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1972/08/31 第71回国会 参議院 参議院会議録情報 第071回国会 災害対策特別委員会 第12号
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1972/08/31 第71回国会 参議院

参議院会議録情報 第071回国会 災害対策特別委員会 第12号

#1
第071回国会 災害対策特別委員会 第12号
昭和四十八年八月三十一日(金曜日)
   午後一時十四分開会
    ―――――――――――――
  出席者は左のとおり。
    委員長         秋山 長造君
    理 事
                古賀雷四郎君
                高橋雄之助君
                中村 英男君
                上林繁次郎君
    委 員
                佐藤  隆君
                柴立 芳文君
                寺本 広作君
                濱田 幸雄君
                八木 一郎君
                宮崎 正義君
                星野  力君
   政府委員
       総理府総務副長
       官       小宮山重四郎君
       農林大臣官房審
       議官       澤邊  守君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        村田 育二君
   説明員
       厚生省環境衛生
       局水道課長    国川 建二君
       農林省構造改善
       局次長      杉田 栄司君
       自治大臣官房参
       事官       栗田 幸雄君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○災害対策樹立に関する調査
 (島根県における干ばつによる災害対策に関す
 る件)
    ―――――――――――――
#2
○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
 災害対策樹立に関する調査を議題とし、島根県における干ばつによる災害対策に関する件について質疑を行ないます。
 質疑のおありの方は順次御発言願います。
#3
○中村英男君 まず総理府にお伺いしますが、ことしの、四十八年の災害は異常災害で集中豪雨と干ばつが隣合わしておるんですが、それぞれ各県から報告もあったから集計しておいでになるんでしょうが、私も実は二十四日の干ばつの委員会における報告を聞いていないので重複するかもわかりませんが、ちょっとお伺いします。これは総理府はすでにもう――これからまあ増大しよるけれども、いまの時限における干ばつの実情をとらえて、具体的に話を煮詰めて対策を立てておいでになるかどうかちょっとお伺いしたいと思います。
#4
○政府委員(小宮山重四郎君) 干ばつ対策については「現在講じつつある対策」と、「今後必要により検討すべき事項」の二つに分かれておりますけど、現在講じている対策としては幾つかの項目がございます。
 たとえば農林省では、農業用水の確保のための干ばつ応急対策として水路、井戸の掘さくとか、揚水機の設置等のことについて指導をしております。それからまた、揚水機の貸し出し、あるいは関係係官を現地へ派遣いたしまして指導をいたしておりますし、農業関係の共済金、保険金の早期仮払いの措置等をとっております。厚生省は、飲料水の給水制限とか、隣接水道からの応援等による給水量の確保というようなこと。防衛庁は、給水車の派遣による支援。通産省は、工業用水の給水制限――一部には工業用水をとめておいて、それを一般に供給するというようなこと。それから海水の利用、水の循環利用等の指導をいたしております。建設省では、河川、ダム用水等の利用者間の渇水調整会議等を開催しております。
 また二番目には、「今後必要により検討すべき事項」といたしまして、農業用水確保のための干ばつ応急対策に用いた費用の国庫補助をどうするかというような問題、それから農作物等の被害に対する天災融資法並びに激甚法の適用をどうするかということでいま作業を進めております。それから、飲料水の渇水対策に使いました地方公共団体の経費についての特別交付税の交付及び起債の措置等の問題でございます。それから、これからまあこの渇水が続く、あるいは将来にわたって起こるということになれば、恒久対策としてダムの建設等の大規模な開発の検討をするということで現在やっております。
#5
○中村英男君 これは全国的に干ばつも増大しておるのですが、まあほかの県のことは私わからぬから島根県のことを例にとりながらお伺いしますが、島根県も松江を中心としていま非常な干ばつがあります。そこで工業用水をとめて、そうして飲料水に回しておるわけですが、もちろん農作物にも被害がある。これはそれぞれ陳情をしておることでしょうから、具体的に把握していただいておると思うが、その他の県もありましょうが、まず島根県を激甚災害の適用を考えておいでになるか、適用してもらえるかどうか、きわめて端的にお伺いしますが、どうですか。
#6
○政府委員(小宮山重四郎君) 干ばつによる農作物の被害に対して激甚災害の指定、まあ農林省においては天災融資法の発動というようなことをどうされているかということでございますけど、私たちとしてはいま被害の調査をやっております。で、その最終的な調査結果を待ってすみやかに処置いたしたいと考えております。
#7
○中村英男君 そうすると、目下雨が降って干ばつの状況がわからない。わからないと、適用されるかどうかということは結論はまだ出ないわけですね。
#8
○政府委員(澤邊守君) ただいまのお尋ねの天災融資法についての激甚法の適用という点でございますけれども、天災融資法の適用自体につきまして、これまでの例によりますと、干ばつの被害が現在なお進行中でございますし、雨いかんによりまして災害の規模は変わってくるということもございますので、これまでの例によりまして、被害が終息した段階で、農林省の統計情報部の全国同一の方法で被害調査をいたします結果を待って、その被害状況を見、あるいは他面、資金需要も調査をいたした上で適用するということで、その段階において十分検討したいと思います。あわせてその際激甚法を適用するかどうかという問題につきましても同時に十分に検討いたしたいというふうに考えております。
#9
○中村英男君 いま農林省の話が出ましたが、じゃ、天災融資法の適用される状態だということがはっきりすれば、総理府は激甚災の適用をされるわけですか。
#10
○政府委員(澤邊守君) 天災融資法の適用をまずいたしました上で、さらにその被害状況が非常に激甚であるという場合には、一般の天災融資法による貸し付け条件をさらに有利にするための激甚法の適用ということになるわけでございます。したがいまして、被害状況が最終的に判明をし、しかも反面、資金需要がどの程度あるかということ、それを兼ね合わせてみまして激甚法を適用するかどうかをきめたいというふうに考えております。
#11
○中村英男君 いま干ばつのひどい地域が相当あると思うのですが、まあ島根県のごときは毎日増大しておるからはっきりした数字が出ませんが、二、三日前の状況では農作物だけでも七十八億ぐらいあったようですね。
 そこで、いま地元のそういう人たちの意向を聞いてみると、やっぱり農作物の問題については、共済制度のあるものはそれで救えるわけですね。ところが、米なんかというものは、米の値段が上がっても隣では干ばつで米が全然できぬ、まあこういうことなんですね。それは共済制度が適用になったって、七割なら七割ですからごく少ないわけですがね。しかし、さればといってほかに方法があるかというと、なかなかないというのが米作農民の不安なところですね。
 そこで、米作農民の要求は何に出てくるかというと、やっぱり自作農維持資金を貸してもらいたい。ところが、去年も災害があって五十万円借りた。去年は三十万円ふやして八十万円だったですね。そこでまあもう少しふやして百万円ぐらい貸してもらいたい、ワクを広げてもらいたい、増大してもらいたい、限度を上げてもらいたいと、このような要望があるが、百万円にしていただけるかどうか、ひとつ端的にお願いいたします。
#12
○政府委員(澤邊守君) 自作農維持資金の貸し付けにつきましても、天災融資法の発動を決定します際にあわせて検討したいと思っておりますけれども、いまお尋ねのございましたように、五十万円という貸し付け限度がございます。これまでの例によりましても特例的に上乗せをした例もございます。それは償還金が当該年度にかなりある、あるいは連年災を受けているというような場合、地域を指定しまして三十万円を上乗せをする、あるいはさらにそれ以上の上乗せをするという例もございます。したがいまして、被害の実態を調べ、さらに貸し付け残高がどの程度あるかということも調査をし、資金需要がまたどの程度あるかという点、種々勘案をいたしまして検討をいたしたいと思います。
#13
○中村英男君 そこで、去年も災害、ことしも干ばつと、これでまあ五十万を八十万にしてもらい、ことし百万にしてもらいたいと。ところが、農業の機械整備でいままで借りている金もありますね。これは公庫の金ですね、農林漁業金融公庫。これなんかもやはり農民としては、従来借りている、去年も災害にあった、ことしも干ばつにあったということになればなかなか償還しにくい。そうすると償還期限を延ばしてもらいたい、利子を安くしてもらいたいという強い要望が出てきておるわけです。したがって、利子のことはなかなか他との関連があるからむずかしいにしても、償還期限の延長はしてもらえるじゃないかと、私もそう思っておるんですが、土地整備その他で使っておりますからね。その農林金融公庫あたりの償還期間を延ばしていただきたい、こういう要望があるんですが、それは十分考慮してもらえますか。
#14
○政府委員(澤邊守君) いろいろな制度資金ございますが、ただいまお尋ねございました農林漁業金融公庫資金につきましても、中間据え置き期間を設定するとかいうようなことを実情に沿って考えるように公庫をよく指導したいと思います。
 なお、農業近代化資金等につきましても、定められた法令の償還期限の範囲内において従来の償還期間を延長するということもやれる道が開けておりますので、関係機関を十分に指導したいと思います。
#15
○中村英男君 次いで米ですが、御承知のような干ばつですから、全然できぬところは論外ですけれども、少しはとれたが等外米が多いんですね、早場米の、この間見てみると。去年あたりは三等米が七八%ぐらいあったが、大体もう三〇%だと。等外米が多いんですよ。この等外米を政府に買い上げてもらいたいという、これも農民の切なる願いなんです。これをひとつやってもらいたいんですよ。これはひとつ、等外米をぜひ政府に買い上げてもらいたいという、この農民の希望をかなえてもらいたいと思うが、率直にひとつ端的にやってもらいたい。
#16
○政府委員(澤邊守君) 等外米あるいは規格外米というのは、政府は原則として食管において買い上げないということになっておるわけでございますが、従来の例からも、災害による被害が非常に激甚の場合、それによって米の品質が低下しているという場合には、災害対策の一環といたしまして、主食として配給可能な品質のものについては地域を限定いたしまして買い入れの特別措置を実施した例がございます。今回の干ばつによります品質の低下がまだ全貌がわかっておりませんので、実態が判明した段階において検討いたしたいというふうに考えております。
#17
○中村英男君 きょう本会議で、畑作農作物の共済制度を試験的に四十九年からやれるんですが、全くこれは手ぬるいと思うんです、試験的にそんなことをやるって。まあその議論は別にして、これ適用されないかな、共済制度の畑作、米以外の。
 そこで、牧草であるとかくだものであるとか園芸作物であるとか、ことに島根県の大根島にニンジンがあるんですよ、薬用ニンジンが。これ全然共済制度のワク外ですな。そこでこれらの問題について、これはつかみで助成ということはなかなかむずかしいと思うが、やはり県は県でこれはいろいろ助成していると思うんですね。牧草にしてもいま地割れがして、これはそのままじゃどうにもならない。これは一ぺんブルドーザーでやって整理してそれで肥料をやって種をまかなければならぬですね。そうすると苗代だとかそういういろいろな費用は市町村も県も助成するでしょうが、それを何らかの形で国が肩がわりをやってもらえぬかどうか。これは特別交付金の中へ入れるか何か方法があろうと思うんですね。私は専門家でないからわからぬが、ひとつそういうことをやってもらいたいと、こういう要望があるんです。
 まず、牧草や――大根島なんか植木、園芸をやっておるんですね。それからニンジンなんかはやっかいなことには、その苗がないんですね。あれは七年で一人前に売れるものです。ところが、一年生、二年生がいまやられておるんですね。そうすると、日本には苗がない。韓国に注文すると、韓国は輸出禁止ですから、六年先にはニンジンは収穫皆無なんです。七年生で金になるんですから、いま一年生、二年生がやられておると、六年先の薬用ニンジンをつくっておる農家は収穫皆無です。こういうきめのこまかな特殊な例があるように思うんですが、それぞれ県も連絡すると思いますが、そういう問題をきめこまかく取り上げて、ひとつ農民が困らぬように具体的な処置をしていただきたいと思うが、その点どうですかね。
#18
○政府委員(澤邊守君) 野菜、牧草あるいは薬用ニンジン等の救済対策についてのお尋ねでございますが、それにつきましては、先生先ほどおっしゃいましたように、法律が施行されますれば、施設野菜といいますか、施設園芸野菜につきましては、試験実施に来年からは入るわけでございますが、本年はいずれにしても間に合わないということでございます。そういう野菜あるいは牧草、薬用ニンジン等につきましては、原則としては、先ほど来お答えしておりますような天災融資法によります再生産資金の低利融資、それをもってしても十分に救済されない場合には、これも先ほどお答えいたしましたような、自作農維持資金の貸し付けという対策で資金的には対処をしたいというように考えております。
 なお、種子が足らないとかいうような点につきましては、全国的な調整なりあっせんなりということについてはできるだけ努力をしたいというように考えております。
#19
○中村英男君 いまの苗木やそういうものを、県は応急対策として三分の一を助成しようと、こうしておるらしいです。そういう場合も、国のほうではなかなか助成ということはむずかしいでしょうから、特別交付金の中へ入れるということを考慮してもらいたいと、こういう話になろうと思うんです。その点も十分ひとつ――県はいま応急対策を金を出してやっておりますから、交付金を出す場合には、従来の例もありますから、ひとつ十分考慮してもらいたいと、こう思います。
 それからポンプを買ったり井戸を掘ったり、いろいろやっておるようです。これも農業団体なりあるいは市町村がやっておるんですが、これらの費用を県や国は全然見れないもんか、見れるもんか、端的にひとつお伺いしたいんでございます。
#20
○説明員(杉田栄司君) ただいまの御質問、かんがい応急対策という事業になると思うんでございますけれども、水路を掘ったり井戸の掘さくをやったり、とりあえず干害のおそれのあるところに対して応急的にとりました処置に対しましては、過去の例で国の助成をした例があるわけでございます。そこで、今回も当然、相当な全国的な干ばつでございますので、そういう措置をとりたいということで、関係各省に御相談をいたしておるところでございまして、現在までわかっております大体の応急額の総額が約三十億でございます。これは、もちろんこれから査定をいたしますと、過去の例でいきますと、七割見当約二十億ぐらいが査定事業費になるんではないかと思います。それらに対しまして、従来ですと、水田、畑に対しましては四割、それから果樹については三〇%の補助率でもって補助をするというようなことになると思いますが、事務的に実は進めておるところでございます。
#21
○中村英男君 時間がないからやや急いでまいりますが、生活用水ですね。まあ松江その他市町村、十四ヵ町村あろうと思うんですが、自衛隊の出動やらあるいは各市町村から水の補給、これを、車を借りたりたいへんな手当てをしておるわけですが、これはもう相当な市町村の費用と思うんですね。何しろ、ダムへそういう車で水を入れてどうにかしのいで、そうして一日二時間ぐらい、松江あたりは各家庭のせんをとめて、同じようにバケツで補給しておるんですね。もちろん工業用水もとめております。第三次制限をして、四次制限はいまどうしようかとやっておるんですが、この費用もたいへんな市町村の費用だと思うんですね。これをひとつ特別交付金で、来年の二月になりますが見てもらいたいという強い要望があるんですが、そういう点も十分考えていただけるかどうか。
#22
○説明員(栗田幸雄君) 渇水対策に要する地方団体の経費につきましては、当該地方団体の渇水対策の実情を十分聴取いたしまして、来年の二月に特別交付税の決定が行なわれるわけでございますが、その段階で、それぞれの市町村の財政状況等を勘案いたしまして特別交付税上適切な措置を講じてまいりたい、このように考えております。
#23
○中村英男君 それから、全く人間の知恵なんというものは案外あるようでないんですがね。古い井戸を改修したり新しくボーリングしてやったり、いろいろ手当てをしている。そうすると、この干ばつはまだ続きそうですからな、これはたいへんなことですが、そういう費用はまあたいへんなものだと思うんです。島根県なんかは貧乏なところですからな、市町村。めんどうですが、そういう点も十分ひとつ検討をして、特別交付税のときには考えてもらいたいと、こういうまあ具体的な――えらい島根県のことばっかり言ってぐあいが悪い。ほかの県にも、これは一つの例ですからね、見合うわけですから、私は島根県のことしかわからぬから言っておるんですが、もちろんほかの県にもそういうことがありましょうからね。そういう点を十分ひとつ配慮して措置していただきたいと、こう思います。いいですかいな。
#24
○説明員(栗田幸雄君) 御趣旨の線に沿って検討してまいりたい、このように考えます。
#25
○中村英男君 厚生省は見えていますか。――水道課長さん、あなたのほうの所管はどういうところにあるんですか。
#26
○説明員(国川建二君) この干ばつに関しましては、当然ではございますけれども、あくまで水道による給水を確保していくという前提で、松江市等におきましてもそうでございますが、全国的にも、たとえば農業用水あるいは工業用水等、関係者との間で調整をいたしまして、限られた水を市民にできるだけ均等に供給するという態勢のもとに必要な配水の調整を行なっておるわけでございます。で、実際に給水制限、まあ水量が不足になってまいりますと、当面大口の使用者のほうから給水量の節減をはかり、さらに状況が悪化いたしましたならば時間給水というたてまえに入ってくるわけでございますが、私どもといたしましては、その間におきまして、当該事業体のとってまいります措置につきまして十分連絡協議をいたしながらその対策が遺憾のないように進めておるところでございます。
 で、また、この干ばつ等に際しまして、緊急にたとえば応急的な施設工事を行なうというようなものも出てくるかと思います。したがいまして、それらのものにつきましては、実情をよく調査いたしまして、必要な財源措置等につきましても関係省ともよく協議いたしまして対処していきたいと、このように考えております。
#27
○中村英男君 それから、これは松江は御承知のように観光都市ですから、水が一日に二時間くらいに制限ですから、料理屋さんから宿屋さんから喫茶店から、みんな商売にならぬのだな。これは一体どういうことで県や国は応急対策ができるかということは、私も十分わからぬが、一つは税金の面で、これは県税でしょうね、事業税、税金の面で免税措置というものを考えなきゃいかぬ。これを国のほうで、何らかそういうことで応急的なそういう人たちに対する対策があれば、私は検討してもらいたい、もちろん県も検討するでしょうが。商売できないから休んでおるんです。これを税金の面から減免措置が講ぜるかどうか。あるいは、これはもちろん融資の点では、中小企業者に対する融資は考えなきゃいかぬ。で、これは県で措置しただけで済むものか、それとも県の中小企業者に対する融資ワクを広げて、あるいは利子を県が補給する、こういう方法でやる方法もあろうと思うんですが、それらの問題についても十分県と相談をして、そういう干ばつによる、水がないことによる中小企業者の難儀を救うべきだと思うんですが、これはどなたの答弁かわかりませんが、総理府ですか、検討しておられますか。これは大蔵省ですかな。総理府の次官、何も決定的なことでないが、そういう点を十分やっぱり検討して措置されぬと、非常に干ばつの被害の範囲が広いですから、これはそのまま県もほっとけぬでしょうが、国もほっとくわけにはいかないと思うんです。
#28
○政府委員(小宮山重四郎君) そういう方々に対して商工中金あるいは中小企業対策の資金を特別に融資するように、通産省に働きかけておきたいと考えております。
#29
○中村英男君 それから生活用水を優先さしておりますから、何ぽかの企業が休業しておるんです。これに対して、これも私はしろうとでわからぬが、これは休業しておるのをそのままほったらかす手もなかろう、何らかの措置が必要じゃないかと思うんですが、そういう点も将来具体的に問題が出てきましょうから、総理府のほうでも、ひとつその干害対策として、企業が休んでおりますから、それを十分ひとつ配慮してもらいたいと思いますが、どうですか。
#30
○政府委員(小宮山重四郎君) 休業状態のそういう業種の方々に、干ばつでの被害として商工中金等々からやはり融資ができるようなことを今後とも考えさせるように、指導していきたいと考えています。
#31
○中村英男君 まあ、これでもうおきますが、ひとつ農林省のほうで天災融資法の適用を、これはもう従来の災害に比較して金高も大きいですから、ぜひひとつ適用さしてもらいたい。それがあなたのほうでぴしゃっとしたら、総理府のほうで激甚災の適用をやっていただきますと、利子、その他非常に違いますからな。これは私はお願いしておきます。これでおきます。
#32
○委員長(秋山長造君) 本件に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後一時四十四分散会
ソース: 国立国会図書館
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