1974/07/29 第73回国会 参議院
参議院会議録情報 第073回国会 本会議 第4号
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第073回国会 本会議 第4号昭和四十九年七月二十九日(月曜日)
○開 会 式
午前十時五十九分 参議院議長、衆議院参議院の副議長、常任委員長及び議員、内閣総理大臣その他の国務大臣及び最高裁判所長官は、式場に入り、所定の位置に着いた。
午前十一時一分 天皇陛下は衆議院議長の前行で式場に入られ、お席に着かれた。
〔一同敬礼〕
午前十一時二分 衆議院議長前尾繁三郎君は式場の中央に進み、次の式辞を述べた。
式 辞
天皇陛下の御臨席をいただき、第七十三回国会の開会式をあげるにあたり、衆議院及び参議院を代表して、式辞を申し述べます。
去る七月七日参議院議員の通常選挙が行われ、七月二十四日をもつて臨時国会が召集されたのでありますが、われわれは、新たなる構成のもとに、現下内外の諸情勢にかんがみ、今後の施策の推進に万全を期し、もつて国民生活の安定向上と国運の隆昌をはからなければなりません。
ここに、開会式を行うにあたり、われわれに負荷された使命達成のために最善をつくし、もつて国民の委託にこたえようとするものであります。
次いで、天皇陛下から次のおことばを賜わった。
おことば
本日、第七十三回国会の開会式に臨み、参議院議員通常選挙による新議員を迎え、全国民を代表する諸君と親しく一堂に会することは、わたくしの深く喜びとするところであります。
国会が、国権の最高機関として、当面する内外の諸情勢に対処し、国民福祉の向上と諸外国との友好親善のため、その使命を遺憾なく果たし、国民の信託にこたえることを切に望みます。
〔一同敬礼〕
衆議院議長はおことば書をお受けした。
天皇陛下は参議院議長の前行で式場を出られた。
次いで、一同は式場を出た。
午前十一時七分式を終わる