1966/12/03 第53回国会 参議院
参議院会議録情報 第053回国会 本会議 第2号
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第053回国会 本会議 第2号昭和四十一年十二月三日(土曜日)
〇開 会 式
午前十一時五十八分 参議院議長、衆議院参議院の副議長、常任委員長及び議員、内閣総理大臣その他の国務大臣及び最高裁判所長官は、式場に入り、所定の位置に着いた。
午後零時 天皇陛下は衆議院議長の前行で式場に入られ、お席に着かれた。
〔一同敬礼〕
午後零時一分 衆議院議長綾部健太郎君は式場の中央に進み、次の式辞を述べた。
式 辞
天皇陛下の御臨席をいただき、第五十三回国会の開会式をあげるにあたり、衆議院及び参議院を代表して、式辞を申し述べます。
現下の重大な情勢にかんがみ、われわれは、当面する諸問題に対処して、すみやかに適切な施策を講じ、民生の安定向上につとめなければなりません。
ここに開会式を行なうにあたり、われわれに負荷された使命達成のために最善をつくし、もつて国民の委託にこたえようとするものであります。
次いで、天皇陛下から次のおことばを賜わった。
おことば
本日、第五十三回国会の開会式に臨み、全国民を代表する諸君と親しく一堂に会することは、わたくしの喜びとするところであります。
わが国が、近時、ますます諸外国との友好を深め、世界平和のために力をいたし、各国の信頼を高めつつあることは、喜びに堪えません。また、全国民が協力して、経済の発展と民生の安定のため、たゆみない努力を続け、その成果をあげつつあることは、深く多とするところであります。
現下、内外の諸情勢に対処して、国運を繁栄に導くため、国会が当面の諸問題を審議するにあたり、国権の最高機関として、その任務の達成に最善を尽くし、国民の信託にこたえることを切に望みます。
〔一同敬礼〕
衆議院議長はおことば書をお受けした。
天皇陛下は参議院議長の前行で式場を出られた。
次いで、一同は式場を出た。
午後零時八分式を終わる