察が来たら人質を順次一人ずつ殺すと説得を拒否し続けました。その後の捜査によりまして犯人は梅川昭美、三十歳と判明いたしましたために、同人の母親を呼び寄せまして、母親による説得を試みましたが、これも一切拒否をしたわけでございます。
 このような警察による粘り強い説得も全く効果がなく、人質に銃を突きつけ、人質に命じて倒れている被害者の耳をナイフで切らせる、あるいは女性の人質の衣類を脱がせるというようなことをいたしまして、また、気に入らない行為があると銃を発砲いたしまして、これを脅迫するというようなことをやりまして、凶暴の限りを尽くしたわけでございます。
 そのため、これ以上放置すると人質の中に新たな犠牲が生じるおそれがございました。また、同僚等の死体が放置されたままの事務室での四十二時間余に及びます監禁は、人質の精神的、肉体的な限界に達している等、きわめて緊迫した事態となったわけでございます。
 これらの状況から、説得活動と並行いたしまして、武器使用による犯人の制圧、逮捕の機会もうかがっておりましたところ、一月二十八日午前八時四十一分、犯人を取り巻く人質の数が減じましたために、数名の警察官を事務室内に突入させまして、銃口を人質に向けて脅迫中の犯人に対し拳銃で狙撃をし、その場において強盗殺人並びに逮捕監禁罪によりまして現行犯逮捕をしたわけでございます。そういたしまして、残る人質、二十五名でございましたが、を無事に救出をいたしました。犯人は右の頸部の貫通銃創等によりまして、直ちに天王寺の警察病院に収容いたしましたが、九時間後の午後五時四十三分死亡したというのが一連の状況でございます。
 私ども、この事件を振り返ってみまして非常に困難であった、困ったという点は、実はシャッターがおりてしまった銀行の内部が、建物の構造上の問題もあったわけでございますけれども、銀行の内部の事情が全くわからなくなってしまったということでございます。中でボンボン鉄砲を撃たれるわけでございまして、その都度悲鳴が聞こえる、犠牲者が出たのではないかというようなことで、事件が起こりました当夜はまんじりともできませんでした。
 しかし、大変ありがたかったことは、その夜中になりまして、梅川というこの犯人がわかったことでございます。これは犯人の友人がたまたまテレビを見まして、名古屋におったわけでございますが、これはえらいことになったということで、動転の余り中央線に乗ったという状況のようでございますが、多治見の駅におりまして駅前をうろうろしておるところを警察官の職務質問にかかったわけでございます。したところが、いま銀行強盗やっているのはわしの知った友だちだというような話が出てまいりまして、警察庁の方に早速多治見署の方から連絡がございまして、犯人の性格その他がわかり、そこで一応説得のつながりと申しますか、予備知識を得られたということが非常によかった点ではなかったかというふうに反省をいたしております。
 以上でございます。
#12
○松野委員長 これにて説明は終わりました。
 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
    午後零時四十四分散会
ソース: 国立国会図書館
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