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1947/08/20 第1回国会 参議院 参議院会議録情報 第001回国会 予算委員会第一分科会 第1号
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1947/08/20 第1回国会 参議院

参議院会議録情報 第001回国会 予算委員会第一分科会 第1号

#1
第001回国会 予算委員会第一分科会 第1号
昭和二十二年八月十八日(月曜日)予
算委員長において、左の通り担当分科
委員を選定した。
           大野 幸一君
           波多野 鼎君
           石坂 豊一君
           鈴木 安孝君
           木内 四郎君
           櫻内 辰郎君
           岡部  常君
           岡本 愛祐君
           西郷吉之助君
           渡邊 甚吉君
           中西  功君
           川上  嘉君
――――――――――――――――
昭和二十二年八月二十日(水曜日)
   午後二時十六分開会
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○正副主査の互選
  ―――――――――――――
   〔年長者石坂豊一君仮主査となる〕
#2
○仮主査(石坂豊一君) それでは第一分科会の正副主査の互選をするのでありますが、不肖私は年長の故を以て規則第七十五條により正副主査互選の管理をいたします。宜しくお願いをいたします。選挙の方法は如何にいたしますか。
#3
○川上嘉君 動議があります。正副主査の互選は投票によらず、管理者においてその指名をいたされんことの動議を提出いたします。
#4
○仮主査(石坂豊一君) 只今の川上君の動議に対し。
#5
○波多野鼎君 主査及び副主査の選任の方法につきましては昨日の懇談会において大体委員長並びに理事の方にその選任の方法を一任したのでありますから、この人達の御意見をここで一應御披露を願いたいと思います。
#6
○川上嘉君 実は昨日各党各派から選出されております理事と、私は理事の出ていない無所属の代表といたしまして、参加した訳でありまするが、その席上におきまして、各分科会の主査は理事を以てこれに当てる。こういうことに決まりまして各分科会に一人づつおられる理事が皆主査になられた訳でありまするが、たまたま第一分科会には理事が二人おられた。そういう理由によりまして、西郷さんが主査となりそうしてもう一人の理事である中西さんが副主査になるということに大体話がまとまりました。以上御報告いたします。
#7
○波多野鼎君 昨日、全権という言葉を使つてはどうかと思いますけれども、この問題の決定をこの方々に御委託いたしましたのでありますから、この方々の結論を尊重いたしたいと思います。
#8
○仮主査(石坂豊一君) 実は昨日かような相談があつたことは自分も知りませんでしたけれども、列席をいたしましたところが、私は………………綜合いたしますと、委員長の御相談のことは多少我々の考と違つたことになつておつた。それはどういうことかと申しますと、委員長は主査及び副主査を選任するに当つて、情実をすべてよしまして、何も述べられないでこの席において決めてくれということであつた。それで中に理事を以て主査に当てるという説も出ましたが、自由党の我々の方からは理事と主査の責任は違うのだから別々にしようということでそのあとは各会派に割当てる。それで人選については理事と、その外に今川上さんの仰せられる通りの方々が寄つて相談しようということで別れた。然るところ今相談して見ますと、委員長が実は主査を選定するに当つては理事会で以て予め理事がこれに当ることになつて決ることになつておるのだということであります。そうなると我々にその相談の初において委員長からの報告が充分に盡くされていなかつた。併し理事を以て主査に当てるということはこれは敢えて異存はないけれども、更に副主査は理事でなければならんということは、何も他の各分科においては理事がおらんのだからそれは一向差支ないことである。加うるに第七委員室からはたつた一名しか出ておられない。それに理事も当て、副主査も当てるということは甚だ当を欠く。かるが故に第八委員室の方がおられるならば、せめて副主査なりと、その方に差向けてやつて貰つた方がいいだろう。こういうことで私共に一任したのであります。ここにおいて私は私的に緑風会の方と、又第八委員室の方にそのことをお願して了解を得ておる。若しその了解ができれば兎に角、さもない以上は皆様の互選によつて決められて行く以上はどうでもいいが、一つ我々の方の会派の主張するように二者をするようにして貰いたい。こういうことであります。
#9
○波多野鼎君 そういたしますと、昨日の委員会では結論に到達していなかつた。そういうふうに解していいのですか。
#10
○仮主査(石坂豊一君) さようでございます。
#11
○波多野鼎君 理事の点については結論に到達したが、副主査の点については結論に到達しなかつた……。
#12
○仮主査(石坂豊一君) そうです。現に他の会派でもどの方とどの方にするということは決まつておらんのもあつた。必ずしも……決めたということにはなつてはおらん。それですからその点は、副主査に関する限りは確定議にはなつておらん。私はそう考えるのであります。
#13
○波多野鼎君 昨日選任委員の方にお願いする場合に、主査並に副主査併せてということに理解しておるのでありますが。
#14
○西郷吉之助君 今波多野さんの御理解の不充分な点、只今座長の石坂さんから決まつていない分もあつたというのは、社会党から副主査、これは社会党御出身の木村さん、波多野さん、或いは木下さん、どちらかにお願いする。これは先程社会党の木下さんの申出があつたのであります。
#15
○川上嘉君 只今の座長の説明では、主査は決まつたが、副主査は決まつていなかつたというお話のようですが、あの場合は副主査も決まつた。こういう工合に私は解釈しております。主査はどこまでも西郷さんであり、副主査はもう一人の理事である中西さんであるということに決まつたように覚えております。他の方々はどうですか。
#16
○波多野鼎君 昨日の打合会といいますか。委員会といいますか、名前はどうありましようとも、主査並びに副主査を選任して頂くことを委任いたしましたので、その選任委員会の決定を明確に御報告をお願いしたい。今承ると意見が二つに別れておるようであります。意見といいますか、御報告が二つに別れておるように感じますが、重ねて。
#17
○西郷吉之助君 只今の波多野さんの御質問に私からお答えいたします。第一分科の方はその正副主査の点は先程お話の通り主査には不肖私ということ又副主査には共産党の中西功君とそういうふうに……、自画党の西川君に加えて無所属懇談会の川上君、緑風会からは私、それから委員長の櫻内君、それから社会党の木村君、その諸君が、お集まりの席上で、さように決めたわけでございます。以上御報告申上げます。
#18
○仮主査(石坂豊一君) 只今の御報告でありますが、実は私はこの相談会の点において間違いが起つておるということを我々会派でいつております。それで今日の相談会に理事会で決定してあるというふうに委員長が表明せられました結果、私は昨日の理事会及び無所属の方も出席せられた会合の決議となつたものと思います。それで相談会にそういう結果がありますから、併しながら無理に全部を無効にするというわけに行かないから、ただ副主査に関する限りはこれは必ずしも理事のものを以て当てるということは誰も……その点に対して他の二、三、四の分科はやはり別々な意見で決まつておるのである。而して第八控室からは誰もそれに出ていない。第七の方はたつた一人総員を通じてたつた一人、その方が現に理事に出ておれば沢山である。更にそれ以外に副主査を持つて行くということは……、殊に小会派に対するへ第八控室に対しても公平を欠くものである。だからその点においては、お前は第一分科の主査として、善処するようにしてくれということで、それで私は我が党の会派を代表して申上げておるのであります。私個人の意見ではないのであります。それで若し強いて皆さんの御意見の大多数でおやりになることは無論私として、管理者として何ですが、私に指名しろとおつしやれば、私はそれにお答えするわけに行かない。勿論理事の方が主査になることはこれは当然指名いたしますけれども、副主査に関する限りは、人を限つてなせとおつしやれば、私はお断りするより他ないのであります。
#19
○波多野鼎君 昨日の相談会の開催並に進行について、我々ここに出席しておりますものは、可否を認めなかつたと思つております。それでその相談会において銓衡委員をお願いして、その銓衡委員に一任するということをしておいたのでありますので、その銓衡委員の委員会で決められたことを飽くまでも尊重したい、これを覆すようなことをいたしますと、又將來に悪影響を残すようなものが出て來ることを恐れます。手続は飽くまでも最初に決めた手続の結果を尊重したい、こう考えます。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#20
○鈴木安孝君 私只今伺つておりますと石坂君が副主査については、はつきり決つていないということをお話になりました。ここの委員会が管理者に指名を願いましても、管理者は自分の意思に反するから指名しないだろうと思います。そうすれば互選による方がいい。大体選挙は互選が本でありますから。理事は主査になることは異議ありませんが、理事の中でも共産党の副主査のことについては、互選をいたしたいと思います。
#21
○波多野鼎君 苟くも銓衡委員会に御一任した以上、その銓衡委員会の結果を尊重するというのは民主々義的な行き方の建前じやないかと思います。私その点を力説いたしたい。決つた手続によつて決定されたことを又覆すということになると議事の進行が遅れると思います。その点重ねて力説して置きたいと思います。
#22
○岡部常君 私も波多野委員のお説に賛成いたします。
#23
○仮主査(石坂豊一君) 只今昨日の相談の通り押して行くということと、私が只今申しました、つまり我々の自由党の主張である第七控室のたつた一人の方に、理事及び副主査を全部持つて行くということは公平を欠くという、かるが故にこれば第八控室の何人の理事も出ていない所に副主査を持つて行くというにとは……私は互選でおやりになることば一向かまわないが、その指名をしろと仰しやれば、私は会派の意見に從つて行きますし、この点お断りして置きます。ちよつと速記を止めて下さい。
   〔速記中止〕
#24
○仮主査(石坂豊一君) 速記を始めて下さい。甚だ時間をとりまして申訳ありません。実はこの問題について殊更かれこれ申すわけではないのでありまして、先程委員長の御発言は少しく経過を省かれたことからできている事柄になつているのでありまして、私共その点は非常に遺憾とするのでありますが、既に多数の諸君で昨日の内相談の通りになりましたから、私は多数の御意見に縫うことにいたします。
 それでは川上君の動議によりまして主査には理事の西郷君、副主査には理事の中西君(拍手)これで議事を終ります。
   午後二時四十三分散会
 出席者は左の通り。
   主査
           西郷吉之助君
   副主査
           中西  功君
   委員
           波多野 鼎君
           石坂 豊一君
           鈴木 安孝君
           木内 四郎君
           櫻内 辰郎君
           岡部  常君
           川上  嘉君
ソース: 国立国会図書館
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