くにさくロゴ
1970/05/21 第65回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第065回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号
姉妹サイト
 
1970/05/21 第65回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第065回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号

#1
第065回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号
昭和四十六年五月二十一日(金曜日)
    午後一時二十五分開議
 出席委員
   委員長 小林  進君
   理事 青木 正久君 理事 砂田 重民君
   理事 登坂重次郎君 理事 松山千惠子君
   理事 武藤 嘉文君 理事 武部  文君
   理事 和田 耕作君
      上村千一郎君    小坂徳三郎君
      坂村 吉正君    正示啓次郎君
      向山 一人君    有島 重武君
 出席国務大臣
        国 務 大 臣
        (経済企画庁長
        官)      佐藤 一郎君
 出席政府委員
        公正取引委員会
        事務局長    吉田 文剛君
        経済企画庁国民
        生活局長    宮崎  仁君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 閉会中審査に関する件
 物価安定対策の推進に関する件
 請 願
 一 物価安定に関する請願(天野光晴君紹介)
   (第三〇四号)
 二 物価値上げ抑制に関する請願(田中武夫君
   紹介)(第六九四号)
    ―――――――――――――
#2
○小林委員長 これより会議を開きます。
 本日の請願日程を議題とし、審査に入ります。
 本日の請願日程に掲載されております請願は二件であります。両請願の内容につきましては、文書表等で御承知のことでありますし、先ほどの理事会において御検討願いましたので、この際、紹介議員よりの説明聴取等は省略し、直ちに採決に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○小林委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 本日の請願日程第一及び第二の両請願は、採択の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○小林委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、ただいま議決いたしました請願に関する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○小林委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らいます。
    ―――――――――――――
  〔報告書は附録に掲載〕
    ―――――――――――――
#6
○小林委員長 なお、本委員会に参考送付されました陳情書は二件でございます。念のため御報告申し上げます。
     ――――◇―――――
#7
○小林委員長 次に、閉会中審査申し出の件についておはかりいたします。
 本委員会といたしましては、閉会中もなお審査を行なうため、物価問題等に関する件につきまして、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#8
○小林委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、おはかりいたします。
 ただいま申し出ることに決しました閉会中審査案件が付託になり、現地調査の必要が生じました場合には、議長に対し委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○小林委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、派遣委員の氏名、員数、派遣地、期間その他所要の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○小林委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らいます。
     ――――◇―――――
#11
○小林委員長 物価問題等に関する件について調査を進めます。
 本委員会は、今国会において十数回にわたって開会し、消費者物価の安定について種々調査を行なってまいりました。とりわけ、二月十日は野菜の価格及び流通機構の問題三月三日はカラーテレビ等の電器製品の価格問題三月二十四日は地価問題を中心とした経済政策、三月二十五日及び五月六日は新聞講読料の問題、四月二十八日は、乳価問題について参考人の出頭を求め、それぞれの立場から意見を聴取いたしますとともに、問題の究明とこれが解決の方法について慎重なる調査を行なってきたのであります。
 また、二月十九日、二十日の両日にわたり、農林水産委員会及び商工委員会と連合審査会を開き、生鮮食料品、中小企業製品、サービス料金、地代、家賃等を中心とした物価の騰勢について、その根源の究明を行ない、これが対策について慎重に検討を加えてまいりました。
 さらに二月十二日、家庭電器用品、三月十七日には下馬生活協同組合、東光ストア、東急百貨店の現地視察を行ない、小売り値の実態、生鮮食料品や再販商品の流通、管理方法等による価格への影響等を、つぶさに調査いたしてまいりました。
 その結果、四党共同提案にかかる物価安定対策の推進に関する件について、本委員会の決議を行なうべしとの動議が、砂田重民君外三名より提出されております。
 その趣旨説明を求めます。砂田重民君。
#12
○砂田委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党を代表して、物価安定対策の推進に関する決議案を提出いたします。
 まず、案文を朗読いたします。
    物価安定対策の推進に関する決議(案)
  本委員会は、物価の安定こそ国民の一番期待している重要問題であることに鑑み、具体策について慎重に検討を重ねてきたが、この際、政府に対し、次の措置を講ずるよう強く要望するものである。
 一、流通経費の節減を図り、価格の安定を期するため、集配送施設の整備等流通機構の近代化、合理化を積極的に推進すること。
   生鮮食料品については、卸売市場の計画的整備、取引方法の改善、総合食料品小売センターの設置、生鮮食料品等小売業近代化資金の拡充等を促進すること。
 二、野菜の安定的供給を確保するため、指定産地制度の拡充等生産、出荷の計画化、組織化を推進するとともに、価格補てん事業の整備充実を図ること。
 三、独占禁止法の厳格な運用等を通じて競争条件の整備を図るとともに再販売価格維持行為の弊害規制、物価対策上問題のあるカルテル等の整理は、これを強力に推進すること。
   協調値上げや寡占的価格形成に対する監視および調査を強化すること。
 四、公共料金を極力抑制する方針は引き続き堅持すること。
   また、財政金融政策の適切な運営を通じて、物価安定の環境の整備に努めること。
 五、地価対策を総合的に推進するとともに、公的宅地の開発、公的資金による住宅建設の拡充等を図ること。
 六、中小商業の近代化を一段と推進するため、卸商業団地およびボランタリーチェインの育成、店舗の共同化等の施策を強化すること。
   また、消費生活協同組合の育成を図るため、地域制限の緩和等に関し、生協法の改正を検討するとともに、事業用施設に対する政府関係金融機関による融資を検討すること。
  右決議する。
以上であります。
 物価の安定は国民のひとしく切望するところでありまして、本委員会におきましても、委員長から経過についてるる述べられましたように、今会期中精力的に調査を行なってきたのであります。
 本決議案は、物価の安定について、われわれの意見を集約いたしまして成案を得た次第であります。
 何とぞ委員各位の御賛同をお願いを申し上げます。(拍手)小林委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。
#13
○小林委員長 おはかりいたします。
 ただいま砂田重民君から提案のありました物価対策の推進に関する件を本委員会の決議とするに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#14
○小林委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、本決議の関係当局への参考送付等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#15
○小林委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らいます。
 この際、ただいまの決議に対しまして、政府から発言を求められておりますので、これを許します。佐藤経済企画庁長官。
#16
○佐藤(一)国務大臣 ただいま当委員会におかれまして物価安定対策の推進に関する決議をいただきました。ここに盛られておるところの中身は、今日において最も重要である物価問題、物価対策について、総合的にこれを推進しようとする御趣旨でございまして、政府といたしましても今後一そう努力を払わなければならない、こういう覚悟をいたしておりますので、本決議につきましては、満腔の決意をもってこの御趣旨を尊重し、善処していきたい、こういうふうに考えております。
#17
○小林委員長 本日は、これにて散会いたします。
   午後一時三十四分散会
ソース: 国立国会図書館
姉妹サイト