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1949/02/07 第7回国会 参議院 参議院会議録情報 第007回国会 議院運営委員会 第21号
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1949/02/07 第7回国会 参議院

参議院会議録情報 第007回国会 議院運営委員会 第21号

#1
第007回国会 議院運営委員会 第21号
昭和二十五年二月七日(火曜日)
   午後二時十八分開会
  ―――――――――――――
  委員の異動
本日委員石原幹市郎君辞任につき、そ
の補欠として左藤義詮君を議長におい
て指名した。
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○庶務関係小委員の補欠選任の件
○委員の辞任及び補欠選任の件
○委員長の辞任に関する件
○特別委員会設置の件
○貿易政策、産業政策、文教政策に関
 する緊急質問の件
○公共企業展労働関係法第十六條第二
 項の規定に基き、国会の議決を求め
 るの件に関する件
○国会法第三十九條但書の規定による
 国会の議決を求める件(高松地方專
 売公社調停委員会委員)
○議員の出席励行に関する件
  ―――――――――――――
#2
○理事(竹下豐次君) それじや只今から議院運営委員会を開会いたします。
 先ず小委員の変更の件についてお諮りいたします。
#3
○参事(宮坂完孝君) 庶務関係小委員ですが、兼岩傳一君の辞任に伴いまして、中野重治君が推薦されております。
#4
○理事(竹下豐次君) 只今委員部長から報告の点につきまして、変更御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○理事(竹下豐次君) 異議なしと認めます。
  ―――――――――――――
#6
○理事(竹下豐次君) 次に常任委員の変更の件についてお諮りいたします。
#7
○参事(河野義克君) 民自党から議院運営委員の石原幹市郎君が議院運営委員を辞任せられて、後任に左藤義詮君を指名されたいという申出がございます。
 それから次に電気通信委員の深水六郎君、文部委員の松野喜内君のそれぞれ辞任を許可されて、電気通信委員に松野喜内君、文部委員に深水六郎君、取替えるわけでありますが、の御指名を願いたいというお申出がございます。
#8
○理事(竹下豐次君) 只今議事部長から報告いたしました常任委員の変更の件、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○理事(竹下豐次君) 御異議なしと認めます。
  ―――――――――――――
#10
○理事(竹下豐次君) 次に常任委員長の変更の件についてお諮りいたします。
#11
○参事(河野義克君) 建設委員長の石坂豊一君から建設委員長を辞任いたしたい、御許可をお願いしたいという辞任願が出ております。もう一件は、電気通信委員長の大島定吉君から電気通信委員長を辞任いたしたいので御許可を願いたいという二件が出ております。御審議願いたいと思います。
#12
○理事(竹下豐次君) 只今議事部長から報告いたしました常任委員長の変更の係、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○理事(竹下豐次君) 異議なしと認めます。
  ―――――――――――――
#14
○理事(竹下豐次君) 次に電力問題に関する特別委員会設置の件についてお諮りいたします。社会党の方で御協議がまとまりましたならば御報告を願います。
#15
○河野正夫君 電力問題に関する特別委員会を設けることについて、社会党としては格別御異議がございません。
#16
○理事(竹下豐次君) それでは各会派ともこの設置の件について御異議がないと思いまするが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#17
○理事(竹下豐次君) 御異議なしと認めます。
  ―――――――――――――
#18
○理事(竹下豐次君) 次に緊急質問の件についてお諮りいたします。
#19
○参事(河野義克君) 緊急質問に関しまして、社会党の田中利勝君から貿易政策、産金政策、文教政策に関する緊急質問といたしまして、時間は十五分乃至二十分、それから要求大臣としては通産大臣、文部大臣、こういう緊急質問の御要求がございます。これを認めるか認めないか御審議を願います。
#20
○佐々木良作君 この件について、この議案の後に恐らく自由討議の問題が出ると思いますけれども、自由討議に質問してもいいことになつておる筈なんで、それとは一緒にできませんか。
#21
○理事(竹下豐次君) 社会党の方いかがですか。
#22
○河野正夫君 社会党は自由討議には一人予定がございますので、これは又別なことでとつておりますので田中利勝君の質問は緊急性があるものと思つて是非御承認を願いたいと思つております。
#23
○理事(竹下豐次君) それでは田中利勝君の緊急質問の件を許すことに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#24
○理事(竹下豐次君) 異議なしと認めます。
  ―――――――――――――
#25
○理事(竹下豐次君) 次に自由討議の件についてお諮りいたします。明日何人程お認めになりますか。その件は小委員会でもいいと思いますけれども、小委員会の方にお任せすることにいたしてよろしうございますか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#26
○理事(竹下豐次君) そういうことにいたします。
  ―――――――――――――
#27
○小林英三君 さつきの常任委員長の欠員は小委員会ですか。
#28
○凍事(河野義克君) この間の例によりまして、補欠の方は小委員会でお願いしようと思います。
#29
○小林英三君 そうするとこちらで何にも了解せずに……。
#30
○参事(河野義克君) この間の山田佐一君、それからもう一人どなたですか、あのときはそういう恰好でやりました。常任委員長の辞任をここに諮り、補欠の点は小委員会で諮つたんですが、皆さんここでやつた方がいいということでありますれば、自由党からは後任の方が申出がございますからここでお諮りを申上げていいわけです。
#31
○理事(竹下豐次君) 速記を止めて下さい。
   〔速記中止〕
#32
○理事(竹下豐次君) 速記を始めて下さい。
#33
○参事(河野義克君) 先程この委員会として御了承のあつた両委員長の補欠として、建設委員長に中川幸平君を電気通信委員長に松野喜内君をそれぞれ民自党の方から御推薦になつております。
#34
○理事(竹下豐次君) 只今の議事部長の報告通りで異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#35
○理事(竹下豐次君) 異議なしと認めます。
  ―――――――――――――
#36
○理事(竹下豐次君) 次に裁定問題についてお諮りいたしますガ、議長から発言を求められております。
#37
○議長(佐藤尚武君) 公共企業体労働関係法による仲裁裁定の問題について一言お願いしたいことがあるのでございますが、この公共企業体労働関係法による仲裁裁定の国会の取扱振りにつきましては、先日来いろいろな御意見もありまするし、又疑義もあると思われまするので、この点について御検討をお願いしまして、その結論をば今度の專売公社の裁定の件の取扱に資したいと思うのでございます。その趣旨によつて本委員会において十分の御検討をお願いしたいと存じます。
#38
○理事(竹下豐次君) 只今議長からお申出がありましたですが、その問題につきましてどういうふうに研究を進めて行きますかお諮りいたします。
#39
○佐々木良作君 今議長の言われた趣旨は、恐らく昨日までの議運で内容的な意見が対立した恰好になると、特に議長が答弁の矢面に立つたということから、もつとブランクにして、そうして出直して検討して見ようということだろうと思います。僕はその趣旨に従つて次のような方法でやつたらどうかと思うので提案して見たいと思います。
 この公共企業体労働関係法に基く裁定問題は、最初から国鉄裁定のときから議運上の疑義を含んだままに問題がずつと出て来たものだから新らしい專売公社の問題についても、その問題がそのまま残つていると思います。従つてこの際この議運自体で、これに関する問題を抽出してそれをはつきり検討しながらやるべきだ。その問題として第一に議案の提出の仕方の問題です。それは一院に出して他院に予備審査するというような方法がとらるべきか、或いは両院同時に提出さるべきかという問題も含め、更に政府からの問題の提出の仕方が、例えば国会の議決を求める件というようなことになつておるが、これはそのままでいいのか、或いは承認か不承認かを求めるというような出し方をするのが本当であるか、或いは更にこの法の建前から予算をくつつけて出すのが本当であるかどうかというようなものすべてを含めて、この議案の提出の仕方の問題一点。それから第二番目には、議案が出された場合、その議案を廻つての参衆両院の関係、特に送付関係及び修正権の、内容を含めての問題、これを第二点。それから第三点としては、衆参両院の意思の決定があつた際に、これを報告する際、先だつても問題になつたような、承認はなかつたというような内容の通知をするのが妥当か、或いはその他の議決のあつたそのままを報告するのが妥当か。その問題は提出の仕方とすぐ関連して来ると思いますけれども、そういうような国会の議決の通知の仕方という大体三点を中心にこの議運で以て、国鉄裁定の問題を廻つてなされた議論及びその後の検討した内容を含めて、ここで検討を加えて、その結論に従つて專売公社の問題の扱い方を具体的に決めて頂く、こういうふうにやつて頂いたらどうかと思います。
#40
○理事(竹下豐次君) 只今佐々木君からの御提案がございましたが、これにつきまして御意見なり御質問がありましたら……。
#41
○門屋盛一君 私は今佐々木君が言われた通りに扱うことが至極結構だと思いますが、ただこれは今日これからすぐこの検討に入るのか、後の委員会でやるのかということをお諮りして貰いたいと思います。
#42
○理事(竹下豐次君) 只今門屋君から佐々木君の御提案に対して賛成の御意見をお述べになりましたが、この点御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#43
○理事(竹下豐次君) 御異議ないと認めます。
 次にこの問題を今日継続して研究を進めますか、或いは又後に譲ることにいたしますか、その点お諮りいたします。
#44
○小川久義君 外の常任委員会の関係も、出席の都合もありますので後日に廻して頂きたいと思います。
#45
○理事(竹下豐次君) 只今小川君から後日に廻すようにという御意見がありましたが、この点御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#46
○理事(竹下豐次君) 御異議ないと認めます。
  ―――――――――――――
#47
○理事(竹下豐次君) 次に高松地方專売公社調停委員会の委員の件についてお諮りいたします。
#48
○国務大臣(増田甲子七君) 公共企業体労働関係法第二十一條第二項に基きまして、高松地方專売公社調停委員会の委員の候補者として、組合側の代表者として国会議員成田知巳君が選出された次第であります。そこで成田知巳君に委員を委嘱するにつきまして、御承知の通り国会法第三十九條但書の規定によりまして、国会の議決が必要でございますので、その承認方をお願いいたしておる次第でございます。
#49
○門屋盛一君 この点は事前に資料などについては頂いて検討をしておるのでありますが、衆議院における承認はどうなつておりますか。
#50
○参事(河野義克君) 衆議院は本日この件について本会議の議決を了したそうであります。
#51
○門屋盛一君 成田君は衆議院議員でありますから、その衆議院が承認したとすれば別段異議はありません。私は承認することに賛成です。
#52
○理事(竹下豐次君) 門屋君の意見に御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#53
○理事(竹下豐次君) 御異議ないと認めます。
  ―――――――――――――
#54
○理事(竹下豐次君) 本日の政府提出の筈の議案の問題につきましては尚刷物を拵えまして、そうして明日の午後できますが、できるだけ早くお手許に配付したいと思います。その上で又御相談願いたいと思います。
 本日の議題は大体予定は済んだわけでございますが、何か外に御発言ございますか。
#55
○佐々木良作君 私の方の会派で、今日の労働委員会が流会になつたという件について、最近の委員会が、特に與党側の出席が殆んどないために流会にまるという場合が非常にあるので、議院運営委員会で特に注意を喚起して貰いたいということがありましたから、一つお取計らい願いたいと思います。
#56
○小林英三君 これは佐々木君が言われるのは労働委員会に限らず、昨日やりました電気通信委員会におきましても與党側の出席は零でございます。それで非常に困るのですが、これも嚴重に與党側の御出席を促したいと思います。
#57
○小川久義君 與党側に属しております我々といたしましては、今後十分に督励いたすことにいたします。
#58
○門屋盛一君 今與党側だけが問題になつているようでありますけれども、今日の労働委員会は、完全に與党はこの再開後においては一回も一人も出席がないので、今日この労働問題に相当のウエイトが置かれている際にこれではいけないと思いますが、実は形式は散会形式を採りまして実質上は流会です。併しこれは労働委員会とか、電気通信委員会の例がここで出されているのですが、ひとり與党に限らずこの頃議員の出席というものが非常に悪い。国会は開かれていても私はたびたびこれは心配しているのですが、恐らく今の調子で行つたら本会議を開けない日が沢山できて来るのじやないかと思います。今日はこれに対して少し検討して置かなければならんと思いますが、ちよつと定足数の問題ですが、定足数は定員の三分の一ですね。それで欠員は引かないのですね。
#59
○参事(河野義克君) 本会議におきましてはそういうふうにやつております。
#60
○門屋盛一君 委員会は欠員を引くのですね。
#61
○参事(河野義克君) 委員会におきましては欠員を引いてやつております。
#62
○門屋盛一君 そうしますと、私はこの間からこの定足数のことについては大分憎まれているのですが、実際見ておつてもみつともなくなつてしまうのですが、これに対して一つ何か対策を考えなければならんと思いますが、それも併せて御研究願いたいと思います。
#63
○理事(竹下豐次君) 門屋君から只今御発言がございました件につきましては、各派でもそれぞれ出席に努力して貰うということにお願いしたらどうかと思いますが、尚この委員会でできるだけ早く研究を進めるようにいたしたらどうかと思います。
#64
○門屋盛一君 各派でというのは今まで何回もやつたのですが、各派で申合せるとか何とかいう程度では納まらん事態になつていると思うのでありますが、議長はどういう御意見か、何かいい御意見はないですか。
#65
○議長(佐藤尚武君) 格別議長においてこの問題を今まで取上げたことはございませんが、つまり各派においてそれぞれ善処されることと信じておつたわけであります。但し本日ここで問題になつたところから見ますというと、実際本会議が開かれないことが、或いは委員会が流会になるとかいうようなことが度重りますというと、参議院としての職責を完うすることができないわけになりますので、これはお話の通り何とか手段をとらなければならん問題かと思います。その手段としましては、これは事務当局と少し打合せてみたいと思いますが、例えば旅行届を出した議員、若しくは帰省している議員達に電報を打つて帰京を促すとか何とかいうような方法がありはしないかと思いますが、併しこれはもう少し事務当局と打合せてからお答えしたいと思います。
#66
○小林勝馬君 これは議長職権で、議長の方から電報で召集して貰うなり何なり、もつと嚴重に一つ督励して貰う方法を早速やつて貰いたいのです。
#67
○小川久義君 ちよつと只今の問題は、前例もあることでありまして、事務当局で三日間以上連続して欠席という議員の名前をお調べになりまして督促して貰うということにお願いしたいと思います。
#68
○門屋盛一君 先程官房長官の方から、こちらに刷物にして明日の午後なら午後、明後日なら明後日出されますと、それによつて大体この第七国会の審議計画というものが立つと思う。それで審議計画を立てまして、その審議計画に合せるために何とかやるということを、研究課題として皆様に御研究願つて、それに対しては普通の年と違うのですからそこに一つの目新らしい行き方を決めて守り得るようにして、或いは委員会で以て何か決定しておいて、自主的にやつて行く、こういうことをやらなければならんと思うのでありますが、今の場合どうでしようか。一応提出法案を見まして審議計画を立てて、その審議計画に合せるためにどういうふうにするかということを計画的にやるということを、研究課題としてお決め願いたいと思います。
#69
○理事(竹下豐次君) 只今お聽きの通りの門屋君の御発言でございますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#70
○理事(竹下豐次君) 御異議ないと認めます。
 もう御発言もないようでございますから、本日はこれで散会いたします。
   午後二時四十二分散会
 出席者は左の通り。
   理事
           小林 英三君
           竹下 豐次君
           鈴木 直人君
   委員
           大野 幸一君
           河野 正夫君
           山下 義信君
           左藤 義詮君
           中川 以良君
           門屋 盛一君
           小林 勝馬君
           小宮山常吉君
           中野 重治君
           佐々木良作君
           小川 久義君
  委員外議員
           水橋 藤作君
  ―――――――――――――
   議長      佐藤 尚武君
   副議長     松嶋 喜作君
  ―――――――――――――
  国務大臣
   国 務 大 臣 増田甲子七君
  事務局側
   参     事
   (事務次長)  芥川  治君
   参     事
   (議事部長)  河野 義克君
   参     事
   (警務部長)  丹羽 寒月君
   参     事
   (委員部長)  宮坂 完孝君
  法制局側
   参     事
   (第二部長)  寺光  忠君
ソース: 国立国会図書館
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