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1967/06/27 第55回国会 参議院 参議院会議録情報 第055回国会 議院運営委員会 第23号
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1967/06/27 第55回国会 参議院

参議院会議録情報 第055回国会 議院運営委員会 第23号

#1
第055回国会 議院運営委員会 第23号
昭和四十二年六月二十七日(火曜日)
   午後二時三十九分開会
    ―――――――――――――
  出席者は左のとおり。
    委員長         鍋島 直紹君
    理 事
                沢田 一精君
                徳永 正利君
                加瀬  完君
                永岡 光治君
                多田 省吾君
    委 員
                大森 久司君
                後藤 義隆君
                近藤英一郎君
                土屋 義彦君
                宮崎 正義君
                山内 一郎君
                阿部 竹松君
        ─────
       副  議  長  河野 謙三君
        ─────
   事務局側
       事 務 総 長  宮坂 完孝君
       事 務 次 長  岸田  実君
       議 事 部 長  海保 勇三君
       委 員 部 長  佐藤 吉弘君
       記 録 部 長  佐藤 忠雄君
       警 務 部 長  西村 健一君
       庶 務 部 長  若江 幾造君
       管 理 部 長  二見 次夫君
       渉 外 部 長  荒木外喜三君
   法制局側
       法 制 局 長  今枝 常男君
    ―――――――――――――
  本日の会議に付した案件
○今期国会の会期延長に関する件
○緊急質問の取り扱いに関する件
○本会議における議案の趣旨説明聴取及び質疑に
 関する件
○委員派遣承認要求の取り扱いに関する件
○常任委員会専門員任用の件
    ―――――――――――――
#2
○委員長(鍋島直紹君) 議院運営委員会を開会いたします。
 今期国会の会期延長に関する件を議題といたします。
 まず、常任委員長懇談会の経過等につきまして、事務総長の報告を求めます。
#3
○事務総長(宮坂完孝君) 本日午後零時二十二分、衆議院議長から本院議長に対し、今期国会の会期を二十一日間延長することについて協議がございました。議長といたしましては、規則の定めるところにより、先刻、常任委員長懇談会を招集され、委員長の御意見を聴取されましたところ、各委員長とも、二十一日間会期を延長することに御異存はなかったのでございまするが、一部の委員長から、参議院の審議期間の確保、再延長等の点について種々御意見があり、議長からは、これらの意見を参考として措置する旨の発言があった次第でございます。
 なお、本件につきましては、常任委員長懇談会に先立ち、議運理事会においても協議が行なわれましたが、会期を二十一日間延長することで各党の意見の一致を見た次第でございます。
 以上御報告申し上げます。
#4
○委員長(鍋島直紹君) 本件に関し御意見のある方は、お述べを願います。
#5
○加瀬完君 このたびの会期延長は二十一日間、しかし、この二十一日間にきめられます前提としては、再延長はしない、それから政治資金規正法を成立させる、あるいはまた、いわゆる重要法案と目されているものは十二分に各会派の話し合いの遂げられた点で運営をしていくといったような申し合わせが衆議院においては行なわれまして、その上で二十一日間というものが決定したと言われておりますが、そのように受け取ってよろしゅうございますか。
#6
○委員長(鍋島直紹君) 委員長よりお答えをいたします。いま、加瀬委員の言われましたのは、衆議院における理事会の会期決定の経過におきまして、そのようなお話があり、あるいは申し合わせ等があって、二十一日間は全会一致になっておるというふうに私は聞いております。
#7
○加瀬完君 そうすると、いままでは、政略的といいましょうか、それぞれの会派の都合で特定の法案だけを優先させ、他の法案はすべて後回しにするといったような方法がとられておったわけでございますが、これは与野党十分話し合いの上で運営するということであれば、いままでのように、そのために会議がとだえる、あるいは運営が中絶をするといったようなことはないと了解してよろしゅうございますね。
#8
○委員長(鍋島直紹君) 委員長からお答えをいたします。そのようなことを考慮して会期をきめたのではないと考えますし、その間の各委員会の運営につきましては、それぞれ委員会の理事会なりあるいは国会対策関係におかれて、各党間においてそれぞれお話し合いを進めるということが前提になって、この会期がきめられたように承っております。
#9
○加瀬完君 さらに、これは議長の責任ということになろうかと思うわけでございますが、いままでは、衆議院で審議が滞りまして、参議院のほうでは、ほとんど審議の期間を与えないで、いきなり中間報告というような強引な手だてを講じて議決をするということも繰り返されておったわけでございますが、今国会はもちろんのこと、この申し合わせの筋から言えば、今後は――特に今回は中間報告というようなことで、全然参議院に審議の期間を与えない、そういうことはないし、かりにそういう方向で、一方的な押しつけがありましても、議長としてはいままでのような取り扱いは今後はやらないと、そのように承知をしてよろしゅうございましょうか。
#10
○副議長(河野謙三君) 各委員会の審議の促進をはかっていただきまして、そういう異例な事態が起こらぬように議長は希望するものでありまして、また、そういうことをわれわれとしては予定していま何らの心がまえもしておりません
#11
○加瀬完君 何でもないときは――非常な対立の起こらないときには、いま副議長さんのおっしゃるようなことで、いつでも御答弁があるわけでございますが、今回は二十一日間ということの申し合わせについては、少なくも十分話し合いの上の線で審議を進めるということも、前提として取りかわされたようでございますから、一日か二日しか時日がないのに、いきなり参議院で上げろ、あるいはもう、委員会の審議というものを全然しないのに、中間報告といったようなことを求めるということは、これは参議院の権威にかけても、今回は議長におきまして断然はねのけていただきたいと思うわけでございます。こういう申し合わせのありましたときに、これくらいのことすらもやれませんでは、もう第二院は全く第一院のかいらいでありまして、参議院の存在というものはなくなってしまうと思うわけでございます。もちろん、われわれ野党も、中間報告を求められるような事態に、みずから追い込むようなことをしようとは思っておりませんし、十二分の話し合いの線でその審議を進めていくことに異論を持っているわけではございませんので、話し合いの線でその正常な運営というものが、委員会中心に行なわれるということを、ぜひこの際、御留意をいただきまして、いきなり中間報告というようなものは、今後は受け付けないという点に、議長の権威をお示しいただきたいと考えます。
#12
○副議長(河野謙三君) 今回は、いま委員長からも経過報告がありましたように、また議運等の経過を見ましても、最近になく各党一致で二十一日の会期延長がきまったといういきさつから見まして、この裏を返せば、各委員の方は、与野党ということを別にして、全力をあげて審議促進をはかろうという前提がございますから、そういう立場で審議を進めていただく以上は、中間報告というようなことは、議長として当然それは、とるべきことではないと、かように思います。
#13
○加瀬完君 最後に一点……。政治資金規正法を、これは与野党合作でつぶすのじゃないかという世論の抵抗も激しく起こっておりますときでありますので、政治資金規正法を通すということに衆議院のほうでは話し合いがついたようでございますが、衆議院で通りましても、参議院で十二分な審議の期間が与えられ、参議院で通らなければ成立はしないわけでございますから、参議院におきましても政治資金規正法を成立させると、そういう方向で、政府にも、あるいは与党にも、御協力がいただけると、こう解してよろしゅうございますか。
#14
○副議長(河野謙三君) それはむしろ、私のほうからお願いすることで、与野党含めて各委員の方々の御努力によって、そういう結果になるように、私としては議長のほうから望むところであります。
#15
○委員長(鍋島直紹君) 他に御発言もなければ、今期国会の会期を七月二十一日まで二十一日間延長することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#16
○委員長(鍋島直紹君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#17
○委員長(鍋島直紹君) 次に、緊急質問の取り扱いに関する件を議題といたします。
 まず、事務総長の報告を求めます。
#18
○事務総長(宮坂完孝君) 岡田宗司君から、緊迫を続ける当面のアジア情勢に関する緊急質問が提出されております。質問時間は十五分でございます。
#19
○委員長(鍋島直紹君) ただいま報告の緊急質問を行なうことに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#20
○委員長(鍋島直紹君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#21
○委員長(鍋島直紹君) 次に、本会議における議案の趣旨説明聴取及び質疑に関する件を議題といたします。
 本件につきましては、理事会において協議いたしました結果、先般、内閣から予備審査のため送付されました「最低賃金法の一部を改正する法律案」につき、その趣旨説明を聴取するとともに、日本社会党一人、十五分の質疑を行なうことに意見が一致いたしました。
 右理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#22
○委員長(鍋島直紹君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#23
○委員長(鍋島直紹君) 次に、委員派遣承認要求の取り扱いに関する件を議題といたします。
 去る六月二十三日、災害対策特別委員長から、長野県における集中豪雨及び降ひょうによる被害の実情調査のために委員派遣承認要求書が提出されましたが、その内容につきましてはすでに公報をもってお知らせしたとおりでございます。
 本件につきましては、派遣日程の都合上、理事会限りの了承で、直ちに議長の承認を得て実施いたしました次第でございます。
 右御了承のほどをお願いいたします。
    ―――――――――――――
#24
○委員長(鍋島直紹君) 次に、常任委員会専門員任用の件を議題といたします。
 事務総長の説明を求めます。
#25
○事務総長(宮坂完孝君) 決算委員会の室長である専門員池田修蔵君から、専門員就任以来満十二年になったことを機といたしまして、辞任を申し出てまいっておりますので、これは許可し、後任を選考したいと存じますが、決算委員長からは、本院の記録部長である佐藤忠雄君を後任に推薦してまいっております。同君の履歴書はお手元にお配りしたとおりでございます。佐藤君につきましては適任であると存じますので、何とぞ議院運営委員会の御承認をお願いいたしたいと存じます。
#26
○委員長(鍋島直紹君) ただいま説明のとおり、決算委員会専門員に佐藤忠雄君任用の件を承認することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#27
○委員長(鍋島直紹君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
#28
○事務総長(宮坂完孝君) まことにありがとうございました。佐藤君の任用が決定いたしますれば、その後任といたしましては、記録部長に庶務部長の若江幾造君を任命いたし、庶務部長に庶務部副部長の上野山正輝君を任命いたそうと存じておりますので、この段をあわせて御報告いたしておきます。
#29
○永岡光治君 日付はいつですか。
#30
○事務総長(宮坂完孝君) 七月一日でございます。
#31
○委員長(鍋島直紹君) 本日はこれにて散会いたします。
   午後二時五十二分散会
ソース: 国立国会図書館
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