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1975/05/21 第77回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第077回国会 本会議 第23号
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1975/05/21 第77回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第077回国会 本会議 第23号

#1
第077回国会 本会議 第23号
昭和五十一年五月二十一日(金曜日)
    ―――――――――――――
  昭和五十一年五月二十一日
    午後二時 本会議
    ―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
 裁判官訴追委員辞職の件
 裁判官訴追委員の選挙
 第五次国際すず協定の締結について承認を求め
  るの件(参議院送付)
 千九百七十五年の国際ココア協定の締結につい
  て承認を求めるの件(参議院送付)
 北太平洋のおつとせいの保存に関する暫定条約
  を改正する千九百七十六年の議定書の締結に
  ついて承認を求めるの件(参議院送付)
 国際特許分類に関する千九百七十一年三月二十
  四日のストラスブール協定の締結について承
  認を求めるの件(参議院送付)
 アジア=オセアニア郵便条約の締結について承
  認を求めるの件(参議院送付)
 日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案(内
  閣提出)
 石油開発公団法の一部を改正する法律案(内閣
  提出)
 建築基準法の一部を改正する法律案(第七十二
  回国会、内閣提出)
    午後四時三十五分開議
#2
○議長(前尾繁三郎君) これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
 裁判官訴追委員辞職の件
#3
○議長(前尾繁三郎君) お諮りいたします。
 裁判官訴追委員田中伊三次君から、訴追委員を辞職いたしたいとの申し出があります。右申し出を許可するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○議長(前尾繁三郎君) 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
     ――――◇―――――
 裁判官訴追委員の選挙
#5
○議長(前尾繁三郎君) つきましては、この際、裁判官訴追委員の選挙を行います。
#6
○三塚博君 裁判官訴追委員の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されんことを望みます。
#7
○議長(前尾繁三郎君) 三塚博君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#8
○議長(前尾繁三郎君) 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。
 議長は、裁判官訴追委員に早川崇君を指名いたします。
     ――――◇―――――
#9
○三塚博君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。
 すなわち、この際、参議院送付、第五次国際すず協定の締結について承認を求めるの件、千九百七十五年の国際ココア協定の締結について承認を求めるの件、北太平洋のおっとせいの保存に関する暫定条約を改正する千九百七十六年の議定書の締結について承認を求めるの件、国際特許分類に関する千九百七十一年三月二十四日のストラスブール協定の締結について承認を求めるの件、アジア=オセアニア郵便条約の締結について承認を求めるの件、右五件を一括議題となし、委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。
#10
○議長(前尾繁三郎君) 三塚博君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○議長(前尾繁三郎君) 御異議なしと認めます。
    ―――――――――――――
 第五次国際すず協定の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 千九百七十五年の国際ココア協定の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 北太平洋のおっとせいの保存に関する暫定条約を改正する千九百七十六年の議定書の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 国際特許分類に関する千九百七十一年三月二十四日のストラスブール協定の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 アジア=オセアニア郵便条約の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
#12
○議長(前尾繁三郎君) 第五次国際すず協定の締結について承認を求めるの件、千九百七十五年の国際ココア協定の締結について承認を求めるの件、北太平洋のおっとせいの保存に関する暫定条約を改正する千九百七十六年の議定書の締結について承認を求めるの件、国際特許分類に関する千九百七十一年三月二十四日のストラスブール協定の締結について承認を求めるの件、アジア=オセアニア郵便条約の締結について承認を求めるの件、右五件を一括して議題といたします。
 委員長の報告を求めます。外務委員長鯨岡兵輔君。
    ―――――――――――――
 第五次国際すず協定の締結について承認を求めるの件及び同報告書
 千九百七十五年の国際ココア協定の締結について承認を求めるの件及び同報告書
 北太平洋のおつとせいの保存に関する暫定条約を改正する千九百七十六年の議定書の締結について承認を求めるの件及び同報告書
 国際特許分類に関する千九百七十一年三月二十四日のストラスブール協定の締結について承認を求めるの件及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔鯨岡兵輔君登壇〕
#13
○鯨岡兵輔君 ただいま議題となりました五件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 まず、すず協定は、第四次すず協定の有効期間が本年六月三十日に失効することとなっているため、これにかわるものとして、昨年六月に国連すず会議において採択されたものでありまして、わが国は本年三月十六日に本協定に署名を行っております。
 本協定の主な内容は、すず地金の最低価格及び最高価格を定めること、市場価格をこの価格帯内に安定させるため、生産国及び消費国の供与からなる緩衝在庫を設置すること、すずの生産が過剰な場合は生産国に対して輸出統制を行うことができること等について定めております。
 次に、ココア協定は、現行の国際ココア協定の有効期間が本年九月三十日に失効することになっておりますため、これにかわるものとして、昨年九月から十月にかけてジュネーブで開催された国連ココア会議において採択されたものでありまして、わが国は本年四月二十六日に署名を行っております。
 本協定の主な内容は、カカオ豆に一定の価格帯を定め、カカオ豆の価格をこの価格帯内に安定せしめるために輸出割り当て制度を設け、さらに、過剰カカオ豆を買い入れて保管し、価格高騰時にこれを放出するという操作を行うことを目的とした緩衝在庫を設置すること等を定めております。
 次に、おっとせい条約の改正議定書は、現行のおっとせい条約の有効期間が本年十月十三日に失効することになっているため、昨年三月及び十二月に条約の改正を検討するための当事国会議が開催され、この会議において本議定書が採択され、本年五月七日にワシントンにおいて、日本、カナダ、アメリカ、ソ連によって署名が行われました。
 本議定書の主な内容は、暫定条約の有効期間をさらに四年間延長することとし、北太平洋おっとせい委員会は、海上猟獲が許容されるかどうかについて研究を継続し、これについて当事国に勧告することなどについて定めております。
 次に、国際特許分類協定は、工業所有権の保護に関する。ハリ同盟及び欧州評議会が中心となって、一九七一年三月二十四日に作成され、わが国は同年九月十三日に署名を行っております。
 本協定は、一九七五年十月七日に効力を生じており、その内容は、この協定による同盟の形成及び国際特許分類と呼ばれる分類の同盟国による採用などについて定めております。
 次に、アジア=オセアニア郵便条約は、アジア=オセアニア郵便連合の基本文書でありまして、昨年十一月メルボルンで開催されました連合の第三回大会議において、現行条約にかわるものとして作成され、同年十一月二十七日にわが国を含む九カ国によって署名されたものであります。
 本条約は、連合の組織、任務、加盟国間の通常郵便物の取り扱い、郵便料金などについて定めております。
 以上五件は、参議院から送付されたものでありまして、本二十一日政府から提案理由の説明を聴取し、質疑を行い、引き続き採決を行いました結果、各件はいずれも全会一致をもって承認すべきものと議決いたしました。
 以上、御報告を申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#14
○議長(前尾繁三郎君) 五件を一括して採決いたします。
 五件は委員長報告のとおり承認するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#15
○議長(前尾繁三郎君) 御異議なしと認めます。よって、五件とも委員長報告のとおり承認するに決しました。
     ――――◇―――――
#16
○三塚博君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。
 すなわち、この際、内閣提出、日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案を議題となし、委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。
#17
○議長(前尾繁三郎君) 三塚博君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#18
○議長(前尾繁三郎君) 御異議なしと認めます。
    ―――――――――――――
 日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案(内閣提出)
#19
○議長(前尾繁三郎君) 日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。大蔵委員長田中六助君。
    ―――――――――――――
 日本輸入銀行法の一部を改正する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔田中六助君登壇〕
#20
○田中六助君 ただいま議題となりました日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 この法律案は、日本輸出入銀行が今後予想されます資金需要に弾力的に対処し、その業務の円滑な運営に資するため、借入金等の限度額を引き上げる等の措置を講じようとするものであります。
 次に、その主な内容を申し上げますと、
 第一は、借入限度額の引き上げであります。日本輸出入銀行の借入金の限度額は、現在自己資本の四倍と法定されておりますが、この限度額を、後に述べます外貨債券の発行額と合わせ、自己資本の十倍に引き上げることといたしております。
 第二は、協調融資金融機関の範囲の拡大であります。現在、輸出入金融及び技術提供金融について日本輸出入銀行と協調融資を行う金融機関は、銀行、長期信用銀行及び外国為替銀行に限定されておりますが、中堅及び中小企業が日本輸出入銀行の資金を一層容易に活用し得るよう、この協調融資金融機関の範囲を政令により拡大できることといたしております。
 第三は、外貨債券の発行であります。現在、日本輸出入銀行の資金調達の方法は、政府からの借り入れ及び外国の銀行等からの外貨資金の借り入れに限られておりますが、資金調達手段の多様化を図るため、日本開発銀行の例にならい、日本輸出入銀行は大蔵大臣の認可を受けて外貨債券を発行することができるよう、新たに規定を設けることといたしております。
 本案につきましては、審査の結果、本日質疑を終了し、直ちに採決いたしましたところ、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、本案に対しましては、附帯決議が付せられましたことを申し添えます。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#21
○議長(前尾繁三郎君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#22
○議長(前尾繁三郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
#23
○三塚博君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。
 すなわち、この際、内閣提出、石油開発公団法の一部を改正する法律案を議題となし、委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。
#24
○議長(前尾繁三郎君) 三塚博君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#25
○議長(前尾繁三郎君) 御異議なしと認めます。
    ―――――――――――――
 石油開発公団法の一部を改正する法律案(内
  閣提出)
#26
○議長(前尾繁三郎君) 石油開発公団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。商工委員長稻村左近四郎君。
    ―――――――――――――
 石油開発公団法の一部を改正する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔稻村左近四郎君登壇〕
#27
○稻村左近四郎君 ただいま議題となりました石油開発公団法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 石油産業の健全な発展による石油の安定供給の確保は、エネルギー政策上きわめて重要な課題でありますが、わが国石油産業の現状は、多数企業による過当競争の弊害等構造的な問題を抱え、その経営基盤はきわめて悪化しており、構造改善が必要となっております。
 本案は、石油企業の行う構造改善を支援するため、石油開発公団の臨時業務として、新たに石油製品販売業に係る構造改善事業に要する資金の出資及び貸し付けを行う業務を追加するものであります。
 本案は、去る四月二十七日当委員会に付託され、五月十一日河本通商産業大臣から提案理由の説明を聴取し、以来、石油開発公団総裁を参考人として、本案審査中、常時出席を求める等、慎重に審査を行い、本日質疑を終了し、採決の結果、本案は多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 なお、本案に対し附帯決議が付されたことを申し添えます。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#28
○議長(前尾繁三郎君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#29
○議長(前尾繁三郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
#30
○三塚博君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。
 すなわち、この際、第七十二回国会、内閣提出、建築基準法の一部を改正する法律案を議題となし、委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。
#31
○議長(前尾繁三郎君) 三塚博君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#32
○議長(前尾繁三郎君) 御異議なしと認めます。
    ―――――――――――――
 建築基準法の一部を改正する法律案(第七十二回国会、内閣提出)
#33
○議長(前尾繁三郎君) 建築基準法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。建設委員長渡辺栄一君。
    ―――――――――――――
 建築基準法の一部を改正する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔渡辺栄一君登壇〕
#34
○渡辺栄一君 ただいま議題となりました建築基準法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 本案は、大規模建築物内での火災及び都市における日照紛争等の事態に対処するため、建築物の防災対策等を推進し、及び都市環境の整備保全と土地の合理的な利用を図ろうとするものでありますが、その主な内容は、既存の百貨店その他特殊建築物等に対する防火避難施設の整備の義務づけ、及び工事中の建築物の使用制限の強化、建築物による日影に関する基準の設定、第二種住居専用地域内の用途規制等の強化、建築協定に関する規定の整備を行うこと等であります。
 本案は、昭和四十九年三月、第七十二回国会に提出され、同月二十六日本委員会に付託、同年四月十日提案理由の説明を聴取し、以来、継続審査となっていたものであります。
 本委員会においては、数回にわたり現地視察を行い、また、参考人の意見を聴取する等、きわめて慎重に審査を進めてまいり、本五月二十一日質疑を終了したのであります。
 かくして、内海英男君外三名より、建築物による日影制限の対象区域、日影時間については、法定基準のうちから地方公共団体が条例で定めることとする修正案が、また、天野光晴君外一名より、既存の特殊建築物等に対する防火避難施設の設置義務に関する規定を削除することとする修正案がそれぞれ提出され、趣旨説明の後、両修正案に対し発言があり、討論を行い、採決の結果、本案は、多数をもって両修正案のとおり修正議決すべきものと決した次第であります。
 なお、本案に対し、既存の特殊建築物等の防災避難施設の整備改善について、速やかに有効適切な法制を整備することなどを内容とする附帯決議が付せられましたが、本問題についての審査をさらに進めるため、小委員会を設置することといたしましたことをあわせて申し添えます。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#35
○議長(前尾繁三郎君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は修正であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛者成起立〕
#36
○議長(前尾繁三郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
     ――――◇―――――
#37
○議長(前尾繁三郎君) 本日は、これにて散会いたします。
    午後四時五十三分散会
     ――――◇―――――
 出席国務大臣
        外 務 大 臣 宮澤 喜一君
        大 蔵 大 臣 大平 正芳君
        通商産業大臣  河本 敏夫君
        建 設 大 臣 竹下  登君
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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