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1948/12/22 第4回国会 参議院 参議院会議録情報 第004回国会 大蔵委員会 第9号
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1948/12/22 第4回国会 参議院

参議院会議録情報 第004回国会 大蔵委員会 第9号

#1
第004回国会 大蔵委員会 第9号
昭和二十三年十二月二十二日(水曜
日)
  ―――――――――――――
  本日の会議に付した事件
○復興金融金庫法の一部を改正する法
 律案(内閣提出、衆議院送付)
○製造たばこの定價の決定又は改定に
 関する法律の一部を改正する法律案
 (内閣提出、衆議院送付)
○大藏省預金部特別会計外二特別会計
 の昭和二十三年度における歳入不足
 補てんのための一般会計からする繰
 入金に関する法律の一部を改正する
 法律案(内閣提出、衆議院送付)
○公認会計士法の一部を改正する法律
 の一部を改正する法律案(衆議院提
 出)
  ―――――――――――――
   午後六時開会
#2
○委員長(櫻内辰郎君) これより大藏委員会を開会いたします。議題は復興金融金庫法の一部を改正する法律案であります。今までは予備審査でありましたが、今晩から本審査でありますから、さよう御承知置きを願いたいと存じます。御質疑がありましたらこの際にお願いをいたします。
#3
○波多野鼎君 復興金融金庫の問題につきましては、当委員会で小委員会を設けて、機構の改革その他の運営の改善などにつきまして調査研究をしておるのでありますが、この小委員会で明かになつたことは、関係各廳の間で復金の機構の改革の方針についていろいろ打合せをしておる、その打合せした結果或る程度の意見の一致を見たというものを我々報告を受けたわけであります。つまり復興金融金庫法の法律の改正によらないで、つまり事務規定の改革というようなところでやれる程度のものでありますが、とにかくその程度のものについて或る範囲内の問題では意見の一致を見たということを言つておる。ところがその後この改革の仕事が……、その程度の改革の仕事もまだ進んでおらないように思うのですが、現在ではどのような状態になつておるか。又今後の見透しはどうかという点について政府側の説明を一應求めます。
#4
○政府委員(愛知揆一君) 復興金融金庫制度の暫定的の改組につきましては、只今波多野委員の御指摘の通り、私共といたしましては、政府部内で十一月の十一日に最大公約数とでも申しまするような関係各省の意見の一致を見たのでございますが、これを実は関係方面との間で合同会議を爾來ずつと開催いたしておるわけであります。それで現在までの経過といたしましては、大体十一月三十日に一應の全体会議を終りまして、只今関係方面の指示のあるのを待つておるような状況でございます。從いまして極く最近の機会に正式に決定され、そうして日本側の措置としては、その或るものについては復興金融委員会の決定を修正する必要のあるもの、それから復興金融委員会の通知を発する必要のあるもの、或いは又事実上復興金融金庫当局において措置すべき事項等に分けられるのでありますが、正式にこれでよろしいという指示がございましたならば、直ちに実施に移るような態勢になつておるわけでございます。尚その際申上げましたごとく、復金の増資の問題につきまして、原則として当初から政府拂込みを徴することにしたい、或いは又今後の債券の償還は必らず現金償還するようにいたしまして、その場合に公債の発行を認めたらどうかというような案につきましては、これは根本的な二十四年度の財政方針の編成の問題とも関連いたしまするので、この方は前回の書類の上では備考として御説明いたしましたが、この方はその後審議が進んでおりません。その点も附加えて置きたいと思います。
#5
○波多野鼎君 そうしますと、関係方面の了解を近日中に得られる見透しであるわけなんですね。
#6
○政府委員(愛知揆一君) そうでございます。
#7
○波多野鼎君 從來から復金の問題について、融資の問題が起る度に復金機構の改革を早くやれというような希望的な意見がいつも出ていたのです。今度の増資と言いますか。この問題に関しましても、この委員会で、仮にこれを承認するといたしますれば、私の意見としては是非とも機構の改革、並びに運営方針の改善という点が近く行われるということを信頼しない限り、なかなかこれを承認するということができないような心境なんです。そこで政府側においては責任を以て近日中にこの機構の改革並びに運営の改善ということをやるというような御返事を頂きたい。こう思うのですが。
#8
○政府委員(平岡市三君) 波多野さんの御趣旨に副いまして、責任を以てやるつもりであります。
#9
○小川友三君 もう復金問題については、前大臣の波多野先生を委員長としまして、十二分に愼重審議をいたしたのであります。又今回のこの改正法律案につきましては、諸般の事情もありまして、百億の増資に対してはいろいろ御意見もありましたが、すでに衆議院を通過いたしておりますし、今日も深夜に正に迫ろうとしておりますので、この辺で審議を打切りまして討論に入りたいと思います。お諮りを願いたい。
#10
○委員長(櫻内辰郎君) 小川君の御発言通り、質疑を打切りまして、直ちに討論に移ることに御異議はございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#11
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議なしと認めます。
#12
○小川友三君 この度衆議院を通過しましたこの復金の改正法律案につきましては、増資の点におきまして相当欠くるところがあるだろうとは思いまするけれども、現在の日本の状況から申しまして、先ずこの辺でこの原案に対し全面的に賛成したい。かように考えます。
#13
○委員長(櫻内辰郎君) 只今より討論に入りますが、賛否を明かにして御発言を願いたいと思います。他に御発言はございませんか……他に御発言もないようでありますから、討論は終了したものと認めて、直ちに採決をいたします。原案通り可決することに賛成のお方の御挙手を願います。
   〔挙手者多数〕
#14
○委員長(櫻内辰郎君) 多数と認めます。よつて本案は可決と決定いたしました。尚本会議における委員長の口頭報告は、委員長において本法案の内容、委員会における質疑應答の要旨、討論の要旨、及び表決の結果を報告することとして御承認を願うことに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#15
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないと認めます。それから委員長が議院に提出する報告書に多数意見者の御署名を願いたいと存じます。
  多数意見者署名
    波多野 鼎  九鬼紋十郎
    森下 政一  米倉 龍也
    伊藤 保平  黒田 英雄
    松嶋 喜作  小川 友三
    高瀬荘太郎
#16
○委員長(櫻内辰郎君) 御署名漏れはありませんか……御署名漏れなしと認めます。
 次は、製造たばこの定價の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案であります。これを議題といたしたいと存じます。御質疑がありましたら、この際お願いいたしたいと存じます。
#17
○小川友三君 煙草の値上げに対しましては、特に勤労大衆に配給するという煙草に関しておりますので、本議員は再々開かれました本委員会におきまして、値上げに対しまして絶対に反対の意を表して参つたのであります。この増收が三十億という巨額に達しておりますので、この及ぼします影響は勤労大衆に対しまして、非常なる打撃を與えるのであります。今回賃金ベースは改訂をされましたけれども、その改訂が、税金を差引いた場合に大した收入にはなりませんのでありまして、勤労大衆の生活苦というものは、依然として、今後継続をさられるという運命にあるのであります。そこで何とかして煙草の販賣店の増加ということを中心にしまして、政府にもお願いを申上げまして、そうしてこの三十億という穴うめをしたいという主張をして参りまして、前の大藏大臣並びに今の政務次官も、これにつきまして大いに拡張するというお答えはあつたのであります。そこでこの拡張をすれば、当然これは値上げせずに済むであろうというような考を持つておりまするが、とにかく公務員の賃金ベースを上げるために、追加予算というものが計上をされておりますが、非常に政府も苦しい立場におるということは十分に分るのであります。併し政府は物價改訂をしない。それは一般の物價改訂はしないが、煙草は上げるのだというような答を政府はいたしておりますけれども、煙草の値上げが一般の物價に影響をする。特に闇物價に対しまして、たとえ二割でも一割でも影響するということは、八千万に近い同胞の生活全体に及ぼすのでありまして、この問題は極めて愼重を期する必要があろうと信ずるのであります。そこで聰明な政府代表の方々がいらつしやいますのでありまして、これは販賣店の増加によりまして、断じて煙草は赤字にならないという自信を持つておりますので、これにつきまして、政府が販賣店をどのくらい増加するお考えがおありでございますかどうか。そのお漏らしを賜わりまして、それから質問を申上げたいと思つております。特に現在の勤労大衆の苦脳につきましては、政府の御当局は勿論のこと、私共はできるだけ勤労大衆の幸福を、親の氣持になつて、親が子を愛する偉大なる情熱を発揮して、勤労者の生活擁護のために、幸福を擁護するために私は立たなければならない。かように思つておるのでありますが、政府の御所見を、極めて熱心に突つ込んだ御研究をなされました御所見を拜聽したいと思つております。
#18
○政府委員(原田富一君) 煙草の販賣店を増加するというお話しは、私共十分その点を考えておつたのでございますが、今ここで現在の店舗数をどのくらい殖やすという具体案は、今持つておりませんけれども、御趣旨を体しまして、十分研究いたしたいと思つております。
#19
○委員長(櫻内辰郎君) 他に御質疑はありませんか。
#20
○米倉龍也君 簡單なことを、二つ程お尋ねいたしたいのですが、若し前にそういうお尋があつて、お答弁があつたといたしますれば、そうおつしやつて頂けば、後で速記録を拜見いたしますから、よろしうございます。その一つは、煙草は結局今生産が從來のように行つていないということが現状で、そのために特別價格のようなものを拵えて、増收を図らなければならないのでありますで、煙草の増産ということが考えられなければならん。この増産が戰前のような状態に復するまでに、何年くらいの計画を以ておやりになつておるか、いずれこれはそういう計画がおありと思うのであります。工場の荒廃によつて生産がなくなつて來ておるのでありますので、この工場の修理或いは増強ということと、それから原料である葉煙草の生産というものと照應されて、計画があろうと思いますからして、戰前のような状態にどのくらいな計画手数を以ておやりになつておるかというこの点、煙草を製造するために、只今申しましたように、葉煙草の増産が第一必要だと思うのであります。この葉煙草の増産についての御計画も、当然それとマッチするわけでありまするが、今地方におきましては葉煙草の生産については、相当農村に意欲が高まつて來ておると思います。殊に関墾地帶などに葉煙草を作つて見たい。一時食糧関係などによつて葉煙草の生産が減退いたしたのでありまするが、今申しましたように、新らしく開墾されたような所に、新らしい産地が希望されて來ておることを、私共は農村において見ておるのであります。相当に希望がありますにも拘わらず、いろいろの関係から專賣局としては、それを許しておらないというような面もあるように思われるのであります。新らしい作物をこの際農村に普及し、新らしい産地を作るということが、結局安い煙草を國民に沢山提供するという結果に相成ると思うので、その点について葉煙草の増産について、相当積極的に今後お進み下さることができるかどうか、お伺いしたい。
#21
○政府委員(原田富一君) 現在の煙草の供給数量は、本年度五百五十億本、戰前の最高の製造能力が一ヶ年八百億間ですから、大体七割程度というところです。戰争によつて災害を受けまして、一番ひどく減つたときは、大体三百五十億本くらいの能力になつてしまつた。それで私共はできるだけ早く復旧いたしたいと思いまして、いろいろ計画を立てて、関係方面とも連絡を取つてやつておるのですが、これはそのときどきの予算の問題、それから資材の問題等がありますから、政府としてちやんとした計画を、本当に確定した計画を立てておるわけではまだありませんが、私共專賣局事務当局として考えておる計画を申しますと、二十五年度末には八百億本の能力にまで持つて行く案を立てております。現在はそれで進んでおります。そうしまして二十六年は八百億本を作るようにしたい。こういうことで進んでおります。予算の関係も先程申しましたようにありますが、できるだけそれでやつて参りたい。それから葉煙草の問題、これは戰前一番作りましたときが、全國で五万町歩でありますが、実際のところは五万町歩をちよつと欠けまして四万九千町歩になります。それでそこから收穫いたしました葉煙葉の量が、約九千万キロを超えております。一億はちよつと切りましたが、九千万キロであります。ところでこれは戰争末期、それから戰争直後は食糧関係で非常に減りましたのですが、一番少なくなつたのが昭和二十一年度の二万町歩。それであの当時やはり一般には相当煙草は出ておつたのですが、それは從來ありましたストックを使つてやつておつた。煙草は御承知のように二年ぐらいストツクしておいて使うのが品質的に一番いいのですが、段々ストックは使い果しまして、現在は殆んど端境期にはストツクがない。本年取りました葉煙草を今政府が買上げておりますが、これは一月には使えるようになつております。非常にストツク関係では苦しいのでありますが、その後段々増産を來して参りまして、昨年度は四万町歩を作り、本年度は五万町歩を作りました。そうして本年度は今買上げておりますが、一應本年度の收穫の予定では八千万キロの予定でありますが、最近の買上げの状況を見ますと、八千万キロを相当突破する見込みでございます。そうしますと、原料関係で本年度だけを申しますと、戰前に近い数字になつておるのであります。製造能力はむしろ超えるくらいできると思います。そうしますとストツク関係も余程樂になると思うのです。それで今後の葉煙草の生産計画の問題でございますが、大体八百億本なり、九百億本程度の量が大体の私共の見方として需給のバランスが取れるのじやないかと思いますが、その程度と申しますれば、大体五万町歩前後で、肥料も相当できれば尚増産が考えられますので、いいのでありますが、これは煙草の関係だけを申しますと、増産いたしたいと思うのでありますが、一面食糧との問題もありますので、煙草の耕作の面積を決めるときは、農林省ともよく連絡を取つてやつておるのであります。大体私共の見透しといたしましては、五万町歩で当分続けて行つたらいいのではないか、こういうふうに考えております。それからもう一つ、量の点で増産することも大事でありますが、質を成るべくよくしたい。これはやはり煙草の適地がそれぞれありますもので、そういう面も考えて進んで参りたい、こういうふうに考えております。
#22
○小川友三君 丁度專賣局長官がお見えになつておるのでお伺いいたしますが、煙草の増收という意味で、外國には喘息煙草というのがありますが、喘息煙草というようなものを作つて、喘息には非常にいいのですが、それから風邪引きを予防するユウカリを入れた風邪引き予防の煙草を作るとか、喘息を直す喘息煙草というようなものを作る計画を立てまして、これで百億ぐらいの増收は雜作ないと思いますが、これの御研究を頂きたいと思いますが、御所見をお伺いいたします。
#23
○政府委員(原田富一君) その方も十分研究いたしたいと思います。
#24
○委員長(櫻内辰郎君) 他に御質疑はございませんか。
#25
○小川友三君 議事進行について……本案につきましては、衆議院を通過したそうでありまして、この辺で質疑を打切りまして、討論に入りたいと思いますが、お諮り願いたいと思います。
#26
○委員長(櫻内辰郎君) 小川君の御発言のごとくに、質疑を終局して討論に入ることに御異議はございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#27
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議なしと認めます。討論に入ります。御発言の方は、賛否を明らかにしてお述べを願いたいと存じます。
#28
○小川友三君 製造たばこの定價の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案でありますが、政府の所信を承わつて見ますると、相当非常に研究せられ、善処しておられまするので、あと欠陷は、行政面において政府にお任せしたいと、かように思いますので、衆議院を通過した本案に対しまして、賛成をするものであります。
#29
○委員長(櫻内辰郎君) 他の御発言はございませんか。
#30
○木村禧八郎君 私は本案に反対するものであります。その理由の第一点は、配給煙草であります以上、これは配給制度というものの根本が、成るべく安く消費者に分けるというのが建前であると思います。この配給煙草の値上げによつて、財政收入を増すことは、配給制度それ自体と矛盾すると思うのです。それが第一点です。それから反対の第二点は、三十億の收益減を補うために配給煙草の値上をするというお話ですが、結局これは財源の問題に帰すると思います。他に財源があれば値上げせずに済むわけですが、財源がないかと言えば、他にあると思うのです。それについて、細かいことを今ここで申述べる暇がありませんが、そういう財源捕捉の努力をしないで、そうして非常に安易な大衆負担に直ぐなるところの煙草値上げをやることについては反対であります。それから反対の第三点は、配給煙草の値段を引上げても、必らずしも三十億收益が浮くということは保証できないと思うのです。「ピース」なども値上げした結果は賣れ行き不振である。これは明らかに價格面における專賣当局者の失敗であると思うのです。むしろなぜ「ピース」あたりの値段を引下げて、そうして賣れ行きを多くして收益増加を図らないか。我々はその点了解に苦しむわけなんです。それから最後の点は、政府委員のお話によりましても、密耕作というものが非常に多くなつて來ておる。その取締りが非常に困難になつておる。從つて煙草値上げの結果、闇煙草がやはり氾濫することになつて、むしろそれを助長するのじやないかと思うのです。これを取締ができないとすれば、却つて弊害が多くなる。それから最後にもう一つ、賃金ベースとの関係において、配給煙草の値上をするということは、やはりそれだけ賃金ベースを上げた意味を減殺すると思うのです。その影響は、大きくはないかも知れませんが、建前から行けば、賃金ベースとの関係上、やはり大衆負担をさせる形において財政收益を多くするという点は矛盾すると思うのです。以上のような諸点から考えまして、本案には賛成いたし兼ねるわけであります。
#31
○委員長(櫻内辰郎君) 他に御発言はございませんか……御発言もないようでありますから、討論は終局したものとして、直ちに採決に入ります。原案通り可決することに賛成の方の御挙手を願います。
   〔挙手者多数〕
#32
○委員長(櫻内辰郎君) 多数と認めます。よつて本案は可決と決定いたしました。尚本会議における委員長の口頭報告は、委員長において、本法案の内容、委員会における質疑應答の要旨、討論の要旨及び表決の結果を報告することとして御承認を願うことに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#33
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないと認めます。それから委員長が議院に提出する報告書に多数意見者の御署名を願いたいと存じます。
  多数意見者署名
    九鬼紋十郎  高橋龍太郎
    米倉 龍也  小川 友三
    伊藤 保平  黒田 英雄
    松嶋 喜作  高瀬荘太郎
#34
○委員長(櫻内辰郎君) 御署名漏れはございませんか……御署名漏れなしと認めます。
 次は、大藏省預金部特別会計外二特別会計の昭和二十三年度における歳入不足補てんのための一般計会からする繰入金に関する法律の一部を改正する法律案を議題としたします。御質疑がございましたらこの際お願いいたします。
#35
○小川友三君 これは非常に長い法律案ですが、省略しまして、この法律案と申しますが、この法律案につきましては、すでに数回以上委員会を開きまして愼重に審議した筈でありますので、質問を打切りまして、直ちに討論に入りますことをお諮り願います。
#36
○委員長(櫻内辰郎君) 小川君の御発言がございまするが、御発言通りに質疑を終局して、直ちに討論に入ることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#37
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議なしと認めます。討論に入ります。御発言の方は賛否を明かにしてお述べを願いたいと存じます。
#38
○小川友三君 本案に対しましては全面的に賛成いたします。
#39
○委員長(櫻内辰郎君) 他に御発言をございませんか。御発言もないようでありますから、討論は終了したものと認めて直ちに採決に入ります。原案通り可決することに賛成のお方の御挙手を願います。
   〔総員挙手〕
#40
○委員長(櫻内辰郎君) 全会一致と認めます。よつて本案は可決と決定いたしました。尚本会議における委員長の口頭報告は、委員長において本法案の内容、委員会における質疑應答の要旨、討論の要旨及び表決の結果を報告することとし、御承認を願うことに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#41
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないと認めます。それから委員長が議院に提出する報告書に多数意見者の御署名を願いたいと存じます。
  多数意見者署名
    黒田 英雄  松嶋 喜作
    伊藤 保平  九鬼紋十郎
    森下 政一  木村禧八郎
    小川 友三  米倉 龍也
    高橋龍太郎  高瀬荘太郎
#42
○委員長(櫻内辰郎君) 御署名漏れはございませんか……御署名漏れなしと認めます。ちよつと速記を止めて。
   〔速記中止〕
#43
○委員長(櫻内辰郎君) 速記を始めて。只今より御審議を願いまする議題は、公認会計士法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案でありまして、附則中「公布の日から」を「昭和二十四年四月一日から」に改める。「附則、この法律は、公布の日から施行する。理由、第四回國会で成立した公認会計士法の一部を改正する法律の施行期日は、昭和二十四年四月一日とする必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。」衆議院の大藏委員長がお見えになつておりますから、衆議院からのこれは回付案でありますから、島村委員長の御説明を願いたいと存じます。
#44
○衆議院議員(島村一郎君) 先程御休憩中にちよつとかいつまんで御説明申上げたのでありましたが、実はこれは昨日関係方面との折衝をいたしました結果、いろいろの事情があるから、この公布の日からを四月一日と改めるようにというお話がございましたので、私共衆議院の方といたしましては、大藏委員全員が共同で提案いたしたものでございます。それで只今本会議を通りまして、こちらへ御付託になりました次第でございます。尚詳しく申上げるのも如何かと存じますので、誠に簡單でありますが、これを以ちまして趣旨弁明といたしたいと存じます。
#45
○委員長(櫻内辰郎君) 御質疑はございませんか。
#46
○小川友三君 衆議院の大藏委員長の島村先生から諸般の事情を拜聽いたしましたので、これは直ちに討論にお入り願います。
#47
○委員長(櫻内辰郎君) 外に御質疑はございませんか。外に御発言もないようでありますから、直ちに討論に移ることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#48
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないと認め、討論に入ります。御発言の方は賛否を明かにしてお述べを願います。
#49
○小川友三君 衆議院送付の原案に賛成をいたします。
#50
○委員長(櫻内辰郎君) 外に御発言はございませんか。御発言もないようでありますから、討論は終了したものと認めて、直ちに採決いたします。衆議院より回付されました原案通り可決することに賛成の方の御挙手を願いたいと存じます。
   〔総員挙手〕
#51
○委員長(櫻内辰郎君) 全会一致と認めます。よつて本案は可決と決定いたしました。尚本会議における委員長の口頭報告は、委員長において本法案の内容、委員会における質疑應答の要旨、討論の要旨及び表決の結果を報告することとして御承認を願うことに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
#52
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないと認めます。それから委員長が議院に提出する報告書に多数意見者の御署名を願いたいと存じます。
  多数意見者署名
    天田 勝正  九鬼紋十郎
    森下 政一  高橋龍太郎
    米倉 龍也  木村禧八郎
    小川 友三  伊藤 保平
    黒田 英雄  高瀬荘太郎
#53
○委員長(櫻内辰郎君) 御署名漏れはありませんか……なしと認めます。本日はこれにて散会いたします。
   午後六時四十八分散会
 出席者は左の通り。
   委員長     櫻内 辰郎君
   理事
           波多野 鼎君
           黒田 英雄君
           伊藤 保平君
           九鬼紋十郎君
   委員
           天田 勝正君
           森下 政一君
           油井賢太郎君
           高橋龍太郎君
           木村禧八郎君
           米倉 龍也君
           小川 友三君
  衆議院議員
   大藏委員長   島村 一郎君
  政府委員
   大藏政務次官  平岡 市三君
   大藏事務官
   (銀行局長)  愛知 揆一君
   專賣局長官   原田 富一君
ソース: 国立国会図書館
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