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1947/11/20 第1回国会 参議院 参議院会議録情報 第001回国会 本会議 第54号
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1947/11/20 第1回国会 参議院

参議院会議録情報 第001回国会 本会議 第54号

#1
第001回国会 本会議 第54号
昭和二十二年十一月二十日(木曜日)
   午前十一時五十四分開議
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議事日程 第五十三号
  昭和二十二年十一月二十日
   午前十時開議
 第一 民法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)(前会の続)
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#2
○副議長(松本治一郎君) 諸般の報告は御異議がなければ朗読を省略いたします。
     ─────・─────
#3
○副議長(松本治一郎君) これより本日の会議を開きます。過日の伊東隆治君及び川上嘉君の質疑に対し、経済安定本部長官より答弁がございます。この際許可をいたします。和田國務長官。(笑声起る) 和田國務大臣。(笑声起る、拍手)
   〔國務大臣和田博雄君登壇、拍手〕
   〔「國務長官しつかりやれ」と呼ぶ者あり〕
#4
○國務大臣(和田博雄君) 川上さんの御質問に対しましてお答え申上げます。第一点は千八百円ぺースの問題でございますが、これはしばしば本会議におきましても、お答えいたしたわけでありますが、結局インフレーシヨンに対しましては、矢張り物價を安定して、インフレーシヨンそのものの促進を抑止しまするためには、どうしても物價と賃金との悪循環を絶つというごの態度は堅持いたしていきたいとかように考えておる次第でございまして、政府としましては、いろいろ矢張り物價体系の堅持という点につきましては、各種の流通秩序の確立、或いはその他の点について十分の努力をいたす、こういう考えでおりますことを御了承願いたいと思います。成る程間接税その他の増徴、或いは煙草の値上等によりまして闇價格の騰貴に対しまする一つの刺戟を與えることにつきましては、これは我々もその点を最も慮れたのでありますが、併し一面から見ますれば、財政の均衡を合せることによりまして、又財政資金と産業資金との総資金計画を立てますることによりまして通貨の増発を一面防いで行くということによつて、インフレーシヨンに対する防止をやつて行きたいと、かように考えている次第であります。伊東さんの御質問も、川上さんの御質問と大体同趣旨でありますが、我々といたしましては、この今回の追加予算によりまして、煙草その他の値上があり、又各種の課税によりまして、家計に響きますることにつきましては、これは我々といたしましても、甚だその点は心苦しく考える次第でございまするが、併し一面から見ますれば、矢張り財政の均衡を合せまして、そうしんインフレーシヨンに対して矢張り財政面から破綻しますことを避けますためには止むを得なかつた処置でありますので、その点は御了承願いたいと思います。
 尚煙草の値上なり、配給の減少によりまして、煙参草の密作とか、或いは密造が増加して闇賣が増加する慮れがこれはございまするので、政府といたしましてはこれらの取締のために、或いは取締官聴聞の連絡を一層緊密にする等の措置を探りまして、そういうことのないようにいたして行きたいと、かように考える次第であります。(拍手)
     ─────・─────
#5
○副議長(松本治一郎君) この際お諮りいたして、決定いたしたいことがございます。昨十九日両院法規委員齋武雄君より両院法規委員会規程第四條により委員長を経由し、理由を附して委員辞任の申出がございました。齋君の辞任を許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○副議長(松本治一郎君) 御異議ないと認めます。つきましてはこの際直ちに補欠選挙を行ないたいと存じます。
#7
○岡田宗司君 只今議題となりました両院法規委員会委員の補欠選挙は、本院規則第二百四十八條第三項によつて、選挙の手続を省略して、その選任を議長に一任することの動議を提出いたします。
#8
○木下源吾君 只今の岡田君の動議に賛成いたします。
#9
○副議長(松本治一郎君) 木下君の動議に御異議ございませんか。
   〔「異議なし」「木下じやない岡田だ」と呼ぶ者あり〕
#10
○副議長(松本治一郎君) 岡田君の動議に御異議ございませんか。
   〔「異議なしと呼ぶ者あり〕
#11
○副議長(松本治一郎君) 御異議ないと認めます。つきましてはその補欠として大野幸一君を指名いたします。(拍手)議事の都合によりまして、本日はこれにて延会いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#12
○副議長(松本治一郎君) 御異議ないと認めます。明日は午前十時より開会いたします。議事日程は決定次第公報を以て御通知いたします。本日はこれにて散会いたします。(拍手)
   午前十一時五十九分散会
ソース: 国立国会図書館
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