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1949/05/18 第5回国会 参議院 参議院会議録情報 第005回国会 議院運営委員会 第32号
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1949/05/18 第5回国会 参議院

参議院会議録情報 第005回国会 議院運営委員会 第32号

#1
第005回国会 議院運営委員会 第32号
昭和二十四年五月十八日(水曜日)
   午後一時十六分開会
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○税制問題に関する緊急質問及び教員
 の地方議員兼職禁止に関する緊急質
 問の件
○職員任用の件
○継続審査及び継続調査要求の取扱い
 に関する件
○議院の運営に関する件
  ―――――――――――――
#2
○委員長(梅原眞隆君) これから議院運営委員会を開きます。最初に緊急質問が二つばかり出ておりますが如何いたしますか。
#3
○参事(寺光忠君) 緊急質問が二件ございまして、一件は無所属懇談会の川上さんからでございます。問題は税制問題についてというのでございまして、十五分要求をしておられます。それからもう一つは社会党の河野正夫さんからでありまして、教員の地方議員兼職禁止について、十分間を要求されております。
#4
○門屋盛一君 それはどこから……。
#5
○参事(寺光忠君) 社会党からでございます。それでどちらもこの次の本会議でよい、こう言つております。
#6
○委員長(梅原眞隆君) これは今御説明の通でありますが如何取扱いますか。それではこの川上さんの税制問題についての緊急質問は如何ように処理いたしましよう。
#7
○岡部常君 税制問題については、先日一度緊急質問が行なわれておりますので、少くともこれは梗概だけでも聽きたいと思います。その上でなければちよつと判断できないと思います。余り重複するようになつては……。
#8
○千葉信君 この間も川上君は税金問題について緊急質問いたしましたが、あのときのは一般的な問題についてでございまして、今度のは特に、シヤウプ博士が來朝される前に首相その他から、できるだけ近い機会に税制の改革をするということが言われておりまして、それが來朝されてから以後の傾向を見ますると、どうも早急に本年度内に税制の改革ということが採り上げられるという可能性は非常に薄くなつて來た。從つて、本年度内に政府はどういう措置を取つて税制改革を実行するつもりが、こういうことが緊急質問の趣旨であります。
#9
○委員長(梅原眞隆君) それではこれを許すことに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○委員長(梅原眞隆君) それではこれを許すことにいたします。
  ―――――――――――――
#11
○委員長(梅原眞隆君) 次に河野君の、教員の地方議員兼職禁止についての緊急質問は、如何ように取扱いますか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○委員長(梅原眞隆君) それではこれを採り上げることにして御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○委員長(梅原眞隆君) それではこれを採り上げることにいたします。
#14
○門屋盛一君 採り上げることにしたのだけれども、時間のことは小委員会で……。
#15
○委員長(梅原眞隆君) これは小委員会でお決め願います。
  ―――――――――――――
#16
○委員長(梅原眞隆君) 次に商工委員会調査員の任用についてお諮りいたします。
#17
○参事(宮坂完孝君) 商工委員長から二級官の調査員として岩崎修君、それから門馬曉君両名の御推薦がございました。資格審査、並びに資格の人事院規則による承認は両方共承認済でございます。
#18
○委員長(梅原眞隆君) この調査員の任用を一つ御相談いたしますが、如何ように取計いましようか。(「任用異議なし」と呼ぶ者あり)異議なしと認めてよろしゆうございますか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#19
○委員長(梅原眞隆君) それではさように取計います。それでは別に案件もなければこれで……。
  ―――――――――――――
#20
○中村正雄君 会期も終りになりましたので、各委員会から出てからではちよつと困ると思いますので、一應御決定願いたいと思う点が一つあるわけですが、それは今までの例から参りまして、國会が閉会になりまして閉会中、各委員会から継続調査の要求が出るのが慣例にやつております。今までの例を見ておりますると、継続調査ということに引掛けて出張するための継続調査要求が相当出ているというきらいがあるように思いますので、一應運営委員会で継読調査はどういう方針によつて認めるかということを御決定願いたいと思います。
#21
○委員長(梅原眞隆君) それでは今中村君の提案を一つ議題にいたしますが、御協議を願います。
#22
○中村正雄君 一應継続調査であります限りにおきましては、閉会中におきまして各委員会を開催して、それぞれの懸案の事項を調査研究するわけでありますが、今までの例から見ますと継続調査要求をしておつて、閉会中に一回も開かないというような委員会もあると思いますし、又或る委員会においては一回ぐらい開いて二人か三人の委員しか出席しなかつたという例もあると思います。今後継読調査をする場合におきましては、要求書に大体閉会中において何回ぐらい委員会を開くかという、一つ計画書を出して貰いたいということと、これはこの後になるわけですけれども、次の國会が始まるときにおきまして、継続調査事項の報告があるわけなのですから、そのときの開催回数なり、出席委員名簿、そういうものを提出して報告願いたいというふうに決めたらいがかと存じます。
#23
○中川幸平君 中村さんの言われる通り、それだけの手続はやはり必要と思いますね。
#24
○委員長(梅原眞隆君) それでは継続審査の場合には計画書を一つ示して貰うことと、それからそれと終つた後に、これに関する報示を提出して貰うという話合を取決めて置くということに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#25
○委員長(梅原眞隆君) さように取計らいます。
#26
○中村正雄君 それに関連しまして、今ぽつぽつ出て來ると思いますけれども、これは一應二十三日で会期が終るわけですから二十三日の委員会でいいと思いますが、一括して審議するように、それまで出たものは一應委員会で止め置いて貰うように取計らつて貰つたらいかがと思います。
   〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
#27
○委員長(梅原眞隆君) それでは二十三日に一括してこれを取扱うというようなことにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#28
○藤田芳雄君 今の御発言がありましたけれども、そういう計画を立てて、その通り承認を得られればいいかも知れませんけれども、或いは不承認というようなことがあるというと、又予定の立て直しというようなこともあり得るかと思いますから、でき得るならば、そういう予定のある委員会においては、二十一日或いは二日の午前中なりに提出するというように時期を決定して置いて、そうして一日でも二日でも早く、この承認のことを決定しておいたらどうかと、このように思うのですがいかがですか。
#29
○参事(河野義克君) 只今中村さんの御意見は、各委員会のが個々別々にこの運営委員会で審議されると、いろいろ審議に工合が悪い、一緒に出して貰いたいという意味じやないかと思うのでありますが、それから今の藤田さんのお話もありますし、各委員会からは二十一日は土曜日でありますが、それまでに出して頂いて、二十一日の議院運営委員会でおかけを願う、その時に一括して出すというようなことにして頂いたら如何でございましようか。
#30
○委員長(梅原眞隆君) それでは二十一日までに一括してお出しを願うというふうに取扱うことに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#31
○委員長(梅原眞隆君) さように取計います。
#32
○高田寛君 明日は本会議はどうされますか。だいぶいろいろ委会員から法律案も上つて來るし、又参議院先議の法律案もだんだん上つて來るので、定例日としては明日はないことになつていますが、明日あたりから本会議を開かれたら如何ですか。
#33
○門屋盛一君 開かなくてもいいのじやないかな。先議のものはそう沢山あるですか。
#34
○高田寛君 先議でなく、こちらの後のものもだんだん上つて來るし、それから先議のものも今日あたりの委員会で上るのも出て來るので、明日開かなければ、明後日こちらの本会議に出ることになりますが、会期も迫つて來たから明日あたり開いた方が適当じやないかと思います。これは御相談ですが……。
#35
○門屋盛一君 私の見るところでは、明日、明後日は委員会が皆一番忙しい時じやないかと思うので、やはり定例日じやないのだから開かずに、委員会の方をやつたらいいのじやないか、さもなければ午前中本会議、午後は委員会、ぴたつとやらないと相当委員長も運営に困つておるようです。
#36
○中村正雄君 門屋さんの後の御意見なんですが、定例日以外は、委員会中心にやつて、本会議定例の日は本会議中心にやるということがいいと思うのですが、若し早い方がいいというのであれば、毎日開けば午前中本会議で午後は委員会、はつきり区別して開かんと、併用では困る。だから案件の都合によつて、毎日開くという必要があれば毎日開いて貰つても結構ですが、その代り午前中は本会議午後は委員会というように、はつきり区切つて貰いたい。
#37
○高田寛君 今お話のように本会議は午前中で打切る、午後は完全に委員会で時間がとれる、こういうふうにするのが適当じやないかと思います。
#38
○委員長(梅原眞隆君) それでは差当り明日は如何ようにしますか。午前本会議を開いて午後は委員会を開くということにするか、又定例日でないから全部委員会にするかということ……。
#39
○門屋盛一君 私は先程申しましたように、今日、明日、明後日は委員会が一番忙しいと思う。だから明日は定例日でないのだから、委員会に全力をかけて貰いまして、先議のものとは言いながらも、二十日の日には向うへ廻せるのだから、衆議院先議のものは当日になつて廻されて來るのが多い、向うは絶対多数の與党があるのだから、一時間前に廻せば……。
#40
○中川幸平君 門屋さんの言われる通り、まだ少し日もありますから……。
#41
○高田寛君 別に私も明日開くということを固執するわけではないので、だんだん上つて來る法律案が多くなつて來るから御相談であつたのですから、多数の御意見がその方が宜しいということであれば敢て固執しません。
#42
○委員長(梅原眞隆君) それではお諮りいたしますが、明日は開かないということに決定して御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#43
○委員長(梅原眞隆君) なければさように決定いたします。今日はこれで散会をいたしたいと思いますが……。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#44
○委員長(梅原眞隆君) 散会をいたします。
   午後一時二十九分散会
 出席者は左の通り。
   委員長     梅原 眞隆君
   理事
           高田  寛君
   委員
           島   清君
           中村 正雄君
           原  虎一君
           石坂 豊一君
           中川 幸平君
           門屋 盛一君
           宇都宮 登君
           岡部  常君
           藤井 丙午君
           千葉  信君
           藤田 芳雄君
           小川 久義君
  ―――――――――――――
   議長      松平 恒雄君
   副議長     松嶋 喜作君
  ―――――――――――――
  事務局側
   事 務 総 長 小林 次郎君
   参     事
   (事務次長)  近藤 英明君
   参     事
   (議事部長)  寺光  忠君
   参     事
   (委員部長)  河野 義克君
   参     事
   (庶務課長)  宮坂 完孝君
ソース: 国立国会図書館
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