1967/08/18 第56回国会 参議院
参議院会議録情報 第056回国会 地方行政委員会 第2号
#1
第056回国会 地方行政委員会 第2号昭和四十二年八月十八日(金曜日)
午後二時十二分開会
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委員の異動
八月七日
辞任 補欠選任
林 塩君 山下 春江君
八月八日
辞任 補欠選任
山下 春江君 林 塩君
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出席者は左のとおり。
委員長 仲原 善一君
理 事
林田悠紀夫君
吉武 恵市君
占部 秀男君
原田 立君
委 員
岸田 幸雄君
小柳 牧衞君
沢田 一精君
高橋文五郎君
津島 文治君
中村喜四郎君
林 塩君
林田 正治君
加瀬 完君
鈴木 壽君
林 虎雄君
松澤 兼人君
松木 賢一君
辻 武寿君
事務局側
常任委員会専門 鈴木 武君
員
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本日の会議に付した案件
○地方行政の改革に関する調査
(市町村の行なう有線放送電話に関する件)
○都市公衆防災基金設定に関する請願(第二六号)
○継続調査要求に関する件
○委員派遣承認要求に関する件
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#2
○委員長(仲原善一君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。地方行政の改革に関する調査として、市町村の行なう有線放送電話に関する件を議題といたします。
まず、吉武君から、各派共同提出による、市町村の行なう有線放送電話の運営の適正化に関する決議案が提出されております。本決議案を議題といたします。
趣旨説明を願います。吉武恵市君。
#3
○吉武恵市君 市町村の行ないまする有線放送電話につきましては、この制度が、市町村の行政の浸透をはかる上からも、また、住民の利便の上からも、きわめて重要な広報連絡の機関でありまして、その健全な運営をはかりまするために、各派共同提案による次の決議案を提出いたしたいと存じます。ただいまその案文を朗読をいたします。
市町村の行なう有線放送電話の運営の適
正化に関する決議(案)
政府は、市町村の行なう有線放送電話の健全
な運営をはかるため、すみやかに左記事項を検
討し、その実現をはかるべきである。
一、有線放送電話は、行政の浸透をはかり、農
山漁村の振興を期するための重要な独自の広
報連絡機関であることの性格を明確にし、そ
の公共性を尊重し、現行の業務区域等に関す
る許可基準を地域社会の実態に即するよう改
善すること。
二、有線放送電話の健全な運営をはかるため、
施設の整備及び運営管理の指導体制の確立を
期し、あわせて災害復旧に関する助成等必要
な措置を講ずること。
三、公社線との接続条件を利用上の実情に即し
て緩和するとともに真に市町村の振興と加入
者の利便がはかられるよう、試行中の農村集
団自動電話との適切な調整措置を講ずるこ
と。
右決議する。
以上でございます。何とぞ皆さんの御賛同をお願いをいたします。
#4
○委員長(仲原善一君) それでは、これより採決を行ないます。市町村の行なう有線放送電話の運営の適正化に関する決議案を問題に供します。
本決議案を本委員会の決議とすることに賛成の方の挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
#5
○委員長(仲原善一君) 全会一致であります。よって、本決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。―――――――――――――
#6
○委員長(仲原善一君) 次に、第二六号、都市公衆防災基金設定に関する請願を議題といたします。まず、専門員から、本請願の趣旨及び先刻の委員長及び理事打合会において御協議いただきました結果を報告をいたさせます。鈴木専門員。
#7
○専門員(鈴木武君) 御報告申し上げます。第二六号、都市公衆防災基金設定に関する請願は、なおよく検討を要しますので、留保といたします。以上であります。
#8
○委員長(仲原善一君) ただいまの報告のとおり決することに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○委員長(仲原善一君) 御異議ないと認め、さよう決します。―――――――――――――
#10
○委員長(仲原善一君) 閉会中の継続調査並びに委員派遣についておはかりいたします。閉会中の継続調査はこれを行なうこととし、その要求書の取り扱い並びに閉会中の委員派遣につきましては、いずれも委員長に御一任を願いたいと存じますが、さよう決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○委員長(仲原善一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。本日はこれにて散会いたします。
午後二時十六分散会
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