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1947/11/19 第1回国会 参議院 参議院会議録情報 第001回国会 予算委員会第一分科会 第3号
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1947/11/19 第1回国会 参議院

参議院会議録情報 第001回国会 予算委員会第一分科会 第3号

#1
第001回国会 予算委員会第一分科会 第3号
  付託事件
○昭和二十二年度一般會計豫算補正
 (第七號)(内閣送付)
○昭和二十二年度一般會計豫算補正
 (第八號)(内閣送付)
○昭和二十二年度特別會計豫算補正
 (特第三號)(内閣送付)
――――――――――――――――
昭和二十二年十一月十九日(水曜日)
   午前十時三十分開會
  ―――――――――――――
  本日の會議に付した事件
○昭和二十二年度一般會計豫算補正
 (第七號)
○昭和二十二年度一般會計豫算補正
 (第八號)
○昭和二十二年度特別會計豫算補正
 (特第三號)
  ―――――――――――――
#2
○主査(西郷吉之助君) 只今より第一分科會を開會いたします。先ず最初に政府より順次提案の御説明を伺います。
#3
○政府委員(岩永賢一君) 昭和二十二年度内閣所管の豫定經費要求額は追加額二百二十三億九百六萬一千圓、修正増加額四百三十萬二千圓、修正減少額千四百二十四萬八千圓、修正差引減少額一千四萬六千圓、差引補正額二百二十二億九千九百一百五千圓であつて、これにすでに成立した昭和二十二年度豫算額と、今次の國會に提出中の昭和二十二年度豫算補正額との合計額二百三十八億一千六百五十萬八千九百七十七圓に加えますと、四百六十一億一千五百五十二萬三千九百七十七圓となります。これを事項別に説明いたしますと、一、追加額、
 一、宮内府病院移轉等に必要な經費として二百三十萬圓と、
 二、地方行幸啓の準備のための出張旅費を増加するに必要な經費として四十一萬圓を宮内府豫算に追加計上し、
 三、備品を整備するに必要な經費として、帝国憲法以下諸法令の根本的改正に伴い高等試験受験農用の六法全書を編集印刷する等に必要な經費七十五萬五千圓を法制局に追加計上し、
 四、勞務者用物資對策中央協議會に必要な經費として、勞働の安定と生産性昂揚のために、勞務用物資の確保竝びにこれが適正な配分を行うため、勞務用物資對策中央協議會を設置するに必要な經費八萬五千圓を經濟安定本部に追加計上し、
 五、給與審議會に必要な經費として、すでに勞働問題の中核をなす給與問題の解決のためには、給與審議會をして速かに十分な調査研究をなさしめ、權威ある答申を得る必要がありますので、これに必要な經費八萬四千圓を經濟安定本部に追加計上し、
 六、北海道開發行政連營委員會に必要な經費として、北海道開發行政の綜合調整をはかるため、安本に北海道開發行政連營委員會を設置し、各省に所属する北海道開業行政中重要な事項の企畫及びその實施について審議決定するに必要な經費五十四萬一千圓を經濟安定本部に追加計上し、
 七、經濟安定本部行政監察委員會に必要な經費として、安本に設置される行監委員會に必要な經費九萬圓を經濟安定本部に追加計上し、
 八、租税外拂戻しに必要な經費として、昭和二十一年において、高知縣繊維製品株式會社の手持品に生じた價格差益金を徴收しましたところ、同年十二月二十一日の南海地方震災により手持品の一部が燒失しましたので、當該商品の差益金を拂戻すに必要な經費三萬八千四百圓を物價廳に追加計上し、
 九、價格差益金收納事務處理に必要な經費として經濟緊急對策に基く公債の全般的改訂と、價格差益金國庫納付の對象を廣く生産業者及び販賣業者にも及ぼすこととなつたのに伴い價格差益金の徴收事務處理に必要な經費四千百二十七萬八千圓を物價廳に追加計上し、
 十、財政法等の施行に伴う物價廳の會計事務擾充に必要な經費として、財政法、會計法等の施行に伴い物慣廳の會計事務機構を擴充整備するに必要な經費として二十一萬六千圓、
 十一、物價廳行政委員會に必要な經費として七萬七千圓、
 十二、輸出物品の價絡決定に必要な經費として八十五萬二千圓、
 十三、地代家賃統制に必要な經費二百三十四萬五千圓を物價廳に追加計上し、
 十四、地方統計機構整備に必要な經費として、統計調査の改善發達をはかるため、實際調査の事務にあたる地方統計職員の擴充と、その機能の刷新を行うために必要な經費四千三百二十四萬一千圓を統計委員會事務局に追加計上し、
 十五、生産動態統計調査に必要な經費として従來統制團體等を利用して實施しておりました生産動態統計調査を直接政府機關において實施する事務處理に必要な經費として一千八百六十七萬六千圓を統計委員會事務局に追加計上し、
 十六、中央行政監察委員會に必要な經費三十六萬三千圓、
 十七、總理廳行政監察委員會に必要な經費一萬圓、
 十八、財政法等の施行に伴い總理廳官房の會計事務擴充に必要な經費十四萬四千圓、
 十九、中央災害對策協議會に必要な經費十萬六千圓、
 二十、内閣總理大臣官舎別館の借上げ竝びに維持に必要な經費二十八萬八千圓、
 二十一、民主政治教育聯盟補助に要する經費二千六百萬圓を總理廳官房に追加計上し、
 二十二、昭和二十二年度國勢調査に必要な經費として定期の國勢調査は昭和二十五年ぶなりますが、復興計畫の樹立、海外引揚者を含む民生の安定、失業對策の確立のためには正確な人口統計を必要とするので、本年臨時國勢調査を行うに必要な經費、三千九百二十九萬一千圓を總理廳統計局に追加計上し、
 二十三、昭和二十二年事業所調査に必要な經費として臨時國勢調査と同時期に勤勞事情の調査と、農家を除く全産業部門にわたつて事業所の分布及び經濟活動状況を調査するに必要な經費九百十七萬圓も總理廳統計局に追加計上し、
 二十四、地方公職適否審査の事務的補助に必要な經費一千三百一萬八千圓を中央公職適否審査委員會に追加計上し、
 二十五、資源委員會に必要な經費として、資源の利用及び科學技術の活用に關する重要事項を調査審議するため資源委員會を設置するに必要な經費七十四萬二千圓を資源委員會に追加計上し、
 二十六、未復員者の給與改善に必要な經費二百八十萬七千圓、
 二十七、復員輸送に必要な經費二百四十三萬七千圓を第二復員局に追加計上し、
 二十八、外國貿易使節團宿舎改装に要する經費として三億五千萬圓を戰災復興院に追加計上し、
 二十九、公共事業費に必要な經費五十二億四千六百二十二萬一千圓を公共事業費に追加計上し、
 三十、價格調整に必要な經費として、百五十八億圓を價格調整費に追加計上し、
 三十一、物資及び物價調整事務取扱に必要な經費として、物資配給公團、價格調整公團等に必要な經費竝びに物資の割當事務を處理するに必要な經費四億六千萬圓を物資及び物價調整事務取扱費に追加計上し、
 三十二、内閣總理大臣官舎等の補修に必要な經費として、内閣總理大臣の外、各國務大臣の主なる執務の場所であり、かつ閣議その他各種會議の開催に使用されております内閣總理大臣官舎は内外の汚破損激しく又各部局等の廳舎も移轉等のために各所に補修を要する個所が多くなりますので、これらの補修に必要な經費百萬四千圓を行政共通費に、
 三十三、地方公共團體職員の給與改善に必要な經費七千九百二十二萬三千圓のうち百十五萬三千圓を總理廳官房に、七千八百七萬圓を行政共通費に、
 三十四、政府職員の給與改善に必要な經費一億六千六百八十一萬三千圓を行政共通費に追加計上し、二、修正増加額といたしましては、
 一、家計調査に必要な經費の増加として、物價廳の所掌により生計費調査を實施してきた生計費調査を、安本の機構擴充に伴い、安本に移管するとともに、家計調査として實施する事務に必要な經費七十八萬四千圓を安本に修正増加し、
 二、物價監視に必要な經費の増加として、物價廳の所掌により物價監視を實施してきた物價監視の事務を經濟安定本部の機構擴充に伴い同本部に移管するに必要な經費百九萬八千圓を安本に修正増加し、
 三、統計調査關係の事務を統計委員會に移管するに必要なる經費の増加として、昭和二十二年七月十一日の閣議決定に基いて總統局所掌の勞働力調査、消費者價格調査及び地方における集計事務に關する機構を總統局から統委事務局に移管するに必要な經費二百四十二萬圓を統委事務局に修正増加いたしました。三、修正減少額といたしまして、
 一、統計調査關係事務の移管に伴い經理廳統計局より減額する經費として、昭和二十二年七月十一日の閣議決定の地方統計機構整備要綱により勞働力調査、消費者價格調査及び地方における集計事務に關する機構を總理廳統計局の所掌より統委事務局に移管するに必要な經費二百四十二萬圓を總理廳統計局において修正減少し、
 二、生計費調査の移管に伴い減額する經費として、安本の機構擴充に伴い物價廳の所掌であつた生計費調査を同本部に移管して、家計調査として實施するに必要な經費七十八萬四千圓を物上廳において修正減少し、
 三、物價監視關係の事務移管に伴い減額する經費として、從來物價廳所掌となつていて、物價監視關係事務を安本の機構擴充に伴い同本部に移管するに必要な經費百九萬八千圓を物價廳において修正減少し、
 四、人口動態調査の移管に伴い減額する經費として、統計委員會の決定に基ずいて總統局所掌の人口動態調査に關する事務を厚生省所管に移管する必要な經費五百三十七萬五千圓を總理廳統計局に修正減少し、
 五、復員廳第一復員局の移管に伴い減額する經費として復員廳第一復員局が厚生省に移管されるに伴つて、第一復員局關係の世話課職員の給與改善に必要な經費四百六十七萬一千圓を總理廳官房において修正減少いたしてあります。
 大體以上の通りでありますので何卒宜しく御審議をお願い申上げます。
#4
○参事(河野義克君) 昭和二十二年度補正豫算第七號國會所管の内、参議院の分につきまして簡單に御説明いたします。
 この第七號に計上してあります参議院の要求額は國會費の参議院の項におきまして一千二百四十三萬五千圓、國會共通費の参議院營繕費の項におきまして六百二十萬圓、同諸支出金の項におきまして六百五十七萬三千五百圓、合計二千五百二十萬八千五百圓でありますが、これを事項別に申上げますと、
 第一に 第一囘國會に必要な經費として、議員の應召旅費滯在雜費、國政調査旅費及び證人公述人に支給する旅費百二十四萬五千二百圓、議員送迎用自動車の借料三十三萬二千八百圓、翻譯料十五萬圓、廳中用の諸經費四十七萬圓、議案類の印刷製作費八十萬五千圓、光熱及び水料費四萬一千圓、郵便、電信、電話料五萬四千圓、計三百九萬八千圓であります。
 次に議員の歳費、旅費等の増加に必要な經費として、議長、副議長及び議員の歳費豫算の不足分二百十二萬圓、議員の應召及び國政調査旅費の定額改訂による不足分二十五萬五千圓、議員の特別手當支給に要する經費二百萬七千圓常任委員長專用自動車及び常任委員會の會議用雑費三百二十三萬八百六十圓、乗合自動車の購入費八十一萬六百四十圓、公聽會の廣告費及び委託調査等に要する經費百萬圓、事務總長の俸給補足及び貨物自動車整備等のためこれに要する經費二十一萬三千五百圓、計九百六十三萬七千圓であります。
 第三に、廳舎の買收に必要な經費といたしまして、現在の参議院議長官舎を買收して事務局廳舎の分室とするため必要な經費六百八十萬圓、
 第四に、職員の待遇改善等のため必要な經費五百六十七萬三千五百圓を要求いたしましたので、以上合計二千五百二十萬八千五百圓が第七號補正豫算に計上されております参議院所属の經費であります。甚だ簡單でありますが、大要だけ申上げた次第であります。
 次に昭和二十二年度國會所管の補正豫算第八號の内、参議院の分につきまして簡單に御説明いたします。この第八號の補正は、經費の減少でありまして、國庫の現況に鑑み政府に協力する意味において節約を應諾した次第であります。而して節約の内譯を申上げますと、参議院の項における節約額は二十七萬圓でありますが、第一に、職員給二十一萬三千六十六圓は常任委員會專門調査員と書記の採用が七月から始まりましたために五、六兩月分の俸給は事實上不用額となるべき筋合のものでありますから、これを節約した次第であります。
 次に、交際費五萬圓でありますが、これは交際費總額百萬圓の五分にあたり、この程度の節約は先ず已むを得ないものと考えた結果であります。尚この交際費の節約は衆議院と同じ率で行つたものであることを申添えて置ぎます。
 第三に、役務費六千九百三十四圓は先に申上げました職員給の端数を丸い數字にするためのもので、別段申上げるほどの理由はありません。最後に國會共通費の中の参議院營繕費二百七十六萬一千圓は議長官舎の建築費でありますが、現今の建築資材の入手難その他を考え新營を見合せまして、只今の議長官舎の前の李王家を借用して議長官舎に充てることとし、關係方面の諒解を得まして、賃借料は次の豫算補正に計上されることとなつておりますので、節約に立てた次第であります。
 以上合計いたしまして、三百三萬一千圓が参議院經費の節約額であります。甚だ簡單でありますが大要の説明を終ります。
#5
○主査(西郷吉之助君) 速記を止めて下さい。
   午前十時五十三分速記中止
   ―――――・―――――
   午後零時七分速記開始
#6
○主査(西郷吉之助君) 速記を始めて下さい。本日はこれにて散會いたします。
   午後零時八分散會
 出席者は左の通り。
   主査      西郷吉之助君
   副主査
           中西  功君
   委員
           石坂 豊二君
           鈴木 安孝君
           木内 四郎君
           岡部  常君
           岡本 愛祐君
           川上  嘉君
  政府委員
   總理廳事務官
   (總理廳官房會
   計課長)    岩永 賢一君
   (經濟安定本部
  財政金融局長)  佐多 忠隆君
   内務事務官
   (内務大臣官房
   會計課長)   荻田  保君
   大藏事務官
   (主計局次長) 河野 一之君
   大藏事務官
   (理財局長)  伊藤  隆君
  説明員
   最高裁判所經理
   課長      吉田  豊君
  事務局側
   參議院參事
   (委員部長)  河野 義克君
ソース: 国立国会図書館
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