くにさくロゴ
1947/11/10 第1回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第41号
姉妹サイト
 
1947/11/10 第1回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第001回国会 議院運営委員会 第41号

#1
第001回国会 議院運営委員会 第41号
昭和二十二年十一月十日(月曜日)
    午後零時五十七分開議
 出席委員
   委員長 淺沼稻次郎君
   理事 坪川 信三君
      安平 鹿一君    笹口  晃君
      森 三樹二君    吉川 兼光君
      工藤 鐡男君    小島 徹三君
      後藤 悦治君    小澤佐重喜君
      廣川 弘禪君   山口喜久一郎君
      石田 一松君    川野 芳滿君
 委員外の出席者
        議     長 松岡 駒吉君
        副  議  長 田中 萬逸君
        事 務 總 長 大池  眞君
    ―――――――――――――
十月二十三日
 政黨法制定反對に關する陳情書(東京都荒川區尾久町立憲興國産業皇民黨主熊倉兌侃)(第四三九號)
を本委員會に送付された。
    ―――――――――――――
本日の會議に付した事件
 財政及び金融委員會の公聽會開會承認要求の件
 運輸及び交通委員會の委員派遣承認要求の件
 議院における證人の宣誓及び證言に關する法律案起草の件
 次囘の自由討議に關する件
 商業委員會及び農林委員會の委員派遣承認に關する事務報告
    ―――――――――――――
#2
○淺沼委員長 開會いたします。
 最初に財政及び金融委員會の公聽會開會承認の件を議題に供します。議長の諮問につき事務總長から御説明を願います。


#3
○大池事務總長 財政及び金融委員會から公聽會を開きたいという要求がございました。この公聽會を開きます法律案は、所得税法の一部改正等の問題、非戰災家屋等特別税法、この二法案について公聽會を開きたいから承認してくれ、こういう申込みがありました。
#4
○淺沼委員長 ただいま議長より諮問の財政及び金融委員會の公聽會開會要求承認の件、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕   
#5
○淺沼委員長 御異議なければさよう決定いたします。
    ―――――――――――――
#6
○淺沼委員長 次に運輸及び交通委員會の委員派遣承認に關する件を議題に供します。事務總長より御説明を願います。
#7
○大池事務總長 運輸交通委員長から委員派遣承認の申請が參つております。それは九州・四國間に國營連絡航路開設の請願であります。その請願の審査を運輸及び交通委員會でやつておるわけでありますが、その審査のために實地の調査が必要であるというのであります。派遣委員は三人でありまして井谷正吉さん、堀川恭平さん、前田郁さん、この三人を一週間派遣したい。その場所としては、愛媛縣八幡濱市、宇和島市及び附近町村、大分縣大分市及び別府市等であります。
#8
○安平委員 この問題につきまして、私、愛媛縣の出身でございますが、他の交通關係その他の事情と異なつている點は、實は昨年の議會中からこの問題が非常に紛糾いたしまして、地元と運輸當局との問の見解等も違つてまいつております。すなわち民營にするか、省營にするか、この點で非常にこんがらがつてまいりまして、これは田中政務次官にも一應行つていただいたのでありますが、なお地元の意向、それから議院としての実際の判斷の資料にするためにも、ぜひとも行つて聽きたい、聽かなければならぬ問題であるというように考えておりますので、特にこの點、工藤委員等からも再三嚴重に審査していただきたいという御意見のあることを知つておりますから、この點特に御了承を願つて、御許可あらんことを切にお願いする次第であります。これはことのほか紛糾しておりまして、どうしても實地檢證しなければ判斷が下せぬところにいつておりますし、現在高橋君も井谷君も心配されてここに見えておりますが、もつと地元の複雜な關係を御説明が必要あれば、していただきたいと思いす。この點どうか御了承願いたいと思います。
#9
○淺沼委員長 この出張というか、實地調査の件につきましては、前の申合せ等もありますから、それと關連のもとに檢討していただきたいと思います。ちよつと速記を止めて……。
   〔速記中止〕
#10
○淺沼委員長 大體話はわかつたようですから、すぐに今日きめてもいいのですが、もう少しそろつたところで、この次の運營委員會に、もう少し地元の人あるいは委員長にも出てもらつて、委員外發言でもしてもらつて、妥當性が認められるということになればやることにしまして、必要なら政府當局を呼んでもいいと思つておりますが、そういう取扱いでよろしうございますか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○淺沼委員長 それでは次の水曜に延期いたします。
    ―――――――――――――
#12
○淺沼委員長 それからもう一つ議題がございます。それは議院における證人の宣誓及び證言に關する法律案起草の件を議題に供します。これはこの前大體起草を終りまして、關係方面と折衝中でありましたが、最近になりましてから國會法の一部を改正する法律案として有力なる修正意見がまた出てきておりますから、お手もとにお配りして至念御檢討願つてこの次の會合のときにきめたいと思いますが、それでよろしゆうございますか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#13
○淺沼委員長 それではそのように決します。
    ―――――――――――――
#14
○淺沼委員長 次に自由討議についてでありますが、ちようど明日が二週間目の火曜日に當りまして、自由討議をしなければならない日になつております。從いまして自由討議については先ほど交渉會できめました通りに、無題にいたしまして、所要時間及び發言者、順序等については從來通り踏襲することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#15
○淺沼委員長 それではさように決定いたします。
#16
○大池事務總長 この場合にちよつと御報告いたしたいと思いますことは、委員派遣の件でございますが、この前議長に御一任願つてありました商業委員會が、一班、二班にわかれて行つておつたことと、農林委員會で北海道の方へ坪井龜藏氏が行かれましたこの二つが運營委員會の御意向によつて議長の方において適當にこいうことになつておりました。從いまして商業委員會の方は一班は全然許されるものと思つて行つてしまつた。二班の方はまだ留保中に行つてしまつたということで、二班の方は全然認めませんが、一班の方では中村元治郎さん一人だけを承認いたし、農林委員會の方も坪井龜藏さん、この二人だけを議長の方で十一月五日に承認いたしましたが、御了承を願います。
 それからもう一つ御報告申し上げることは衆議院のすでにもつております豫算の節約の件でございますが、これは御承知の通り今度の追加豫算をつくりますときに、大藏大臣竝びに關係方面といろいろ折衝中に、健全財政の建前からいろいろ御奔走の際に、政府豫算も十分節約し得るところがあれば、實行豫算の面でできるだけのことをするという意味のことで、御折衝になつた手前がありまして、各省豫算は大體一割ないし少いところで八分ぐらいの實行豫算面で節約があるようでございます。從つて獨立豫算をもつておる國會竝びに最高裁判所の豫算、會計檢査院等の豫算についても、できる限りの節約をしてもらいたい。他の方は八分の節約があるわけで、國會の方も八分は無理であろうが、五分ぐらいは願いたいという話がありました。八分というと、國會豫算は非常に大きいので六百二十萬圓程度になります。それはとうていできない、私の方としては事實今度の豫算で餘るものはないわけでありますから、現實に今日までに不用になり得ると見越しのつくものだけは政府の方針に沿うてしなければならないと考えました。たとえば、國會圖書館にしても、現實に豫算があつて、今日まで人件費等はそのまま浮いているわけです。また彈劾裁判所も五月から施行される予算が組んであつて、現實にまだ行使しておりません。十一月開かれるとして十月までの分を見ますとそこに六十五萬圓あるいは十七萬九千百圓というようなものが浮いてきます。また營繕の方の物資關係で、本年度中に戰災復興院等の交渉ではいり得ないものが出れば、それを出してくれということで、出し得るものは出さざるを得ないであろうと考えておりますから、その數字の整理は御一任願うということで御了承いただきたいと思います。
#17
○淺沼委員長 もう一つ最高裁判所事務總長から衆議院の運營委員長あてに
 司法行政事務に對する裁判所と國會との連絡について別紙理由により最高裁判所事務總長及び國會の承認する裁判所事務官をして國會(特に委員會)に出席して説明させることができるよう國會法の改正等適當な御處置をとられるようお願いいたします。
 こういう文書が來ておりますが、この申込みについて、いかようにするか、この次の會合におきめ願いたいと思います。
 それでは次會は水曜日の午後一時から開くことにして、本日はこの程度で散會いたします。
   午後一時十六分散會
ソース: 国立国会図書館
姉妹サイト