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1947/07/29 第1回国会 参議院 参議院会議録情報 第001回国会 決算委員会 第2号
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1947/07/29 第1回国会 参議院

参議院会議録情報 第001回国会 決算委員会 第2号

#1
第001回国会 決算委員会 第2号
  付託事件
○建設省の設置に關する陳情(第三十
 六號)
○建築行政の地方移管に関する陳情
 (第四十號)
○建設省の設置に關する陳情(第七十
 二號)
○勞働省設置法案(内閣送付)
○昭和二十年度歳入歳出總決算(内閣
 提出)
○昭和二十年度特別會計歳出決算(内
 閣提出)
○昭和二十年度歳入歳出決算檢査報告
 (内閣提出)
○建設省の設置に關する陳情(第八十
 三號)
○建設省の設置に關する陳情(第八十
 六號)
○建設省の設置に關する陳情(第九十
 三號)
○建設省の設置に關する陳情(第百三
 號)
――――――――――――――――
昭和二十二年七月二十九日(火曜日)
   午前十時五十分開會
  ―――――――――――――
  本日の會議に付した事件
○分科擔當委員選定の件
○審査方針に關する件
  ―――――――――――――
#2
○委員長(下條康麿君) それでは只今より決算委員會を開會いたします。
 最初に、前囘の委員會で、分科を三分科設けまして、その御擔當者は委員長に御一任になりましたわけでありますが、委員長は各委員の御希望を伺いまして、かように決定いたしました。
 第一分科
    田中 利勝   西山 龜七
    中川 幸平   竹中 七朗
    深川タマヱ   小川 友三
    下條 康麿   山崎  恒
 第二分科
    吉川末次郎   今泉 政喜
    谷口弥三郎   小野  哲
    新谷寅三郎   山下 義信
    千田  正   西田 天香
 第三分科
    岩崎正三郎   太田 敏兄
    北村 一男   田方  進
    平野善治郎   鈴木 憲一
    伊達源一郎   帆足  計
    西園寺公一
 それで分科に主査、副主査を設けますわけでありますが、主査は理事が兼任することに前囘から決つております。何分科にどなたがなるかという問題と、副主査の御選任をして戴きたいと思います。それは散會後、各分科をお開きの上、御選定を願いたいと思います。
 この際御報告申し上げたいと思いますが、専門員と書記のことでありますが、前囘委員長に御一任になつておりますので、私の手許で銓衡いたしまして、各理事とも御相談申上げ、専門員のうち一名は、現在東京帝國大學經濟學部教授森莊三郎君に、この間まで經濟學部長をしておられましたその方が現職を辭めて、こちらに御就任願うことになりました。只今資格審査中であります。近く審議が終れば選任せられることと思います。御本人も非常な熱意をもつて決算委員會の専門員に御就任になり、一生を捧げてこの決算竝に行政機構の審査に當りたいということであります。
 それからもう一つは、書記の一人が選任ができました。これは日本大學の經濟學部の大學院に入つておりますものでありますが、非常に優秀な學生であります。今囘こちらに來て貰うことになりました吉原和孝君、これも審査が濟みまして近く任命になることと思います。この段御報告申上げます。
 この委員會に付託せられた事件は、法律案としては勞働省設置法案、決算といたしまして昭和二十年度歳入歳出総決算、竝に同年度の各特別會計歳入歳出決算が付託せられております。この他に建設省設置に關する請願が、只今のところ合せて七件陳情書が付託になつております。その外建設省設置に關する請願も出ておるようであります。
 それから、決算の審査につきまして、審査の方針というようなものを決めてから、審査にかかつた方がいいのでないかと思います。これは前囘お手許にお廻ししてある筈でございますが、それはこの委員會で審議を續けましようか、或いは小委員にでも付託いたしまして、そこで愼重に御審議をした上で改めてここで願うようにいたしますか、如何いたしましようか。
#3
○小川友三君 審査方法は小委員會によつて審査したいと思います。それから建設省問題ですが、これは財政金融委員會と合同委員會を開いて、兩委員會の緊密なる連絡の下にやつて行きたいと思います。
#4
○委員長(下條康麿君) 決算の審議の方法、例えば決算議定細則というようなものがこの前あつたようですが、こういうように審議の方針を大體決めて置きまして、それに基いて審議に入るという意味において、かような案を作るために、小委員會を設けることに御異存ございませんですか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#5
○委員長(下條康麿君) 小委員の設け方はどういうふうに……。
#6
○山下義信君 只今の小委員の員數、人名は委員長の御指名に御一任したいと思いますが、よろしくお願いいたします。
#7
○委員長(下條康麿君) 小委員の員數竝に氏名は委員長に御一任になつたものとしてよろしうございますか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#8
○委員長(下條康麿君) それでは員數は七名として、理事三名と、それから後で御選定になる副主査三名と、更に委員長を加えた七名としたいと思います。
   〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
#9
○委員長(下條康麿君) それから勞働省設置法案につきまして、實は今日は衆議院の方でもこの問題の委員會がございますので、關係大臣竝に政府委員が御出席ができないのでございます。連絡のために勞働基準局長が見えておりますけれども、御専門でないようでございますから、説明を伺うのは次囘に譲りまして、取あえずこの勞働省設置法案の取扱い方につきまして、一應皆さんと御懇談をしたいと思いますが、いかがでございましようか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#10
○委員長(下條康麿君) 速記を止めて戴きます。
   午前十時五十八分速記中止
   ―――――・―――――
   午前十一時四十一分速記開始
#11
○委員長(下條康麿君) それでは速記を初めて。勞働省設置法案の付託を受けておりまするが、この問題の取扱い方につきましていろいろ御意見もあろうと思いますから……。
#12
○山下義信君 先程懇談會がございまして各委員からいろいろ腹藏のない御意見が出ましたのであります。誠に傾聽に値すべき尊い御意見でございまして、この行政機構に關する問題につきましては、あくまで本決算委員會がその任務とするところである、その建前を堅持しまして、但し行政機構に關しまする問題は、實に及ぼすところが廣汎で且つ非常に重要なことでありまするから、本委員會といたしましても愼重審議をいたしまする上におきまして、他の常任委員會と適當なる連繋を保ち、要すれば他の關係常任委員會の意見を徴するということも大變結構である、併しながらどこまでも我が決算委員會が行政機構に關する主たる任務を有しておる、その立場はあくまで取つて行かなければならない、且つ又この決算委員會がかかる重大なる任務を持つておるということは、實は一般にそごまで認識されていない憾みもあるので、この際この決算委員會の性格を一般にまく知らしめるということも必要なことであるので、連營委員會にこの問題が取上げられる場合に當つても、その點について委員長におかれまして、適當なる御方法をお取りを願いたい、こういうふうな御意見が段々と出まして、皆各委員の意見はそれに一致いたしましたように見受けられまするので、今後本決算委員會の運用をいたして行きまする上におきましては、さような方針でお進みあらんことを希望いたします次第でございます。
#13
○小川友三君 只今山下委員から發言がありましたが、これは行政機構に關するととは決算委員會がやるごとに決つておるのであります。それは参議院規則第四節第七十四條に明確に表記せられておるのでありまして、他の委員會の意見を参考に聽くことは必要でありまするが、斷じて決算委員會でこれは決定すべきものでありまして、これは安心して我々が調査し、決定をするということに御方針を確立をして貰いたいのであります。参議院規則を讀んで裁きますと、第四節七十四條に明確になつておるのであります。
 それからこの合同委員會の問題がありましたが、それは或る委員會で廢案することができて、他の委員會で議決をしたことがあつた場合には困るということは、政府委員のお説明がありました通りでありまして、これは合同委員會を開かないでどんどん決算委員會で決めまして、そうして議會で以てこれを發表する、本會議で發表するという建前でやつて戴きたいのであります。どうかそういう工合にお願いいたします。
#14
○委員長(下條康麿君) それでは只今山下君小川君から御意見がありましたが、第一に、行政機構に關する事項は決算委員會の権限事項である、第二には、その行政機構に關する事項を調査審議するために、必要あるときは、他の適當なる委員會と連繋を保ち、その意見を徴する、第三には、併しながらあくまでも決算委員會にその権限があるということを建前にする、こういう趣旨で、この勞働省竝びにその他行政機構に關する諸般の案件を處置することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#15
○委員長(下條康麿君) さように決定いたします。
#16
○吉川末次郎君 議院運營委員會でそれが問題になつて今日の午後一時から討議されるのだと思いますが、この委員會からどなたか代表として、議院運營委員會においでになる方がいらつしやいますか。
#17
○委員長(下條康麿君) 私、議院運營委員會の委員でございます。
#18
○吉川末次郎君 それじやどうぞ一つ右の點を……。
#19
○委員長(下條康麿君) 承りました。十分に主張いたします。
#20
○鈴木憲一君 更に一名の理事さんか何かに、その席においで願うことが適當じやないかと思いますが、如何でしようか。
#21
○吉川末次郎君 許可を得て發言することができるわけでありますから、理事の方に、さつきの小野さんの御議論は大變よく整つておつたと想いますから、失禮ですが、出て戴いたらどうかと思います。
#22
○委員長(下條康麿君) それじや小野さんに御出席を願いたいと思います。
   〔「贊成」と呼ぶ者あり〕
#23
○小野哲君 實は今日は……。
#24
○山下義信君 どうぞお願いいたします。
#25
○委員長(下條康麿君) それではこれで一應お諮りすることは濟みましたが、散會後各分科會をお開き戴きまして、主査の割當、それから副主査の御決定を願いたいと思ます。それでは本日はこれで散會いたします。どうも有難うございました。
   午前十一時四十八分散會
 出席者は左の通り。
   委員長     下條 康麿君
   理事
           西山 龜七君
           山下 義信君
   委員
           吉川末次郎君
           北村 一男君
           中川 幸平君
           谷口弥三郎君
           平野善治郎君
           小川 友三君
           小野  哲君
           新谷寅三郎君
           鈴木 憲一君
           伊達源一郎君
           山崎  恒君
  政府委員
   厚生事務官
   (勞働基準局
   長)      江口見登留君
ソース: 国立国会図書館
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