くにさくロゴ
【PR】姉妹サイト
 
#1
第061回国会 本会議 第13号
昭和四十四年三月三十一日(月曜日)
   午後七時三分開議
    ―――――――――――――
#2
○議事日程 第十四号
  昭和四十四年三月三十一日
   午後五時開議
 第一 租税条約の実施に伴う所得税法、法人税
  法及び地方税法の特例等に関する法律案(内
  閣提出)
 第二 国有財産特殊整理資金特別会計法及び国
  の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法の
  一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送
  付)
    ―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
 一、請暇の件
 一、日程第一より第二まで
 一、交通安全施設等整備事業に関する緊急措置
  法の一部を改正する等の法律案(内閣提出、
  衆議院送付)
 一、産炭地域における中小企業者についての中
  小企業信用保険に関する特別措置等に関する
  法律の一部を改正する法律案(内閣提出、衆
  議院送付)
 一、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、
  承認を求めるの件(衆議院送付)
 一、関税定率法等の一部を改正する法律案(内
  閣提出、衆議院送付)
 一、参議院事務局職員の定員に関する件
    ―――――――――――――
○議長(重宗雄三君)諸般の報告は、朗読を省略いたします。
     ―――――・―――――
#3
○議長(重宗雄三君) これより本日の会議を開きます。
 この際、おはかりいたします。
 奥村悦造君から病気のため二十三日間請暇の申し出がございました。
 これを許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#4
○議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。よって、許可することに決しました。
     ―――――・―――――
#5
○議長(重宗雄三君) 日程第一、租税条約の実施に伴う所得税法、法人税法及び地方税法の特例等に関する法律案(内閣提出)。
 日程第二、国有財産特殊整理資金特別会計法及び国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)。
 以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。大蔵委員長丸茂重貞君。
   〔丸茂重貞君登壇、拍手〕
#7
○丸茂重貞君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 租税条約の実施に伴う所得税法、法人税法及び地方税法の特例等に関する法律案は、従来、わが国が二重課税回避のための租税条約をわが国国内で施行するために、条約ごとに所得税法等に対する特例を規定した法律を制定しておりましたが、各個別条約及びこれに基づく特例法の形式及び内容は、おおむね定型化されてきておりまするので、いままでわが国が締結した租税条約の実施に関する特例法を統合するとともに、今後締結する租税条約の実施に備えて、所得税法等の特例について所要の事項を一般的に定めようとするものであります。
 次に、国有財産特殊整理資金特別会計法及び国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法の一部を改正する法律案は、国有財産の適正かつ効率的な活用を一そう推進するため、国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法を改正し、従来、特定庁舎等特殊整備計画として特定の庁舎等の整備のみにとどまっておりましたのを、特定国有財産整備計画に改め、官庁庁舎その他の国の諸施設の処分から代替施設の取得までを対象とするよう、その範囲を拡大し、この特定国有財産整備計画による国有財産の取得及び処分に関する経理を明確にするため、従来の国有財産特殊整理資金特別会計法を改正し、題名を「特定国有財産整備特別会計法」に改め、事業の経理を行なう特別会計とするとともに、会計の所管大臣についても、現行の大蔵大臣のほかに、建設、運輸両大臣を加えることとしております。
 委員会においては、以上の両法律案を便宜一括して質疑を行ないましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
 質疑を終わり、討論なく、両法律案を順次採決の結果、両法律案とも、多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 次いで、国有財産特殊整理資金特別会計法及び国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対し、戸田委員より、自民、社会、公明、民社の四党共同の附帯決議案が提出され、採決の結果、全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。
 以上、二法律案の報告を終わります。(拍手)
#8
○議長(重宗雄三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。
 両案全部を問題に供します。両案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#9
○議長(重宗雄三君) 過半数と認めます。よって、両案は可決せられました。
     ―――――・―――――
#10
○議長(重宗雄三君) この際、日程に追加して、
 交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法の一部を改正する等の法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。産業公害及び交通対策特別委員長加藤シヅエ君。
   〔加藤シヅエ君登壇、拍手〕
#12
○加藤シヅエ君 ただいま議題となりました法律案は、最近交通事故が依然として増加の一途をたどりつつある現状にかんがみ、緊急に交通の安全を確保する必要がある道路について、国及び地方公共団体が一体となって、新たに昭和四十四年度を初年度とする総合的な三カ年計画のもとに交通安全施設等整備事業を実施することにより、交通事故の防止をはかろうとするものであります。
 委員会におきましては、当面の交通安全対策等について質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録に譲りたいと思います。
 質疑を終了し、討論に入りましたところ、別に発言もなく、採決の結果、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、本案に対し、全会一致をもって、通園通学路にかかる交通安全施設等の整備の促進等を内容とする附帯決議を付することに決定いたしました。
 以上御報告申し上げます。(拍手)
#13
○議長(重宗雄三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。
 本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#14
○議長(重宗雄三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決せられました。
     ―――――・―――――
#15
○議長(重宗雄三君) この際、日程に追加して、
 産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#16
○議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。石炭対策特別委員長阿具根登君。
   〔阿具根登君登壇、拍手〕
#17
○阿具根登君 ただいま議題となりました法律案について、委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。
 本法律案は、産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律の廃止期限が本年三月三十一日までとなっておりますが、今後とも産炭地域の中小企業者が同法の特別措置を必要としている実情を考慮して、その廃止期限を四十九年三月三十一日まで五年間延長しようとするものであります。
 委員会におきましては、産炭地中小企業者に対する助成措置と金融の実態、終閉山の見通しと産炭地域への影響等を中心に、産炭地域の中小企業対策について質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録に譲ることといたします。
 質疑を終わり、討論なく、直ちに採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上御報告申し上げます。(拍手)
#18
○議長(重宗雄三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。
 本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#19
○議長(重宗雄三君) 総員起立と認めます。よって、本案は全会一致をもって可決せられました。
     ―――――・―――――
#20
○議長(重宗雄三君) この際、日程に追加して、
 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件(衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#21
○議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。逓信委員長永岡光治君。
   〔永岡光治君登壇、拍手〕
#22
○永岡光治君 ただいま議題となりました案件は、日本放送協会の昭和四十四年度収支予算、事業計画及び資金計画について国会の承認を求めるものであります。
 その概要を申し上げますと、収支予算の規模は、事業収支が八百三十七億五千万円、資本収支は二百十五億円となっております。また、事業計画は、その重点を放送の全国普及をはかるための放送網の建設、放送番組の刷新充実、教育・教養番組の利用促進等に置いております。
 委員会におきましては、慎重審議を重ねましたが、特に放送の不偏不党、放送による表現の自由の確保、放送法の精神にのっとり厳正中立の立場を堅持して公正な放送を行なうこと等の諸点について、熱心な質疑が行なわれました。
 かくて質疑を終わり、討論、採決の結果、全会一致をもってこれを承認すべきものと決定いたしました。
 次いで、本件に関し、教育・教養番組の刷新充実、難視聴地域の早期解消、有線放送業務に関する適正な規制措置等を内容とする附帯決議を委員会の決議とすることに決定いたしました。
 以上御報告申し上げます。(拍手)
#23
○議長(重宗雄三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。
 本件を問題に供します。本件を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#24
○議長(重宗雄三君) 過半数と認めます。よって、本件は承認することに決しました。
     ―――――・―――――
#25
○議長(重宗雄三君) この際、日程に追加して、
 関税定率法等の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#26
○議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。
 まず、委員長の報告を求めます。大蔵委員長丸茂重貞君。
   〔丸茂重貞君登壇、拍手〕
#27
○丸茂重貞君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本案は、最近における内外の経済情勢の変化に対応するため、関税定率法、関税法及び関税暫定措置法をそれぞれ改正しようとするものであります。
 まず第一に、関税率について実行税率の変更のほか、暫定税率の期限を延長し、第二に、関税制度については、加工等のため輸出された貨物を原材料とした製品または外国で採捕された水産物等の滅免税制度の創設等を行ない、第三に、旅客の通関の一そうの迅速化をはかるため、簡易税率適用品目の拡充及び制度の簡素化をはかり、第四に、開港等の指定を政令で行なうほか、救済制度の改善をはかる等、所要の措置を講じようとするものであります。
 委員会における質疑の詳細につきましては、会議録によって御承知を願いたいと存じます。
 質疑を終わり、討論に入りましたところ、共産党の渡辺委員より反対意見が述べられました。次いで採決の結果、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 次いで、本案に対し、岩動委員より、自民、社会、公明、民社の四党共同の附帯決議案が提出され、採決の結果、全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。
 以上報告を終わります。(拍手)
#28
○議長(重宗雄三君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。
 本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
#29
○議長(重宗雄三君) 過半数と認めます。よって、本案は可決せられました。
     ―――――・―――――
#30
○議長(重宗雄三君) この際、参議院事務局職員の定員に関する件につき、おはかりいたします。
 議長は、本件につきまして、議席に配付いたしましたとおりの参議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案を議院運営委員会にはかりましたところ、異議がない旨の決定がございました。
#31
○議長(重宗雄三君) 本規程案に御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#32
○議長(重宗雄三君) 御異議ないと認めます。本日はこれにて散会いたします。
   午後七時十九分散会
ソース: 国立国会図書館
【PR】姉妹サイト