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1971/06/16 第68回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第068回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号
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1971/06/16 第68回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第068回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号

#1
第068回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号
昭和四十七年六月十六日(金曜日)
    午後一時四十一分開議
 出席委員
   委員長 井岡 大治君
   理事 青木 正久君 理事 竹内 黎一君
   理事 武部  文君 理事 有島 重武君
   理事 和田 耕作君
      石井  一君    江藤 隆美君
      木村武千代君    小坂徳三郎君
      坂村 吉正君    別川悠紀夫君
      渡部 通子君    谷口善太郎君
 出席国務大臣
        国 務 大 臣
        (経済企画庁長
        官)      木村 俊夫君
 出席政府委員
        経済企画庁国民
        生活局長    宮崎  仁君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 閉会中審査に関する件
 物価安定対策及び消費者保護の強化に関する件
     ――――◇―――――
#2
○井岡委員長 これより会議を開きます。
 物価問題等に関する件について調査を進めます。
 この際、御提案申し上げます。
 本委員会は、国民の最も熱望している物価問題、消費者保護対策等について、種々熱心に調査を重ねてまいりましたが、物価の安定、消費者利益の維持増進のために、各般の施策を強化することが必要であることを痛感いたしました。
 このため、委員各位の総意に基づき、委員長提案をもって政府に対し強い要望を行なうため、物価安定対策及び消費者保護の強化に関する件について決議を行ないたいと存じます。
 案文を朗読いたします。
    物価安定対策及び消費者保護の強化に関する件(案)
  最近の消費者物価は、主要な公共料金の引上げ等により大幅な上昇を示しつつあり、景気の停滞下における消費者物価の上昇が続くときは、国民生活の安定にとつて大きな脅威となると考えられるので、物価安定対策を強力に推進する必要がある。
  また、公正自由な競争の確保、消費生活協同組合の育成等を通じて消費者保護の強化を一層推進する必要がある。これらのことにかんがみ、政府は特に次の施策を充実強化し、すみやかに具体的な方策を講じ国民生活の安定に一段と努力するよう要望する。
 一、円切り上げの成果を末端の消費者に還元するため、国民生活と密接な関連を有する主要輸入物資について価格動向等の追跡調査を行ない価格形成の適正化を指導すること。また、輸入総代理店契約に対する独占禁止法の規制を厳格に適用すること。
 二、輸入政策の積極的な活用を図るため、引き続き輸入の増大に努めることとし、とくに輸入割当の拡大、割当方法の改善、輸入流通機構の合理化を図ること。
 三、公共料金については、極力抑制的に取り扱うこと。消費者米価については、物価統制令の適用廃止後の指導、監督等に遺憾なきを期し、消費者米価水準の安定を図ること。
 四、近年値上りの著しい生鮮魚介については、新漁場の開発、増養殖事業の推進等の生産対策を拡充し、低温流通体制の整備促進等、流通段階の合理化を図ると共に投機等による不当な価格形成が行なわれないよう監視すること。
   また、野菜については、安定した供給を確保するため、野菜指定産地制度を中心に計画生産出荷の推進を図ること。
 五、食肉については、生産対策を一層強化充実するとともに、と畜場との整備、産地処理加工施設の充実等流通体制を整備すること。
 六、消費生活協同組合法については、消費者の生活圏の拡大や流通経済の広域化に即応して、地域制限の緩和等について所要の法改正を図ること。
 七、地価の上昇によつて個人の持家建設、公共住宅の建設等が阻害されないよう土地の有効利用及び地価安定のための方策を早急に検討し実施すること。
   特に、土地に対する法人の投機的取引の実態を明らかにして、必要に応じて金融機関の貸出しについて適正な指導を行なうとともに土地売却益に対する課税の強化を図ること。
 八、独占禁止法を厳格に運用し、競争条件を整備すること。不況カルテルは物価上昇の原因となる恐れが多分にあるので、その認可にあたつては厳格な態度で臨み消費者の利益を害することとならないよう配慮すること。
 九、消費者による正しい商品選択を保護するための不当な表示、過大な景品付販売の規制に当つては、迅速かつ適切に処理すること。
  右決議する。
以上であります。
    ―――――――――――――
#3
○井岡委員長 本件を委員会決議とするに御異議
 ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○井岡委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、本決議の関係方面への参考送付等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○井岡委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らいます。
 この際、ただいまの決議に対しまして、政府から発言を求められておりますので、これを許します。木村経済企画庁長官。
#6
○木村国務大臣 ただいま本委員会で行なわれました物価安定対策及び消費者保護の強化に関する件の御決議につきましては、この御趣旨を十分尊重いたしまして、国民生活の安定のためにさらに一そうの努力をいたす決意でございます。
     ――――◇―――――
#7
○井岡委員長 本委員会に付託になりました請願は十三件であります。
 各請願の取り扱いについては、昨日の理事懇談会において協議いたしましたが、委員会での採否は留保することになりましたので、さよう御了承願います。
 また、参考送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり三件であります。念のため御報告申し上げます。
     ――――◇―――――
#8
○井岡委員長 閉会中審査申し出の件についておはかりいたします。
 本委員会といたしましては、閉会中もなお審査を行なうため、物価問題等に関する件につきまして、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○井岡委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 ただいま申し出ることに決しました閉会中審査案件が付託になり、現地調査の必要が生じました場合には、議長に対し委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○井岡委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、派遣委員の氏名、員数、派遣地、期間その他所要の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○井岡委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らいます。
 本日は、これにて散会いたします。
   午後一時五十一分散会
ソース: 国立国会図書館
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