1971/01/28 第68回国会 参議院
参議院会議録情報 第068回国会 議院運営委員会 第2号
#1
第068回国会 議院運営委員会 第2号昭和四十七年一月二十八日(金曜日)
午後二時開会
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出席者は左のとおり。
理 事
栗原 祐幸君
山崎 五郎君
瀬谷 英行君
矢山 有作君
峯山 昭範君
田渕 哲也君
須藤 五郎君
委 員
植木 光教君
古賀雷四郎君
柴立 芳文君
嶋崎 均君
棚辺 四郎君
玉置 猛夫君
桧垣徳太郎君
―――――
議 長 河野 謙三君
副 議 長 森 八三一君
―――――
事務局側
事 務 総 長 宮坂 完孝君
事 務 次 長 岸田 実君
議 事 部 長 海保 勇三君
委 員 部 長 若江 幾造君
記 録 部 長 西村 健一君
警 務 部 長 植木 正張君
庶 務 部 長 上野山正輝君
管 理 部 長 前川 清君
渉 外 部 長 西宮 信安君
法制局側
法 制 局 長 今枝 常男君
国立国会図書館側
国立国会図書館
長 久保田義麿君
国立国会図書館
副館長 斎藤 毅君
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本日の会議に付した案件
○開会式に関する件
○本会議における国務大臣の演説及びこれに対す
る質疑に関する件
○参議院、国立国会図書館、裁判官弾劾裁判所及
び裁判官訴追委員会の昭和四十七年度予定経費
要求に関する件
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〔理事栗原祐幸君委員長席に着く〕
#2
○理事(栗原祐幸君) 議院運営委員会を開会いたします。開会式に関する件を議題といたします。
理事会において協議いたしました結果、今期国会の開会式は、明一月二十九日午前十一時から、お手元の式次第及び式辞案により挙行することに意見が一致いたしました。
右理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○理事(栗原祐幸君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。―――――――――――――
#4
○理事(栗原祐幸君) 次に、本会議における国務大臣の演説及びこれに対する質疑に関する件を議題といたします。事務総長の報告を求めます。
#5
○事務総長(宮坂完孝君) 本日、内閣から、明二十九日の本院の会議において、国務大臣が次のとおり発言いたしたい旨の通告に接しております。施政方針に関する演説
内閣総理大臣 佐藤 榮作
外交に関する演説
外 務 大 臣 福田 赳夫
財政に関する演説
大 蔵 大 臣 水田三喜男
経済に関する演説
国 務 大 臣 木村 俊夫
以上でございます。
#6
○理事(栗原祐幸君) ただいまの国務大臣の演説に対しましては、理事会において協議の結果、次の要領により質疑を行なうことに意見が一致いたしました。すなわち、日取りは、二月一日及び二日の二日間。
時間は、自由民主党四十分、日本社会党百分、公明党四十分、民社党二十五分、日本共産党二十分、第二院クラブ十分。
人数は、日本社会党三人、その他の会派はおのおの一人。
順序は、日本社会党、自由民主党、公明党、民社党、日本共産党、日本社会党、日本社会党、第二院クラブ。
以上のとおりでありますが、右理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○理事(栗原祐幸君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。―――――――――――――
#8
○理事(栗原祐幸君) 次に、参議院、国立国会図書館、裁判官弾劾裁判所及び裁判官訴追委員会の昭和四十七年度予定経費要求に関する件を議題といたします。事務総長の説明を求めます。
#9
○事務総長(宮坂完孝君) 参議院、国立国会図書館、裁判官弾劾裁判所及び裁判官訴追委員会の昭和四十七年度予定経費要求の詳細につきましては、お手元の資料により御承知願うことといたしまして、便宜、私から主要事項について御説明申し上げます。まず、本院の予定経費要求について申し上げます。
要求総額は八十二億四千九百二十八万四千円でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、五億六千六百五十一万八千円の増加と相なっております。
内訳の概略を御説明申し上げますと、まず第一は、国会の運営に必要な経費、すなわち、議員関係の諸経費並びに事務局及び法制局の所掌事務を処理するため必要な経費でありまして、要求額は七十八億二千四百二十八万六千円でございます。これを前年度予算額と比較いたしますと、四億一千九百三十三万四千円の増加と相なっておりますが、これは主として昨年における給与改定に伴う議員、議員秘書及び職員の歳費、給与、諸手当の増加並びに立法事務費、沖繩現地調査のための航空賃等の増加によるものでございます。
第二は、本院の施設整備に必要な経費でありますが、要求額は四億一千九百九十九万八千円で、前年度と比較いたしますと、一億四千七百十八万四千円の増加と相なっております。四十七年度工事のうちおもなものを申し上げますと、事務局庁舎新営の初年度工事、本館委員室等の照明の改修、本院正面玄関エレベーター改修及び傍聴人用エレベーター新設等でございます。なお、事務局庁舎の新営につきましては、四十七年度以降三カ年にわたる契約を結ぶため必要な二十二億二千二百九十一万六千円の国庫債務負担行為を要求することと相なっております。
第三は、本院の予備経費でございますが、前年度と同額の五百万円が計上されております。
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次に、国立国会図書館の予定経費要求について申し上げます。
総額は二十五億一千七百二十九万二千円で、これを前年度予算額と比較いたしますと、二億六千一百万七千円の増額と相なっております。
内訳の第一は、国立国会図書館の維持管理及び業務を運営するために必要な経費でありまして、要求額は二十三億七千八百七十六万四千円で、これを前年度予算額と比較いたしますと、二億三千一百八十八万五千円の増加と相なっております。
これは主として職員の給与改定、諸手当の改善に伴う経費、立法調査業務を充実するために必要な経費、図書館資料の収集、整理及び利用に要する経費、目録、書誌等の印刷費、製本業務、印刷カード作成等の業務に要する経費、図書館業務の機械化に要する経費並びに科学技術関係資料の整備に要する経費その他であります。なお、職員を在外研究員として派遣するための外国旅費を新たに計上いたしております。
第二は、国立国会図書館の施設整備に必要な経費でありまして、要求額は二千七百五万二千円で、これを前年度予算額と比較いたしますと、一千九百五十六万七千円の増加と相なっております。この増加は、敷地境界の外さく取りつけに必要な経費であります。
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次に、裁判官弾劾裁判所及び裁判官訴追委員会の予定経費要求について申し上げます。総額は、裁判官弾劾裁判所が二千九百万一千円、裁判官訴追委員会が三千三百七十五万円でございまして、これらはいずれも裁判長または委員長の職務雑費、裁判員または訴追委員の派遣旅費及び各事務局職員の給与等に必要な経費、その他事務費でございます。
理事会及び庶務関係小委員会並びに図書館運営小委員会におきましては、それぞれ御協議の結果、ただいま御説明申し上げましたとおりの内容をもって昭和四十七年度予定経費要求書を送付することにつきまして御了承を得ておる次第でございます。
以上でございます。
#10
○理事(栗原祐幸君) 別に御発言もなければ、ただいま説明のあったもののうち、参議院の予定経費要求につき、これを了承することに賛成の諸君の挙手を願います。〔賛成者挙手〕
#11
○理事(栗原祐幸君) 多数と認めます。よって、参議院の昭和四十七年度予定経費要求につきましては、ただいま説明のとおり、これを了承することに決定をいたしました。次に、国立国会図書館、裁判官弾劾裁判所及び裁判官訴追委員会の昭和四十七年度予定経費要求につき、ただいま説明のとおり、これを了承することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○理事(栗原祐幸君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。本日はこれにて散会いたします。
午後二時八分散会
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