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1976/03/17 第80回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第080回国会 本会議 第12号
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1976/03/17 第80回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第080回国会 本会議 第12号

#1
第080回国会 本会議 第12号
昭和五十二年三月十七日(木曜日)
    ―――――――――――――
 議事日程 第八号
  昭和五十二年三月十七日
    正午開議
 第一 印紙税法の一部を改正する法律案(内閣
    提出)
 第二 登録免許税法の一部を改正する法律案
    (内閣提出)
 第三 関税暫定措置法の一部を改正する法律案
    (内閣提出)
 第四 裁判所職員定員法の一部を改正する法律
    案(内閣提出)
 第五 放送法第三十七条第二項の規定に基づ
    き、承認を求めるの件
 第六 治山治水緊急措置法の一部を改正する法
    律案(内閣提出)
    ―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
 日ソ漁業交渉に関する決議案(金丸信君外十一
  名提出)
 議員請暇の件
 日程第一 印紙税法の一部を改正する法律案
  (内閣提出)
 日程第二 登録免許税法の一部を改正する法律
  案(内閣提出)
 日程第三 関税暫定措置法の一部を改正する法
  律案(内閣提出)
 日程第四 裁判所職員定員法の一部を改正する
  法律案(内閣提出)
 日程第五 放送法第三十七条第二項の規定に基
  づき、承認を求めるの件
 日程第六 治山治水緊急措置法の一部を改正す
  る法律案(内閣提出)
    午後零時四分開議
#2
○議長(保利茂君) これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
#3
○瓦力君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
 すなわち、金丸信君外十一名提出、日ソ漁業交渉に関する決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略して、この際これを上程し、その審議を進められんことを望みます。
#4
○議長(保利茂君) 瓦力君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○議長(保利茂君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。
    ―――――――――――――
 日ソ漁業交渉に関する決議案(金丸信君外十一名提出)
#6
○議長(保利茂君) 日ソ漁業交渉に関する決議案を議題といたします。
 提出者の趣旨弁明を許します。金丸信君。
    ―――――――――――――
 日ソ漁業交渉に関する決議案
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔金丸信君登壇〕
#7
○金丸信君 ただいま議題となりました日ソ漁業交渉に関する決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。
 案文を朗読いたします。
    日ソ漁業交渉に関する決議案
  三月十五日より東京及びモスクワにおいて開催されている日ソ両国間の漁業交渉は、ソ連の二〇〇海里漁業専管水域の設定により、かつてない厳しいものとなっている。
  北洋漁場は、我が国が古くから開発し、資源の保護とその有効利用に努力してきた重要な漁場であり、この海域に依存する漁業は、遠洋漁業から沿岸漁業にわたり、これに従事する漁業者は、中小漁業者を中心に多数にのぼっている。
  今回の交渉は、我が国の北洋漁業の将来を決定する重要な交渉であり、単に漁業関係者のみならず、日常の食生活において貴重な動物性蛋白の過半を水産物に依存する我が国民がひとしく重大な関心をもって注目しているところである。
  よって、政府は、この重要性にかんがみ、ソ連との友好親善関係を維持しつつ、北洋における我が国の伝統的漁獲実績と安全操業の確保に全力を尽すべきである。
  右決議する。
以上であります。
 ただいま朗読いたしました決議案文に盛り込まれております趣旨を御理解願いまして、何とぞ全員の御賛同あらんことをお願い申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#8
○議長(保利茂君) 採決いたします。
 本案を可決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○議長(保利茂君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。
 この際、内閣総理大臣から発言を求められております。これを許します。内閣総理大臣福田赳夫君。
    〔内閣総理大臣福田赳夫君登壇〕
#10
○内閣総理大臣(福田赳夫君) 今次の日ソ漁業交渉は、ソ連が三月一日から二百海里漁業専管水域を実施するという、きわめて厳しい情勢の中で行われております。
 北洋漁場は、ただいまの院議にもありますように、わが国漁業にとってきわめて重要な漁場となっているだけでなく、国民たん白食料供給においても大きな役割りを果たしております。
 政府といたしましては、このような北洋漁場の重要性を深く認識し、ただいまの院議の御趣旨を十分尊重して、北洋漁場におけるわが国の伝統的漁獲実績と安全かつ円滑な操業の確保に全力を尽くす所存でございます。(拍手)
    ―――――――――――――
 議員請暇の件
#11
○議長(保利茂君) 議員請暇の件につきお諮りいたします。
 松野頼三君から、海外旅行のため、三月二十二日から四月二日まで十二日間、請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○議長(保利茂君) 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
     ――――◇―――――
 日程第一 印紙税法の一部を改正する法律案(内閣提出)
 日程第二 登録免許税法の一部を改正する法律案(内閣提出)
 日程第三 関税暫定措置法の一部を改正する法律案(内閣提出)
#13
○議長(保利茂君) 日程第一、印紙税法の一部を改正する法律案、日程第二、登録免許税法の一部を改正する法律案、日程第三、関税暫定措置法の一部を改正する法律案、右三案を一括して議題といたします。
 委員長の報告を求めます。大蔵委員長小渕恵三君。
    ―――――――――――――
 印紙税法の一部を改正する法律案及び同報告書
 登録免許税法の一部を改正する法律案及び同報告書
 関税暫定措置法の一部を改正する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔小渕恵三君登壇〕
#14
○小渕恵三君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 まず、印紙税法の一部を改正する法律案について申し上げます。
 この法律案は、今次の税制改正の一環として、最近における財政経済事情等に顧み、印紙税について、定額税率五十円を百円に改め、その他の定額税率をこれに準じて引き上げるとともに、階級定額税率の最高価格帯の改定を中心に、その税率の調整を行おうとするものであります。
 本案につきましては、審査の結果、去る三月二日質疑を終了し、一昨十五日採決いたしましたところ、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、本案に対しましては、免税点の引き上げ等に関し、全会一致の附帯決議が付せられましたことを申し添えておきます。
 次に、登録免許税法の一部を改正する法律案について申し上げます。
 この法律案は、今次の税制改正の一環として、最近における財政経済事情等に顧み、登録免許税について、定額税率を原則として三倍に、更正の登記等につき二倍に引き上げるとともに、定率税率のうち、所有権の移転に関する仮登記、財団抵当権の設定登記等につき、その税率を引き上げる等の措置を講ずるほか、所要の規定の整備を図ろうとするものであります。
 本案につきましては、審査の結果、去る三月十一日質疑を終了し、一昨十五日採決いたしましたところ、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 最後に、関税暫定措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。
 第一は、石油関税の改正であります。石油供給安定化対策の緊急性等にかんがみ、原重油の関税率を、二年間に限り一キロリットル当たり百十円引き上げる等の措置を講ずるとともに、製油用低硫黄減税制度は、これを廃止することといたしております。
 第二は、特恵関税制度の改正でありまして、鉱工業産品等に対する特恵関税の適用限度額を拡大する等の措置を講ずることといたしております。
 第三は、その他の関税率等の改正でありまして、熱帯産品等四十七品目の関税率を引き下げ、銅、亜鉛の関税無税点を引き上げるとともに、七百九十四品目の暫定税率及び各種の免税制度について、その適用期限の延長を行うことといたしております。
 本案は、審査の結果、一昨十五日質疑を終了し、直ちに採決いたしましたところ、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#15
○議長(保利茂君) これより採決に入ります。
 まず、日程第一及び第二の両案を一括して採決いたします。
 両案の委員長の報告はいずれも可決であります。両案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#16
○議長(保利茂君) 起立多数。よって、両案とも委員長報告のとおり可決いたしました。
 次に、日程第三につき採決いたします。
 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#17
○議長(保利茂君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
 日程第四 裁判所職員定員法の一部を改正する
  法律案(内閣提出)
#18
○議長(保利茂君) 日程第四、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。法務委員長上村千一郎君。
    ―――――――――――――
 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔上村千一郎君登壇〕
#19
○上村千一郎君 ただいま議題となりました法律案について、法務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 本案は、下級裁判所における特殊損害賠償事件等の適正迅速な処理を図るため、判事補の員数を十五人、裁判官以外の裁判所職員の員数を五人増加しようとするものであります。
 当委員会においては、三月十一日提案理由の説明を聴取した後、慎重審査を行い、去る十五日質疑を終了、直ちに採決を行った結果、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#20
○議長(保利茂君) 採決いたします。
 本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#21
○議長(保利茂君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
 日程第五 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件
#22
○議長(保利茂君) 日程第五、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。逓信委員長八百板正君。
    ―――――――――――――
 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔八百板正君登壇〕
#23
○八百板正君 ただいま議題となりました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件について、逓信委員会における審査の経過と結果とを御報告申し上げます。
 本件は、日本放送協会の昭和五十二年度収支予算、事業計画及び資金計画について、国会の承認を求めようとするものであります。
 まず、収支予算について申し上げますと、事業収支においては、事業収入は前年度に比べ六十四億二千万円増の二千百八億一千万円であり、これに対し、事業支出は前年度に比べて二百十五億九千万円増の一千九百七十億八千万円となっており、その結果、事業収支差金は百三十七億三千万円となっております。これについては、そのうち百十七億二千万円を債務償還のため資本収入に繰り入れ、残り二十億一千万円は、翌年度以降の財政を安定させるための財源として、その使用を繰り延べることといたしております。
 また、資本収支においては、収入、支出とも、三百四十五億五千万円の規模となっておりますが、このうち、中継局の建設、放送設備の整備等のための建設費として、二百八億円を計上しております。
 なお、沖繩県の区域において徴収する受信料に
 つきましては、特例措置として本土より低く定められておりまして、昨年の改定に当たっても沖繩県については従前どおりとされましたが、昨年十二月にこの地域における放送サービスが本土並みとなったことを契機に、これを改定することとしておりまして、その内容は、普通契約にあっては月額二百五十円から三百三十円に、カラー契約にあっては月額四百円から六百十円に、それぞれ改めることといたしております。
 次に、事業計画は、難視聴の解消を図るための中継局等の建設、放送番組内容の充実刷新、広報、営業活動の強化などの諸施策を実施することとしております。
 資金計画としては、収支予算及び事業計画に対応する年度中の資金の需要及び調達に関する計画を立てております。
 なお、本件には、「おおむね適当と認める」との郵政大臣の意見が付されております。
 逓信委員会におきましては、二月九日本件の付託を受け、数回の会議の後、三月十五日討論もなく、採決を行った結果、全会一致をもって本件はこれを承認すべきものと議決した次第であります。
 なお、委員会は、本件に対し、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党及び新自由クラブの五党共同提案に係る附帯決議を付したことを申し添えます。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#24
○議長(保利茂君) 採決いたします。
 本件は委員長報告のとおり承認するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#25
○議長(保利茂君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり承認するに決しました。
     ――――◇―――――
 日程第六 治山治水緊急措置法の一部を改正
  する法律案(内閣提出)
#26
○議長(保利茂君) 日程第六、治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。建設委員長北側義一君。
    ―――――――――――――
 治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔北側義一君登壇〕
#27
○北側義一君 ただいま議題となりました治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 本案は、昭和五十一年度をもって終了する現行の治山治水事業五カ年計画に引き続き、新たに、昭和五十二年度を初年度とする治山事業五カ年計画及び治水事業五カ年計画を策定するとともに、治水事業五カ年計画の対象となる治水事業に、市町村長が行う準用河川に関する事業を追加することとし、これに伴い、特別会計法についても所要の改正を行おうとするものであります。
 本案は、二月十九日本委員会に付託、三月十六日質疑を終了、直ちに採決の結果、本案は全会一致をもって原案のとおり議決すべきものと決した次第であります。
 なお、本案には、六項目よりなる附帯決議が付せられました。
 以上、御報告を申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#28
○議長(保利茂君) 採決いたします。
 本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#29
○議長(保利茂君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
#30
○議長(保利茂君) 本日は、これにて散会いたします。
    午後零時二十四分散会
     ――――◇―――――
 出席国務大臣
        内閣総理大臣  福田 赳夫君
        法 務 大 臣 福田  一君
        外 務 大 臣 鳩山威一郎君
        大 蔵 大 臣 坊  秀男君
        農 林 大 臣 鈴木 善幸君
       郵 政 大 臣 小宮山重四郎君
        建 設 大 臣 長谷川四郎君
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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