1974/07/27 第73回国会 参議院
参議院会議録情報 第073回国会 本会議 第3号
#1
第073回国会 本会議 第3号昭和四十九年七月二十七日(土曜日)
午前零時十三分開議
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#2
○議事日程 第四号昭和四十九年七月二十七日
午前零時十分開議
第一 副議長の選挙
第二 常任委員の選任
第三 常任委員長の選挙
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○本日の会議に付した案件
一、日程第一より第三まで
一、特別委員会設置の件
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#3
○議長(河野謙三君) これより会議を開きます。日程第一 副議長の選挙を行ないます。
投票は無名投票でございます。議席に配付してございます白色の無名投票用紙に被選挙人の氏名を記入して、白色の木札の名刺とともに、御登壇の上、御投票を願います。
氏名点呼を行ないます。
〔参事氏名を点呼〕
〔投票執行〕
#4
○議長(河野謙三君) 投票漏れはございませんか。――投票漏れないと認めます。投票箱閉鎖。〔投票箱閉鎖〕
#5
○議長(河野謙三君) これより開票いたします。投票を参事に点検させます。〔参事投票及び名刺を計算、投票を点検〕
#6
○議長(河野謙三君) 投票の結果を報告いたします。投票総数 二百五十票
名刺の数もこれと符合いたしております。
本投票の過半数は百二十六票でございます。
前田佳都男君 百二十七票
〔拍手〕
羽生 三七君 百二十一票
白票 二票
よって、前田佳都男君が副議長に当選されました。(拍手)
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〔参事 副議長前田佳都男君を演壇に導く〕
#7
○議長(河野謙三君) ただいま副議長に当選されました前田佳都男君を御紹介いたします。〔拍手〕
#8
○前田佳都男君 はからずも皆さまの御推挙によりまして本院副議長の重責を負うことになりました。議長補佐役といたしまして誠心誠意全力を尽くす所存でございます。何とぞ、皆さま方の一そうの御鞭撻と御援助を心からお願いいたしまして、ごあいさつといたします。(拍手)
#9
○議長(河野謙三君) 青木一男君から発言を求められました。この際、発言を許します。青木一男君。〔青木一男君登壇、拍手〕
#10
○青木一男君 私は、議員一同を代表して、新議長並びに新副議長に対し、お祝いのことばを申し上げたいと存じます。河野謙三君は再び議長に選任され、また前田佳都男君は新たに副議長に当選されました。私ども一同、両君に対し衷心より祝意を表する次第であります。
河野議長は、諸君もすでに御承知のとおり、昭和四十六年以来、本院の議長としてその重職に当たってまいられました。この間、その円満なるお人柄と豊富なる識見をもって、参議院の自主性の確保と議院の正常な運営に多大の成果をあげてこられたのであります。
前田副議長は、永年にわたり国政のために尽力され、豊富なる経験を有せられるとともに、そのすぐれた識見は私どもの崇敬してやまないところであります。
かかる両君を本院を代表する議長及び副議長に推戴いたしましたことは、わが参議院のため、まことに喜ばしいことであります。
現下わが国内外の諸情勢は多事多難であり、本院の使命はいよいよ重きを加えてまいりました。この際、私どもは、本院に課せられたこの重大なる使命を自覚し、国民の負託にこたえるよう一そう努力しなければならないと存じます。かかる際において、両君の御手腕に期待するところすこぶる大であります。
どうか両君におかれましては、健康に御留意の上、公正かつ合理的な議会運営に当たられ、もって本院の権威高揚のため御尽力くださるようお願い申し上げます。
これをもってお祝いのことばといたします。(拍手)
#11
○議長(河野謙三君) これにて午後一時まで休憩いたします。午前零時四十二分休憩
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午後三時三分開議
#12
○議長(河野謙三君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。日程第二 常任委員の選任
本日、議長は常任委員全員の辞任を許可いたしました。
これより常任委員の選任を行ないます。
常任委員の選任は、本院規則第三十条により、すべて議長の指名によることとなっております。
議長は、議席に配付いたしました氏名表のとおり常任委員を指名いたします。
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#13
○議長(河野謙三君) 日程第三 常任委員長の選挙本日、常任委員全員の辞任を許可いたしましたため、常任委員長が全員欠員となりました。
これより全常任委員長の選挙を行ないます。
#14
○柴立芳文君 常任委員長の選挙は、その手続を省略し、いずれも議長において指名することの動議を提出いたします。#15
○森勝治君 私は、ただいまの柴立君の動議に賛成いたします。#16
○議長(河野謙三君) 柴立君の動議に御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#17
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。よって、議長は、内閣委員長に寺本広作君を指名いたします。
〔拍手〕
地方行政委員長に久保田藤麿君を指名いたします。
〔拍手〕
法務委員長に多田省吾君を指名いたします。
〔拍手〕
外務委員長に伊藤五郎君を指名いたします。
〔拍手〕
大蔵委員長に土屋義彦君を指名いたします。
〔拍手〕
文教委員長に世耕政隆君を指名いたします。
〔拍手〕
社会労働委員長に山崎昇君を指名いたします。
〔拍手〕
農林水産委員長に初村滝一郎君を指名いたします。
〔拍手〕
商工委員長に剱木亨弘君を指名いたします。
〔拍手〕
運輸委員長に宮崎正義君を指名いたします。
〔拍手〕
逓信委員長に川村清一君を指名いたします。
〔拍手〕
建設委員長に小野明君を指名いたします。
〔拍手〕
予算委員長に鹿島俊雄君を指名いたします。
〔拍手〕
決算委員長に前川旦君を指名いたします。
〔拍手〕
議院運営委員長に植木光教君を指名いたします。
〔拍手〕
懲罰委員長に春日正一君を指名いたします。
〔拍手〕
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#18
○議長(河野謙三君) この際、特別委員会の設置につき、おはかりいたします。沖繩及び北方問題に関する対策樹立に資するため、委員二十名からなる沖繩及び北方問題に関する特別委員会を、
災害に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十名からなる災害対策特別委員会を、
公害及び環境保全に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十名からなる公害対策及び環境保全特別委員会を、
交通安全に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十名からなる交通安全対策特別委員会を、
当面の物価等に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十名からなる物価等対策特別委員会を、
公職選挙法改正に関する調査のため、委員二十名からなる公職選挙法改正に関する特別委員会を、
また、科学技術振興に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、委員二十名からなる科学技術振興対策特別委員会を、それぞれ設置いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#19
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。よって、沖繩及び北方問題に関する特別委員会外六特別委員会を設置することに決しました。本院規則第三十条により、議長は、議席に配付いたしました氏名表のとおり特別委員を指名いたします。
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#20
○議長(河野謙三君) これにて散会いたします。午後三時八分散会
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