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1949/04/08 第5回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第005回国会 考査特別委員会 第1号
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1949/04/08 第5回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第005回国会 考査特別委員会 第1号

#1
第005回国会 考査特別委員会 第1号
本委員は昭和二十四年四月七日(木曜日)議長の
指名で次の通り選任された。
      安部 俊吾君    池田正之輔君
      大橋 武夫君    鍛冶 良作君
      栗山長次郎君    小玉 治行君
      佐々木秀世君    篠田 弘作君
      高木 松吉君    高橋 英吉君
      田嶋 好文君    辻  寛一君
      内藤  隆君    福井  勇君
      水田三喜男君    吉武 惠市君
      赤松  勇君    猪俣 浩三君
      田万 廣文君    小川 半次君
      椎熊 三郎君    神山 茂夫君
      徳田 球一君    小松 勇次君
      吉田  安君    石田 一松君
      浦口 鉄男君    北  二郎君
      玉井 祐吉君    大石ヨシエ君
―――――――――――――――――――――
会議
昭和二十四年四月八日(金曜日)
    午後一時四十八分開議
 出席委員
      安部 俊吾君    池田正之輔君
      大橋 武夫君    鍛冶 良作君
      小玉 治行君    篠田 弘作君
      高木 松吉君    田嶋 好文君
      内藤  隆君    福井  勇君
      水田三喜男君    吉武 惠市君
      赤松  勇君    田万 廣文君
      小川 半次君    神山 茂夫君
      徳田 球一君    吉田  安君
      石田 一松君    北  二郎君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した事件
 委員長及び理事の互選
    ―――――――――――――
    〔安部俊吾君投票管理者となる〕
#2
○安部投票管理者 恒例に從いまして、私は年長者たるゆえをもつて委員長が互選されるまで委員長の執務を行います。
 ただいまより委員長の互選を行います。その方法はいかようにいたしましようか。
#3
○吉田(安)委員 動議を提出いたします。委員長の互選は投票を用いず、鍛冶良作君を推薦せられんことを望みます。
#4
○安部投票管理者 ただいまの吉田君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○安部投票管理者 御異議なしと認めます。よつて鍛冶良作君は委員長に当選されました。委員長に席を譲ります。
    〔拍手起る〕
    〔鍛冶良作君委員長席に着く〕
#6
○鍛冶委員長 ただいま御推薦によりまして議長に指名せられましてまことに光栄に存じます。未熟な私でありますから、今後皆様の御協力によつてその職責を全うさせていただきたいと考えております。
 今お話のありました通り、この委員会はよほど重要な意義を持つております。從いまして、決議案にも現われておりまするように、超党派的に使命を果すために力を注いでいただくことが最も肝要だと心得ますので、委員長の私としてはもちろんそれを遵守いたしまするが、皆さんもそのおつもりで、今後でき得る限り公平に、しかも所期の目的を達するように御盡力賜わりますることをお願いいたしまして、簡單ながら御あいさつにかえます。(拍手)
 これから引続き理事の互選を行いますが、その方法をお諮りいたします。
#7
○吉田(安)委員 動議を提出いたします。理事はその数を八名とし、投票を用いず、委員長において指名せられんことを望みます。
#8
○鍛冶委員長 吉田君の動議に御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#9
○鍛冶委員長 御異議なしと認めまして、私から指名いたします。
   池田正之輔君  小玉 治行君
   高橋 英吉君  辻  寛一君
   猪俣 浩三君  小川 半次君
   神山 茂夫君  吉田  安君以上の方を理事に指名いたします。(拍手)
#10
○石田(一)委員 理事会の性格は数をもつて議決をするべきものではないと思います。にもかかわらず、ただいま委員長がお選びになつた理事の割当は、その党派の委員数に比例した八名の理事を割当てられておるようでございますが、前の不当財産取引調査特別委員会等における理事の選任方法は、そういう数によらないで、各会派とも委員会の事前の協議、連絡が十分とれるようにという意味から、公平に一人あては出しておりました。特に数の少い小会派からも、必ずだれか一名代表して理事が選ばれていたにもかかわらず、ただいまの理事の中には、國協党以下の小会派の理事が一名も選ばれておりませんが、この点に関して何か委員長にお考えでもあるのならば、この際承りたいと思います。
#11
○鍛冶委員長 私には別に考えはありません。これは運営委員会できまつたままをこちらで踏襲しただけであります。
#12
○石田(一)委員 運営委員会において考査特別調査委員会の理事の数をきめたかもしれませんが、その割当まで運営委員会では決定していないはずです。この委員会は委員会独自の立場において理事を互選すべきであると思います。
#13
○安部委員 すでに何らの異議なく動議によつて委員長の指名が決定したのでありまして、委員長の指名には異議ないはずでありますから、私は委員長の指名通りに決定せられんことを望みます。
#14
○徳田委員 それは形式で、やはり相当了解があるものとして、皆これを了解しておるのであります。だから了解がなければ、あらかじめそれを了解してからやるのが慣例である。故にこれはやはり一遍はつきりと下打合せをした方がよいのだ。そういう慣例ではないのだから、超党派的である場合は、こういう委員長の指名は下打合せをしてからやるべきだ。下打合せをしないでやつたことは今までないのです。
#15
○内藤(隆)委員 考査委員会の性格は新たに構想されて来たもりでありまするから、やはり委員長の御指名になつたような数がほんとうだろうと私は考えます。ことに民主主義政治において数が何だと言うけれども、数以外にどうすればいいのか、われわれはかように考えます。
#16
○徳田委員 数を論ずるときは超党派ではない。党派的なのだ。党派的で行くならばそれは数を論じた方がよろしい。またわれわれも数を論じてよろしい。大いにやります。しかしここは超当派的だということはちやんと決議になつております。その決議を重んずる以上は、やはり超党派的でやるべきだ。超党派的でやる以上は、理事会でも小会派の発言を十分通すようにしておかぬと、超党派的にならぬ。
#17
○篠田委員 いかに超党派的であると言つても、委員会で決をとるには数がものを言う。質は量に伴うというのが民主政治の建前だ。数を無視して民主政治は成り立たない。そういう意味で超党派的ということは成り立つけれども、超党派的ということは必ずしも数を無視することではない。
#18
○鍛冶委員長 私はこう思つております。私は超党派的ということは数ではないと思うのです。お互いの心持のこだと思つております。数は委員会においてきめるようにちやんとできているのですから、あとのことはひとつ御相談に應ずることとして、一應指名したことはそのようにしておいていただきたい。
#19
○小玉委員 私は法律家だから法律的に考えますと、政治的に言う超党派という言葉は、法律的に言えば各委員が独立でその職務を行うのが超党派的の意味だろうと考えております。だれが出たからと言つていることがすでに数にこだわつている。これが超党派的ならば、結局各委員、理事は独立して自己の党派を超越してやるのでありますから、それでよろしいと思います。
#20
○神山委員 私も議論する氣がないのだ。しかしこの空氣を見ていてもわかることは、非常に党派的だということなんだ。開会第一日からこれほど党派的な委員会が、超党派的と言つてもおかしいと思う。それで私は折衷案を提案するわけでも何でもないが、今あなたが言つたように一時休憩して、そうして指名の動議はすでに成立しているが、今あなたのあげた八人が問題になついるわけですから、その内容をかえて石田君その他の出ている小会派からも人を入れていいと思う。民自党の諸君は委員会そのもので過半数を持つているのだから、理事会でどんなことをきめたつて、ひつくり返したければひつくり返していいではないか。理事会は円満な運営を考慮するものだから、せめて理事会ぐらいに小会派を入れたつてけちけちすることはないじやないか。だからここで休憩してもう一度やつたらどうですか。こんな場合はざつくばらんに話合つて、あとで皆がこういう問題で初めからソンソン言わなくてもよいと思う。
#21
○鍛冶委員長 今私は指名権を委ねられまして……。
#22
○篠田委員 ちよつと聞くが、神山君をあなたが指名されたのは、何か共産党から申入れがあつたからしたのじやないですか。
#23
○鍛冶委員長 そうだろうと思う。
#24
○篠田委員 それならば、ちやんと下相談してあるのじやないか。下相談してなければ、神山君を指名するわけはないじやないか。
#25
○吉田(安)委員 この際しばらく休憩されんことを望みます。
#26
○鍛冶委員長 それではしばらく休憩しまして、懇談いたしましよう。
    午後二時一分休憩
     ――――◇―――――
    〔休憩後は開会に至らなかつた〕
ソース: 国立国会図書館
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