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1949/03/11 第7回国会 参議院 参議院会議録情報 第007回国会 議院運営委員会 第35号
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1949/03/11 第7回国会 参議院

参議院会議録情報 第007回国会 議院運営委員会 第35号

#1
第007回国会 議院運営委員会 第35号
昭和二十五年三月十一日(土曜日)
   午前十時三十三分開会
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○食糧輸入税と食糧政策に関する緊急
 質問の件
○請願の付託に関する件
○決議案の取扱に関する報告
○議院の運営に関する件
○国会法第三十九條但書の規定による
 国会の議決を求める件(国語審議会
 委員)
○運輸省設置法第九條第一項の規定に
 よる運輸審議会委員任命につき同意
 を求める件
○内閣総理大臣の出席に関する件
○委員の辞任及び補欠選任の件
  ―――――――――――――
#2
○委員長(竹下豐次君) 只今から議院運営委員会を開会いたします。
 板野勝次君から食糧輸入税と食糧政策に関する問題につきまして、緊急質問の通告がございます。如何取計らいますか、お諮りいたします。許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○委員長(竹下豐次君) 御異議ないと認めます。時間の申入は二十分ということになつております。
  ―――――――――――――
#4
○委員長(竹下豐次君) 次に請願の付託に関する件につきましてお諮りいたします。
#5
○参事(河野義克君) 小畑哲夫君、境野清雄君、油井賢太郎君、島清君、四人の御紹介で關口俊太という人から通商産業大臣罷免に関する請願というのが出ております。それでこれが受理すべき請願であることは疑いはないことでありますが、委員会のどこに付託するかということについて、通商産業大臣ということから通産委員会、或いはいわば人事のことだから人事委員会といろいろ考えられますが、特別職であり人事委員会の問題ではないように思いますし、罷免の権限は内閣総理大臣にございますので、内閣委員会に付託するのが然るべきだと存じますが、一応お諮りいたします。
#6
○委員長(竹下豐次君) 内閣委員会に付託することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○委員長(竹下豐次君) 御異議ないと認めます。
  ―――――――――――――
#8
○参事(猪名川治郎君) 決議案の総司令部における取扱方の変更に関しまして報告申上げます。昨日の朝でございますが、司令部の民政局のローブ係官から、国会における決議案の総司令部取扱方の変更に関しまして、私に左の通報がございました。
 従来決議案は上程以前におきまして総司令部へ送付、審査に付しクリアーをなして来たが、今後は司令部としては成るべく上程以前において通報せられ得れば足り、別に案の可否を伝達しないこととする。こういう通報がございまして、同時に附加いたしまして、本件取扱方変更の意図するところは、現在までは司令部が内容を検討してその責任を取るような恰好にあつたのを、今後は国会の責任を重んじ、国会の責任において決議案の適、不適等を決定すべきであると思うが故にそうするのである。従つて国会としては自己の責任において愼重にやつて貰いたい、こういう意味でございました。
 ただその際これはまあ当然なことながら、決議案についてもやはり占領政策の違反にならないように特に留意してやつて貰いたい、こういう意味でございました。
#9
○議長(佐藤尚武君) 昨日私は議院運営委員会に出られなかつたので申上げますが、この私欠席しておる委員会で、昨日の朝の本会議における油井賢太郎君の再質問の際における大蔵大臣の答弁に関しまして、何か議事課長でありましたか、その間に介在して油井賢太郎君の質問のうち大蔵大臣に関係する部分の要領を、大蔵大臣がまだ知つていなかつたために、油井賢太郎君から書出してはどうかということを、油井君へ申入れたというと非常にしかつめらしくなりますが、議事の進行の便宜を図るつもりでそういうお話をしたということでありましたが、それに関しまして、運営委員会で門屋委員が言われた、そういうことは事務局としては出過ぎたことであるというのは、すべて大蔵大臣即ち政府の方でやるべきことであつて、それを議事部の者が介入するということは出過ぎている。又大蔵大臣の方も便宜を事務局員が果したということになる。それはかねがね同委員が指摘しておる、つまり事務局の中立ということにも関係するんだというような意味の御意見でありますが、実はこの問題は、私は議長席に坐つておつて全く内容は知らなかつたのであります。大蔵大臣がその前の本会議で以て、油井賢太郎君のなした質問の内容を昨朝まで知らなかつたということにつきまして、これは政府の方の手落であつたと思いますが、事情をよく聽いてみますると、議事課長の方では、若しあの際大蔵大臣が油井君の質問の要領を知ることができなかつたならば、従つて答弁ができない、油井君の再質問がそれによつて阻止されるということを心配して、自発的に、これは誰からも言いつけられなかつたのでありますけれども、自発的に、油井君に後日になすつてはどうだろうかという御意見を申上げたということであります。勿論その間大蔵大臣から頼まれてそういうことをやつたということは、これは一切ないそうでありまして、又あるわけはないと思いますが、事情はそういうようなことであつたそうであります。而してこの問題は、むしろ油井君のために再質問を図るというそういう気持から……、(「話が大分違う」と言う者あり)議事課長が出て来たというように私は解しますが、何か、私昨日のこの委員会にいなかつたために、御質問の趣旨を私としては取違えているかも知れませんが、私の聽きましたところはそれだけであります。以上申上げた次第であります。
#10
○門屋盛一君 そうすると議長の言われるのは、不都合はないと、こう言われるわけですね。
#11
○議長(佐藤尚武君) 先ずそういうふうに私は感じたのであります。
#12
○門屋盛一君 それは大変な間違いです。あのとき議長席には副議長が著いておつたと思います。
#13
○議長(佐藤尚武君) そうです。失礼失礼、その点私間違いました。
#14
○門屋盛一君 それから問題の経緯は、大体国会議員の質問に対しては要求大臣が……、大蔵大臣を要求したんだけれども、大蔵大臣が出席できないというから、議事を円満に進める上において、大臣はおらんでもいいんじやないかということで……。ところが政府の方が怠けて、政務次官も出席していない。私の衝いているのは、昨日のようなことになると、要求大臣が必ずおらなければ質問ができないということになると、今後の議事運営において支障がある。大臣がいなくても、政務次官なり政府委員なりが聽いておつて、とにかく油井賢太郎君個人ではないのですから、国会議員たる油井賢太郎君の質問を大蔵大臣が答弁していない。一昨昨日の質問に対して、これは当然こちらから要求しなくても、出席したら劈頭に答弁しなければならない義務がある。それにも拘わらず答弁するつもりで来ていないのです、大蔵大臣は。それで答弁せいと言つたら質問の要点はどうであつたかということである。こういうわけで議事課長か誰か参事の人が聽きに来た。そこなんです、問題は。それが不都合でないとすれば、議員の質問というのはどういうことになるか、速記録というものはないのか、又要求大臣の出席を要求する根本の理由はなくなるんじやないか。私は議事を円満に進めるためにそういうことはよくないことだと思う。大蔵大臣から頼まれたのでないと議事課長は言うけれども、事実そのときに大蔵大臣のところへ行つて耳うちし、油井君のところヘ来て、それじや答弁するから質問要項を聽かして呉れと言つて来た。それで私は怒つた。そんな馬鹿な話はない、こういうことをこういう所で話さずに、本会議場で我々の考えが間違つているかどうか議長に御注意を喚起しようと思つて、議事進行の通告……通告じやない、発言したところがうろたえてそれじや質問を許すから議事進行は止めて呉れということで、議事進行は止めた、止めたのですが、これはどうも大蔵大臣も不都合だし、事務局の方でも扱い方を感違いしていると思う。議長の言われるのは、油井君に再質問の機会を與えるために斡旋したというのだが、再質問あるかないか答弁を聽かなければ分らない。一昨々日の油井君の質問に対する大蔵大臣の答弁がない。昨日答弁しなければならないのに質問要項も何も聽いていない。政府部内の連絡が余り悪過ぎるのではありませんか。そういうことは国会として議長はもつと嚴然と構えて貰わなければならぬ。それは、油井君の再質問の便宜を図つたと答弁なさるが、それが議長の方の間違いではないか。
#15
○油井賢太郎君 それは、私は再質問するかしないかということは勿論大蔵大臣の答弁を聽かなければ分らないが、まだ時間が残つているなら、若し私の質問に対して満足な回答を得られなければ再質問したいからと、そういうふうな申入をして置いたのです。ですから今議長のおつしやつたようなお話ではその点大分違うのです。
#16
○議長(佐藤尚武君) そうすると問題の要点はどこにあるのでございましようか。私は議事課長が再質問ができるように取計らつたというように伝え聽きましたけれども、それはそうでなくて……。
#17
○門屋盛一君 それは後の問題です。
#18
○議長(佐藤尚武君) そうして今門屋君の言われたのは、大蔵大臣はとにかく前々日の油井君の質問を、昨日の朝まで聞いていなかつたという点が政府としては足りないのじやないか、こういう点が一つ。それから昨日の朝になつて、ここで大蔵大臣が質問の要領を知らないといつたときに、それは本会議の席で問題にすべきであるのに、議事課長が私に行動した、そういう点が事務局として……。
#19
○門屋盛一君 議長さん、副議長さんからお話をお聞きになつておるか知らんが、昨日私がここで正式に発言して、副議長御存じでしようが、議事課長がここで好意的にやられたことは私も認めるのでありますが、好意的であつても、苟くも国務大臣が議員の質問を、前々日の質問を、昨日出て来て質問要項を事務局を通して聞いて来なければ分らないようなことでは、議員の発言というものはどの程度に議長お考えになるのか。私は油井君が一昨々日質問したら、その質問に対して大蔵大臣が聞いておらないから答弁できない、用意して来ておらん、それじや困る、そんな法はないのですから、そのときいなかつたからその次に出席した劈頭に答弁しなければならない。だからこの議事の扱いに関する議事進行で、私がかねがね言つておるように大臣が出席していないときは、政務次官でも出席を求めて開けということを議事部の方へ毎日やかましく言わなければ分らん、そうでしようが。大蔵大臣がいなくても政務次官がそこに出席しておつたらこんなことにはならない。だから議事進行上に基本に御注意を喚起しておるのであつて、大蔵大臣が別にその場で問われる必要はない、それ以上に横着なんだから。とにかく議員の質問を一日半たつても判断する要項が分らんというのだから、これ程無茶な大蔵大臣はない。
#20
○議長(佐藤尚武君) 皆様のお話でよくわかりましたが……。
#21
○門屋盛一君 参議院らしい運営をやつて貰いたい。国会らしい、あれじや国会じやない。
#22
○議長(佐藤尚武君) 議長としては今までの慣例では、大臣が不在であつたときに、例えば緊急質問があつたならばその次の本会議でもつて大臣が答弁する、これは当然の話であります。そうして又、今までずつとやつて来ておつた。昨日初めてそういう事件が私の時代になつてから起つた。私は、勿論大臣として当然その前に自分が不在であつたときの油井君の質問に対しては、答弁されることと思つておつた。然るに質問の要項を聞いてなかつたというのは、初めてあの本会議に出て分つたわけなんで、当然大臣の答弁があることと私は心得ておつた、その心得方が間違いだという……。
#23
○門屋盛一君 当然答弁のあるべきものが答弁ができないというのだから。それから議事課長か誰かが要項を知らしてくれと油井君のところに聞きに来た。それは大蔵大臣から頼まれておつたか、頼まれていないか知らぬが、私の重く考えてることは、本会議の発言というのは重要なものですから、それは一昨々日油井君が壇上から発言したことが、大蔵大臣に答弁させるために又要項を言えということは、事務局としては、平素は真面目な人でありますが、ちよつと行き過ぎじやないかと思う。何がためにこれだけ速記をつけてやつてるか。又これは丁度官房長官来合わせているから、とにかく一番忙しい大蔵、通産を兼させておいて議院は目茶々々ですよ。
#24
○油井賢太郎君 補足しますと、実は大蔵大臣が私の質問のときにですな、一昨々日の、急にGHQに行かなくちやならんので出られなくなる、政務次官ではどうだというわけです。政務次官ではこの責任のある回答をして貰えないから、是非大蔵大臣に来て貰いたい。じや速記録を見て次の機会に返事してもよいかというような政府委員からの申入れがあつた。じやそれでもよいというので私は発言した。ですから当然昨日は大蔵大臣は速記録を見て返答なされなくちやならない立場だ。併し昨日大蔵大臣実は調べてない。この次の月曜まで待つてくれないかという話を最初受けた。どうも調べてないものを要求してもしようがないから、しようがないと言つて帰つて来て我々の方で話をしたら、それはけしからんと門屋さんあたりからそういう話になつた。ですからこれは当然今後そういつたようなことのないように政府は善処されるべきだ。
#25
○門屋盛一君 本会議の速記録だけはやはり重要に考えて貰わなければならん。本会議での発言が速記にのつておるものを又再び事務局から要項を聞かれるということでは、議員は何遍も言わなれればならん。現にこのことでも議長と副議長の間の連絡が完全についておつたならば、議長が今のような考え違いの話はない。副議長と連絡がついておれば……。
#26
○議長(佐藤尚武君) それではどういうことにいたしましようか。議事課長が自発的にやつたということは出過ぎておることであつたという御意見であれば、それは成る程その通りでございましよう。でありますからそういう点を注意をして、今後そういうふうなことはやらないようにするということに取計らいたいと思います。
 それから政府の方に対しては、質問の要項は再び繰返えして返答を頂きたくないということを強く申入れたい。その点政府の方としてよくお聽取りおき下すつて、かたがた大蔵大臣へ官房長官から御注意をお願いしたいと思います。そういうことで一つこの問題は終了さして頂きたいと思います。
  ―――――――――――――
#27
○委員長(竹下豐次君) それでは次に進行いたします。国会法第三十九條但書の規定による議決要求に関する件を議題に供します。
#28
○国務大臣(増田甲子七君) 国会法第三十九條但書の規定による同意を求める件を御説明をいたします。第一は国語審議会委員に参議院より山本勇造君をお願いしたい。国語審議会の委員は、従来国会議員が参加せずに構成されていましたが、国会代表を加えた方がいいという声がございますので、適任者の推薦方を来院の文部委員会に御依頼を申上げておりました、その結果参議院におかれましては山本勇造氏を推薦されたのでございます。御参考に申上げますが、衆議院においては圓谷光衞君を推薦されました。国会議員の兼職について国会で承認を求める必要がございますので提案いたした次第でございます。何とぞよろしく御願い申上げます。
 それから運輸審議会の委員任命の件、運輸審議会の岡田信次君が本年二月都合によつて辞任されました。この後任として富山清憲氏を任命いたします。運輸省設置法第九條第一項の規定によつて国会の同意をお願いいたした次第でございます。
#29
○委員長(竹下豐次君) それでは運輸審議会議員の任命に関する点につきまして、只今すでに官房長官から御説明がございましたが、この際さきの議題と併せまして一緒に議題にいたしたいと思います。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#30
○国務大臣(増田甲子七君) 只今途中まで御説明いたしましたが、運輸省設置法第九條第一項の規定により国会の同意を求めるの件でございます。
 運輸審議会の岡田信次氏が本年二月都合によつて辞任されましたので、その後任として富山清憲氏を任命いたしたいのでございます。富山氏はその経歴よりいたしまして最も適任であると存ぜられますので、何とぞ御審議の上よろしくお願いいたします。
#31
○委員長(竹下豐次君) 圓谷光衞君、山本勇造君を国語審議会委員に、富山清憲君を運輸審議会委員に任命の件につき同意を與えることに御異議ございませんか。
#32
○門屋盛一君 こういう同意事項はですね、二、三日前にそれを配つて頂いて会派の意見を聞いて、出た場合は直ぐ同意するというように、今日初めて貰つたのですが、一応今日は保留して頂きたい。別に異議はありませんが扱いが軽卒になる。
#33
○委員長(竹下豐次君) 只今門屋君の御発言がございました、先例もあるようでございますからその通り取計らうことに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#34
○委員長(竹下豐次君) 御異議ないものと認めます。
#35
○中村正雄君 運輸審議会の委員の関係は、岡田信次君の後任に富山清憲氏となつておられるのでありますが、この前の運輸審議会の委員を決定するときに技術家の人、事務関係の人、或いは学識経験者というふうにいろいろ区分されて委員の承認を求める件を内閣が出されたわけですが、岡田信次君の後任の富山清憲君になりますと、これはやつぱり、畑が違うわけじやないのですが、これはどういうふうにお考えになつておられるか。岡田信次君はいわゆるこれは技術関係から出て貰うというふうな、この前の内閣の趣旨であつたわけですが、その方の後任に純然たる事務系統の方を承認を求められておられるのは、この前のときの政府の考えと相当開きがあると思うのですが、この点についてお伺いしたい。
#36
○国務大臣(増田甲子七君) 今中村さんの御指摘の点は、私しかと記憶がございませんが、その点よく調べてみます。ただ学識経験というようなことで技術と事務と分けて申上げたような記憶はございませんが、要するに運輸行政についての学識経験者であるというようなことから、岡田君の後として最も適任であるという意味で選考されたものと承知しております。
#37
○中村正雄君 この前官房長官並びに運輸大臣がここで御説明になつたと思いますが、一応当時の速記録をお調べになつた上御答弁願いたいと思います。
#38
○国務大臣(増田甲子七君) では調べます。
#39
○中村正雄君 官房長官がお見えになつておられるので外のことを聞いていいですか……。簡單なことですが、この議題は一応これで打切りますか。
#40
○委員長(竹下豐次君) 今の問題は官房長官の方でお調べ願いまして、こちらの方では各会派で相談願うことにしまして本日はこれで打切りまして、次に何か御質問がございましたら。
  ―――――――――――――
#41
○中村正雄君 簡單なことですが、毎度参議院で問題になつているんですが、この前の本会議のときに、緊急質問で総理大臣の出席を要求したのですが、総理大臣は喘息気味でどうしても本日は出られないという話があつたわけですが、明る日新聞を見ておりますと、衆議院に登院なさつて予算委員会で答弁なさつておる。こういう新聞記事を拜見したわけですが、そういう点から考えまして、衆議院には、出られない病気を押しても出られるけれども、参議院であれば出て来られないというふうにしかとれないわけなんですが、これに対しまして官房長官はどういうふうにお考えになりますか。
#42
○国務大臣(増田甲子七君) それは中村さんの御質問は本国会のことですか。
#43
○中村正雄君 一昨々日ですか、衆議院の予算委員会に出ておられました。
#44
○国務大臣(増田甲子七君) お答え申上げます。実は工合が悪いのでございます。暫くは非常に御元気でしたが最近ちよつと過労の気味がございまして、咳込むというように本会議等でも御覽と思いますが、発作的に咳込むようなことがありまして、予算委員会には、午後工合がよくなつて出たじやないかと思つております。
#45
○中村正雄君 官房長官の御答弁はそれは形式的にはよく分るわけですが、併し本会議が十時半から始まる、本会議でどうしても総理大臣の出席を要求して、事務当局を通じて再三再四話しても今日はどうしても出られないと言つておつて、僅か一時間半経つたら衆議院に出ておられる。而も総理大臣が出て来れば予算委員会は開くというような要求があれば、病気を押しても出るが、参議院の方からはそういう話がないから出ないとしか受取れない。病気だから五分後の人間の体は予想はできませんけれども、一時間前には喘息でどうしても出られないという人が、一時間ばかり経つたら登院できるというような便利な病気というものは想像できない。そういう点につきまして毎々問題になつておるわけですけれども、官房長官として相当お考えになつてもいいじやないか。
#46
○議長(佐藤尚武君) 今の中村君の御意見に対して、昨日でありましたか新聞を見て、予算委員会に一昨昨日でありましたか八日ですかその朝の本会議、参議院の本会議には出られないと言つておつたにも拘わらずその午後の衆議院の予算委員会に出られたという事実を新聞で見まして、私も同じような感じを持つたのであります。早速私もできる範囲内において調べました。事情を調べで見ましたところが、こういうことであります。参議院に欠席したという前夜、その前日から何か総理は非常に咳込んでおられたそうであります。その夜中になつて非常に気分が悪くなつて医者を呼んだそうであります。それで朝になつても気分が回復しないので参議院の方は止むを得ずお断わりをした。然るに午前中はずつと靜養しておつたところが多少気分を持直したので、そうして又予算委員会のこれも総理がどうしても出席しなければ又予算が一日延びるというようなことであつたために、全然回復していなかつたけれども多少気分がよくなつたというので出席をした、こういうような事実であるそうであります。私はその事情を聞きまして、まあこれはやむを得なかつたことであろうというように私としては一応了解したわけであります。それだけ附加えて私の調べたところを御説明申上げます。
  ―――――――――――――
#47
○委員長(竹下豐次君) それでは裁定の問題を一応今日の日程に上げて置いたのですが。
#48
○大隈信幸君 その問題は今日休むということになつておる。
#49
○委員長(竹下豐次君) それではその問題はとりやめまして後日に廻すということにいたします
  ―――――――――――――
#50
○参事(河野義克君) 常任委員の変更が出て参りましたので申上げます。自由党の池田宇右衞門君が予算委員を辞任されまして後任に城義臣君を御指名願いたいという申出が出ております。緑風会の予算委員の伊達源一郎君が辞任されて佐伯卯四郎君が後任に指名されたいという二つの申出が出ております。
#51
○委員長(竹下豐次君) 委員の変更につきまして只今議事部長から御報告いたしました件御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#52
○委員長(竹下豐次君) それでは異議なしと認めます。それでは本日はこれにて散会いたします。
   午前十一時九分散会
 出席者は次の通り。
   委員長     竹下 豐次君
   理事      大隈 信幸君
   委員      大野 幸一君
           中村 正雄君
           佐々木鹿藏君
           門屋 盛一君
          深川榮左エ門君
           油井賢太郎君
           宇都宮 登君
           加賀  操君
           鎌田 逸郎君
           小宮山常吉君
           板野 勝次君
  ―――――――――――――
   議長      佐藤 尚武君
  ―――――――――――――
  国務大臣
   国 務 大 臣 増田甲子七君
  事務局側
   参     事
   (事務次長)  芥川  治君
   参     事
   (記録部長)  小野寺五一君
   参     事
   (議事部長)  河野 義克君
   参     事
   (警務部長)  丹羽 寒月君
   参     事
   (委員部長)  宮坂 完孝君
   参     事
   (渉外課長)  猪名川治郎君
  法制局側
   法 制 局 長 奧野 健一君
ソース: 国立国会図書館
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