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1970/12/16 第64回国会 参議院 参議院会議録情報 第064回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第2号
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1970/12/16 第64回国会 参議院

参議院会議録情報 第064回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第2号

#1
第064回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第2号
昭和四十五年十二月十六日(水曜日)
   午後一時十八分開会
    ―――――――――――――
   委員の異動
 十二月十六日
    辞任         補欠選任
     須藤 五郎君     渡辺  武君
     矢追 秀彦君     宮崎 正義君
    ―――――――――――――
  出席者は左のとおり。
    委員長         川上 為治君
    委 員
                井川 伊平君
                剱木 亨弘君
                山本敬三郎君
                阿具根 登君
                大矢  正君
                竹田 現照君
                宮崎 正義君
                渡辺  武君
   小委員外委員
                大谷藤之助君
   政府委員
       通商産業政務次
       官        内田 芳郎君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        菊地  拓君
   説明員
       通商産業省公害
       保安局公害保安
       政策課長     森口 八郎君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○産業貿易及び経済計画等に関する調査
 (三井鉱山砂川鉱業所におけるガス爆発事故に
 関する件)
    ―――――――――――――
#2
○委員長(川上為治君) ただいまから石炭対策に関する小委員会を開会いたします。
 産業貿易及び経済計画等に関する調査中、石炭に関する件を議題とし、昨十五日三井鉱山砂川鉱業所で発生したガス爆発事故について、政府側から報告を聴取いたします。内田政務次官。
#3
○政府委員(内田芳郎君) 三井砂川炭鉱災害について御報告いたします。
 十二月十五日、北海道空知郡上砂川町の三井鉱山株式会社砂川炭鉱においてガス爆発が発生し、死亡十五名、重軽傷者二十二名、行くえ不明四名、合計四十一名の多きにのぼる方々が罹災されました。通商産業省としましては、この事故の知らせに接しまして、札幌鉱山保安監督局長及び本省の石炭課長をはじめ鉱務監督官を現場に急行させ、行くえ不明者の救出に全力をあげるとともに、本日小宮山政務次官を現地に派遣し、原因の究明等に当たらせることとしております。現場は坑道の崩落の危険性もあるため、救護隊による救出作業は困難をきわめておりまして、現在なお四人の方が行くえ不明となっております。
 災害の原因につきましては、行くえ不明者の救出後、徹底的に究明する方針でありますが、先般の三省炭鉱における事故にもかんがみ、石炭鉱山における爆発災害の根源の絶滅につき関係者の注意を喚起した直後、このような重大災害の発生を見たことはまことに遺憾でございます。不幸にいたしまして事故にあわれ犠牲者になられました方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。今後通商産業省といたしましては、かかる災害を惹起させることのないよう、かたい決意をもって保安対策を一そう推進してまいる所存でございます。
#4
○委員長(川上為治君) 森口公害保安政策課長に説明願います。
#5
○説明員(森口八郎君) 三井砂川炭鉱災害について、資料に基づいて御説明申し上げます。
 事故が起こりましたのは十二月十五日の十一時三十五分でございます。起こりました場所は三井砂川炭鉱の第一坑登川区域四六OL第三Bブロックでございます。災害の原因はガス爆発というように推定いたしております。
 罹災いたしました労務者は、この10の欄に書いてございますように四十一名でございまして、現在までに確認いたしておりますのは死亡が十五名、負傷が二十二名、行くえ不明が四名というように確認いたしております。登川部内の入坑者は、当日四十四名が一番方として配番されておったわけでございます。先ほど申し上げました時刻ごろ坑内で圧風がありましたので、ガス爆発というような考え方で、十一時五十分退避命令が出されたわけでございます。当日登川坑内には約二百六名が作業いたしておったわけでございますが、このうち百八十八名は自力あるいは同僚に助けられまして昇坑いたしましたが、昇坑いたしました者のうち一名は入院した後死亡いたしております。残り十八名は行くえ不明ということとなったわけでございますので、鉱山救護隊が直ちに編成され、救護隊は十三時三十五分入坑したわけでありますが、遺体の確認等に手間取りまして、けさの五時までに十四名の遺体を発見して収容いたしておりますが、なお四名が行くえ不明ということとなっております。
 災害が発生いたしましたのは、先ほど申し上げましたように四六OL第三Bブロックでございますが、同地区の作業の状況は、ナンバー三のサブレベル地並で水力採炭法によって採炭を行なっておりまして、ナンバー四、ナンバー五のサブレベル坑道では掘進を行なっておったというような状況になっているわけでございます。なお、四名の遺体収容につきましては、現在現場に若干火もとが残っておりまして、そういうような関係上四名の救出がおくれておるというような状況でございます。
 以上、簡単でございますが、三井砂川炭鉱災害の御報告でございます。
#6
○委員長(川上為治君) 本件に対する質疑は、後日に譲りたいと思います。
 本日はこれにて散会いたします。
   午後一時二十五分散会
ソース: 国立国会図書館
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