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1949/05/22 第5回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第005回国会 懲罰委員会 第6号
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1949/05/22 第5回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第005回国会 懲罰委員会 第6号

#1
第005回国会 懲罰委員会 第6号
昭和二十四年五月二十二日(日曜日)
    午後五時五分開議
 出席委員
   委員長 松木 弘君
   理事 大西  弘君 理事 河原伊三郎君
   理事 佐々木秀世君 理事 高木 松吉君
   理事 石井 繁丸君 理事 小野  孝君
   理事 春日 正一君 理事 小林  進君
      大橋 武夫君    田中  元君
      内藤  隆君    中川 俊思君
      福田  一君    吉武 惠市君
      稻村 順三君    林  百郎君
      島田 末信君
五月二十二日
 委員佐々木更三君及び藤田義光君辞任につき、
 その補欠として稻村順三君及び小野孝君が議長
 の指名で委員に選任された。
同日
 理事藤田義光君の補欠として小野孝君が理事に
 当選した。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した事件
 理事の互選
 委員会の運営に関する件
    ―――――――――――――
#2
○松木委員長 これより会議を開きます。お諮りいたします。理事藤田光義君が委員を辞任いたされましたので、理事が一名欠員になつております。この際理事の補欠を選任したいと思います。が、御異議がなければ委員長より指名いたしたいと思います。御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○松木委員長 御異議がないようでありますから、小野孝君を理事に指名いたします。昨日の委員会におきまして小林委員から立花君の弁明のうちにありました、去る十九日における共産党の申合せを成文化したものを提出してもらうことに願いたいとのことでありましたが、林君にこの点を御依頼しておきましたところ、委員長の手元にそれが参つておりますから、これをここで朗読したいと思います。共産議員團懲罰問題声明十九日の衆議院本会議で起つた紛争につき朗報の通り懲罰問題が起つたが、二十日午後共産党議員間では次のような声明を発表した。一、昨日本会議で起つた事件につき共産党議員間は民自党小西寅松君に対する懲罰はこれを提出しないこととした。二、議場の興奮した寒気の中では往往こうした事件も起りがちだが、これまでの事例を見ても、単に罰しただけではその跡を断つことができない。要するに国会の民主的運営と議員の向上とが根本問題である。三、共産党議員はこれまでこうした個人的暴力には一切参加しなかつた。政府の国会軽視と議長の不手ぎわが重なつたところに基いているから、そうした事情を考慮しつつ、今後一層自粛することを決議した。日本共産党国会議員間これにつきまして、林君の方で何か御説明することにございませんか。
#4
○林(百)委員 これは声明の形になつておりますが、これにつけ加えまして、口頭ではありましたが、なお書記長から注意がありまして、共産党は従来一切個人的な暴力行為に産かしないことをはつきり誓つておつたのであるが、このたび立花君がかかる共産党議員間の精神に反した行為のあつたことは実に遺憾である。われわれはこの点は率直に天下に表明しなければならないと同時に、共産党議員としては将来絶対にかかる行為を再び犯さないように、くれぐれも自粛自戒をすることがつけ加えられまして、なお小西寅松君の懲罰の問題につきましては党の国会会議員間としましても、結局この問題が懲罰になつたということで解決するのではなくして、お互いに国会議員の資質的な向上こそが根本的な問題であるから、これなくしては懲罰というようなことに意味をなさないということで、われわれは小西寅松君の懲罰を取下げると同時に、一層われわれ国会議員の資質的な向上に努力し、根本的な問題の解決に邁進すべきであるということが申し合はされたのであります。われわれはこの党の申合せに従つて、今後一層自粛自戒するということが再確認されましたから、その点を一営附営しておきたいと思います。
#5
○松木委員長 稲村君から議事進行の発言を求められておりますが、その内容を承りますと、昨日の委員会における小西議員の発言に関する問題であるそうであります。この問題は昨日佐々木君から動機が提出されまして、一切速記記録を削除するとともに、委員会してこれを取上げないということに万場一致決定したわけであります。従つて一事不再議でありますから、これを許さないことにいたします。御異議はありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#6
○松木委員長 御異議がなければさように決定いたします。明日午後一時から開会することにいたします。
    午後五時十一分散会
ソース: 国立国会図書館
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