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1974/11/27 第73回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第073回国会 農林水産委員会 第5号
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1974/11/27 第73回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第073回国会 農林水産委員会 第5号

#1
第073回国会 農林水産委員会 第5号
昭和四十九年十一月二十七日(水曜日)
    午前十時四十四分開議
 出席委員
   委員長 仮谷 忠男君
   理事 坂村 吉正君 理事 湊  徹郎君
   理事 柴田 健治君 理事 芳賀  貢君
   理事 津川 武一君
      愛野興一郎君    赤澤 正道君
      井原 岸高君    伊東 正義君
      唐沢俊二郎君    吉川 久衛君
      熊谷 義雄君    竹内 黎一君
      中尾 栄一君    松岡 松平君
      山下 元利君    綿貫 民輔君
      美濃 政市君    諫山  博君
      瀬野栄次郎君
 委員外の出席者
        農林省農林経済
        局長      岡安  誠君
        農林省構造改善
        局長      大山 一生君
        農林省農蚕園芸
        局長      松元 威雄君
        農林省食品流通
        局長      森  整治君
        農林水産委員会
        調査室長    尾崎  毅君
    ―――――――――――――
委員の異動
十一月十五日
 辞任         補欠選任
  安田 貴六君     渡辺美智雄君
  山崎平八郎君     中川 一郎君
同月十八日
 辞任         補欠選任
  島田 安夫君     橋口  隆君
  井上  泉君     上原 康助君
  神田 大作君     安里積千代君
同日
 辞任         補欠選任
  橋口  隆君     島田 安夫君
  上原 康助君     井上  泉君
  安里積千代君     神田 大作君
同月二十七日
 辞任         補欠選任
  今井  勇君     井原 岸高君
  上田 茂行君     綿貫 民輔君
  小沢 一郎君     唐沢俊二郎君
  金子 岩三君     赤澤 正道君
  小山 長規君     松岡 松平君
  島田 安夫君     山下 元利君
  粟山 ひで君     竹内 黎一君
同日
 辞任         補欠選任
  赤澤 正道君     金子 岩三君
  井原 岸高君     今井  勇君
  唐沢俊二郎君     小沢 一郎君
  竹内 黎一君     粟山 ひで君
  松岡 松平君     小山 長規君
  山下 元利君     島田 安夫君
  綿貫 民輔君     上田 茂行君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 農林水産業の振興に関する件(砂糖きびの価格
 等に関する問題)
 小委員長からの報告聴取
     ――――◇―――――
#2
○仮谷委員長 これより会議を開きます。
 農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
 この際、いも、でん粉及び甘味資源等に関する小委員長より発言を求められておりますので、これを許します。坂村吉正君。
#3
○坂村委員 いも、でん粉及び甘味資源等に関する小委員会は、去る十一月十八日に会議を開き、当面するサトウキビの最低生産者価格並びに甘蔗糖の事業団買い入れ価格等について調査を行ないましたので、この際、その経過を簡単に御報告申し上げます。
 当日は、この問題について、上原、美濃、諫山及び瀬野の四委員が質疑を行ないました。その詳細については会議録をごらんいただくことといたしまして、おもな質疑事項のみを集約いたしますと、
 一、サトウキビの最低生産者価格の算定については、去る四月二日の甘味資源審議会の建議等を尊重し、米に準ずる生産費所得補償方式を採用するための法律改正を行なうべきではないか。
 また、当面する価格の決定にあたっては、生産資材の高騰等を適正に織り込むとともに、他産業に見合う労賃を補償すること等により、大幅な引き上げ措置を講ずべきではないか。
 二、サトウキビの生産農家に対し生産奨励金を交付する場合には、段階を設けず、一律交付方式をとるべきではないか。
 三、甘蔗糖の事業団買い入れ価格については、製造経費の上昇、原料歩どまりの低下等の諸事情を適正に織り込むべきではないか。
 四、国際的な砂糖需給の逼迫と糖価の高騰に対応し、甘味資源の国内自給率の向上をはかるため、サトウキビ等の長期作付目標を設定するとともに、目標達成のために基盤整備及び機械化等の諸施策を拡充強化すべきではないか。
等でありました。
 以上、おもな質疑事項について申し上げましたが、価格の決定時期が切迫しておりましたので、当日の小委員会におきましては、次の事項を取りまとめ、その実現につき、小委員長から政府当局に申し入れを行ないました。
   昭和四十九年産さとうきびの生産者価格等に関する件
  国際的な砂糖需給の逼迫と糖価の異常な高騰事態に対応し、国内産甘味資源自給率の維持向上を図ることは、現下の重要課題となつている。
  よつて政府は、さとうきび等の生産振興と関係農家の所得確保を図るため、左記事項の実現に遺憾なきを期すべきである。
      記
 一、昭和四十九年産さとうきびの最低生産者価格については、生産資材及び労賃等の高騰を適正に反映させ、さとうきびの再生産確保が図られるよう大幅な引上げ措置を講ずること。
 二、甘蔗糖の事業団買入価格については、製造経費の上昇並びに国際糖価の高騰事情等を十分に反映させ、適正な引上げ措置を講ずること。
 三、さとうきびの生産振興を図るため、土地基盤の整備、優良種苗の普及、機械化作業体系の確立等生産性向上の諸施策をさらに進めるとともに、生産者価格の算定については、生産費と生産者の所得が補償出来るような方式を検討すること。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
     ――――◇―――――
#4
○仮谷委員長 次に、昭和四十九年産サトウキビの最低生産者価格及び甘蔗糖の事業団買い入れ価格決定について、政府から説明を聴取いたします。森食品流通局長。
#5
○森説明員 ただいま小委員長より御報告がございました件でございますが、十八日に小委員会が開かれまして、ただいま御報告があったような申し入れがあったわけでございます。そこで、われわれといたしましては、政府部内で、同日から翌十九日の夜にかけまして、小委員会の御意見などをいろいろ検討いたしました結果、次のような措置をとることにきめたわけでございます。
 一つは、四十九年産サトウキビの最低生産者価格はトン当たり一万一千二百円。これは対前年比で比較いたしますと一八・七%に相なるわけでございます。それから甘蔗糖の事業団買い入れ価格は、鹿児島県が十六万九千八百円、沖繩県が十六万一千三百円ということにいたします。
 上記のほか、甘蔗糖の事業団売買にあたりまして、いわゆる逆市価参酌というものを従来行なっておりませんでしたが、この逆市価参酌を行なうものといたしまして、四十九年産のサトウキビの特例措置といたしまして、参酌率を四六・六%――従来はビートでは七〇%ということでやっておりましたけれども、四六・六%とするほか、国内産の国産糖メーカーの販売努力によりまして、以上合わせまして、生産奨励金を三千八百円を支出するということにいたしたわけでございます。したがいまして、先ほど申し上げましたトン当たり一万一千二百円に三千八百円を足しますと一万五千円ということに相なるわけでございまして、農家の手取りといたしましては一万五千円の水準の確保ができたということに相なるわけでございます。
 なお、このほか沖繩の離島問題がございます。離島の加工経費が非常に高うございますから、これは別に四十九年産サトウキビにかかります糖業振興臨時助成金というものを支出いたしまして、十三億円支出することに決定いたしたわけでございます。これによりまして、沖繩の離島は沖繩の本島並みの価格で売買操作を行なうということに相なるわけでございます。
 なお、この最低生産者価格は去る二十日に告示をいたしました。事業団の買い入れ価格につきましては三十日の官報をもって告示する予定にいたしておるわけでございます。
 以上、簡単でございますが、御報告にかえさせていただきます。
#6
○仮谷委員長 この際、暫時休憩いたします。
   午前十時五十三分休憩
     ――――◇―――――
  〔休憩後は会議を開くに至らなかった〕
ソース: 国立国会図書館
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