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#1
第075回国会 内閣委員会 第30号
昭和五十年七月四日(金曜日)
    午前十一時七分開議
 出席委員
   委員長 藤尾 正行君
   理事 越智 伊平君 理事 奥田 敬和君
   理事 加藤 陽三君 理事 木野 晴夫君
   理事 上原 康助君 理事 大出  俊君
   理事 中路 雅弘君
      大石 千八君    竹中 修一君
      旗野 進一君    三塚  博君
      和田 貞夫君    鬼木 勝利君
      鈴切 康雄君    玉置 一徳君
 出席国務大臣
        国 務 大 臣
        (総理府総務長
        官)      植木 光教君
 出席政府委員
        総理府人事局長 秋富 公正君
 委員外の出席者
        内閣委員会調査
        室長      本田 敬信君
    ―――――――――――――
委員の異動
七月三日
 辞任         補欠選任
  和田 貞夫君     井岡 大治君
同日
 辞任         補欠選任
  井岡 大治君     和田 貞夫君
同月四日
 辞任         補欠選任
  受田 新吉君     玉置 一徳君
同日
 辞任         補欠選任
  玉置 一徳君     受田 新吉君
    ―――――――――――――
七月三日
 国家公務員法及び地方公務員法の一部を改正す
 る法律案(内閣提出第六七号)
 職員団体等に対する法人格の付与に関する法律
 案(内閣提出第六八号)
は本委員会に付託された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 閉会中審査に関する件
 国家公務員法及び地方公務員法の一部を改正す
 る法律案(内閣提出第六七号)
 職員団体等に対する法人格の付与に関する法律
 案(内閣提出第六八号)
     ――――◇―――――
#2
○藤尾委員長 これより会議を開きます。
 国家公務員法及び地方公務員法の一部を改正する法律案及び職員団体等に対する法人格の付与に関する法律案の両案を議題といたします。
 順次、趣旨の説明を求めます。植木総務長官。
 国家公務員法及び地方公務員法の一部を改正す
  る法律案
 職員団体等に対する法人格の付与に関する法律
  案
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
#3
○植木国務大臣 ただいま議題となりました国家公務員法及び地方公務員法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
 国家公務員及び地方公務員等の労働関係の基本につきましては、政府としてかねて慎重に配意してきたところでありますが、昭和四十八年九月に内閣総理大臣の諮問機関である公務員制度審議会から答申をいただきました。自乗、政府としては、この答申の趣旨を実現すべく、検討を進めてきたのでありますが、制度改善を要する事項のうち成案を得たものにつき、このたび国家公務員法及び地方公務員法の一部を改正する法律案を提案した次第であります。
 次に、この法律案の内容につき、その概要を御説明申し上げます。
 まず第一に、従来、国家公務員法及び地方公務員法におきまして、一般の職員と同一の職員団体を組織することのできない管理職員等の範囲についての規定がきわめて簡潔でありますが、これを労働組合法第二条の規定に準じて整備することといたしております。
 第二に、従来、職員団体の登録の取り消しは、直ちにその効力が発生することとなっているのを改め、裁判所へ出訴できる期間内及び訴訟係属中は、効力を生じないものとすることといたしております。
 なお、この法律案は、公布の日から施行することといたしております。
 以上がこの法律案の提案理由及びその内容の概要であります。
 何とぞ慎重御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願いいたします。
 次に、ただいま議題となりました職員団体等に対する法人格の付与に関する法律案につきまして、その提案理由及び内審の概要を御説明申し上げます。
 国家公務員及び地方公務員等の労働関係の基本につきましては、政府としてかねて慎重に配意してきたところでありますが、昭和四十八年九月に内閣総理大臣の諮問機関である公務員制度審議会から答申をいただきました。自乗、政府としては、この答申の趣旨を実現すべく、検討を進めてきたのでありますが、制度改善を要する事項のうち、成案を得たものにつきこのたび職員団体等に対する法人格の付与に関する法律案を提出した次第であります。
 すなわち、この法案は、公務員制度審議会の答申におきまして、職員団体の「法人格は、登録制度とは切り離して、付与するもの」とされておりますのを受け、現行国家公務員法または地方公務員法においては、登録を受けた職員団体のみに法人格付与の道が開かれておりますが、これ以外の職員団体等に対しても法人格を付与する制度を創設しようとするものであります。
 次に、この法律案の内容につき、その概要を御説明申し上げます。
 まず第一に、この法律案は、国家公務員、地方公務員を中心とする職員団体等に対し、これらの団体が財産を所有し、維持運用する等その目的達成のための業務運営に資するために法人格を付与することを目的といたしております。
 第二に、この法律案で法人格を付与することのできる職員団体等は、現行国家公務員法または地方公務員法では、法人格が付与されない国家公務員または地方公務員が主体となって組織する非登録職員団体あるいは国家公務員職員団体と地方公務員職員団体との連合団体、さらにこれらの団体に労働組合等が一部混合している団体といたしております。
 第三に、法人格の取得の手続については、職員団体等がその規約につき認証機関の認証を受け、その主たる事務所の所在地において登記することにより法人となることができることといたしております。
 第四に、認証の手続及び要件等についてであります。
 認証を受けようとする職員団体等は、申請書及び規約を認証機関に提出しなければならないこととし、認証機関は、認証の拒否事由がある場合を除き、規約が所定の要件に該当するときは、当該規約を認証しなければならないことといたしております。
 認証の要件については、規約に名称、目的、業務等所定の事項が記載されていること、規約に規約の変更等の重要事項が民主的な手続によって決定される旨の規定が定められていること、規約に所定の会計報告の規定が定められていることを要するものといたしますほか、認証機関は、規約に法令の規定に違反する事項が記載されているとき、または当該職員団体等が認証を取り消され、その取り消しの効力が生じた日から三年を経過しないものであるときは、認証を拒否しなければならないことといたしております。
 なお、認証機関は、右の認証に関し、当該職員団体等が職員団体等でなくなったとき、その他認証の要件に適合しなくなったときには当該認証を取り消すことができることといたしております。
 第五に、認証機関は、職員団体等の区分に応じ、人事院、最高裁判所、人事委員会または公平委員会といたしております。
 その他、民法及び非訟事件手続法の準用等所要の規定を設けております。
 なお、この法律案は、公布の日から起算して三月を超えない範囲内において政令で定める日から施行することといたしております。
 以上がこの法律案の提案理由及びその内容の概要であります。
 何とぞ慎重御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願いいたします。
#4
○藤尾委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。
     ――――◇―――――
#5
○藤尾委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
 去る一日、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしました各件に追加いたしまして、国家公務員法及び地方公務員法の一部を改正する法律案、及び職員団体等に対する法人格の付与に関する法律案の両案につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○藤尾委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 本日は、これにて散会いたします。
    午前十一時十四分散会
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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