くにさくロゴ
1949/04/18 第7回国会 参議院 参議院会議録情報 第007回国会 建設委員会 第18号
姉妹サイト
 
1949/04/18 第7回国会 参議院

参議院会議録情報 第007回国会 建設委員会 第18号

#1
第007回国会 建設委員会 第18号
昭和二十五年四月十八日(火曜日)
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○首都建設法案(衆議院提出)
○連合委員会開会の件
○議員派遣要求の件
  ―――――――――――――
   午後一時五十一分開会
#2
○委員長(中川幸平君) それでは只今より建設委員会を開会いたします。
 首都建設法案を議題といたします。
#3
○赤木正雄君 この前に一応質問いたしましたが、改めてもう少い伺いたいと申しますのは、この間東京の実情を見まして、その際現にこの前の水害に鑑みてもどうしても利根川の方から考えなければいかんというようなお話がありました。そういう観点からいたしまして、やはり全国の全体の国土計画と申しますか、そういうものが立たない限り、東京だけでは完全な計画はできない。事実が示しておる通りに、水道の問題一つを考えましても、利根川から水を引張つて来る。これには東京だけではいけない、やはり群馬県の関係もありましようし、埼玉県の関係もありましようし、そういうふうな関係からしてこの首都建設法案でいろいろなやまされますが、やはり国全体の計画は私は根本的に必要ではないか、そういうふうに考えるのであります。それに対して提案者はどういうふうにお考えになつております。
#4
○衆議院議員(井手光治君) 御指摘のように東京都は何と申しましても全国一の人口を包容いたしまして、最大の生産、消費都市であることはもう御指敵の通りであります。水道にいたしましても小河内に現に拡張工事をいたしており、尚将来の水道消費用途はそれでも不足であり、更に利根川用水の誘致計画も考えなければいかん、又荒川放水路一つ取上げて見ましても、御指摘のように水源は遠く利根川に及んでおるのであつて、災害等の防止策からいいましても、それの場合と関連をして計画を進めなければいかんというお説は尤もであります。でき得ますならば、東京都のそういつた将来の建設計画と睨合せましたいわゆる地域的な総合計画と申すべきものが、本法案の中に盛込まれれば誠に結構なことと存ずるのでありますが、やはり東京都という一つの自治団体を基礎といたしまして、特殊な機能的な整理をしようということにしか考えられないのは誠に遺憾であります。併しこれは重要な関連性を持つておりまするので、首都建設委員会が発足をいたしまして、いわゆる正式の首都としての基本的計画を作るのですが、それの問題とも十分に関連性を以ちまして、もとより総合的な計画を基準としての考慮が拂われるものと私共は確信をいたしておるのでありまして、特に只今御指摘のような構想において首都建設の計画がなされなければ、これは意味をなさないかとも考えられますが、それにつきましては、委員会の基本的な計画を作ります総合の高度の計画の線の中に十分考慮して頂くことを、この法律案としても実は希望いたしておるような次第であります。
#5
○赤木正雄君 第二條に関連してでありますが、都市計画と首都建設計画とは事実上相違がどういうふうにありましようか、どうもこの間一応首都建設計画を承わりましたが。従来の都市計画とは大した違いはないように思いますが、果して今は、或いは提案者の言うように、委員会で決定していないから首都建設の根本計画はできていない、そういう御意見ならそれでも理解できますが、この間お話を承つたあの全体の計画を考えましても、従来の都市計画とどこが違うか、成る程事実は仕事はできておりませんが、この両者の計画の相違点はどれ程あるのですか。
#6
○委員長(中川幸平君) この際お諮りいたします。前会同様東京都建設局長がお見えになつておりますから、参考人として御発言を願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○委員長(中川幸平君) それではさように計らいます。
#8
○参考人(石川榮耀君) これは前にも申上げましたが、在来東京の都市計画は、東京の整理に対しましてあらゆる努力を盡して参つたのでありますが、結局におきまして、可能なる範囲においてその最善を盡すという範囲をどうしても出られなかつたわけであります。結局におきまして、立案者というものは地方行政庁の一部門に属しておるのでございますので、その折衝し得る範囲及び御協力を願い得る範囲というものはおのずから限界があります。尤もそれによつて最善を盡したわけでありまするが、結局においてあるべき形が出て参らなかつたわけであります。それで今回の首都建設法案によりまして更に高度に、国の方のお世話になりまして、在来の地方行政庁では到底不可能であつたところのものと併せまして、ここに改めて首都建設法が国家の重要な業務の一つであるということを国民或いは都民の中に深く理解させ了承させて頂く、そういうことによつて又新らしい力が生み出されるということが期待されるわけであります。計画といたしましても、或いは在来の我々がやつておりましたような規模の小さいものでなしに、大きなもので出て参ると思うのでありますが、ただくれぐれもこれは単に金の問題というよりは性格を決定し国家の力をそこに集中させて行くということが非常な狙いであります。
#9
○赤木正雄君 首都建設によつて今までの計画よりも大きいものが出るというふうな御予想らしいと思いますが、私は必ずしもそうとも考えない。場合によりましては首都として果して大きな首都がいいのか、或いはワシントンのようなああいうやり方がいいのか、これは疑問があるし、又教育部面におきましても、教育は教育だけの街を作ろうとかどうとか、千葉県でもいいのでありますが、そういうところに教育都市を作つた方がいい、こういうような国全体としても計画を改めるべきで、これは今までの委員会で申したのであります。そういう観点から申しますと、この間で見ると東京都のスケールが果してあれでいいか、もつと小さくしてその間がつちり小じんまりした本当の首都にするとか、そういうふうないろいろな意見もありましよう。併しこの法案は委員会でお決めになることと思いますが、要するに今までの都市計画にいたしましても、金が足らなかつたためにできなかつた、こういうふうな気がいたしますが、無論権限が或いは弱かつたためにできなかつた点もありましよう。併し要点は金が溜まらないためにあなた方の御希望の事業ができなかつたので、若しも金さえ十分であつたら特に首都建設法案をお作りにならなくても十分ではなかつたのか、こういう感がいたしますが、どうなのですか。
#10
○参考人(石川榮耀君) 金の点が確かに一つの條件ではございました。ございましたけれども、併しながら金を生み出すために、これはあながち国の金というわけじやなしに都市といたしまして起債をいたすとか、或いは、見返資金の御心配を願うというふうな面に対しまして、やはり首都建設という言葉が極めて観念……或いは首都建設という一つの国家業務がここにできるできないということは極めて重要な問題でございますが、併しながら繰返し申上げまするように、国がそういう首都を建設するということが極めて重要なことであるといういわゆる事業の性格をお示しにならないということは、一切の力の入れ方、或いは協力の求め方その他に、これは悪い言葉で申せばいわゆる力の支配ということに対しまして非常に支障が多かつたわけであります。それから先程お話ございました、東京都必ずしも大きくする必要はないではないかということは、誠にお説の通りでありまして、我々といたしましても東京都が大きくなることにつきましては少しも賛成しておりません。そういう東京都が大きくならないでいいということ、東京都はワシントンのごとくあるかどうかは別といたしまして、首都としての純粋性を保つべしということに対しましても、これは都民なり国民なりがそこにそういうことを了承し、みずから覚悟いたせばできることでありますが、今日の状況によりただ大都市、東京都というような観念だけでありますと、絶対に市民は了承し得ません。お説の御趣旨に我々結構と思いまして有難く拜承するわけでありますが、その御趣旨を履行するためにも性格の明確化ということは極めて重要な点だと思います。
#11
○赤木正雄君 首都という名前を付けまして、国が挙つてこれに共同して一日も早く首都の建設に持つて行こうと、そういうのならば無論この事業も早くできましよう。そこが結局我々がこの法案を、少くとも私がこの法案を審議しておる上に非常に提案者と私との考えの相違の点だと思うのです。この戰災に困つておる国において今首都建設をする時期か、或いはその首都の建設はもう少し延ばしても外の重要部門を先にしてそれから首都にかかるべきものか。結局それが少くとも私はこの法案審議にかく日にちをかけた大きな点だと思います。これは併し観念的の相違でありますから、これはかれこれ言つても仕様がありません。ただ併し私はそういうところに大きなあなた方と私との考えの相違があると思います。
 次にお伺いしたいのは、この第八條に委員会には事務局をお置きになるとなつておりますが、これは公務員でありましよう。こういうふうに政府は成るべくその人員整理をしてやろうという時期に、結局公務員が増すことになりますが、一体何程の人員をお置きになる予定でしようか。
#12
○衆議院議員(井手光治君) 結局只今いろいろ御説明を申上げましたように、首都建設に対しまするいろいろな観点から高度の基本的な計画を作ると、それについては国の最高機関として極めて民主的な委員会の運営によつて多数の公知を集めた立派な計画を作りたいというために、委員会を主とする法律案であるというお話でありましたが、全くその通りでありまして、いわゆるそういう性格にこの法律案をまとめたのであります。そこで事務局もでき得ますならば他の国家行政組織法等にありますような厖大な事務局のことを考えて、もつと骨筋のある大きな機構にしてはどうかという御意見も実はあつたのでありますが、只今のような現下の状況等から推しまして、できる限りこじんまりして、余り国の経費も多額に使わないように、而も能率的に運用したい。これはしばしばお説等もございましたように、東京都も微力でございまするが、技術的にも相当のスタッフを擁しておりまするし、又それぞれの立場から十分御協力を申上げなければならんという立場から、これは関係方面とも御相談をいたしまして極めて小規模に実は事務局を整備し、最低の線にした次第でございます。従いまして定員法等に重大な影響を来さないようにいろいろ勘案したのでございまして、原案等におきましては五十人程度の局員を用意したらどうかという案もありましたけれども、段々縮小いたしましてその半分、最小限度の運用において事足りるというふうに実は考えて事務局を作つたわけであります。いろいろ御意見等もあろうと思いますが、非常にこの辺は苦心をいたして作つたのでありまして、御了承願いたいと思います。
#13
○赤木正雄君 第十二條の問題でありますが、都市計画をなされましてその事業を起す場合に、これを主管する行政官庁が執行することは各官庁の出店に過ぎないような気もいたします。丁度大正十年のあの大震災の後に御承知の復興局ができたのでありますが、復興局の大きくなつたようなものと考えて差支ないんでしようか、どうなんでしようか、今度の大体の大計画は……。
#14
○衆議院議員(井手光治君) 復興局は特別官制によりまする完全なる行政官庁でございましたので、勿論事業の執行等も直接当りましたことは、これはもう当時の状況等から十分皆さん御承知の通りでありますが、これは大体そういう事実上具体的な行政権を発動して事業を執行して行くというものでございませんで、基本的な計画を決めて、それを告示し、公告し、或いは関係方面に勧告をする。そうしてできるだけ大きな線において首都建設の方向付けをするというふうな仕組みに考えておるのでございます。従いましてこの十二條に決めてありますることは、従来そういうことを無視いたしまして、適宜に行政官庁が勝手な方向に持つて行くということが、大きな観点から首都建設の計画を妨げていることもあるのであります。そういう点でできるだけ総合調整の上に立つて、而もやるときには委員会の計画に基いて更に地方公共団体、例えば東京都でありまするとか、東京都下にありまする地方公共団体から同意を取りまして、その地方の実情に即して、而も地方民の熱意をそこに反映せしめるような方向に行政官庁も協力をして、これの執行に当つて行くということにいたしたいというふうに決めたわけでございますが、もつとこれは強力に、震災後の復興局のような強力な行政庁の行政権によつてやつて行くということも一つの方法ではありましようけれども、今日の場合は実はそこまで考えておりません。大きな構想の下に国家の最高機関である委員会によつて示されました一つの計画というもの、その基本的な計画というものが最高の権威を持ち、その線に沿つて各方面の、つまり執行者がこれに協力し援助して、そうして立派な最後的な首都建設ができ上るというふうに方向付けたい、こういうふうに規定いたしておる次第でございます。
#15
○赤木正雄君 そういたしますと、大体委員会で決定した線に沿うて、各行政官庁に属するものは各行政官庁でそれぞれ執行する、こういうことでございますね。
#16
○衆議院議員(井手光治君) さようでございます。
#17
○赤木正雄君 そういたしますと、この委員会は建設大臣は入つていますが、運輸とか、そういう非常に関係のあるものがここに入つていませんが、それらはどうなるものか。これは学識経験とか、或いは衆参両院の中からそういう人をお取りになるのですか。これはどういうものですか。
#18
○衆議院議員(井手光治君) これは具体的問題になつて参りますので、果して私は構想通り運んで呉れるかどうかということはちよつとなんですが、法律案の狙いといたしましては、いろいろな関連性もございまするので、只今御指摘になりましたような治山治水等に関しましては、東京都外におけるような場合もある、そこで総合的な意見を十分取入れなくちやならんという建前から、その主務官庁の責任者であります建設大臣をここへ一枚持つて来たのであります。その他それぞれ御指摘のような専門的な最高権威と申しましてはどうでありますか、成るべく専門的な学識経験者を本案に包含いたしたい。特に問題が問題でありまするので、従来のこの国会法の制限によりまして、衆参両院議員が成るべく他の委員、つまり法律によらざればその委員に参加することができないというので、一応衆参両院議員の参加を禁止されておる現在の状況にあるわけでございます。併しこれは特別に衆参両院議員の総合的なつまり意見を反映せしめることが、首都たる性格におきましても当然である、そういう建前で特に国会法に定めてあります規定を、この法律においては衆参両院議員が参加し得るようにという線まで、実はこの点を十分一つ強化いたしまして、総合的な意見が、成るべくこれに多方面の而も総合的な意見も十分この委員会に盛込まれる、委員会の計画の上に盛込まれるという仕組で、特にこの衆参両院議員の参加も実は加えたわけでございます。それはその趣旨が認められまして、この法案の審議が決定されたわけでございますが、学識経験者等におきましても、やはりそういう考え方で成るべく首都建設の線にふさわしいそれぞれの専門家等の御参加を求めることは、勿論これは当然のことであると考えます。
#19
○北條秀一君 すでに連合委員会或いは又、本委員会におきまして相当な質疑が重ねられましたので、私は成るべく重複を避けて行くつもりで、四、五点について提案者及び関係者の御意見を聞きたいのであります。
 それは井手議員がかねて本法案の説明に当られました際に、この法律は首都を真に日本の国情に合した小じんまりとしたものを作るのだ、即ち実力相応の首都を作り上げるのだ、現在の状態で行けば、徒らに東京都が膨れ上つてしまつてどうにもならんというような事態を起す危險があるのでありまして、むしろこれは抑制しなければならないというような立場に立つておられるというような御説明を聞いたのでありますが、その点重ねて先ずお聞きしたいと思います。
#20
○衆議院議員(井手光治君) 御指摘の通り、私もそういう心持で御答えを申上げておるのでございます。しばしば申上げます通り、戰災後の今日の東京都の建設の状況、復興の状況等を具さに拜見して頂いたのでありますが、誠にその点では無放任で、如何にもこの出たらめな都市膨脹的な姿が現われておるように考えられたことだろうと思うのでございます。併しそれによつて先般来いろいろ御指摘がありまするように、あらゆる面に関して過大都市としての弊害が非常に助成されておる。こういう点を適当に抑制するという考え方をしなくちやならないということを吉川先生あたりも指摘されたのでありますが、私共も全く同感でございまして、自然発生的の、「かばちや」の例えば腐つたような姿におきまして都市構想を考えて行くということは、これはもう極めて問題の多いところでございますので、いわゆるそこに適正な抑制と申しては何でありますが、納まるところに納まつて、極めてそれが適正な首都の姿であるという点に持つて行くというような、いわゆる緊急対策を加え、それを委員会の基本的な計画の上に盛込んで貰う一つの基とを置いて貰いませんと、徒らに都市計画都市計画という線でばかり押しておつても、本筋の大きな眼目をなくしておるというふうな東京都を作り上げましても誠に申し訳ないわけでございます。そういう弊がややもすると起り易いような結果になつておりますので、大所高所からやはり極めて中庸を得た、つまりあらゆる点において科学的な考慮が拂われておるというようなまとまりのある構想によつて都市建設を考えて行きたいというふうに考えております。
#21
○北條秀一君 先般私共東京都をできる限り視察をしたのでありますが、その間に種々議論をいたしたのでありますが、これらの点につきましては、すでに先の連合委員会において吉川委員或いは岡本委員からいろいろ発言がありました。私は吉川委員、岡本委員から言われました点と全く同じ考えを持つのであります。先の大震災の後で当時の復興院の総裁後藤新平氏が東京都から大学、高等学校、中学校、小学校を全部他の方に移そうということを計画されたことを、私その当時聞いておつたのでありますが、又太平洋戰争中に学校を東京都から疎開せしむることが都としてはよいのだということを考えるということを聞きました。私は二十一年に満洲から日本に帰つたのでありますが、当時逸早く現在の安井知事にお会いいたしまして、東京都はどうしても又無計画に膨れて来るから、この際後藤新平氏の遺髪を継いで学校施設というものを全部移すことが将来の日本のためにもなるのだということを主張いたしたのでありますが、当時都知事はそれは考えるけれども、実際に実行不可能であるということでありましたし、森戸文部大臣にこの点を建言いたしましたときも、同大臣はやはり実行不可能だというふうなことを言われておつたのでありますが、その実行不可能ということは、結局東京都が、放つて置けば無計画に東京都偏重或いは過大都市というものに作り上げられるのではないかという危險がありますので、その点は余程私共としては抑制して行かなければならん。そこで先程申しましたように、真に日本の力に相応した、安定した首都を作つて行くのだというお考えであるようでありましたが、その点についての質問は一つここで打切りたいと思います。
 さてここで次にお伺いいたしたいのでありますが、先般視察の結果におきましても、京に田舍あり、都内に非常に沢山の農地がありまして、これは自作農創設法或いは農地調整法におきましてこのような現状を呈しておるのでありますが、そのために都の計画というものは可なり阻害されておるという実情にあると聞きますが、これらの農地調整法と首都建設法との関係について、と申しますことは、この首都建設法によつて農地調整法を相当程度に修正し得るかどうか。その点についての責任者の御意見を聞きたいと思います。
#22
○衆議院議員(井手光治君) 先般石川建設局長からも御説明を図面の上で申上げたと思うのでございますが、確かにこれは無計画な、平面的な拡張をして行くというふうな発展的な過程を従来の東京都は余りにとり過ぎておるのではないか、そこででき得る限り都心部を科学的な計画に作り上げまして、むしろ農地或いは緑地等を以て東京都を取り囲むような形に作つて行くというふうな構想を、石川建設局長の只今までの都市計画の構想の一つの形としてでき上がつておるわけである。併し現実の問題といたしましては、農地調整法が相当綿密に取上げられておりますので、都心に近い線まで農地調整法の適用を受けておるという事実は私共はよく承知しておるのであります。併しそのことによつて都市計画を進めて、首都建設を進めるという点から極端に農地調整法との、このようなどちらかというと、それによつて農地調整法等の立場から、それによつて農地等が被害を蒙るということ、成るべくこれは避けて行かなければならない。生産都市でありますと共に消費都市でもありますので、これらのいわゆる東京都を中心としますそれらの需給の調整或いは自給源の並べ方、置き方、こういう点につきましても十分考慮しなければならんと思つておりますので、首都建設計画によりまして御心配のような農地調整にあらゆる面の重圧を加えて行くというふうなことは、私共はこれは考えるべきじやない、考えてはいけないことであると思つております。
#23
○北條秀一君 第五條の委員会の点でありますが、先般私は申上げたのでありますが、重ねて御意見を聞きますが、委員は全部非常勤であります。ところがこの非常勤の委員会というものは、果して有効に動くかどうか、或いは東京都の期待するような線に動いて呉れるかということが非常に懸念されると思うのであります。従つてそうなりますと事務局というものがその中心になつて来る、ところが事務局は二十五名であるということなんでありますが、その点を考えますと、非常勤の委員のうち何分の一かは常勤にすべきじやないかということを私は考えるのでありますが、その点が一つと、それからもう一つは、国会或いは都知事乃至は都会議員、こういうものの任期はおのずから来るわけでありますが、ただ一般学識経験者の任期というものは全然ないのでありますが、そうなりますと非常勤で何らの手当も貰わないで実際はだらだら縛られて来るということになると、非常にその委員が迷惑だと思います。委員の任期を明記する考えはないのか、この二つの点についてお伺いしたい。
#24
○衆議院議員(井手光治君) 御尤もだと存じます。でき得ますならば確かに御指摘のように常勤の委員を置いて、それを中心として事務局が極めて能率的に活動する、こういうのが極めて理想的でありますが、常勤の委員を置いてというところに参りますと、いろいろの財政的の立場、その他の関係で私共の考えておるような目的を達成するにはなかなか難関等もございます。そういう立場で非常勤ではございまするが、特に委員会の事務局を置きまして事務的な極めて能率の高い運営をやつて行きながら、非常勤の委員ではあるが十分一つ活溌に運営して頂くという考え方に落付けたわけでございます。御指摘のようにこの中には任期を有する衆参両院議員、若くは都議会選出議員等もございますが、これも法律にございますように衆参両院の議員が衆参議員たる職務をやめた場合は新たに選任する。又都会議員も任期が参りましたら、都会議員の資格を以て委員となつておるのでありますから新たにこれは選任の方法を変えて行く、これは極めて実情とかけ離れた変な考え方ではないかとも思われるのでございますが、一応そういたしまして、それらの資格において総括的た意見が持込まれるというようにして行くより外方法はないのではないかと考えておる次第であります。
#25
○北條秀一君 第十三條は特別の助成でありますが、これは先般井手議員からお話があつた通りでありますが、普通財産の讓渡以外には全く期待されていないのだと理解しておりますが、その通りでよろしゆうございますか。
#26
○衆議院議員(井手光治君) これは政府委員等の答弁等に若干食違いを生じておる点があるようでございますが、先般も申上げましたように、でき得れば国有財法第二十八條の普通財産の讓與の線まで持つて行きますならば非常に仕合せだと思うのでございますが、何といたしましても、東京都は厖大な都市でございますので、余り出過ぎて国の普通財産の所有にしてしまうというような線まで持つて行きますと、どうも行過ぎのように考えられましたので、特に讓渡という言葉に直しまして、国有財産法の二十八條の普通財産という文句もこのうちに入れておりません。二十九條では一定の用途に供する目的を以て売拂いすることができることになつておるが、普通財産の全面的讓與を要求するということは余り行過ぎではないかという考え方で、実は讓渡という言葉に直したのであります。これは建設大臣も説明をいたしましたように、この中には勿論有償の場合もありましようし、物によりましては無償で讓渡するということもあり得る。これは衆議院の委員会等におきましても、そういう答弁がなされておりますが、この辺の合理的な調整につきましては、その辺の度合を考えまして、東京都みずからの能力もあることでございますし、又国家自体の都合もあることでございますので、無條件にこれを決めてしまうということもどうかと考えまして、この程度に止めた次第でございます。なかなかこれはむずかしいことでございますが、できるならば讓與ということで一本で行きますと非常に結構でございますが、これでは余りにも行過はしなかということで、少し遠慮申上げたということでざいます。
#27
○北條秀一君 最後に二つお伺いしたい。附則の二項でありますが、これは憲法の規定に基いて、住民投票をするということで、先般もこの点について私はお伺いしたいのでありますが、別な角度からこれについて御意見を聞きたい。それは苟しくも首都でありますから、首都であるという限りは、これは国の首都であります。ところが憲法九十五條の場合、これは地方自治団体に関する規定でありますので、首都の場合には多少違うと考えます。従つてこういう場合にはむしろ国民投票によるということが正しいと考えるのです。併しながら国民投票によるという規定は、現在憲法にこういう場合ありませんので、止むを得ずこういうことになつておるのだと思いますが、当然国民投票によるべきものでありますから、少くとも衆議院に於いては相当これを真劔に討議し、時には公聴会を開いて或いは各地方公共団体の長等の意見も求めるというのが正しい行き方であると思いますが、ところが衆議院は審査を省略してさつと参議院に持つて来られたのでありますが、どういう理由でこれが審査を省略されたのか、その点についてもお伺いしたい。
#28
○衆議院議員(井手光治君) これは審査を省略しておりません。
#29
○北條秀一君 分りました。最後に首都建設は、恐らく首都という名前でなくつても東京都の建設を終戦後今日までやつて来られたと思いますが、すでに五ヶ年を経ておると思いますが、今度新らしく首都建設法が出るのでありますが、これは先程来議論した通りであります。一体こういう法律によつて無限に首都建設を続けて行かれるのか、この法案によりますと結局無限にこういうことをやつて行くということになると思いますが、この点についてどういうふうにお考えになります。
#30
○参考人(石川榮耀君) 首都の整備は結局一日にしてはならず、常に問題が起ると思いますが、首都は単なる一地方公共団体の都市ではありませんので、やはり高い立場から御判断を願いまして御指導、御鞭撻が必要であると思いますが、我々としましては無限と申しますことは強うございますが、できる限り長い間の御指導を頂きたいと思つております。
#31
○北條秀一君 先般石川建設局長のお説明によりますと大体首都建設の計画はできておると思うのですが、ところが新らしくこの法案によつて首都建設計画を作成するということになつておるのでありますが、今の御説明によると、むしろ現にあるところの計画を如何にして実施するかということに重点があるように私は理解しております。ところが石川局長の御説明でありますと、現在あるところの計画が相当科学的で、且つ安定したものであるという、先程井手さんからのお話でありましたけれども、まだ現在の石川局長の持つておられる計画に、更に今後相当期間プラスして行くもの、即ち計画を拡張すべきものがあるのか、そういう点についてもう一度御意見を聞きたい。
#32
○参考人(石川榮耀君) 今日直ちに取上げまする問題といたしまして、例えば在来ただ単なる東京建設といたしましては取上げ得なかつたような問題がございまして、それらに対しましては、高い角度からの御判断及び御指導及びお力添えが必要なのでありますが、例えばこの前も申上げましたと記憶しておりますが、東京都のあらゆる面が雑然と場末的な形態で発展しておりまするが、これに対しまして、例えば学園の区域であるとか、或いは又民衆の集まりまする観光的な中心地帯とかいうふうな、幾つかの中心部がございますが、これらにつきまして何ら特別な配慮が拂われておりませんので、こういうふうなものに対しましては、復興計画におきましては、一応都知事だけの考えといたしまして、方針としてこういうことをやりたいという、行政の方針をそこに集めたいというふうなことは述べてありまするが、実際上の力は何らございません。こういうことに対しましても、何らかの御処置を今後御心配頂きたいと思いまするが、将来におきましても、突発的と申しますか、今日予測し得ないと申しますか、今日の力を以てしては到底想像し得ないようなものが出て参ると思うのであります。例えば高速度機関に対しまして、地下鉄道というようなものが、今後改めて別な形になるかも知れませんし、又なるように我々は見ておるのでありますが、その他いろいろな形におきまして、今後東京の形は、主として国際的な中心地といたしまして、いろいろ国際的の波に流されまして、いろいろな問題が起つて参ると思うのでありますが、今日それを盡く知悉してすべての計画を立てるというわけには参らないと思うのであります。そういう点につきましては、やはり長くその都度、その問題について御判断を願うということが必要であると思うのであります。
#33
○北條秀一君 只今石川局長のお話によりますと、非常な妙なことになつて来ると私は思いますが、事情が変更すれば、当然その事情変更に応じて即応した態勢をとればよいと思うのであります。ただ私が先程申上げましたのは、だらだらとやつて行くことはよくないと、だから今日まで五年もやつて十分に解決しないところなんだから、今後何年か期間を切つて、その間に集中的にやつて行くということが最もよいのではないか、従つて事情が変更した際には、例えば原子力を応用するというようなことが実現されたというような場合には、そのときにはこんな委員会のような制度ではとても私はまだやつて行けないと思うのです。更に又新らしい構想において首都建設法というものを作り直さなければならないと思いますから、そういう場合には、新らしく又出直すということが正しいと思うので、こういうような現状で我々の人智を以て考えられる首都建設法、まあそれ程でもありませんが、こういうものについては、むしろ期間を切つて、そうしてその間に集中的にやるということがよいのではないか、そういう考えがあつたものですから、私は先程委員会の任期等についても、或いは非常勤を常勤としろということも、そういうことを考えたからであります。でありますから、この首都建設法の有効期間を限つた方がやり易くはないかと、こういうふうに思うのですが、重ねてその点についての御意見を承わりたいと思います。
#34
○衆議院議員(井手光治君) 御尤もでございます。これは大震災のときに、官制を以ちまして復興院を創設いたしまして、大震災復興五ヶ年計画というふうなものが一応基本的に決められまして、実は東京市の復興が着手されたのでございますが、実際は旧東京市の震災区域の復興は、昭和十年、約十年間の日数を要しまして、下町の復興計画というものは一応の形を作つておつたのでございます。従いまして、これも行政的な力を以て或る特定な年間にこれらの構想を実行して行くということは、これは誠に望ましいことでございまして、恐らく首都建設の委員会が発足をいたしまして、現在の東京都が考えておりまする都市計画事業を基礎といたしまして、更に首都的な構想を盛上げました首都建設の理想案とでも申しまするか、そういうものができ上る時期が参りましたときには、具体的に恐らく御意見のような方法によりまして推進して行かなければならん事態になり得るのではないかという実は気持がいたします。御指摘の通りでございます。そのときには、この程度の委員会の基本的計画を決めるというふうな線だけではこれを恐らく完成し得ない、別途な強力な措置を講じなければならんような事態に至るのではないかと思うのでございまして、これは私勝手な予測を加えて恐縮でございまするけれども、御指摘のようなことになり得れば、私共誠に仕合せであると思うのであります。併しながら今日の段階におきましては、只今お話のございましたように、全国的な戦災都市復興の計画もございまするし、国家の現在の財政力等を考えまして、そこまで実は突つ込めないと、基本的な計画を整備いたしまして、その線に副つた方向に向つて、先ず第一段階的なことを進めるより外に方法がなかろうと、そういうような考えをいたしております。その点は将来の問題といたしまして、十分の一つ御賢察を願いたいと思います。
#35
○北條秀一君 速記を止めて下さい。
#36
○委員長(中川幸平君) 速記を止めて。
   午後二時三十八分速記中止
   ―――――・―――――
   午後二時五十三分速記開始
#37
○委員長(中川幸平君) 速記を始めて下さい。首都建設法案に対する質疑は本日はこの程度で何しまして、次回に又質疑を続行することにいたしたいと思います。
 次にお諮りいたしたいことは、去る六日の大蔵委員会において住宅金融公庫法案について、大蔵委員会の議事の都合によつて連合委員会を申込みたいということを言つて参りまして、正式に大蔵委員会から申入れのあつた場合に受諾することに決定して置いても差支ないかどうかお諮りいたします。
#38
○赤木正雄君 それは大蔵委員会から連合委員会を申込む趣旨は、どういう観点から連合委員会を要求したのでしようか。
#39
○委員長(中川幸平君) どういうという理由は聞き及んでおりませんけれども大体が大蔵委員会も相当議案があつてですね、大蔵委員会自体の日時が取れるか取れないかまだ今のところは分からんけれども、取れた場合に一つ申込したいという話なんですから、予めこちらで一つお諮りして置きたいと思います。
#40
○北條秀一君 その点については、私は先般来主務大臣の問題で意見を出しておつたのですが、厚生委員会から何らの要求がなかつたでしようか。
#41
○委員長(中川幸平君) まだ承つておりません。
#42
○北條秀一君 それは大蔵委員会が連合委員会を正式にまだ要求して来ておるわけじやないのですか。
#43
○委員長(中川幸平君) 正式に申込んで来ておるわけじやないので、先程申しました通り、大体決定しておるそうです。
#44
○北條秀一君 それでは正式に申込まれて来たときに、委員長理事の各位で御相談になつてお決め願うということでいいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)
#45
○委員長(中川幸平君) さように取計らいます。
 ちよつと速記を止めて。
   〔速記中止〕
#46
○委員長(中川幸平君) 速記を始めて。
#47
○赤木正雄君 この住宅金融公庫法案の問題は、これは大蔵委員会が主管委員会ですが、これは建設委員会も非常に関係がありますから、当然委員長から当委員会として向うに申込んで連合委員会にしたらいい。(「賛成」と呼ぶ者あり)
#48
○委員長(中川幸平君) ちよつと速記を止めて。
   〔速記中止〕
#49
○委員長(中川幸平君) 速記どうぞ始めて下さい。大蔵委員会との連合委員会についてお諮りいたします。御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#50
○委員長(中川幸平君) それではさよう決定いたします。
  ―――――――――――――
#51
○北條秀一君 議事進行について。すでに熱海市の大火災の問題は、皆さんよく御承知でありますが、熱海が特に観光温泉文化都市建設法というようなものを出しておるような次第でありますので、ああいうふうな大火を防止するという点から言いましても、建設省は大いに全努力を傾注しておるようでありますが、この際緊急に当委員会から正式に議員のどなたか調査に派遣されることが最も好ましいと思うのです。従いまして私はそういう措置を一つお諮り願いたいと思います。
#52
○安部定君 それは北條さん、趣旨は何ですか、今後続いて発生するであろうそういう都市の火災を建設省が如何に今まで防止して来たか、しようとしているか、そして今後して貰うための実情調査に、という意味ですか。
#53
○北條秀一君 安部委員が言われました通りでありますが、先に私共は札幌の都市計画の問題を大分ここで議論したが、恐らく又熱海市は今後の都市計画は、防火に名を借りて非常に便乘的な計画が多くなるのじやないかと思うのであります。でありますから、そうなりますと又著しく民生を傷付けるというふうになりますから、余程あの復興計画というものは合理的なものでやつて行かなきやならんと思いますので、だから近いところでもありますし、一人か二人の議員を派遣して実情を調査して、こちらでも一つ熱海の復興についての計画を検討したらどうか、こういう考えであります。
#54
○委員長(中川幸平君) それでは委員長としてお諮りいたします。熱海の問題につきまして、昨日熱海市長外市会議員大多数が東京へ参りまして、建設省に都市計画の問題についていろいろ陳情した結果、一応の成案ができて、大臣室で急施市会を開いて、その大体のことを決定したというようなことについて、都市局長から一応の説明を聞いて、そうして北條委員の言われるごとく、本委員会としても調査の必要があつたらどなたかに行つて頂く、かようなことにして、次回の委員会の最初にそれをお聞きするということにしたらどうでございましようか。
#55
○北條秀一君 それではいけないと思うのです。私は緊急に派遣した方がいいと考えるのです。
#56
○委員長(中川幸平君) それでは今から説明を聞きますか。
#57
○北條秀一君 いや、聞かなくても大体のところは分りますから、何はともあれ現地に委員を派遣して、そうして現地調査をして帰つて来る方がいいんじやないかと思います。
#58
○安部定君 私は昨年の九月確か九日の委員会で、一例に別府を挙げて、火災のことについて建設省は手を下さなければならん、下しておるかというようなことについてお話申上げたことがあつたのですが、そういう点から考えましても、先程私が申しましたような理由から考えまして、やはり北條委員の言われるように、人数は少人数でもいいのですが、一刻も早い方がいいと思います。
#59
○大隅憲二君 北條委員の御発言は、僕は最も適切なお考えだと思うので、賛成いたしますが、今おつしつたやように、明日の委員会の劈頭に都市局長の説明を聞いた上にしたらどうかと思います。ただ僅かの時間ですから……。
#60
○北條秀一君 会期も段々迫つて参りますし、急ぎますから、説明を聞かないでも、現地に行つて、向うの市会で決めた案、或いは建設省の決めた案、いずれも担当官が一緒に行つて呉れれば、その場で検討できますから、それと併行してこちらは又建設省の計画を聞いてもいいわけですから、派遣の方だけを成規の手続を進めた方がいいと思いますので、それだけお諮り願いたいと思います。
#61
○委員長(中川幸平君) 御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#62
○委員長(中川幸平君) それでは御異議ないものとして、人数は三人くらいで如何ですか。
#63
○北條秀一君 三人は多過ぎると思います。せいぜい二人でいいと思います。
#64
○委員長(中川幸平君) 近いから三人でも……。
#65
○安部定君 短期間がいいだろうと思いますから、委員長が三人と言えば三人でもいいじやないですか。
#66
○委員長(中川幸平君) 速記を止めて。
   〔速記中止〕
#67
○委員長(中川幸平君) 速記を始めて。それでは北條委員と大隅委員ともう一人は委員長にお任せ願いまして、都合三名派遣することに決定いたします。それでは本日はこれにて散会いたします。
   午後三時十七分散会
 出席者は左の通り。
   委員長     中川 幸平君
   理事
           赤木 正雄君
   委員
           石坂 豊一君
           大隅 憲二君
           佐々木鹿藏君
           安部  定君
           北條 秀一君
  衆議院議員
           井手 光治君
  政府委員
   建設事務官
   (都市局長)  八嶋 三郎君
  参考人
   東京都建設局長 石川 榮耀君
ソース: 国立国会図書館
姉妹サイト