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1949/04/04 第7回国会 参議院 参議院会議録情報 第007回国会 議院運営委員会 第53号
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1949/04/04 第7回国会 参議院

参議院会議録情報 第007回国会 議院運営委員会 第53号

#1
第007回国会 議院運営委員会 第53号
昭和二十五年四月四日(火曜日)
   午前十時三十一分開会
  ―――――――――――――
  委員の異動
本日委員石原幹市郎君、左藤義詮君、
深川榮左エ門君及び中川以良君辞任に
つき、その補欠として石坂豊一君、城
義臣君、安達良助君及び小林英三君を
議長において指名した。
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○委員の辞任及び補欠選任の件
○食糧統制撤廃に伴う農業危機に関す
 る緊急質問の件
○議院の運営に関する件
○議員小川友三君の懲罰事犯に関する
 件
  ―――――――――――――
#2
○委員長(竹下豐次君) 只今から議院運営委員会を開会いたします。尚委員の変更の件についてお諮りいたします。
#3
○参事(河野義克君) 自由党から予算委員の石坂豊一君と城義臣君が辞任されて後任に石原幹市郎君、左藤義詮君を指名されたいという申出、並びに議院運営委員の石原幹市郎君と左藤義詮君が辞任されて、後任に石坂豊一君と城義臣君を指名されたいという申出が参つております。又民主党から議院運営委員の深川榮左エ門君が辞任されて安達良助君を後任に指名されたい、それから懲罰委員の鈴木順一君が辞任されて前之園喜一郎君を後任に指名されたいという申出、又予算委員に前之園喜一郎君が辞任されて鈴木順一君が後任に指名されたいという申出がそれぞれ出ております。
#4
○委員長(竹下豐次君) 只今議事部長から報告通り承認することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○委員長(竹下豐次君) 御異議ないと認めます。速記を止めて下さい。
   〔速記中止〕
  ―――――――――――――
#6
○委員長(竹下豐次君) 速記を始めて下さい。大畠君から緊急質問の通告がございます。これをお諮りいたします。
#7
○事務総長(近藤英明君) 大畠農夫雄君からの緊急質問は、食糧統制撤廃に伴う農業危機に関する緊急質問、所要時間二十分、要求大臣は農林大臣、大蔵大臣、安本長官、総理大臣と、こういう御要求です。
#8
○兼岩傳一君 適切なる質問だ。(「賛成」と呼ぶ者あり)
#9
○委員長(竹下豐次君) 許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○委員長(竹下豐次君) それじや異議なしと認めます。
  ―――――――――――――
#11
○議長(佐藤尚武君) 昨夜の運営委員会で私が回答を留保した問題が二つございます。第一は、昨日の本会議における佐々木君の二回目の議事進行に関する発言の問題であり、第二は小川友三君の問題であります。
 第一の問題から申上げて行きたいと思うのでありまするが、最初の佐々木君の議事進行に関する発言に関しましては、昨日も御説明申上げました通りに、あの議場内における小委員会の多数の意向を酌みまして私から記名投票の結果を発表したということにつきましては、すでに御了承を得ておることと思うのでありまするが、その投票の結果の発表後に佐々木君から議事進行について発言を求められたことに対しまして、私は当時議事進行に関する発言は、佐々木君ばかりではなくて沢山殆んど同時に求められたのでありましたが、それを取上げる時機でないと考えまして、そうして前以て小委員会で決められた順序に従つて議事を運んで行き、その結果本会議が延会となり散会したわけであります。然るに昨夜の運営委員会におきまして、その点が問題になりまして、第一、議長は参議院規則の第百二十三條の議事進行に関する発言の條項について、どういうふうに解釈しておるかということが質問の要点になつたのであります。その際私は議事進行に関する発言があつた場合に、これを取上げるか取上げないかということは、議長の裁量によるのであるというふうに御返事したのでありまするが、これに対して大野君は、それは大変違つている、議事進行の発言があつたならば、議長は遅かれ早かれ取上げなければならないのである、ただその時機についてのみ議長の裁量に委してあるのであるというような御注意がございました。その点私はその後におきまして法制当局の意見も徴しまして、やはり大野君の解釈が正しいのであるということになりました。その点におきまする私の解釈が違つておつたということをはつきりと認めなければなりません。従いまして佐々木君の第二回目の議事進行に関する発言に関しましては、この規則通りによりましても本会議が散会される前に許可しなければならなかつたということになります。尤もその当時の事情は今も申上げました通りに、一時に方々から発言があつたということと、それから打明けて申上げますると、議長席からは議席が見えないのであります。僅かに議長の正面だけが少し見えるだけで、議長から向つて右側も左側も全く見えません。普断のときはそういうようなことはありませんけれども、昨日のように議場が混乱して参りましたときには、何と申しますか、映画の撮影機でありますかそのためにでありましよう、非常に強いライトを議長席の正面に向つて両方から照されるのでありまして、丁度晩道路を歩きますときに、アメリカの車が向うから走つて来て強いライトにぶつかると何にも見えないと同じような結果になります。従つてがやがや言う声は聞えますけれども、誰が立つておるのやら、噴がどういう挙動をしておるのやら議長席からは一向見えません。全く目潰しをされたような工合で以て議事を進行して行かなければならなかつたというような状況でございます。これは実情でございます。そういうような状況において私は議事を進行して行つたようなわけでありまするが、併し何と申しましてもその議場があれだけ混乱したということは、延会の提議に対して異議があつたということになります。その異議を取上げなかつたということは、議長としまして成る程軽卒であり且つ又行き過ぎであつたということを、はつきりと認めなければなりません。この点は私からこの議院運営委員会に対しましてお詑びを申上げます。私は元来、すでに御了解下さつておることと思いまするが、議事の進行ぶり、議員の発言に対してはできるだけ公平にやつて行かなければならないという気持でおる者でありまして、従つて昨日のような議事の進行ぶりは全く私の本心ではないわけであります。そういうことが分つてみますれば本心でないということになります。今後はその点一層留意いたしまして、できるだけ議場が混乱に陷らない範囲内において、できるだけ公平に議員諸君の発言の機会を認めて行くということにいたしたいと思いますから、その点を了承を願います。
 第二の小川君の問題につきましては、その第一点について、何とか議院運営委員会の方でお取決めになつた後で申上げた方が区切りがついてよいかと思いますから、差当り第一点についてのみ申上げた次第であります。
#12
○門屋盛一君 それはどういうわけですか。議長にお伺いしますが、第一点の区切りがつくといいますと、率直に言いますが、第一点の議長が了承を求めたことにつきまして、各派がそれを了承するかせんかその答えを聞いた上で、小川君の問題を処置なさろうというのですか。
#13
○議長(佐藤尚武君) その方が話の順序として御都合がよいかと思つて私は申上げたのでありまして、その必要がないとなれば私は続けて申します。
#14
○門屋盛一君 議長が飽くまで自分の立場がはつきりしなければ、小川君の問題が話出せんというならば、無理にこれは聞くことはできんでしよう。あなたは小川君にさえこれ以上言わすことはできんという方ですから、それは言えんでしよう。第一の方は問題が幾らでもあります。只今の発言中でも本心でないかと言われておるが、本心でなくてうわの空であそこに座つておられたら問題にならないわけですから、第一の問題については議運では議長のお言葉を私が聞くだけのものであつて、これを又会派に持ち帰りまして、議運でできたことならば議運だけでよいが、本会議場でできたことですから議員総会に一度諮らなければ何ともお答えすることはできないのだが、そういう複雑な手続を取つたその後でなければ、小川君の問題を議長が発言できないということであれば私は了承できない。現にあなたが議長でおられるときに起つた問題に対して、俺の処分が決まらなければ発言できないということは、ますます不可解極まることでございます。責任感ありや否や。
#15
○議長(佐藤尚武君) 運営委員会の議事の進行に御都合がよいかと思つて私は申上げたので、そうでなく続けて話をしろということであれば勿論私は申します。
#16
○門屋盛一君 委員長、皆さんにお諮り下さい。私は不可解だ。
#17
○鈴木清一君 私も今門屋君の言う通りだと思います。それと、議長に対しましてはまだ今のお話では了解に苦しむ点もありまするけれども、これはまだ今日佐々木君が見えておりませんから、佐々木君の御意見もあることと思いますので、一応今の議長の報告はお聞きするということにしておきまして、次の小川君の処置に対しましてどう考えておられるかという点に入つて頂きたいと思います。
#18
○兼岩傳一君 ちよつと一言質問させて頂きたいのですが、議長は、法律的解釈とか、議場の整理が拙かつたとかいうことに、極めて技術的に末梢的に問題を取上げておられますが、そもそも昨日のようなああいう重大な一年間の決定的な問題の議場で、ああいう恥ずべき行動があつて、それも突発的に偶然ちよつと起きたのではなくて、もう前にそういう間違いがあつて、私は小委員会が開かれたときに、あなたは余程しつかりされんと混乱する、警察官を呼ぶようなときにも盲判を捺すというようなこと等々が未解決になつているので、そういうような態度でやられると、議場が非常に混乱に陷りますぞということを、あの直前ここで申上けたのですが、果して私が予期し感じていた以上の醜惡なる場面が出たのですが、道義的に、政治的に、ああいう醜惡な議事のああいうふうに進行したということを、国民に対して恥かしいと考えておられるかどうか。それからもう一つ、ああいう投票を有効だというふうに考えておられるかどうか、これをちよつとお聞きしたい。
#19
○門屋盛一君 今の兼岩委員の御質問は御尤もですが、それを続けるとしますと、議長問題のほをここで相当長時間論議をしなければならんということになりますが、議長問題につきましては、昨日は本会議が遅くなつておつたし、この議運を閉じられたときに、私の会派ではもう一人も残つていないので、これから、昨夜以来の議運の状況、又今朝の議長の報告等も併せまして、議員総会に諮らなくては、議長問題に対して我々が決定的の意見を吐けないわけなんです。だから、議長問題は私は午後にでも延して貰つて、第二の問題は、議長が第一の問題を片ずけなければ言われんということであれば、聞くことができないから、議員みずから行動をとらなければならんが、それは議長少し無責任過ぎるのではないかと思うのです。
#20
○委員長(竹下豐次君) 兼岩君、如何ですか、後にして頂いてよろしうございますか。
#21
○門屋盛一君 その問題は、午後に廻して下さい。
#22
○兼岩傳一君 それじやそうしましよう。
#23
○議長(佐藤尚武君) それでは続けて申上げます。小川君の問題でありまするが、小川君は、去る二日の予算委員会におきまする予算案の採決には反対の態度を明らかにされて、委員会の審査報告書に添附されました多数意見者の署名中にも署名がしてございます。又昨日の本会議においての討論に際しましては、御承知のごとき経緯を以て反対討論を行われたのであります。然るに予算案採決の記名投票には、白票を投ぜられたことも周知の事実でございます。かくのごときは国会議員として最も重んずべき政治道徳に反するばかりでなく、会議運営の基本的原則をも無視するのでありまして、議院の品位を傷けた行動であると断ぜざるを得ないのであります。あまつさえ予算委員会から本会議における討議に至るまでの小川君の発言内容は極めてまじめさを欠くものでありました。殊に討議に際しましては議長の注意にも拘わらず、與えられたる時間内には賛否を明らかにされなかつたのでありまして、これらを総合しての小川君の言動は議員として参議院の体面を汚すものと考えます。よつて議長といたしましては議院運営委員諸君の御意見を伺うことは当然でありますが、小川君のこれらの言動を懲罰事犯と認めまして、国会法第百二十一條第一項により懲罰委員に付託してその審議に俟つべきものであると判断いたしております。以上御報告申上げます。(「異議なし」「大できだ」と呼ぶ者あり)
#24
○吉川末次郎君 只今の議長の御意思の御発表に対しましては、大体において私達も反対すべき点はないのでありますが、議長の御意思の御発表の中で、会議規則に反し云々という弁明があつたように思われるのでありますが、(「原則だよ」と呼ぶ者あり)原則ですか、原則ならばよろしうございますが規則ならば規則にはないと思います。尚それに付加えて先程兼岩君の言のうちに、あの投票が無効であるということに対するところの御意見があつたようでありますが、それにつきましては投票と予算案に対するところの賛否の意思表示とは別個の法律行為でありますから、法規的には二つの行為としてそれぞれ独立性を持つたものであると解釈していいと私達は考えておりますので、従つて政治道徳的見地からは誠に指彈すべき行動を小川君はしたのでありますが、形式論からいたしまするならば演説において予算案に対して反対の意思表示をしながら、投票において賛成の意思表示をしたということは、法規的には適法行為であると私は考えております。これは付加えでありますが兼岩君の意見に対して……。
#25
○兼岩傳一君 政治と法律というふうにそういうふうに分けられますと、ここはやはり政治上の節操を重んずべき場所であり、その意味で国民の代表でありますから、私はそういう解釈には同意しかねるということだけ申上げて置きます。
 それからもう一つ、議長のこの懲罰の根拠がやはり現われて来た形だけを問題としておられますが、私はやはりもう一歩これを掘下げる必要がある。現に昨日の某新聞では彼はキヤステイング・ヴオートを握つておるのであると称して、実はキヤツシング・ヴオートを握つておるのであるというようなことまでも昨日か一昨日の状態を某新聞が批評していたということもあるし、又昨日の午後に彼が食堂で現に山口国務相その他と会食しておるという事実も、私は証人をいつでも出すことはできますし、その他あのいろいろな言動を通じて、彼の行動は單に反対討論をやりながら自票を投じたという、その現われて来た形、これが法律規則、運営規則或いは国会法に違反しておるのは勿論なんですが、その原因が、この神聖なるべき議場の投票に買收或いはそれに類似するようなことがありはしないかということを、今言つたように或る新聞がもうすでに、あれはキヤステイング・ヴオートを握つているのじやなくてキヤツシング・ヴオートを握つているというふうに言つていること、昨日からの行動等もありますので、そういう点を合せて掘下げるということを私は中に織込んで、これを堀下げるのでなければ徒らに形だけ追うことになると思うのです。
#26
○中村正雄君 今吉川君の話から発展したわけですが、私は議事進行として先程議長から昨日の本会議の問題と小川君の問題と二点の御報告があつたわけでありますが、今後これを議題とするかどうかと諮つてから話をすべきであります。私の考えでは第一の本会議の問題は佐々木君も来ておりませんし一応後廻しにしまして、第二の小川君の問題を議題にして議院運営委員会が議長の意見を了承するかどうかを決定して頂きたいと思います。
#27
○委員長(竹下豐次君) 只今のお話の通り、中村君の御発言がございましたが、小川君の問題を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」呼ぶ者あり〕
#28
○委員長(竹下豐次君) それでは異議なしと認めます。
#29
○中村正雄君 私は議長職権で懲罰委員会に付託するという議長の発言に対して賛成でありますが、私は併せて懲罰委員会の審議の内容にまで條件をつける事態が起きるかも知れませんけれども、これは小川君の問題を議するについて我々が希望して置きたい点は、予算委員会なり或いは本会議の討論におきまして反対をして置きながら、僅か数時間の後の記名投票のときに賛成投票をしたというこの事実につきまして、なぜこの期間において反対から賛成に廻る意思の転換をやつたかということについての経過その他を、懲罰委員会では十分調査願いたいと思います。と申しますのは、昨日の新聞におきましても或いは只今兼岩君からちよつと発言もありましたが、小川君のあの日の行動等から考えまして、議員はもとより国民が小川君のああいう豹変ぶりを示したということに対しまして、その裏の背後に何かあるのじやないかという非常な疑惑を持つておる。従つて懲罰委員会は当然この疑惑を解くことも一つの任務だと思いますので、懲罰に関係しましてこの点も十分御審議願いたいということを私は特に希望して置きたいと思います。
#30
○門屋盛一君 中村君と同感でありますが、むしろこれは懲罰委員会に注文しなくても、今度の懲罰の主体は小川君が予算委員会及び本会議で反対討論をし、反対の意思を表明しながら、なぜに自票を入れたかということを言うならば、ここに当然懲罰委員会としてはこれは掘下げるべき責任が生じて来る。そんなことに対しては我々の方では新聞記事以外に小川君はまだ何かいろいろなものを持つて振りまいたというようなこともある。むしろこれを調べなかつたならば懲罰委員会は核心を逸することになるということを申し添えまして私も賛成いたします。
#31
○大野幸一君 我々は懲罰委員会に対する希望のみならず議長の職権により懲罰に付するという件も、やはりそういう意味も当然含まれていると了解してよろしうございますか。只今中村君及び兼岩君の発言の意味も含まれているものと了承してよろしいですか。
#32
○議長(佐藤尚武君) 今大野君の言われた通りでありまして、私自身も中村君、門屋君、兼岩君方の言われた趣旨を織込んで、これは懲罰委員会に付託すべきものであると考えております。
#33
○山下義信君 私も一つお願いがあるのです。それはでき得れば議長は懲罰委員会の審議に要する時間について御注意を願いたいと思います。でき得れば二時間以内ぐらいに結論を出して頂いて、できれば今日の本会議に間に合わせるくらいに結論を出して頂きたいのでありませんが、できるだけ短時間に結論を出すように議長から御注意を願いたい。かように私は條件を附して置きます。
#34
○門屋盛一君 山下委員の御注文ですけれども極めて簡單なようでこの背後関係があるのですから、二時間以内ということでは無理じやないかと思います。背後関係の証拠調は相当時間をはけてもいいと思うんです。この際はつきりした方がいいと思いますから。
#35
○山下義信君 私は事例を以て申上げたので、その審議を荏苒として引延ばしますというと会期はもう残り少いのでありますから、本人は言を左右にして委員会に出頭しないとか、すつたもんだやつている間にもう時日が経過するようなことになつたならば折角の議長の御趣旨も貫徹しないし、我々の趣旨も貫徹しがたい、できるだけ短時日において結論を出すようにその審議をされたい。(「賛成」「異議なし」と呼ぶ者あり)
#36
○議長(佐藤尚君) 今の山下君の御発言よく了解いたしました。議長といたしましては、どなたか言われた通り、懲罰委員会に対して期限を附して付託することはできないでありましようけれども、只今の御趣旨によりましてできるだけ迅速にこの問題を解決して貰いたいということの希望は申し添えたいと思います。(「異議なし」「採決」と呼ぶ者あり)
#37
○委員長(竹下豐次君) それでは只今の通り議長のお取計らうことに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#38
○委員長(竹下豐次君) 御異議ないと認めます。
  ―――――――――――――
#39
○委員長(竹下豐次君) 尚常任委員の変更の申出がございます。お諮りいたします。
#40
○参事(河野義克君) 緑風会の方から大蔵委員の徳川宗敬君が辞任されて後任に伊藤保平君、又農林委員の伊藤保平君が辞任されて後任に徳川宗敬君を指名せられたいという申出が出ております。又自由党の議院運営委員の中川以良君が辞任せられて後任に小林英三君を指名せられたいという申出が出ております。又民主党の予算委員の安達良助君が辞任せられて深川榮左エ門君を補欠に指名されたいという申出が出ております。
#41
○委員長(竹下豐次君) 只今議事部長から報告いたしましたように承認することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  ―――――――――――――
#42
○山下義信君 ちよつとこの機会に私は副議長にちよつと伺いたいことがあるのですがお許しを願いたいと思います。先般給與法等の重大案件の本会議におきまして、いわゆる深更まで要するような重大な本会議が二日間もあつたのです。その重大な本会議に副議長は欠席をなさいました。参議院としては前例のない仮議長の選挙を以て本会議に諮つたのであります。何か副議長は御用があつて御旅行だつたと思うのですが、言うまでもなくお届けがあつての御旅行と思いますが、どういう御旅行で御欠席になりましたか一応伺いたいと思います。
#43
○副議長(松嶋喜作君) 恐縮でございますが全くの私用で二十九日より三十一日まで欠席したいと思いまして、予め時期が時期ですから議長さんにもたびたびお諮りをして、又私は給與法があんなことになるとは予想しませんでした。ただ予算のことにのみ重点をおいて山田委員長にもお諮りしたら、私の見通しでは三十一日までには通らん、まあ二日か三日になるのじやないかという予測の下に止むを得ない全くの私用で欠席いたしましたので、これは結果から申しますると誠とに申訳ないと思います。ここでお詑び申上げておきます。
#44
○山下義信君 御私用でお許しを受けられて、御旅行であつたというならば私はこれでいいと思いますのでありますが、実は伺つたのは、これはもうそれでいいのですから言わなくてもいいのでありますが、陛下の御巡幸を副議長は兵庫県下でお出迎えをなさるというようなお考えがあつて欠席したのではあるまいか、こういうふうに一部では見ておる者があつたわけです。然るに副議長がお迎えをするというので、例えば淡路島においては参議院副議長用という自動車まで用意をしてあつたに拘わらず、副議長は陛下のお出迎えをしない、当日こちらの方で欠席の同時刻においてあなたは伊丹市において伊丹市長の応援演説をしておられるという事実があつたために、副議長は陛下の出迎えをするといつて欠席をして更に選挙運動しているという嫌いがあるという報告がありましたので、一応何のために御欠席になつたかということを伺つたのです。私用でお休みになつたということであるからこれ以上追及しない。右の事実があつたということを御参考にあなたに申上げて置きます。
#45
○委員長(竹下豐君) それではこの程度で散会いたします。
   午前十一時六分散会
 出席者は左の通り。
   委員長     竹下 豐次君
   理事
           大隈 信幸君
   委員
           大野 幸一君
           中村 正雄君
           山下 義信君
           吉川末次郎君
           石坂 豊一君
           大島 定吉君
           小林 英三君
           佐々木鹿藏君
           安達 良助君
           門屋 盛一君
           油井賢太郎君
           宇都宮 登君
           藤井 丙午君
           兼岩 傳一君
           鈴木 清一君
           小川 久義君
  ―――――――――――――
   議長      佐藤 尚武君
   副議長     松嶋 喜作君
  ―――――――――――――
  事務局側
   事 務 総 長 近藤 英明君
   参     事
   (事務次長)  芥川  治君
   参     事
   (議事部長)  河野 義克君
   参     事
   (委員部長)  宮坂 完孝君
  法制局側
   法 制 局 長 奧野 健一君
   参     事
   (第三部長)  中野 哲夫君
ソース: 国立国会図書館
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