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1949/03/01 第7回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第007回国会 議院運営委員会 第24号
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1949/03/01 第7回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第007回国会 議院運営委員会 第24号

#1
第007回国会 議院運営委員会 第24号
昭和二十五年三月一日(水曜日)
    午前十一時五十五分開議
 出席委員
   委員長 大村 清一君
   理事 石田 博英君 理事 福永 健司君
      岡延右エ門君    岡西 明貞君
      菅家 喜六君    篠田 弘作君
      島田 末信君    田渕 光一君
      塚原 俊郎君    寺本  齋君
      中川 俊思君    福田 篤泰君
      松井 政吉君    園田  直君
      長谷川四郎君    伊藤 憲一君
      林  百郎君    中野 四郎君
      黒田 寿男君
 委員外の出席者
        議     長 幣原喜重郎君
        仮  議  長 庄司 一郎君
        議     員 河野 金昇君
        衆議院参事
        (事務総長職務
        代行者)    西澤哲四郎君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した事件
 決議案の取扱いに関する件
 電力問題調査特別委員会設置に関する件
 決議案の取扱いに関する申合せの件
 次回の本会議の議事に関する件
    ―――――――――――――
#2
○大村委員長 これより開会いたします。
 まず決議案の取扱いを議題といたします。
#3
○石田(博)委員 私の方は第七を保留いたします。
#4
○園田委員 第四の電力事業再編成に関する決議案、これもいましばらく保留いたします。
#5
○西澤事務次長 ちよつと私から御説明申し上げます。第一の在外同胞引揚促進並びにその留守遺家族援護に関する決議案、これは昨年の十二月二十三日に提出されておりまして、その後の情勢が少しかわつておりますので、文字の上から見て、もし上程するとすれば訂正する必要が生じて来るのではないかと思います。
#6
○石田(博)委員 できれば各派共同提案に直したいと思います。
#7
○中野(四)委員 今、石田君のお話のように、在外同胞引揚げは各派共同提案の形にお願いいたします。
#8
○石田(博)委員 私の方から出しております第一の決議案は保留いたしておきまして、特別委員会に回付していただきたいと思います。
#9
○大村委員長 決議案の第一は本委員会で保留をいたしておきまして、別途海外同胞引揚特別委員会において研究をしてもらうということで御異議ありませんか。
#10
○大村委員長 それではそのように決します。
    ―――――――――――――
#11
○大村委員長 次に決議案の第二、米穀検査制度改正に関する決議案を議題といたします。
#12
○林(百)委員 これは私の方から出ているのですが、実は米の換算には貫目と、石と、キロを使つておりまして、このため農民が大分困つておる。それでこれを統一してもらいたいという声が大分あり、政府の中にもそういう声があります。これはこまかいことですから委員会にまわして審議させて、それから出してもいいと思います。
#13
○石田(博)委員 これは私どもの方でもかねて問題にしておつたことで、委員会にまわしていただくことについては、私の方も賛成いたします。
#14
○大村委員長 米穀検査制度改正に関する決議案は、農林委員会に付託することに御異議ありませんか。
#15
○大村委員長 それではそのように決します。
    ―――――――――――――
#16
○大村委員長 次に第三の老人の主食配給量増加に関する決議案を議題といたします。
#17
○中野(四)委員 六十歳以上の者に対する配給が少くして、そうして税金だけ一人前にとろうということは、はなはだよろしくない。
#18
○石田(博)委員 議長は大いに賛意を表せられておる。
#19
○中野(四)委員 老人だけ虐待しておる感がある。
#20
○石田(博)委員 これは趣旨においてはこういう種類のものは異存はないし、賛成いたしたいのですが、主食配給は省令か何かだから、委員会で十分処理できるだろうと思う。ですから委員会に回付して現実の効果を収めるようにしたらどうかと思う。決議案をあまり出して権威を傷つけてもいかぬから……。
#21
○大村委員長 第三の老人の主食配給量増加に関する決議案は、農林委員会に回付をして、この趣旨の達成に考慮してもらうということで御異議ありませんか。
#22
○大村委員長 御異議がないと認めまして、さように決します。
    ―――――――――――――
#23
○大村委員長 次に第五の外航配船促進に関する決議案を議題といたします。
#24
○石田(博)委員 これは各派の共同提案にもなつておると思いますし、問題も相当スケールの大きい問題でありますから、次の適当な機会の本会議に、委員会の審査を省略して上程されることを願いたいのでありますが、できればこれに参加をせられていない会派の諸君にも同調するように、それまで努力されるように願います。
#25
○伊藤(憲)委員 これは昭和二十四年十二月十四日付で、野坂參三君外三十五名で、日本船舶の外国貿易直接参加促進に関する決議案が出ておる。これと一本にして……。
#26
○林(百)委員 ただ私どもの方としては、これが促進されないと、労働者の馘首とか、賃金にも影響して来るから、これを促進しろという意味が入つている。民自党の方はそれが入つていない。その点も考えて各党共同提案ということならば、この意見も入れることができるかどうか、そこら辺も検討してもらうことにして、次会までに話合いをしたいと思います。
#27
○大村委員長 それでは外航配船促進に関する決議案は、次会の適当な時期に上程することにして、それまでに各派共同提案についての御交渉をお進め願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
#28
○大村委員長 それではそのように決します。
    ―――――――――――――
#29
○大村委員長 次に科学技術の振興に関する決議案を議題といたします。これは各派共同提案といたしまして、適当な時期に上程することに御異議ありませんか。
#30
○大村委員長 それではそのように決します。
    ―――――――――――――
#31
○大村委員長 それでは決議案の取扱いに関する件はこれで終りまして、次に電力問題に関する特別委員会設置の件を議題といたします。
#32
○石田(博)委員 これは趣旨はよくわかることでありますが、なお私どもの方としては、現在の通産委員会で特別に国政調査承認の要求を出し、それに基きまして小委員会を設置しておるので、それらの情勢と勘案して、なお少しく私どもの党として研究してみたいと思いますから、次回の運営委員会まで延期せられんことを望みます。
#33
○大村委員長 電力問題に関する特別委員会設置の件は、次会まで延期することに御異議ありませんか。
#34
○伊藤(憲)委員 異議はないのですが、石田君は感違いをしている。小委員会はできていません。それから通産委員会で扱うべきだと言いますが、安本との関係もあり、労働問題とも関係があり、農業とも関係がある。参議院では通産委員を十名ふやして、そういう形でつくつておる。それで私どもの方では、三十五名の通産委員を全部含めて、五十名くらいにしてこの問題を考えたいと思つておる。そういうことも含めて御研究願いたいと思います。
#35
○大村委員長 それでは次会まで延期いたします。
    ―――――――――――――
#36
○大村委員長 次に明二日の本会議の件を議題といたします。ちよつと速記をとめて懇談に移ります。
#37
○大村委員長 それでは速記を始めてください。
#38
○石田(博)委員 昨日行われた緊急質問に対する答弁は当然行われるものと思います。従つて特別の支障がない限り、土曜日には答弁が行われるものと存じます。
#39
○大村委員長 それでは本会議は明二日はこれを行わないことにいたしまして、来る四日の土曜日に本会議を開くことに御異議ありませんか。
#40
○大村委員長 そのように決します。
#41
○中川委員 私遅れて来ましたが、決議案の第一は、海外同胞引揚特別委員会へ回付することにしたのですか。
#42
○大村委員長 そうです。
#43
○中川委員 在外同胞引揚げ促進は海外同胞引揚特別委員会の所管になりますが、その他の遺家族は厚生委員会の所管になると思います。
#44
○大村委員長 ちよつと申し上げておきます。この案は、案そのものは委員会に留保しておきまして、そうして海外同胞引揚促進委員会の方で別途御考究を願つて、こちらに連絡してもらうという話でありましたが、今御発言がありまして、厚生委員会にも関係があるということであれば、厚生委員会にもその手続をとつたらどうかと思いますが、いかがですか。
#45
○中川委員 けつこうです。
#46
○大村委員長 それではそのように決します。
#47
○幣原議長 話のついでですが、この留守遺家族援護に関する決議案、援護をしろということを決議されたところが、実際どういう方法でやるのか。そういう点は委員会で研究するのでしようね。たとえば今遺家族はもう金なしで弱つておる。私は今その話を聞いて泣かされて来たのですが、自分の子供を学校へやろうとしたつて、学校へやる金がない。非常に困つておる。援護するということにはだれも異議はないと思うが、その援護する方法、たとえばどれだけの扶助金をやるとか、何とかいうことをひとつ研究してもらいたい。 それから科学技術の振興に関する決議案もそうです。科学技術を振興しなければならぬということはだれも異論のないところであるが、どういう方法によつて振興するか、その具体的の方法ですね。アメリカのように金をうんと持つておる国は、盛んに科学振興のための金はみな出すのですけれども、日本なんかなかなかそうは行かない。ただ声を大にして振興しろと言つたところが実は何の役にも立たない、だからその方法を研究するということも、ひとつ委員会でよく研究してもらいたい。それでなければ実際的でないような気がするのです。
#48
○石田(博)委員 今の議長の発言は非常に大切な御発言であつたと思うのですが、従来本会議の決議案というものは、各国会ごとに平均二十以上の決議案を出されるけれども、その決議案はただいま議長御指摘のように、実は顧みてそういう実情にあることは間違いないと思います。私どもは立法府として当然立法措置を行い得る権限があるのであつて、決議案をこういうふうに取扱う以前に、それ以上に当然具体的な措置を含む立法措置をとる方向に向うべきであると私どもは考えるわけです。こういう決議案を出すこと自身に反対するわけではないが、今後こういう決議案を出されたならば、それに伴つて当該委員会におきまして、その効果を上げるような方法を必ず研究していただいて、そうして実効を上げる方向に行かないと、やたらにおみやげ的な決議案が出て来るから、決議案が上程されたら当該委員会においては、それに伴う実際的措置を政府にまかせきりにするのでなくして、当然立法府独自の立場としてとられるように、この際私どもも心がけて運営して行かなければならぬであろうと思われるのであります。
#49
○大村委員長 ただいま議長さんから御発言があり、また石田君からも御意見の御開陳がありましたが、これは議会の権威を高める上におきまして、われわれは大いに考慮しなければならぬ問題と考えますので、当運営委員会といたしましても、この点に十分留意して今後進んで行きたいと思います。みなさんも御賛成のようでありますから、できますればこのような申合せをいたしたことにお願いしたらどうかと思いますが、御異議ございませんか。
#50
○大村委員長 それではそのように決します。
 次回の運営委員会は土曜日の午前十一時からで御異議ありませんか。
#51
○大村委員長 それでは次回の運営委員会は土曜日の午前十一時から開会いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
    午後零時十五分散会
ソース: 国立国会図書館
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