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1949/05/30 第5回国会 衆議院 衆議院会議録情報 第005回国会 議院運営委員会 第46号
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1949/05/30 第5回国会 衆議院

衆議院会議録情報 第005回国会 議院運営委員会 第46号

#1
第005回国会 議院運営委員会 第46号
昭和二十四年五月三十日(月曜日)
    午後零時十五分開議
 出席委員
   委員長 大村 清一君
   理事 石田 博英君 理事 今村 忠助君
   理事 佐々木秀世君 理事 田渕 光一君
   理事 山本 猛夫君 理事 土井 直作君
   理事 椎熊 三郎君 理事 林  百郎君
   理事 平川 篤雄君
      大石 武一君    岡西 明貞君
      倉石 忠雄君    田中  元君
      塚原 俊郎君    西村 直己君
      福永 一臣君    福永 健司君
      松井 政吉君    園田  直君
      土橋 一吉君    寺本  齋君
      山手 滿男君
 委員以外の出席者
        議     長 幣原喜重郎君
        副  議  長 岩本 信行君
        議     員 小川 半次君
        議     員 田中伊三次君
        議     員 石野 久男君
        議     員 岡田 春夫君
        議     員 浦口 鉄男君
        事 務 総 長 大池  眞君
五月三十日
 委員田中織之進君及び金子與重郎君辞任につき、
 その補欠として淺沼稻次郎君及び山手滿男君が
 議長の指名で委員に選任された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した事件
 回付案の取扱いに関する件
 中央更生保護委員会の委員の任命につき同意を
 求めるの件
 検察官適格審査委員会委員の予備員の選出に関
 する件
 懲罰動議の取扱いに関する件
 事務局及び法制局の人事承認に関する件
 委員の変更に関する件
 緊急質問の取扱いに関する件
    ―――――――――――――
#2
○大村委員長 これより本日の運営委員会を開会いたします。
 まず参議院の回付案の取扱いに関する件を議題といたします。
#3
○石田(博)委員 参議院の回付案につきましては、先般の運営委員会におきまして、昨日までにそれぞれ各派の態度を決定いたしまして、本日持ち寄つて御相談申し上げることにきまつておつたのでありますが、これについての各派の御意見をまず承つておきたいと思います。民主自由党といたしましては結論を申し上げることができると存じますが、他党の状況を一應お知らせ願いたいと思います。
#4
○土井委員 わが党もできます。
#5
○林(百)委員 私の方もできます。
#6
○小川半次君 私の方もできます。
#7
○平川委員 私どもの方もできます。
#8
○石田(博)委員 私の方は國家行政組織法は原案通りで願いたいと思います。
#9
○林(百)委員 反対です。
#10
○平川委員 ぼくの方も反対。
#11
○石田(博)委員 第二は原案通り、大蔵省も原案賛成。地方自治説は原案通り、修正反対。安定本部も原案賛成運輸省も原案賛成。第七の農林省設置法案につきましては資材調査事務所の方は原案賛成、ただ農政局の中に農業協同部を加え、農地局に管理部、計画部、建設部を入れるというところは必ずしも反対ではない。次に特別調達廳は修正承認。行政機関定員法は反対、地方税法は修正反対、日本銀行法は原案支持、認知の特例に関する法律は修正賛成、弁護士法は各派一致で反対ですから……。
#12
○土井委員 社会党は第一、第二修正賛成、第三の大蔵省設置法案は修正賛成、第四は反対。第五、第六、第七、等八、第九、第十、第十一、第十二は修正賛成、十三の弁護士法は反対、そういう態度です。
#13
○小川半次君 民主党は第四と第十三に参議院の修正案に反対いたしまして、残余のものについては参議院の修正に賛成いたします。
#14
○石田(博)委員 念のため伺つておきますが、衆議院の採決のとき、あなたの方は定員方と経済安定本部には反対せられたけれども、あとは原案に全部賛成せられたのですが……。
#15
○小川半次君 情勢の変化によつて……。
#16
○林(百)委員 第一、第二は修正に反対、第三、第四も反対、第五は修正に賛成。第六は反対、第七、第八、第九、第十、第十一、第十二は賛成、十三は反対です。
#17
○寺本委員 私の方は第一、第二は修正に反対、第三は修正に賛成。第四、第五、第六は反対。第七、第8、第九も反対、第十は賛成。第十一は反対。第十二は同意。第十三は反対です。
#18
○平川委員 第四、第十三を除く以外は全部賛成であります。
#19
○浦口鉄男君 私の方は七と十と十二は賛成、あとは全部反対です。
#20
○岡田春夫君 私の方は一、二、三、四、六、十三は反対、あとは賛成です。
#21
○土井委員 第四と第十、第十二、十三これは全部賛成または反対ですから、日程を変更してこれを先に上程しようか。
#22
○石田(博)委員 それから理論的に当然三分の二とれるやつ、たとえば第一、第二、第四、第六、第十、十一、十二、十三、これなどは問題なくいけると思う。
#23
○土井委員 原案に反対しておる者が修正部分に対して賛成というのはおかしいじやないかな。
#24
○大村委員長 速記をとめてください。
    〔速記中止〕
#25
○大村委員長 速記を始めてください。それでは参議院回付案に対する賛否の態度と、原案再議決に対する各派の賛否の態度を決定せられまして、もう一ぺんお集りを願います。
 暫時休憩いたします。
    午後一時八分休憩
     ――――◇―――――
    午後四時十分開議
#26
○大村委員長 休憩前に引続き会議を開きます。
#27
○石田(博)委員 休憩前に岡田君その他の御発言によりまして、採決の方法について決定をしたあと、それに基いた各派の態度を再協議をして持ち寄るということでわかれたのでありますが、それについて私どもの方でも多少変更した部分があるのでありますが、各派も同様であろうと思いますので、事務総長の方で整理される意味で、ひとつ各派の態度をもう一ぺん御報告願いたいと思います。
#28
○大村委員長 それでは民主自由党の方からお願いいたします。速記をとめてください。
    〔速旧中止〕
#29
○大村委員長 それでは暫時休憩いたします。
    午後四時四十分休憩
     ――――◇―――――
    午後四時四十一分開議
#30
○大村委員長 休憩前に引続いて開会いたします。
#31
○石田(博)委員 各派の御意見もわかりましたし、実は参議院側とのお話合いを続けておつたのでありますが、暫時休憩をしている状態にあります。こういう状況に基きまして、参議院側に対して連絡いたすべき必要のこともあり、なお党としての態度をさらに再險討する必要もありますので、この際暫時休憩せられんことを望みます。
#32
○土井委員 暫時休憩ということについては異議ありませんが、時間をべんべんとして待たされているのは、はなはだ困るのでありますから、休憩時間を区切つて、何時まで休憩する、そういうことにして休憩をしていただきたいと思います。
#33
○土橋委員 ただいま土井君からも言われたのでありますが、この前も私は石田君によくお尋ねをして、あと三十一日で会期は終了するようなお見込みであるかどうかということを尋ねた。そのときに一應今の予定ではそういう点がない。事実そういう点については、わが党でも善処しているというような御意見であつたが、今日はもう四時半を過ぎて、五時近くにならんとしているのに、各派の意見を発表して、なおかつ参議院方面に御連絡をくださるというような御意見ですが、どうも私は民主自由党のお考えだけで自由に延びたり、縮まつたりというようなことでは困るので、私たちはこの委員会で最後の時間的な見通し、土井さんの言うように何時ごろまで待つということをはつきりしていただかなければ困ると思います。
#34
○石田(博)委員 見通しとしては本日のうちに最終的な結論に到達するような見込みでおります。それから休憩時刻については一應時間を一時間程度にお聞き願うということでけつこうであります。
    ―――――――――――――
#35
○大村委員長 それでは中央厚生保護委員会の委員の任命について同意を求めるの件を議題といたします。
#36
○大池事務總長 この前戸田貞三さん、池田確二さん、原泰一さん、このお三人の同意を求められておりますので、本会議にかけて各党の態度を御決定願いたいということに相なつております。從つて各党でこれに対する態度がおきまりになつておれば、この際発表していただければ好都合だと思います。
#37
○土井委員 わが党は原案に対して賛成であります。從つて戸田、池田、原の三氏に対して賛成をいたします。
#38
○椎熊委員 賛成。
#39
○林(百)委員 私の方は池田君だけはいろいろな経歴や何かで賛成できない。
#40
○寺本委員 私の方は賛成です。
#41
○平川委員 賛成。
#42
○石野久男君 労農党に連絡がついておらぬのでわかりません。
#43
○大池事務總長 そうすると結論は、労農党ははつきりいたしませんが、もし戸田さん、原さんについて御異議がなければ、お二人は御異議がないことで、池田さんだけ起立採決という形をとらなければならぬと思います。
    ―――――――――――――
#44
○大村委員長 それでは次に移ります。險察官適格審査委員会委員の予備委員の選任に関する件を議題といたします。
#45
○土井委員 わが党はきまつておりません。
#46
○大村委員長 それでは本件は明日まで懸案にいたしておきまして、明日はぜひ意見をまとめておいでを願いたいと思います。
    ―――――――――――――
#47
○大村委員長 次に懲罰動議の取扱いに関する件を議題といたします。
#48
○大池事務總長 これは先日小林さんの懲罰動議が出ております。これについてはこの前おきめ願わずに、お預りをしておつたような次第であります。
#49
○平川委員 会期が明日だけになつているのに、今日懲罰委員会に付さなかつたら、ずるずるになりはしませんか。懲罰動議がうやむやになるのは一番不明朗です。
#50
○林(百)委員 提出者の民自党はどうですか。
#51
○山本(猛)委員 延ばしてもいいという御意向が多ければ、延ばしてもいい。
#52
○平川委員 ちよつとこの際これに関連してお伺いしておきたい。この間の懲罰の決定については、立花君、小西君はああいうふうになつたのですが、民自党の方の御意見では、議場内の問題についてのみああいうふうな処分をせられたようにわれわれは判断をいたします。そうすると議場内に起りました、いわゆる派生して起つた事件と民自党の諸君は言つておられるのですが、その問題については私どもは院内秩序を重んぜられる民自党の諸君の方で、何が懲罰動議が出るものと予想しておつたところが、小林進君の方は出ましたけれども、その分は不問に付せられておる。一方参議院の方では、新聞の記事でありますが、法務政務次官が、議長の職務妨害のことについては告発をする。險察当局は参議院の中へ手を入れてもさしつかえないというような議論までなされているのですが、一体あのことを民自党はどういうふうにお考えになつているか。もう一つは小林進君の問題は、私どもは院内秩序の確立の上ではけつこうだと思いますが、一方議長において今後やじその他においても、議長の制止を聞かずに続けておつた場合に、敢然とこれを押えることのできる御確信がおありであるかどうか。このことをはつきりしていただきたいと思います。
#53
○岩本副議長 今のやじの制止問題は、一にかかつて自粛を願う。こういうことをまず基本に置きまして、そうして今の秩序をおびただしく乱るという問題については、できるだけ嚴格にやつて行きたい、かように考えております。
#54
○山本(猛)委員 民主自由党としては、小林進君の懲罰事犯の問題につきましては、本日は重要案件も山積しているような状況から考えまして、これを保留いたしたいと考えます。
#55
○平川委員 これにどうしても懲罰委員会へかけるように、おとりはからいを願いたいと思ます。
#56
○大村委員長 ただいま懲罰動議の提出者から、本日は上程を延期することの発議がありました。ご賛成の方もあるようでありますから、これを延期するに御異議あむませんか。
    〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
#57
○大村委員長 それでは多数によりまして、本日は延期するとに決しました。
    ―――――――――――――
#58
○大村委員長 次に法制局の人事承認の件を議題といたします。
#59
○大池事務總長 今お手元に法制局の方で、珍事の候補者を持つて参りましたので、御承認方を願いたいと思います。大蔵事務官の荒井勇さんを参事として採用いたしたいという申出でございます。
#60
○林(百)委員 これは熊本税務署長現職からこつちへ参るわけですか。
#61
○大池事務總長 そういうことになります。向うをやめてこちらへ勤めることになります。
#62
○大村委員長 ただいまの問題は保留という声もございますから、愼重に取扱うために保留いたします。明日決議をすることにいたしたいと思います。
#63
○大池事務總長 次に衆議院事務局の方で、ただいまお手元へ上げましたように、事務補佐員をやつている鈴木庄平君と、副議長の秘書をやつている大野政夫君を、参事の方へ振りかえをお願いいたしたいというのであります。
#64
○大村委員長 ただいまの事務補佐員鈴木庄平君、秘書大野政夫君を参事に任用することを承認するに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#65
○大村委員長 それではそのように決しました。
    ―――――――――――――
#66
○大池事務總長 もう一つ石狩川、天塩川の雪解による災害に関する緊急質問というのが、柄澤登志子さんから提出に相なつております。
#67
○佐々木(秀)委員 これは今の場合ちよつと保留させてください。これは雪解ばかりでなく、根本問題の護岸工事もできない。今急にそうなつたのではない。毎年毎年のことだから、しばらく保留してください。
#68
○土橋委員 これは佐々木君も認められているように、特にあなたの選挙区でもあるとするならば、重大な問題で、國家が修理することが必要と考える。これは他の河川の場合でも考えられるので、ぜひ緊急質問をやらしてもらいたい。特にあなた方の御要望の天災地変のある際はやるということになつているのですから、お取上げを願いたい。
#69
○佐々木(秀)委員 土橋君のおつしやる通りで、天塩川は私の選挙区です。毎年雪解で非常に困つていることは事実ですが、緊急質問の性格ということも、この前から申合せまして、特に天災地変とかいろいろ入れられましたが、これは根本的な問題を解決しなければならぬので、北海道総合開発審議会でも考究しているのです。やらせないというのではない。今日は待つてもらいたい。
#70
○大村委員長 いろいろご意見があるようですが、本日は延ばすことに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#71
○大村委員長 委員の変更に関する件を議題といたします。
#72
○大池事務總長 委員の変更方についてお願いいたしたいのであります。その前にちよつと御報告申し上げておきたいと思いますのは、二十八日に労働者農民党に所属しておりました山口武秀さんが、労働者農民党を離党いたされたという届出が参りましたから、労農党がお一人減つたという点を御了承願いたいと思います。これは無所属へかわられました。そこで実は先日來特別委員、その他の委員の割当で、今度新政治協議会ができました際に、委員の割当の変更等のお話が出まして、その他の方はすベて解決しております。常任委員の方は変更がございません。特別委員会の方は他の特別委員は全部解決をいたしておりますが、いまだ解決いたさない問題として考査委員会が残つております。これは北さんが考査特別委員会の委員になつておりますが、当然お一人だけでは割当がございませんから、これは民主党の第九控室の方へお返しを願いたい。実は民主党の第九控室の方からは、椎熊三郎君が候捕者になつたと、私の方へ申出が來ておるのであります。しかしながらまだ北さんの方は辞職の手続が済みません。それから民自党の方に一人割当が参りますのが、実は公正倶樂部の浦口さんがまだ考査委員をやるておられまして、この方もまだ十分手続が参つておりません。
#73
○浦口鉄男君 そのときは話がなかつたのですが、私の方はむしろ選挙法改正委員がふえるということで、減るということは公正倶樂部には通知がなかつたのです。
#74
○大池事務總長 当時公正倶樂部は全部で三人持つておりまして、二人の方は新政治協議会の方へ参つたのです。正公倶樂部で残つておられる浦口さんの分だけが、そのまま残つておられた。しかし割当をやりますと行かないのです。そこで民自党の方が一人欠員になつておりますから、そちらの方へお返しを願いたいということで、その当時お話をいたしましたが、浦口さんにそのときおられなかつたかもしれません。
#75
○浦口鉄男君 新政治協議会の割当ができたときには、私はおりました。
#76
○大池事務總長 それからしばらくたつて運営委員会が開かれましたときに、特別委員会の方はどうなつているかというお話が出まして、特別委員会の方を調べました結果、そういう結果になつておつて、第九控室の方では從來の民主党の割れない前の割当で、そのままわかれているので、特別委員会の方に影響があるから困るということでお話が出まして、各特別委員会の数が一名ずつ、民主党の第九控室が損をしております。そちらへ返していただくように、できた後にその話が出まして、それをお話してあつたのですが、あなたの方には直接通じてなかつたかもしれません。
#77
○浦口鉄男君 今初めてです。これは超党派的で、三人でも四人でも、一名は割当られると承知しておりました。
#78
○大村委員長 速記をとめてください。
    〔速記中止〕
#79
○大村委員長 それではこの問題は明日まで延期いたしたいと思います。
    ―――――――――――――
#80
○山手委員 昨日の日曜娯樂版のラジオの放送は、あまりに行き過ぎだと思います。懲罰問題とかいろいろあつて、本院として自粛しなければいかん。よい自粛の材料にはなると思います。この中にもお聞きになつた方もおそらく相当あると思うのでありますが、あまり國会を傷つけ過ぎた、行き過ぎた放送が長時間にわたつてされている。これは録音なども残つているだろうし、お聞きにならない方はひとつ聞いてもらつたらいいと思いますが、委員長あたりの御意見を伺いたいのは、もう少しああいう面について、穏当な娯樂版の内容にしてもらいたいということを、申入れか何かすることがいいのではないかと思います。お聞きになつた方はぼくらの控室でもたくさんあつて、問題になつたけれども、結論的には國会議員は非常に不勉強だから、通信講座を開いて教えてやらねばいかぬということで、結論をつけたそうですが、非常に不穏当なので、できればここへ録音を取寄せて、みんなで聞いてみたらいいと思う。
#81
○土橋委員 今お話に出ているような状態なら、一應どういうものか聞かしていただいた上でやつてみなければいけない。その程度の内容で審議することはできないと思います。参考までに聞かしていただいたらどうですか。
#82
○大村委員長 御趣旨によりまして、委員長は録音を聞くようなことについて、先方と交渉いたしてみます。
#83
○林(百)委員 散会前に、明日また延びるということになると別だが、一体法案は参議院の方はどうなつているのですか。こつちへどのくらい來ますか。
#84
○大池事務總長 参議院で大きな問題で残つているのは、参政官と鉄道買収の二法案だけで、それ以外のものはほとんど來ていると思つております。こちらでは食糧確保の法案が大きなものとしては残つております。それから本日酪農が上つておりますから、それを本日上げて向うへ回せば、向うへそれが残ることになります
#85
○林(百)委員 今日の議事日程を衆議院ではたしますと、あとは問題になるようなものは量からいえばないのですね。
#86
○大池事務總長 今の三案だけが残ります。
#87
○林(百)委員 衆議院の事情からいえば、延ばさなければいかぬという事情はないようですね。
#88
○大池事務總長 食糧確保が会期中に片をつけなければならぬ状態になりまして、どの程度に審議の状況が進行しておるのか、各党の態度がどうなつているか、これは私にはわかりません。それと向うの参政官と鉄道法案の方が、どういう状態になつているかがわからぬのです。それをもしどうしても解決するというなら、やつてよろしいかということがそこで起つて來ます。会期がどうしてもなくてやむを得ない、結局審議未了になつてもしかたがないという見通しになれば、別な話であります。
#89
○大村委員長 ほかに御発言がないようでございましたら、暫次休憩いたします。
    午後五時十六分休憩
     ――――◇―――――
    午後八時二十八分開議
#90
○大村委員長 休憩前に引続いて会議を開きます。
#91
○石田(博)委員 はなはだお待たせして申しわけございません。その後におきまして諸般の折衡をいたしました関係から、私の方としてはもう一度先程申しました点に訂正をいたしたいことがあるのであります。それは日程第九の定員法、これは参議院修正を承認いたしたいと思います。日程第七と第八ば明日に延期されたいのであります。他は今まで通り態度に変更はございません。長い間待たして恐縮であります。
#92
○椎熊委員 たいへん時間を取つたのですが、與党の立場も苦しかろうと思つて、私どもがまんをしておりましたが、聞くところによると参議院は本会議をすでに散会した。これからわれわれの考えだと両院協議会等に持ち込まなければならぬものもありそうに思います。これを希望し得る案件も私どもにある。しかしながら今日はそういうものを進めて行つても、参議院が散会したのでしかたがありませんから、本会議をを開いてただちに散会して、明日に延期してもらいたい。
#93
○石田(博)委員 参議院から回付されました案件の中では、明日の中に成立しなければならない案件が大部分であります。私どもの方としてはお待たせをいたしました上に恐縮ではありますが、ぜひとも本日の中にただいま申しました二点、特に両院協議会にかけられたき希望と申される点は明日に延ばして、他の案件は本日の中に上程せられるように願いたい。
#94
○土井委員 先ほど椎熊委員からお話のありました通り、六月一日から施行しなければならない案件等もありますが、大体明日になればこれらのものは通過する見込みが十分にあるわけです。從つて今日時間も相当迫つておりますし、重要な法案は一應堂々めぐりというようなことにもならざるを得ない。そうなつて参りますと自然十二時近くになる。特にこれは議事を引延ばすとか、そういう意思は全然なくても、石田君が常に言う物理的、生理的という上から言つて、どうしても十二時近くになることは否定できないと思うのであります。そこで六月一日から施行しなければならないような案件は、明日必ずやるということにして、今日はあつさりと、椎熊君の言うように散会したらどうかと思うのです。
#95
○佐々木(秀)委員 いろいろ野党の方々も御心配なされて、この法案をできるだけ通過させたいという御意見のようでありますが、今日これから開いても十二時までかかるという御意思があるならば、あす定刻から開いても各党の関係上、その採決や何かにおいて相当の時間が、かかるのでないかと思つております。また参議院から來る法案も、こつちから持つて行かなければならない法案もありますから、今日はやれるだけやつて、明日は明日としてあらためて御相談を願うということに、議事をお進め願いたいと思います。
#96
○林(百)委員 会期延長の問題については、参議院の方から何か申入れがありましたか。
#97
○大村委員長 まだないようであります。
#98
○林(百)委員 さつき土井委員が言つたように、たとえば四、五、六は民自党の諸君は反対でしよう。そうするとやはり三分の二の問題が出て來るわけです。どうしても堂々めぐりになるわけです。そういうわけで少くとも三回か四回は堂々めぐりをやらなければいけない。そうするとどうしても二、三時間かかる。先ほど六時に運営委員会を開くというのが、どういうわけか知らぬが、民自党の諸君が出席しないので延びた。だからただいまは野党の顏も立てて、明日にしたらいいじやないですか。
#99
○石田(博)委員 いろいろ御議論がありまして、私ども折衝に時間を費しました点は、くれぐれもおわびを申し上げますが、私どもとしては、明日は明日の議事もありますので、ぜひ本日のうちにお開きを願つて、決定を願いたいと思います。すぐやれば簡單に済むと思います。
#100
○林(百)委員 少くとも三つは堂々めぐりをやるから、一時間半になる。
#101
○石田(博)委員 採決を規定通りおやり願うということは、後ほど協議するとして、私どもとしてはぜひ今日会議お開き願いたい。
#102
○林(百)委員 われわれは明日にお願いしたい。
#103
○大村委員長 このさい採決をするよりほかないと思います。本日本会議を開いて上程することに賛成の方は挙手を願います。
    〔賛成者挙手〕
#104
○大村委員長 多数。よつて石田君の動議は可決されました。
 運営委員会はこれにて散会いたします。
    午後八時三十八分散会
ソース: 国立国会図書館
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