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#1
第075回国会 本会議 第18号
昭和五十年四月二十四日(木曜日)
    ―――――――――――――
 議事日程 第十六号
  昭和五十年四月二十四日
    午後二時開議
 第一 日本国政府とオーストラリア政府との間
    の文化協定の締結について承認を求める
    の件(参議院送付)
 第二 国際電気通信条約及び関係議定書の締結
    について承認を求めるの件(参議院送
    付)
 第三 宅地開発公団法案(第七十二回国会、内
    閣提出)
 第四 国民年金法等の一部を改正する法律案(
    内閣提出)
    ―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
 議員請暇の件
 日程第一 日本国政府とオーストラリア政府と
  の間の文化協定の締結について承認を求める
  の件(参議院送付)
 日程第二 国際電気通信条約及び関係議定書の
  締結について承認を求めるの件(参議院送
  付)
 日程第三宅地開発公団法案(第七十二回国会、
  内閣提出)
 日程第四 国民年金法等の一部を改正する法律
  案(内閣提出)
    午後二時四分開議
#2
○議長(前尾繁三郎君) これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
 議員請暇の件
○議長(前尾繁三郎君)議員請暇の件につきお諮りいたします。
 石野久男君、枝村要作君、竹内猛君、吉田法晴君及び和田貞夫君から、海外旅行のため、四月三十日から五月九日まで十日間、請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○議長(前尾繁三郎君) 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
     ――――◇―――――
 日程第一 日本国政府とオーストラリア政府との間の文化協定の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
 日程第二 国際電気通信条約及び関係議定書の締結について承認を求めるの件(参議院送付)
#4
○議長(前尾繁三郎君) 日程第一、日本国政府とオーストラリア政府との間の文化協定の締結について承認を求めるの件、日程第二、国際電気通信条約及び関係議定書の締結について承認を求めるの件、右両件を一括して議題といたします。
 委員長の報告を求めます。外務委員長栗原祐幸君。
    ―――――――――――――
 日本国政府とオーストラリア政府との間の文化協定の締結について承認を求めるの件及び同報告書
 国際電気通信条約及び関係議定書の締結について承認を求めるの件及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔栗原祐幸君登壇〕
#5
○栗原祐幸君 ただいま議題となりました二件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 まず、日本国政府とオーストラリア政府との間の文化協定について申し上げます。
 本協定は、昭和四十八年七月、オーストラリア側より文化協定を締結したい旨の申し入れがあり、同年十月のウィットラム・オーストラリア首相の訪日の際の合意に基づき交渉が行われた結果、昭和四十九年十一月一日にキャンベラで署名されたものであります。
 本協定の主な内容は、両国間に学者、学生、芸術家や、その他文化的、教育的活動に従事する者の交換を助長し、また、自国において相手国国民が修学し、研究できるよう、奨学金を与えることを容易にするとともに、一方の国で与えられる学位、資格証書等が、他方の国でも理解され、評価されるように、教育制度に関する情報の相互交換について協力するほか、さらに、両国の報道機関の間の協力、両国民間の観光旅行並びに青少年及びスポーツマンの間の相互訪問を奨励すること等について規定しております。
 次に、国際電気通信条約及び関係議定書について申し上げます。
 本条約は、国際連合の専門機関の一つである国際電気通信連合の基本的文書であり、連合の機構、業務等について定めているほか、国際電気通信業務の運用に関する基本的事項について規定しておりますが、一九七三年九月にスペインで開催された連合の全権委員会議において、一九六五年のモントルー条約にかわる新条約として作成されたもので、新条約は、旧条約に対して、主として技術的内容を持った若干の改正を行ったものであります。
 また、紛争の義務的解決に関する選択追加議定書は、一九六五年の議定書にかわるものであって、紛争処理の外交上の手続等について定めております。
 両件は、参議院において承認された後、オーストラリアとの文化協定去る三月二十八日に、また、国際電気通信条約及び関係議定書は四月十八日に、それぞれ宮澤外務大臣から提案理由の説明を聴取し、質疑を行いましたが、その詳細は、会議録により御承知を願います。
 かくして、オーストラリアとの文化協定は去る十八日に、また、国際電気通信条約及び関係議定書は昨二十三日に質疑を終了し、採決を行いました結果、両件はいずれも全会一致をもって承認すべきものと議決した次第であります。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#6
○議長(前尾繁三郎君) 両件を一括して採決いたします。
 両件は委員長報告のとおり承認するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○議長(前尾繁三郎君) 御異議なしと認めます。よって、両件とも委員長報告のとおり承認するに決しました。
     ――――◇―――――
 日程第三 宅地開発公団法案(第七十二回国
  会、内閣提出)
#8
○議長(前尾繁三郎君) 日程第三、宅地開発公団法案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。建設委員長天野光晴君。
    〔天野光晴君登壇〕
#9
○天野光晴君 ただいま議題となりました宅地開発公団法案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 御承知のとおり、近年における人口と産業の大都市集中に伴い、大都市地域においては、住宅、宅地問題が一段と深刻化しており、今後、人口と産業の地方分散を強力に進めたとしても、なお膨大な宅地需要が見込まれており、宅地の大量供給を促進することが緊急の課題となっております。
 本案は、このような現状にかんがみ、大都市の周辺地域において、大規模な住宅地の造成と、これに必要な公共施設、交通施設等の整備を行わせるための事業体として、宅地開発公団を設立し、公団の資本金、役員、業務の範囲、道路法等の特例制度、関連施設整備事業助成基金制度、大都市の周辺地域における同公団と日本住宅公団の業務の分担等について、所要の規定を設けているものであります。
 本案は、昨年二月、第七十二回国会に提出され、同年四月本委員会に付託、以来、継続審査となっていたものであります。
 本委員会においては、関係委員会との連合審査を行う等、慎重に審議を進めてきましたが、去る四月十八日質疑を終了、討論、採決の結果、本案は賛成多数をもって修正議決すべきものと決した次第であります。
 修正の要旨は、附則中、公団の最初の事業年度を改める等、所要の整理を行うものであります。
 なお、本案に対しまして、八項目よりなる附帯決議が付せられました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#10
○議長(前尾繁三郎君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は修正であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
#11
○議長(前尾繁三郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
     ――――◇―――――
 日程第四 国民年金法等の一部を改正する法
  律案(内閣提出)
#12
○議長(前尾繁三郎君) 日程第四、国民年金法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。社会労働委員長大野明君。
    〔大野明君登壇〕
#13
○大野明君 ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律案について、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 本案は、最近における社会経済情勢にかんがみ、福祉年金の額を大幅に引き上げ、在職老齢年金の支給制限を緩和するとともに、厚生年金保険、船員保険及び国民年金の年金額のスライドの実施時期を繰り上げること等により、年金受給者の福祉の向上を図ろうとするもので、その主な内容の
 第一は、老齢福祉年金の額を月額七千五百円から一万二千円に、障害福祉年金の額を、一級障害について月額一万一千三百円から一万八千円に、二級障害について月額七千五百円から一万二千円に、母子福祉年金及び準母子福祉年金の額を、月額九千八百円から一万五千六百円に引き上げるとともに、老齢特別給付金の額を、月額五千五百円から九千円に引き上げること、
 第二は、昭和五十年度における年金額のスライドの実施時期を、厚生年金保険及び船員保険については昭和五十年十一月から同年八月に、拠出制国民年金については昭和五十一年一月から昭和五十年九月に、それぞれ繰り上げ、あわせて、国民年金の五年年金の額を、昭和五十年十月からさらに月額一万三千円に引き上げること、
 第三は、厚生年金保険または船員保険の在職老齢年金について、支給対象者の標準報酬月額の限度額を、四万八千円から七万二千円に引き上げるとともに、支給割合を三段階とすること、
 第四は、拠出制国民年金の保険料を、昭和五十一年四月分より、現行の月額千百円から千四百円に引き上げること、
 第五は、年金福祉事業団について資本金の規定を設け、政府が予算で定める金額の範囲内において出資できるものとすること等であります。
 本案は、三月十四日付託となり、昨日の委員会において質疑を終了し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
 なお、本案に対し、附帯決議を付することに決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#14
○議長(前尾繁三郎君) 採決いたします。
 本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#15
○議長(前尾繁三郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
#16
○議長(前尾繁三郎君) 本日は、これにて散会いたします。
    午後二時十六分散会
     ――――◇―――――
 出席国務大臣
        外 務 大 臣 宮澤 喜一君
        厚 生 大 臣 田中 正己君
        建 設 大 臣 仮谷 忠男君
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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