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1975/03/31 第77回国会 参議院 参議院会議録情報 第077回国会 本会議 第7号
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1975/03/31 第77回国会 参議院

参議院会議録情報 第077回国会 本会議 第7号

#1
第077回国会 本会議 第7号
昭和五十一年三月三十一日(水曜日)
   午後四時四十分開議
    ━━━━━━━━━━━━━
#2
○議事日程 第七号
    ―――――――――――――
  昭和五十一年三月三十一日
   午後三時 本会議
    ―――――――――――――
 第一 昭和五十一年度一般会計暫定予算
 第二 昭和五十一年度特別会計暫定予算
 第三 昭和五十一年度政府関係機関暫定予算
    ━━━━━━━━━━━━━
○本日の会議に付した案件
 一、故元本院議長重宗雄三君に対し弔詞贈呈の
  件
 一、請暇の件
 一、常任委員長辞任の件
 一、常任委員長の選挙
 一、東北開発審議会委員の選挙
 一、議員派遣の件
 一、国家公務員等の任命に関する件
 一、日程第一より第三まで
 一、交通安全施設等整備事業に関する緊急措置
  法及び踏切道改良促進法の一部を改正する法
  律案(内閣提出、衆議院送付)
 一、農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨
  時措置法の一部を改正する法律案(内閣提
  出、衆議院送付)
 一、土地改良法の一部を改正する法律案(内閣
  提出、衆議院送付)
 一、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律
  案(衆議院提出)
 一、漁業協同組合合併助成法の一部を改正する
  法律案(衆議院提出)
 一、繭糸価格安定法の一部を改正する法律案
  (衆議院提出)
 一、関税暫定措置法の一部を改正する法律案
  (内閣提出、衆議院送付)
 一、租税特別措置法の一部を改正する法律案
  (内閣提出、衆議院送付)
 一、公害健康被害補償法の一部を改正する法律
  案(内閣提出、衆議院送付)
 一、地方税法等の一部を改正する法律案(内閣
  提出、衆議院送付)
 一、特定市街化区域農地の固定資産税の課税の
  適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を
  改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)
     ―――――・―――――
#3
○議長(河野謙三君) これより会議を開きます。
 元本院議長重宗雄三君は、去る十三日逝去せられました。まことに痛惜哀悼の至りにたえません。
 同君に対しましては、すでに弔詞を贈呈いたしました。
 ここにその弔詞を朗読いたします。
   〔総員起立〕
 参議院はさきに参議院議長として多年憲政の発揚につとめられ特に院議をもつて永年の功労を表彰せられまた国務大臣としての重責にあたられました従二位勲一等重宗雄三君の長逝に対しましてつつしんで哀悼の意を表しうやうやしく弔詞をささげます
     ―――――・―――――
#4
○議長(河野謙三君) この際、お諮りいたします。
 羽生三七君から病気のため十一日間請暇の申し出がございました。
 これを許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。よって、許可することに決しました。
     ―――――・―――――
#6
○議長(河野謙三君) この際、お諮りいたします。
 社会労働委員長村田秀三君から、常任委員長を辞任いたしたいとの申し出がございました。
 これを許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。よって、許可することに決しました。
     ―――――・―――――
#8
○議長(河野謙三君) つきましては、この際、欠員となりました社会労働委員長の選挙を行います。
#9
○和田静夫君 社会労働委員長の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
#10
○斎藤十朗君 私は、ただいまの和田君の動議に賛成いたします。
#11
○議長(河野謙三君) 和田君の動議に御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。
 よって、福議長は、社会労働委員長に戸田菊雄君を指名いたします。
   〔拍手〕
     ―――――・―――――
#13
○議長(河野謙三君) この際、欠員となりました東北開発審議会委員一名の選挙を行います。
#14
○和田静夫君 東北開発審議会委員の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
#15
○斎藤十朗君 私は、ただいまの和田君の動議に賛成いたします。
#16
○議長(河野謙三君) 和田君の動議に御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#17
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。
 よって、議長は、東北開発審議会委員に村田秀三君を指名いたします。(拍手)
     ―――――・―――――
#18
○議長(河野謙三君) この際、お諮りいたします。
 来る四月十九日から二十四日まで、メキシコ・シティーにおいて開催される列国議会同盟本年度春季会議に、本院から、金井元彦君、田英夫君を派遣いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#19
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。
     ―――――・―――――
#20
○議長(河野謙三君) この際、国家公務員等の任命に関する件についてお諮りいたします。
 内閣から、人事官に藤井貞夫君を、
 原子力委員会委員に新開欽哉君を、
 宇宙開発委員会委員に齋藤成文君を、
 公正取引委員会委員長に澤田悌君を、
 日本銀行政策委員会委員に立正嘉君を、
 商品取引所審議会会長に岡田畳夫君を、同委員に杉村正一郎君、林周二君、原田俊夫君、福田敬太郎君を任命することについて、本院の同意を求めてまいりました。
 まず、人事官、公正取引委員会委員長、日本銀行政策委員会委員の任命について採決をいたします。
 内閣申し出のとおり、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#21
○議長(河野謙三君) 過半数と認めます。よって、これに同意することに決しました。
     ―――――・―――――
#22
○議長(河野謙三君) 次に、原子力委員会委員、宇宙開発委員会委員、商品取引所審議会会長、同委員の任命について採決をいたします。
 内閣申し出のとおり、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#23
○議長(河野謙三君) 総員起立と認めます。よって、全会一致をもってこれに同意することに決しました。
     ―――――・―――――
#24
○議長(河野謙三君) 日程第一 昭和五十一年度一般会計暫定予算
 日程第二 昭和五十一年度特別会計暫定予算
 日程第三 昭和五十一年度政府関係機関暫定予算
 以上三案を一括して議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。予算委員長八木一郎君。
   〔八木一郎君登壇、拍手〕
#25
○八木一郎君 ただいま議題となりました昭和五十一年度暫定予算三案の予算委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 今回の暫定予算は、昭和五十一年度本予算の年度内成立が困難な事情にありますので、国政の運営に支障を来さないよう、四月一日から五月十日までの期間についで編成されたものであります。
 一般会計暫定予算の編成方針といたしましては、本予算成立までの応急的な措置であることにかんがみ、暫定予算期間中における人件費、事務費等の経常的経費のほか、既定の施策に係る経費について行政運営上必要最小限度のものを計上し、新規の施策に係る経費は原則として計上しないこととしております。ただ、生活扶助基準等の引き上げ、失業対策事業の賃金日額、国立大学の学生の増募等、教育及び社会政策上の配慮から特に措置することが適当と認められるものにつきましては、所要の経費を計上することといたしております。
 また、公共事業関係費については、暫定予算期間中における事業の継続的執行という観点から所要額を計上することといたしております。
 すなわち、一般公共事業については五十年度補正後予算額のおおむね六分の一を目途に、災害復旧等事業については、その緊急性にかんがみ、過年発生災害の復旧等のため必要な五十一年度所要額のおおむね九分の二を目途に計上しております。
 地方財政につきましては、四月に交付する地方交付税交付金として、五十一年度の国税三税収入見込み額を基礎として算定した普通交付税相当額の四分の一を計上するほか、地方債についても所要の措置を講ずることといたしております。
 歳入につきましては、税収及び税外収入についての暫定予算期間中の収入見込み額並びに前年度剰余金を計上いたしますとともに、公債金につきまして、暫定予算期間中において財政法の規定により発行を予定する公債に係る収入見込み額五千億円を計上することといたしております。
 以上の結果、一般会計暫定予算の規模は、歳入総額八千八百五十四億円、歳出総額三兆九千二百二十三億円、差し引き二兆三百六十九億円の歳出超過となっておりますが、国庫の資金繰りにつきましては、二兆五百億円を限度として、必要に応じ大蔵省証券を発行することができることといたしております。
 次に、特別会計及び政府関係機関の暫定予算につきましても、一般会計の例に準じて編成しております。
 なお、財政投融資につきましては、対象事業につき一般会計に準じ所要の措置を講ずることとし、住宅金融公庫、日本輸出入銀行、日本道路公団等三十二機関について、暫定予算期間中に必要になると見込まれる額として、総額八千三百六十億円を予定しております。
 予算委員会におきましては、衆議院よりの送付を待って、本日、大平大蔵大臣から趣旨説明を聴取した後、質疑は行わず、直ちに討論に入りましたところ、日本社会党を代表して小野委員が反対、自由民主党を代表して梶木委員が賛成、公明党を代表して桑名委員が反対、日本共産党を代表して近藤委員が反対、民社党を代表して木島委員が反対の旨、それぞれ意見を述べられました。
 討論を終局し、採決の結果、可否同数となりましたので、委員長は国会法第五十条により、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
#26
○議長(河野謙三君) これより三案を一括して採決いたします。
 表決は記名投票をもって行います。三案に賛成の諸君は白色票を、反対の諸君は青色票を、御登壇の上、御投票を願います。
 議場の閉鎖を命じます。氏名点呼を行います。
   〔議場閉鎖〕
   〔参事氏名を点呼〕
   〔投票執行〕
#27
○議長(河野謙三君) 投票漏れはございませんか。――投票漏れないと認めます。投票箱閉鎖。
   〔投票箱閉鎖〕
#28
○議長(河野謙三君) これより開票いたします。投票を参事に計算させます。議場の開鎖を命じます。
   〔議場開鎖〕
   〔参事投票を計算〕
#29
○議長(河野謙三君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数        二百三十九票
  白色票          百二十五票
  青色票           百十四票
 よって、三案は可決されました。(拍手)
     ―――――・―――――
  〔参照〕
 賛成者(白色票)氏名      百二十五名
      安孫子藤吉君    青井 政美君
      青木 一男君    有田 一寿君
      井上 吉夫君    伊藤 五郎君
      岩動 道行君    石破 二朗君
      石本  茂君    糸山英太郎君
      稲嶺 一郎君    今泉 正二君
      岩男 頴一君    岩上 妙子君
      上田  稔君    上原 正吉君
      植木 光教君    江藤  智君
      遠藤  要君    小笠 公韶君
      小川 半次君    大島 友治君
      大鷹 淑子君    大谷藤之助君
      大森 久司君    岡田  広君
      岡本  悟君    長田 裕二君
      加藤 武徳君    鹿島 俊雄君
      梶木 又三君    片山 正英君
      金井 元彦君    上條 勝久君
      亀井 久興君    川野 辺静君
      河本嘉久蔵君    神田  博君
      木内 四郎君    木村 睦男君
      久次米健太郎君    久保田藤麿君
      楠  正俊君    熊谷太三郎君
      黒住 忠行君    剱木 亨弘君
      源田  実君    小林 国司君
      古賀雷四郎君    郡  祐一君
      佐多 宗二君    佐藤 信二君
      佐藤  隆君    斎藤栄三郎君
      斎藤 十朗君    坂野 重信君
      迫水 久常君    山東 昭子君
      志村 愛子君    塩見 俊二君
      嶋崎  均君    新谷寅三郎君
      菅野 儀作君    鈴木 省吾君
      世耕 政隆君    高田 浩運君
      高橋 邦雄君    高橋 誉冨君
      高橋雄之助君    橘直  治君
      棚辺 四郎君    玉置 和郎君
      土屋 義彦君    寺下 岩蔵君
      寺本 廣作君    戸塚 進也君
      徳永 正利君    内藤誉三郎君
      中西 一郎君    中村 太郎君
      中村 禎二君    中村 登美君
      中山 太郎君    永野 嚴雄君
      夏目 忠雄君    鍋島 直紹君
      西村 尚治君    温水 三郎君
      橋本 繁蔵君    秦野  章君
      初村滝一郎君    鳩山威一郎君
      林  ゆう君    林田悠紀夫君
      原 文兵衛君    桧垣徳太郎君
      平井 卓志君    福井  勇君
      福岡日出麿君    藤井 丙午君
      藤川 一秋君    藤田 正明君
      二木 謙吾君    細川 護煕君
      前田佳都男君    増田  盛君
      増原 恵吉君    町村 金五君
      丸茂 重貞君    宮崎 正雄君
      宮田  輝君    最上  進君
      望月 邦夫君    森下  泰君
      八木 一郎君    矢野  登君
      安井  謙君    安田 隆明君
      柳田桃太郎君    山崎 竜男君
      山本茂一郎君    山内 一郎君
      吉田  実君    吉武 恵市君
      亘  四郎君
    ―――――――――――――
 反対者(青色票)氏名      百十四名
      阿具根 登君    青木 薪次君
      赤桐  操君    茜ケ久保重光君
      秋山 長造君    案納  勝君
      上田  哲君    小野  明君
      大塚  喬君    加瀬  完君
      粕谷 照美君    片岡 勝治君
      片山 甚市君    川村 清一君
      神沢  浄君    久保  亘君
      工藤 良平君    栗原 俊夫君
      小谷  守君    小柳  勇君
      小山 一平君    佐々木静子君
      沢田 政治君    志苫  裕君
      杉山善太郎君    鈴木美枝子君
      鈴木  力君    瀬谷 英行君
      田中寿美子君    竹田 現照君
      竹田 四郎君    対馬 孝且君
      辻  一彦君    鶴園 哲夫君
      寺田 熊雄君    田  英夫君
      戸叶  武君    戸田 菊雄君
      中村 波男君    野口 忠夫君
      野田  哲君    野々山一三君
      浜本 万三君    福間 知之君
      藤田  進君    前川  旦君
      松永 忠二君    松本 英一君
      宮之原貞光君    村田 秀三君
      目黒今朝次郎君    森  勝治君
      森下 昭司君    森中 守義君
      矢田部 理君    安永 英雄君
      吉田忠三郎君    和田 静夫君
      阿部 憲一君    相沢 武彦君
      内田 善利君    太田 淳夫君
      柏原 ヤス君    上林繁次郎君
      黒柳  明君    桑名 義治君
      小平 芳平君    塩出 啓典君
      白木義一郎君    鈴木 一弘君
      田代富士男君    多田 省吾君
      中尾 辰義君    二宮 文造君
      原田  立君    藤原 房雄君
      三木 忠雄君    峯山 昭範君
      矢追 秀彦君    矢原 秀男君
      山田 徹一君    岩間 正男君
      上田耕一郎君    小笠原貞子君
      加藤  進君    春日 正一君
      神谷信之助君    河田 賢治君
      沓脱タケ子君    小巻 敏雄君
      近藤 忠孝君    須藤 五郎君
      立木  洋君    塚田 大願君
      野坂 參三君    橋本  敦君
      星野  力君    山中 郁子君
      渡辺  武君    柄谷 道一君
      木島 則夫君    栗林 卓司君
      三治 重信君    田渕 哲也君
      中村 利次君    藤井 恒男君
      向井 長年君    和田 春生君
      青島 幸男君    市川 房枝君
      喜屋武眞榮君    下村  泰君
      野末 陳平君    松岡 克由君
     ―――――・―――――
#30
○議長(河野謙三君) この際、日程に追加して、
 交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法及び踏切道改良促進法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#31
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。交通安全対策特別委員長野口忠夫君。
   〔野口忠夫君登壇、拍手〕
#32
○野口忠夫君 ただいま議題となりました法律案は、最近における交通事故の発生等の状況にかんがみ、交通事故の防止及び交通の円滑化を図るため、昭和五十一年度以降五カ年間における交通安全施設等整備事業に関する計画を作成し、事業を実施するとともに、昭和五十一年度以降五カ年間において改良することが必要と認められる踏切道について指定し、その改良を促進しようとするものであります。
 委員会におきましては、審査の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。
 右御報告申し上げます。(拍手)
#33
○議長(河野謙三君) これより採決をいたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#34
○議長(河野謙三君) 総員起立と認めます。よって、本案は全会一致をもって可決されました。
     ―――――・―――――
#35
○議長(河野謙三君) この際、日程に追加して、
 農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#36
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。建設委員長中村波男君。
   〔中村波男君登壇、拍手〕
#37
○中村波男君 ただいま議題となりました農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 本案は、農地の所有者がその農地を転用して行う賃貸住宅の建設等に要する資金の融通について、政府が利子補給金を支給する契約を結ぶことができる期限を昭和五十四年三月三十一日まで延長し、また、同日、現に宅地造成工事が行われている土地に建設される賃貸住宅にかかわる融資については昭和五十六年三月三十一日まで延長するものであります。
 委員会におきましては、竹下建設大臣から提案理由の説明を聴取し、その後、質疑及び討論に入りましたところ、いずれも発言なく、採決の結果、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上御報告申し上げます。(拍手)
#38
○議長(河野謙三君) これより採決をいたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#39
○議長(河野謙三君) 総員起立と認めます。よって、本案は全会一致をもって可決されました。
     ―――――・―――――
#40
○議長(河野謙三君) この際、日程に追加して、
 土地改良法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)
 農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案、
 漁業協同組合合併助成法の一部を改正する法律案
 繭糸価格安定法の一部を改正する法律案
  (いずれも衆議院提出)
 以上四案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#41
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。農林水産委員長小林国司君。
   〔小林国司君登壇、拍手〕
#42
○小林国司君 ただいま議題となりました四法案につきまして、農林水産委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 まず、土地改良法改正案は、現行では、特定の国営土地改良事業について、その完了を促進するため、事業費の一部につき借入金をもって財源とすることができる道が開かれておりますが、その事業の対象として新たに農用地開発事業等の事業を追加しようとするものであります。
 委員会におきましては、別に質疑、討論もなく、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
    ―――――――――――――
 次に、衆議院提出の三法案について申し上げます。
 まず、農林漁業金融公庫法改正案は、酪農の健全な発展を図るため、農林漁業金融公庫が一定の乳業者に対して行う乳業施設資金の融通に関する臨時措置をさらに五年間延長しようとするものであります。
 次に、漁業協同組合合併助成法改正案は、零細な規模の漁業協同組合の合併を引き続いて促進するため、合併及び事業経営計画の提出期限をさらに四年間延長する等の措置を講じようとするものであります。
 最後に、繭糸価格安定法改正案は、繭及び生糸の価格の安定を図るため、生糸の輸入について日本蚕糸事業団による一元輸入の緊急避難的な性格を改めて、当分の間行うこととし、繭等の輸入について必要に応じ同事業団による一元輸入措置を実施できることとし、絹糸等の輸入に関して、政府は必要に応じ適切な措置を講じなければならないこととする等の改正を加えようとするものであります。
 以上三法案について審査を行いましたところ、三法案は、いずれも質疑、討論もなく、採決の結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 右御報告申し上げます。(拍手)
#43
○議長(河野謙三君) これより採決をいたします。
 まず、土地改良法の一部を改正する法律案及び農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案を一括して採決いたします。
 両案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#44
○議長(河野謙三君) 総員起立と認めます。よって、両案は全会一致をもって可決されました。
     ―――――・―――――
#45
○議長(河野謙三君) 次に、繭糸価格安定法の一部を改正する法律案の採決をいたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#46
○議長(河野謙三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決されました。
     ―――――・―――――
#47
○議長(河野謙三君) 次に、漁業協同組合合併助成法の一部を改正する法律案の採決をいたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#48
○議長(河野謙三君) 総員起立と認めます。よって、本案は全会一致をもって可決されました。
     ―――――・―――――
#49
○議長(河野謙三君) この際、日程に追加して、
 関税暫定措置法の一部を改正する法律案
 租税特別措置法の一部を改正する法律案
  (いずれも内閣提出、衆議院送付)
 以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#50
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。大蔵委員長岩動道行君。
   〔岩動道行君登壇、拍手〕
#51
○岩動道行君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 まず、関税暫定措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。
 本案は、関税負担の適正化等の見地から、銅についてその無税点を引き上げるとともに、製本機械、カフェイン等十品目について関税率の引き下げを行い、とうもろこしについてはその税率を調整するほか、適用期限の到来する八百六品目の暫定税率及び関税減免還付制度について所要の改正を行おうとするものであります。
 委員会においては、質疑、討論なく、採決の結果、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
    ―――――――――――――
 次に、租税特別措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。
 本案は、最近における厳しい財政事情等に顧み、租税特別措置の全面的な見直しを行い、長期外貨建て債権等を有する場合の課税の特例制度等十一項目の既存の措置を廃止し、増加試験研究費の税額控除、特定設備等の特別償却、価格変動準備金等の制度を縮減し、交際費課税を強化する等により、企業関係税制を中心に整理合理化を図るとともに、揮発油税、地方道路税、自動車重量税の税率を、二年間の暫定措置として、原則二五%程度引き上げることとするほか、所要の規定の整備を行おうとするものであります。
 本案に対する質疑を省略し、直ちに討論に入りましたところ、日本社会党を代表して大塚委員より、公明党を代表して矢追委員より、日本共産党を代表して渡辺委員より、民社党を代表して栗林委員より、それぞれ反対、自由民主党を代表して河本委員より賛成する旨の意見が述べられました。
 討論を終わり、本案について採決の結果、可否同数となりましたので、国会法第五十条後段の規定により委員長は本案を原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上御報告申し上げます。(拍手)
#52
○議長(河野謙三君) これより採決をいたします。
 まず、租税特別措置法の一部を改正する法律案の採決をいたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#53
○議長(河野謙三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決されました。
     ―――――・―――――
#54
○議長(河野謙三君) 次に、関税暫定措置法の一部を改正する法律案の採決をいたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#55
○議長(河野謙三君) 総員起立と認めます。よって、本案は全会一致をもって可決されました。
     ―――――・―――――
#56
○議長(河野謙三君) この際、日程に追加して、
 公害健康被害補償法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#57
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。公害対策及び環境保全特別委員長藤田進君。
   〔藤田進君登壇、拍手〕
#58
○藤田進君 ただいま議題となりました公害健康被害補償法の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 この法律案は、大気汚染による健康被害に対する補償給付の支給等に要する費用の二〇%に相当する部分について、自動車重量税の収入の中から充当する措置を、昭和五十一年度及び昭和五十二年度においても継続して行うことを内容とするものであります。
 委員会においては、審査に入りましたところ、日本共産党沓脱委員よりこの法律案に対する修正案が提出されました。
 次いで討論に入り、公明党小平委員より修正案、原案ともに反対の討論が、自由民主党森下委員、日本社会党矢田部委員及び民社党三治委員より、それぞれ修正案に反対、原案に賛成の討論がありました。
 まず、修正案について採決をいたしましたところ、賛成少数でこれを否決し、続いて原案について採決を行い、多数をもって原案どおり可決すべきものと決しました。
 以上御報告申し上げます。(拍手)
#59
○議長(河野謙三君) これより採決をいたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#60
○議長(河野謙三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決されました。
     ―――――・―――――
#61
○議長(河野謙三君) この際、日程に追加して、
 地方税法等の一部を改正する法律案
 特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案
  (いずれも内閣提出、衆議院送付)
 以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#62
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。地方行政委員長上田稔君。
   〔上田稔君登壇、拍手〕
#63
○上田稔君 ただいま議題となりました二法律案について、地方行政委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。
 まず、地方税法等の一部を改正する法律案は、住民負担の軽減及び合理化を図るため、個人事業税の事業主控除額の引き上げ、ガス税の税率の引き下げ等を行うほか、地方税負担の適正化、地方税源の充実強化等の見地から、住民税均等割り及び自動車関係諸税の税率の引き上げ、固定資産税における評価がえに伴う税負担の調整、事業所税の課税団体の範囲の拡大、固定資産税における非課税措置等の整理合理化を行うとともに、地方道路譲与税を新たに市町村に譲与するための必要な措置等、所要の改正を行おうとするものであります。
 次に、特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案は、特定市街化区域農地の宅地化を促進するために講じられている土地区画整理事業の施行の要請期限等を昭和五十四年三月三十一日まで延長しようとするものであります。
 委員会におきましては、両法律案について提案理由の説明の聴取を終わりましたところ、秋山委員より、日本社会党、公明党の共同提案として、個人住民税の均等割りの税率の据え置きと各種控除額の引き上げ、住民税法人税割りの税率の引き上げ、小規模住宅用地及び一般農地の固定資産税の税額の据え置きと農地の宅地並み課税の廃止等を内容とする修正案が提出され、また神谷委員より、日本共産党の提案として、個人住民税の均等割りの税率の据え置きと各種控除額の引き上げ、法人住民税について法人税割りの税率の引き上げと均等割りにかわる資本金割りの創設、個人の生活用新築家屋や一般農地に対する固定資産税の税額の据え置きと農地の宅地並み課税の廃止等を内容とする修正案が提出されました。
 両法律案を一括して討論に入りましたところ、日本社会党を代表して赤桐委員より、地方税法等改正案に対する秋山委員提出の修正案に賛成、特定市街化区域農地の宅地化促進法改正案に反対の意見が述べられ、自由民主党を代表して岩男委員より、地方税法等改正案に対する両修正案に反対し原案に賛成、特定市街化区域農地の宅地化促進法改正案に賛成の意見が述べられ、公明党を代表して阿部委員より、地方税法等改正案に対する秋山委員提出の修正案に賛成、神谷委員提出の修正案に反対、特定市街化区域農地の宅地化促進法改正案に反対の意見が述べられ、次いで日本共産党を代表して神谷委員より、地方税法等改正案に対する神谷委員提出の修正案に賛成、秋山委員提出の修正案に棄権、特定市街化区域農地の宅地化促進法改正案に反対の意見が、それぞれ述べられました。
 討論を終わり、まず地方税法等の一部を改正する法律案について、両修正案をそれぞれ採決いたしましたところ、いずれも賛成少数をもって否決され、次いで原案について採決の結果、賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案について採決の結果、賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告いたします。(拍手)
#64
○議長(河野謙三君) これより採決をいたします。
 まず、地方税法等の一部を改正する法律案の採決をいたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#65
○議長(河野謙三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決されました。
     ―――――・―――――
#66
○議長(河野謙三君) 次に、特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案の採決をいたします。
 本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#67
○議長(河野謙三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決されました。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後五時二十八分散会
ソース: 国立国会図書館
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