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#1
第004回国会 人事委員会 第2号
昭和二十三年十二月四日(土曜日)
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○連合委員会に関する件
○淺井清、山下興家、上野陽一を人事
 官に任命することについて同意を求
 めるの件
○國家公務員法の一部を改正する法律
 案に関する件
  ―――――――――――――
   午後二時四十九分開会
#2
○委員長(中井光次君) それでは只今より委員会を開会いたします。人事官の任命に関し同意を求めるの件について、会議を續行いたします。昨日に引續きまして、御質疑がありましたらばお願いいたしたいと存じます。尚その前に昨日新給與に関する法律案が政府から提案になりまして、運営委員会においては、大藏委員会に同法案を付託することに相成りました。下交渉はいたしましたが、人事委員会でも連合審査をいたしたいと思つておりますが、大藏委員会の方より連合審査の要求がありましたならば、同意をいたしましてよろしうございますか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#3
○委員長(中井光次君) それではそういうことに決定をいたします。御質疑がありましたならばお願いいたします。
#4
○木下源吾君 昨日お願いした資料は……。
#5
○委員長(中井光次君) 只今委員長の手許まで、これ一部しかないそうでありますが、淺井さんの本と上野さんの本がここにありますから回覽いたします。尚中間でありますが、本日の委員会の議事についてお諮りをして置きますが、大体御質疑がございましたならば、只今本会議が始まる前に一つお願いいたしたいと存じます。本会議を終りましてから尚委員会を開きまして、例の第三國会から引継ぎになつておりまする問題について、即ち修正案の提出の問題につきまして御協議を願いたいと存じまするから、さよう御了承を願いたいと存じます。尚衆議院は昨日以來、未だ人事委員会が開催されないでおるようなわけであります。これも御参考に申上げて置きます。
#6
○政府委員(佐藤榮作君) いや、開催いたしまして、今休憩ですが、私の説明を……。
#7
○委員長(中井光次君) 訂正いたします。開会されて政府委員からの説明だけがありまして、休憩中になつておるそうであります。
#8
○東浦庄治君 余り御質疑がないようだつたら、衆議院の決定を待つことになさつたらどうですか。こつちでいろいろ議論しておつても……。
#9
○委員長(中井光次君) それについても私から申上げますが、本日御質疑を願いまして、御質疑が終りましたならば、衆議院が何時になるか分りませんから、本日は御質疑と、先程申上げた事案についての御協議を願いまして委員会は閉じて、明後日の午前十時に人事委員会を開いて、最後の御決定を願つたらどうかという腹案を持つております。
#10
○木下源吾君 これは長官にちよつと御参考までにお耳に入れて置きますが、どうもすらすらとあなたのおつしやるように行きそうもない空氣があるということを、十分に御承知の上一つ御努力を願いたい、こういうふうに私は希望を申上げて置きます。
#11
○政府委員(佐藤榮作君) 有難うございました。十分注意いたしまして努力することにいたします。
#12
○羽仁五郎君 今同意を求められております委員長の淺井清君のことについてでありますが、淺井清君の最近の過去における政治的な活動ということについて、私はもう少し責任を持つて知識を得る必要があると思いますので、あれは去る何日でしたか、臨時人事委員会が六千三百七円ベースを発表するかしないかということを御決定になつたときの、臨時人事委員会の速記録がおありになると思うのですが、それを是非拜見したいというふうに考えます。そのことを要求いたします。
#13
○委員長(中井光次君) 羽仁さんに伺いますが、臨時人事委員会の速記録というのは、どの性質のものですか。
#14
○羽仁五郎君 臨時人事委員会の会議は公開を原則とされておりますので、その会議の内容は一般にも知られるべきことなのでありますけれども、併し私が今要求いたしますのは、さつき申上げましたこの改訂國家公務員法によつて、人事官たる方は過去において政党的な活動がなかつたということが立証されることが必要でありますので、その点について調査の必要を感じますので、今の速記録を見たいというふうに考えるわけであります。
#15
○政府委員(佐藤榮作君) 今のお話、私もお尋ねして誠に相済まないんですが、只今の速記録とおつしやるのは、その人事院と言いますか、人事院でやつております会合の何か速記録があるかと、こういうお話でございますか。國会の関係ではないんですね。
#16
○羽仁五郎君 國会ではないんです。臨時人事委員会が、あれは何日でしたか、日をはつきり申上げればいいと思いますが、六千三百七円ベースを発表された日がありますが、その日にそれを発表するか否かということで、臨時人事委員会で人事委員会を持たれて、その結果二対一で発表するということを御決定になつたようです。その間の事情が明らかにされる必要があると考えますので、その会議録或いは速記録、今のどういうふうにして二対一ということが決定されたかということを是非知りたいというふうに考えますので、そういう意味です。
#17
○政府委員(佐藤榮作君) 只今のお申出でに対しまして、私実は人事院の内部のことはよく分らないのでございますが、御要求のありましたことを人事委員会に傳えまして、ありますれば、こちらの方へ出すようにいたしたいと思います。
#18
○委員長(中井光次君) 人事官の同意を求める件についての御質疑がなければ、この問題についての審査はこの程度にいたしまして、次の問題に移りたいと思いますが、如何でございますか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#19
○委員長(中井光次君) それでは御質疑はこの程度に止めまして、次に前國会におきまして関係筋のOKを得ました修正案の取扱いについての御協議をいたしたいと存じます……それでは本会議のベルが鳴りましたから、暫く休憩いたします。
   午後二時五十九分休憩
   ―――――・―――――
   午後四時十五分開会
#20
○委員長(中井光次君) 休憩前に引續きまして委員会を開会いたします。先程打合会でお打合せいたしました通り、國家公務員法の一部を改正する法律案に対する本委員会の修正案の取扱いでありまするが、御手許に配つてありまする要綱の、
 一、第二條第三項に左の二号を追加する。
   十三、連合國軍の需要に應じ連
   合國庫のために労務に服する者。
   十四、人事院の指定する公團の
   職員(この規定は昭和二十四年
   三月三十一日限りその効力を失
   う。)
 二、現行法第五條第二項削除。
 三、第九十八條第四項中警察職員の
  次に「國会職員たる衞視」を加う
   。
 四、第百九條の第一号を削除する。
 この第三の、第九十八條第四項中警察職員の次に「國会職員たる衛視」を加うだけを、今回の提出につきましは除きまして、第一、第二、第四の修正案を骨子とすることに皆さん御異議はございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#21
○委員長(中井光次君) ではそういうことにいたします。そうしてこの提案者はどういうことにいたしますか。ちよつと速記を止めて。
   〔速記中止〕
#22
○委員長(中井光次君) それでは速記を始めて。
#23
○宇都宮登君 只今の委員長の説明に賛成であります。先回修正意見を出しました中で、第三の第九十八條だけを削り、第一、第二、第四、この第四を第三にして、修正案を提出することにいたします。この修正案は明後日の正式の委員会におきまして、法文化したものを再提出いたして、皆さんの御賛成を得たいと思います。
#24
○委員長(中井光次君) それでは只今宇都宮委員からお話がございましたように、大体今の三項目を以て修正案の骨子とするということで、御異議がないようでありますから、委員長の手許におきまして法文を作成いたしまして、明後日正式に御決定を願うようにいたしたいと存じます。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#25
○委員長(中井光次君) それでは委員長、理事にその間の交渉をお委せ願います。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#26
○委員長(中井光次君) 他に御発言はございませんか……それでは本日はこれを以て散会いたします。
   午後四時二十四分散会
 出席者は左の通り。
   委員長     中井 光次君
   理事
           木下 源吾君
           小串 清一君
           宇都宮 登君
   委員
           北村 一男君
           木檜三四郎君
           佐々木鹿藏君
           大山  安君
           寺尾  博君
           羽仁 五郎君
           岩男 仁藏君
  政府委員
   内閣官房長官  佐藤 榮作君
ソース: 国立国会図書館
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