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1970/04/22 第65回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第065回国会 本会議 第23号
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1970/04/22 第65回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第065回国会 本会議 第23号

#1
第065回国会 本会議 第23号
昭和四十六年四月二十二日(木曜日)
    ―――――――――――――
 議事日程 第十九号
  昭和四十六年四月二十二日
   午後二時開議
 第一 船舶職員法の一部を改正する法律案(内
  閣提出)
 第二 水産業協同組合法の一部を改正する法律
  案(内閣提出)
    ―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
 永年在職の議員島村一郎君に対し、院議をもつ
  て功労を表彰することとし、表彰文は議長に
  一任するの件(議長発議)
 議員請暇の件
 日程第一 船舶職員法の一部を改正する法律案
  (内閣提出)
 日程第二 水産業協同組合法の一部を改正する
  法律案(内閣提出)
 文部省設置法の一部を改正する法律案(内閣提
  出)
 国有財産法第十三条第二項の規定に基づき、国
  会の議決を求めるの件(参議院送付)
   午後二時四分開議
#2
○議長(船田中君) これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
 永年在職議員の表彰の件
#3
○議長(船田中君) おはかりいたします。
 本院議員として在職二十五年に達せられました島村一郎君に対し、先例により、院議をもってその功労を表彰いたしたいと存じます。表彰文は議長に一任せられたいと存じます。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○議長(船田中君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 ここに議長の手元において起草いたしました文案があります。これを朗読いたします。
 議員島村一郎君は衆議院議員に当選すること十
 一回在職二十五年に及び常に憲政のために尽く
 し民意の伸張に努められた
 よって衆議院は君が永年の功労を多とし特に院
 議をもつでこれを表彰する
  〔拍手〕
 この贈呈方は、議長において取り計らいます。
 この際、島村一郎君から発言を求められております。これを許します。島村一郎君。
  〔島村一郎君登壇〕
#5
○島村一郎君 ただいま、私が本院在職二十五年になりましたことに対し、院議をもって御丁重な表彰の御決議を賜わりましたことは、身に余る光栄であり、まことに感謝にたえません。(拍手)
 しかも、私が地方政界における議会活動に身を挺して以来、議員生活は通算満五十年になります。(拍手)顧みて全く感慨無量であります。
 私が初めて選ばれて本院に議席を得ましたのは、戦後の廃墟と混乱のさなかであり、あらゆる分野にわたって百八十度の変革を余儀なくされ、すべての国民が新たな自立への開拓を模索する時代でありました。
 昭和二十一年、第九十回帝国議会におきまして新憲法が制定され、ここに国会を国権の最高機関と定め、唯一の立法府として、国民の福祉と人類の平和を求める議会制民主政治の大本が示され、国会は新しい議会政治のもとに、押し寄せる幾つかの危機を乗り越えながら、国の再建に大きな貢献をいたしました。
 一九七〇年代を迎え、政治、経済、社会、文化など、当時のだれも予想することのできなかったこの目ざましい躍進ぶりをまのあたりにしたとき、二十五年間の文字どおり激動の歴史が、いま、走馬灯のごとく脳裏を去来するとともに、よくぞこれまでに繁栄をなし遂げたものと、国民諸賢の英知と勤勉と努力に対し、心からの敬意と感謝を惜しまないものであります。(拍手)
 浅学非才の身でありながら、四分の一世紀にわたる波乱に富んだ議員生活を通じて幾ぶんなりとも国政に寄与し、今日、この栄誉ある日を迎えることができましたことは、ひとえに先輩、同僚各位の御指導と、郷党の変わらない御支援のたまものであり、この機会に厚くお礼を申し上げる次第であります。(拍手)
 国の内外は、いまなおきびしい環境のうちにあります。初心を忘れることなく、決意も新たに、国家の発展と繁栄に一身をささげる覚悟でおります。この上とも一そうの御支援をお願いいたし、謝辞といたします。(拍手)
     ――――◇―――――
 議員請暇の件
#6
○議長(船田中君) 議員請暇の件につきおはかりいたします。
 原田憲君から、四月二十九日より五月七日まで九日間、また、久保三郎君から、四月三十日より五月十六日まで十七日間、右いずれも海外旅行のため、請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#7
○議長(船田中君) 御異議なしと認めます。よって、いずれも許可するに決しました。
     ――――◇―――――
 日程第一 船舶職員法の一部を改正する法律
  案(内閣提出)
#8
○議長(船田中君) 日程第一、船舶職員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
#9
○議長(船田中君) 委員長の報告を求めます。運輸委員長福井勇君。
    ―――――――――――――
  〔報告書は本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
  〔福井勇君登壇〕
#10
○福井勇君 ただいま議題となりました船舶職員法の一部を改正する法律案につきまして、運輸委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 本案は、船舶の技術革新等の実情にかんがみ、船舶職員制度の改善、合理化をはかるため、第一に、一定の乗船履歴を有する海技従事者が直近上級の資格について試験を受ける場合には、学術試験の全部または一部を免除することができること、一定の資格の海技従事者が船舶通信士の資格について試験を受ける場合には、学術試験の全部を免除すること、さらに、学術試験の一部については、乗船履歴がなくても受験できることとするとともに、第二に、甲板部及び機関部の船舶職員の配乗表のうち、近海区域を航行区域とする船舶及び遠洋区域を航行区域とする船舶にかかる総トン数区分の三千トンを五千トンに改める等、総トン数区分の一部を改めるほか、無線部の船舶職員の配乗表のらち、通信長として乙種船舶通信士を乗り組ませることができる船舶の範囲を拡大し、第三に、試験等の手数料の額を運輸省令で定めることができることとするものであります。
 本案は、三月十一日当委員会に付託され、三月十六日橋本運輸大臣から提案理由の説明を聴取し、四月十三日、十四日及び十六日の三回にわたり質疑を行ない、十四日には参考人から意見を聞く等、慎重審議を行ないましたが、その詳細は会議録に譲ることといたします。
 四月十六日、質疑を終了し、宇田國榮君、加藤六月君、徳安實藏君、村山達雄君の四名から、自由民主党提案にかかる旅客船以外の近海区域を航行区域とする船舶のらち、総トン数五千トン以上の国際航海に従事する船舶については、通信長の資格を甲種船舶通信士とする旨の修正案が提出され、採決の結果、修正案及び修正部分を除く原案を可決し、よって、本案は多数をもって修正議決すべきものと決した次第であります。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
#11
○議長(船田中君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は修正であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
#12
○議長(船田中君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
     ――――◇―――――
 日程第二 水産業協同組合法の一部を改正す
  る法律案(内閣提出)
#13
○議長(船田中君) 日程第二、水産業協同組合法の一部を改正する法律案を議題といたします。
#14
○議長(船田中君) 委員長の報告を求めます。農林水産委員会理事安倍晋太郎君。
    ―――――――――――――
  〔報告書は本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
  〔安倍晋太郎君登壇〕
#15
○安倍晋太郎君 ただいま議題になりました内閣提出、水産業協同組合法の一部を改正する法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 本案は、近年における水産業をめぐる諸条件の変化に対処するため、水産業協同組合の組織を水産業の実態に即応するものとし、かつ、組合の管理運営が一そう活発な経済活動を行ない得るように改めようとするもので、漁業協同組合及び水産加工業協同組合における法人の組合員資格の制限を緩和するとともに、組合員の議決権及び選挙権の行使、あるいは組合の役員の選出方法の改善並びに総代会の機能の拡充、連合会の会員の議決権等について、一会員一票制の特例を設けることなど、水産業協同組合の組織及び管理運営を合理化しようとするものであります。
 農林水産委員会におきましては、去る四月十三日農林大臣から提案理由の説明を聴取するとともに、四月二十一日まで三日間にわたって慎重な審査を行ないましたところ、本案は四月二十一日多数をもって可決すべきものと議決した次第であります。
 なお、本案に対しましては、数項目の附帯決議が付されましたことを申し添え、御報告を終わります。(拍手)
    ―――――――――――――
#16
○議長(船田中君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
#17
○議長(船田中君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
 文部省設置法の一部を改正する法律案(内閣
  提出)
#18
○加藤六月君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
 すなわち、この際、内閣提出、文部省設置法の一部を改正する法律案を議題となし、委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。
#19
○議長(船田中君) 加藤六月君の動議に御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#20
○議長(船田中君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。
 文部省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
#21
○議長(船田中君) 委員長の報告を求めます。内閣委員長天野公義君。
    ―――――――――――――
  〔報告書は本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
  〔天野公義君登壇〕
#22
○天野公義君 ただいま議題となりました文部設置法の一部を改正する法律案について、内閣員会における審査の経過並びに結果を御報告申上げます。
 本案は、心身障害児に対する特殊教育の一その発展と充実に資するため、文部省に国立特殊教育総合研究所を新設しようするものであります、
 本案は、二月四日本委員会に付託、二月十八政府より提案理由の説明を聴取し、慎重審議を行ない、本二十二日、質疑を終了、討論もなく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決しべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#23
○議長(船田中君) 採決いたします。
 本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#24
○議長(船田中君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
 国有財産法第十三条第二項の規定に基づき、
  国会の議決を求めるの件(参議院送付)
#25
○加藤六月君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
 すなわち、この際、参議院送付、国有財産法第十三条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件を議題となし、委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。
#26
○議長(船田中君) 加藤六月君の動議に御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#27
○議長(船田中君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。
 国有財産法第十三条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件を議題といたします。
    ―――――――――――――
  国有財産法第十三条第二項の規定に基づき、
  国会の議決を求めるの件
 右は本院において可決した。
 よつて国会法第八十三条により送付する。
  昭和四十六年二月二十四日
        参議院議長 重宗 雄三
  衆議院議長 船田  中殿
#28
○議長(船田中君) 委員長の報告を求めます。大蔵委員長毛利松平君。L
  〔報告書は本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
  〔毛利松平君登壇〕
#29
○毛利松平君 ただいま議題となりました国有財産法第十三条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件につきまして、大蔵委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 御承知のとおり、宮内庁におきましては、皇族殿邸の整備を順次行なってきておりますが、このたび高松宮の殿邸を建設することとし、昭和四十六年度においてもその準備に着手することを予定いたしております。
 本件は、これに伴いまして、現在、大蔵省所管の普通財産となっております東京都港区高輪に所在する土地を、総理府所管の皇室用財産に所管がえしようとするものでありまして、このため、国有財産法第十三条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めようとするものであります。
 本件は、参議院先議の後、本院に送付されたものでありまして、当委員会において審査の結果、本日質疑を終了し、直ちに採決いたしましたところ、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
#30
○議長(船田中君) 採決いたします。
 本件の委員長の報告は可決であります。本件を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
#31
○議長(船田中君) 起立多数。よって、本件は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
#32
○議長(船田中君) 本日は、これにて散会いたします。
   午後二時二十一分散会
     ――――◇―――――
 出席国務大臣
        大 蔵 大 臣 福田 赳夫君
        文 部 大 臣 坂田 道太君
        農 林 大 臣 倉石 忠雄君
       運 輸 大 臣 橋本登美三郎君
     ――――◇―――――
ソース: 国立国会図書館
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