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1976/05/28 第80回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第080回国会 議院運営委員会 第30号
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1976/05/28 第80回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第080回国会 議院運営委員会 第30号

#1
第080回国会 議院運営委員会 第30号
昭和五十二年五月二十八日(土曜日)
    午後七時三十一分開議
 出席委員
   委員長 金丸  信君
   理事 亀岡 高夫君 理事 森  喜朗君
   理事 山下 徳夫君 理事 江藤 隆美君
   理事 三塚  博君 理事 大久保直彦君
   理事 吉田 之久君
      瓦   力君    北川 石松君
      玉沢徳一郎君    原田昇左右君
      森田 欽二君    与謝野 馨君
      渡部 恒三君    山田 太郎君
      東中 光雄君    刀祢館正也君
 委員外の出席者
        議     長 保利  茂君
        副  議  長 三宅 正一君
        事 務 総 長 大久保 孟君
    ―――――――――――――
委員の異動
五月二十八日
 辞任         補欠選任
  刀祢館正也君     川合  武君
同日
 辞任         補欠選任
  川合  武君     刀祢館正也君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 会期延長の件
 本日の本会議の議事に関する件
     ――――◇―――――
#2
○金丸委員長 これより会議を開きます。
 議長から諮問のありました会期延長の件について、御協議を願います。
 亀岡君。
#3
○亀岡委員 重要議案を議了するため、十二日間の会期延長に賛成の答申をお願いいたします。
#4
○金丸委員長 吉田君。
#5
○吉田委員 民社党は、今国会に提案されております日米、日ソ漁業協定並びに日韓大陸棚条約の承認案件等、きわめて重要なそれぞれの案件は、ぜひ成立を期さなければならないと思っております。
 したがって、十二日間の会期延長には賛成であります。
#6
○金丸委員長 東中君。
#7
○東中委員 今回の十二日間の会期延長というのは、日ソ漁業協定や参議院の審議状況等を口実にして、日韓大陸棚協定を自然成立させるためのものであることは明白であります。(発言する者あり)
#8
○金丸委員長 静粛に願います。
#9
○東中委員 今国会には、参議院を含めて、会期を延長してまで成立を図らなければならない法案などは、もはや何も残っていないと考えます。
 日韓大陸棚協定は、これから先五十年の長期間にわたって日本の主権と権益を売り渡す重大な反国民的な内容を持っておると思います。日韓癒着の新たな産物でもあります。このような反国民的協定を衆議院で審議不十分なまま強行採決したのに続いて、参議院でもあくまでも自然成立させようとする今回の会期延長は、参議院の審議権保障を強調したさきの議長あっせんの趣旨をも公然と踏みにじるものであり、党利党略以外の何物でもないと考えております。
 日ソ漁業協定については、その重要性と緊急性とともに、これが会期切れ直前に提出されたことにかんがみ、われわれは今国会閉会後直ちに臨時国会を開いて審議することを主張し、政府にもこの旨を申し入れてきました。これは時間的にも十分可能であり、国会運営としても最も道理のある提案であると思います。会期切れ寸前に提出された案件を処理するためにその都度国会を延長することは、従来の慣例に照らしても正しくないと思います。
 こうした道理ある提案を無視してしゃにむに十二日間の延長を強行しようとするのは、私は、自民党と民社党の暴挙だ、(発言する者あり)このように思います。
 そういう点で強く反対するものであります。
#10
○金丸委員長 刀祢館君。
#11
○刀祢館委員 新自由クラブは、会期の十二日間の延長については反対いたします。
 理由は、日ソ漁業暫定協定、これが今回の会期延長の直接の理由であると思いますけれども、わが国の漁業の浮沈に関する重大問題であるにとどまらず、領土問題をも含むところの国家百年の大計にかかわる最重要案件であり、やはりこれは臨時国会を開催して慎重に審議することが筋であろうと思います。ただし、本協定はさまざまな問題をはらんでおりますけれども、その性質上きわめて緊急を要する問題でもあり、また、基本的には国民的コンセンサスに基づく各政党間の共通理解も一応あることだと思いますので、必ずしも審議に十二日間の長きを要さない、このように考えます。
 さらに、新自由クラブは、日韓大陸棚協定には将来の国益にかんがみ反対であります。まして、自然承認につながる十二日間の延長については、参議院の審議の上から考えましても問題ではないか、このように思うものであります。
 新自由クラブは、従来議長並びに議運委員長初め各政党の皆様方の良識によって積み重ねてきました今国会におけるよき慣行というものを何とか守ろうといたしまして、社会党、公明党並びに共産党とともに、大幅に譲歩した十日間の会期延長という代案をもって議長に申し入れしたところでありますけれども、残念ながら同意を得るに至らなかったのであります。まことに遺憾であると思います。
 以上のような理由によりまして、新自由クラブとしては十二日間の延長については反対いたします。
#12
○金丸委員長 それでは十分待ちましょう。このまま待ちます。
#13
○金丸委員長 大久保さん、議長から諮問のありました会期延長の件について御協議を願いますということで、自民党さん、民社党さん、共産党さん、新自由クラブさんの発言がありました。
#14
○大久保委員 公明党は反対です。
#15
○金丸委員長 それでは、会期延長の件についてお諮りいたします。
 会期は五月二十九日から六月九日まで十二日間延長すべきものと、議長に答申するに賛成の諸君の挙手を求めます。
    〔賛成者挙手〕
#16
○金丸委員長 挙手多数。よって、さよう決定いたしました。
 本件は、本日の本会議において議長からお諮りいたします。
 なお、本件について、自由民主党の森喜朗君、公明党・国民会議の大久保直彦君、民社党の吉田之久君、日本共産党・革新共同の東中光雄君及び新自由クラブの刀祢館正也君から、それぞれ討論の申し出があります。
 討論時間は、おのおの十分以内とするに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#17
○金丸委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ―――――――――――――
#18
○金丸委員長 それでは、本日の本会議は、午後八時二十分予鈴、午後八時三十分から開会することとするに賛成の諸君の挙手を求めます。
    〔賛成者挙手〕
#19
○金丸委員長 挙手多数。よって、さよう決定いたしました。
 本日は、これにて散会いたします。
    午後七時五十五分散会
ソース: 国立国会図書館
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